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小説の走り出し https://profile.ameba.jp/ameba/tcadc3/

個人的な小説を紹介しています。

初めまして、世界的COVID-19の大流行により、自宅に引きこもる時間が増えました。そんな時間を少しでも前向きに過ごせるよう、小説を書いてみようと思いました。もし、目を通していただける方がいらっしゃれば、幸いです。

Nick2021
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2021/01/06

  • 砂の惑星

    「ひとは死んでいる時間のほうが圧倒的に長いでしょう。だから、わたしは死んでいる時間のことをいつも考えている。だって今生きている時間なんて、ほんの一瞬で終わって…

  • sora

    天空を見上げて思わず見惚れた総べるものの雄々しく気高い姿一羽の鳥。鷹か鷲か、肉を食らう猛禽に違いない暮時の赤々した空に、ゆったりと弧を描き舞っている 鰐の目玉…

  • はっぴいでい⑦ 黄昏

     夕日が沈んでいく燃ゆる波面に カモメたちが彼方に去っていくどこに帰るっていうのよ帰る場所があるって幸せなこと 旅先のホテルのお湯が出ないのが唯一の不満地中海…

  • 転生の技法 La réincarnation (retour dans la chair)

          日付を跨ぐ前にしかるべき儀式を終える必要がある今日の私が死んで明日の私が生まれてくるために眠る瞬間に目下の生が終わり新しい生と共に目を覚ますーシル…

  • 2023/02/05

    シーズン1 第八話 ( in the dream )ー自己閉塞への逃避ーきゅるきゅるきゅるきゅるきゅるきゅる彼らは歌っている。きゅるきゅるきゅるきゅる卵のなか…

  • はっぴいでい⑥ 傷心旅行

    何だか気分を変えたくて 旅にでることにしました いままで行ったことのない 遠くへ できるだけ遠くへ こんな嫌な自分とはさよならをするのです そして新しい自分を…

  • はっぴいでい⑤

    はあ~ はあ~ ため息ばっかり 彼から 今度会いませんか? って思わせぶりな誘いがあって その後なぜか音信不通 かれのいないネトゲの世界なんて なにも面白くな…

  • シン・キャベツとわたしの旅 can u redo?

    熱いなあ、うんと熱いやあ頭のなかがぐつぐつ煮えたぎっているみたいこの調子じゃ3時のおやつまでに脳はすっかりどろどろになっちゃうよ いやねえ、あなたに脳みそなん…

  • はっぴいでい④ サザエさん症候群

    休日が終わっていきますサザエさん症候群ですこの週末独女のわたしは一歩も家を出ずお日様☀️の光も浴びずネトゲをやっていました彼がオンラインになった形跡はなくだか…

  • 逃亡の果て

    陽光は影のまま歴史に埋没するはずの人間の運命を気まぐれに弄ぶ。熱射線を避けつつ民家や並木の作り出す陰を求めて先を急いだ。じりじりと照らす太陽に皮膚が焼かれ汗は…

  • はっぴいでい③ あんはっぴいでい

      物事はうまくいかないものですね 二日酔いです。。。頭痛い 昨日の午後はどうしても早く切り上げたかったのにどこでどう間違ったのか発注ミスが起こって 発注先(…

  • はっぴいでい②

      朝起きて、さっそく確認しました うふふ(*^^)v 彼からのメッセージが届いていました こんな幸せことってありません(´;ω;`) わたし、アラサー陰キャ…

  • はっぴいでい①

    今日は朝からちょっぴり嬉しいことがありました♡ なんと!? アラサー独女のわたしにも久しぶりに春の訪れの予感 実は、、、 いま気になっている人と、、、 今度二…

  • 私のおしまい

    私が撲殺されたのは88歳の誕生日を子どもや孫たちに祝ってもらった翌週のことでした。 生まれは昭和7年。1934年です。出身は栃木です。6人兄弟の末っ子でした。…

  • シン・キャベツの詩

    2022年8月21日 自動登録キャベツの歌を聞いてください。私たちは大地に根を張り、健やかに育つキャベツです。キャベツ畑。よく見ると人間の脳のように見えますが…

  • バコンクロワ

    ある朝、カレゴロ砂丘の村の長老はバコンクワロが夢に出てきた感動を抱えて目が覚めた。  バコンクワロというのは、西アフリカ、サハラ以南の砂漠地帯に生息すると言…

  • シーズン2 第-1話 Greyの挿話

    シーズン2 第-1話 Greyの挿話ローズさんこんにちは。配管工のGreyです。覚えていますか。じつはあの時、ぼくは宇宙船のなかで、未来歴史教科書を見つけてい…

  • キャベツとぼくの旅

    「ああ 熱いよ。熱い。頭のなかがぐつぐつ激しく煮えたぎっている。この調子では世界中のありとある脳はすっかりどろどろの液体となって沸騰してしまうだろうな。父親の…

  • Cabbage Fantasy 1

    One day, when I got home from work and looked in my mailbox to find an A4-sized…

  • クリスマス

    その日はクリスマスでした。前日、私は将来を誓いあっているはずの彼と素敵なクリスマス・イブを過ごそうと思って息巻いていました。ところが、プレゼントとケーキも買っ…

  • クリスマス・イブ

    その日はクリスマスイブで、同棲している彼と家で過ごすことになっていました。私は仕事を早めに切り上げて、駅のデパートにプレゼントを探しにいきました。彼は物欲のな…

  • つまごいキャベツたちの闘争

     太陽の光は汚物に過ぎない人々を歴史の表舞台へと引き寄せる。 全世界を照らすその素晴らしい光、あるいは神秘的で神聖な姿で、父のようにユーモアを交えながら人類の…

  • 大陸

    ある朝、ぼくはいつものように満員電車に乗って出勤したのですが、ふと、会社をさぼってみたい衝動にかられて、途中で降りました。ぞくぞくした感じが胸の奥に沸き起こり…

  • 車窓から

    渋滞にはまった。窓の外を見る。側溝に溜まった泥を掻き出す筋肉質の男がいた。男は上着を脱いで銀のネックレスを身につけていた。太陽は高い位置から銀細工を輝かせた。…

  • 原始のレクイエム

     夏の夕暮れでぼくはセンチメンタルな気分になりました。 ぼくが悲しまないで済むように蛙の池で、パパはポエムをひねり出しました。パパは霊感によって詩を生み出しま…

  • セブンティーンの私

    私は月を見ました。いきなり、夜空を。 私は自転車に乗っています。クラブ活動からの帰り道、自転車に乗って田舎道を走りました。帰りの車が一台ずつ通り過ぎます。 弾…

  • マンゴージュース

    目の前に白いマグカップがあります。 カップの底で残ったマンゴージュースの黄色い液体が乾いて固まりそうです。マグカップをできるだけ早く流しに持って行き、洗いたい…

  • 油を飲む人

     彼はいつも油を飲んでいた。彼は好んで油を飲んでいた。油を飲むと皆腹を抱えて笑った。油は彼を元気にしたし、皆を幸せな気分にした。 彼は少し神経質なところがあっ…

  • 逃亡の果て

    陽光は影のまま歴史に埋没するはずの人間の人生を気まぐれに弄ぶ。熱射線を避けつつ民家や並木の作り出す陰を求めて先を急いだ。じりじりと照らす太陽に皮膚が焼かれ汗は…

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