“不妊治療だけが妊娠に至る道ではない”をモットーに、カウンセリング等を通して妊娠を希望される方に寄り添いつつ、より自然に近い形で妊娠するためのお手伝いを続けています。妊活中のあなたの力になるような記事を書き綴ります。
今から10年ほど前に、 『35歳からの妊娠スタイル』 という本を出しました。 この本の中で私は、 「体内インフラ」 「体外インフラ」 という言葉を使っています。 今にして思えば 「体内インフラ」はその後発展して、 「卵巣セラピー」になりました。 現在の「不妊ルーム」のフォローアップは、 「卵巣セラピー」なしに、 ありえないのではないかと思うほどです。 それは結婚年齢の高齢化、 妊活開始年齢もあがってきておりますので、 卵巣を大切にすることが 本当に大切になってきているからです。 また『35歳からの妊娠スタイル』の中では、 当院で最高齢の47歳で妊娠されて、 48歳で出産された
一人目は無事出産したものの、 第二子を望んでもなかなか妊娠できない。 「不妊ルーム」では、 そんな相談をよく受けます。 今は世の中がある種の 「不妊治療ブーム」になっていることもあり、 二人目ができないという理由で、 治療を受ける人は増えています。 この二人目不妊も、 お話しをうかがってみると、 悩みはさまざまなのです。 一人目は女の子だったので、 二人目は男の子をとか、 一人っ子より兄弟のいるほうがいい と思うからとか。 きっと周りの方は 「ひとりいるんだから、いいじゃない」 と思うでしょうが、 私がお会いしてお話しを聞いている限りでは、 赤ちゃんがほしいという願いに、
発売中の『週刊女性』最新号に 「不妊ルーム」が掲載されています。 「体外受精だけが妊娠に至る道ではない」 「卵巣ケアの大切さ」 など、 私の主張を取り上げていただきました。 WEB版『週刊女性プライム』でも公開しています。 この記事を多くの皆さん方に読んでほしいと思っています。 2100組以上を妊娠に導いた内科医が語る不妊治療の違和感「高度生殖医療だけがすべてではない」(週刊女性PRIME) - Yahoo!ニュース 日々、新しい技術が開発され、日進月歩の不妊治療。しかし、「高度生殖医療だけがすべてではない」と、放生先生は警鐘を鳴らす。 news.yahoo.
メディアの流す最新情報に 右往左往しないで、どんと腰を据えて、 妊娠力を高める「普通の」生活を送ることこそが、 妊娠への大切な道なのです。 しかし、 メディアのせいばかりかというと、 私はどうも違うなという気もしています。 新しい治療法がどうこういう以前に、 「不妊治療」が流行のようになっている という感じがしているのです。 世の中はどんどん便利になってきています。 スイッチひとつで生活空間が快適になったり、 インターネットを利用して、 24時間ほしいものが手に入ったります。 銀行に行かなくてもお金が動かせるし、 家事の機械化によって 主婦にも自分のための時間が増えまし
メディアというのは、 テレビ、新聞、雑誌を問わず、 新しい話題を提供しないと 視聴者なり、読者なりを ひきつけることはできません。 ビジネスの側面がありますから、 売り上げ、視聴率が大切です。 そのため、 たとえば「不妊に新しい治療法!」 などという情報が流れると、 ワッとそちらになびいて、 一斉に報道されるということがあります。 もちろん、 よく取材された良質な情報もあります。 しかし、 それは内容をきちんと読んだ人にしか わからないことで、やはり見出しには、 誇張や、無責任に期待を煽る言葉が 並んでいたりするものが多いのです。 不妊治療にどっぷりと漬かっている人ほ
はじめは小さな願いだった 「赤ちゃんが欲しい」という気持ちが、 時間が経つにつれて、 あせり、不安、迷いといった ストレスを生むようになります。 私のところに寄せられるメールにも、 次のような相談がよくあります。 「どうしたら気持ちを楽にもてるのでしょうか?」 「どうしたら平常心で不妊治療を継続できますか?」 「気持ちを楽に…」 「平常心で…」とは、 言葉では簡単ですが、 自分らしい前向きさを取り戻すには、 どこかで自分自身の気持ちを 整理しなければならないと思います。 頭が凝り固まった状況では なかなか妊娠は難しいということは、 「不妊ルーム」のカウンセリング およ
妊娠、赤ちゃんのことに とらわれすぎないことは大切です。 夫婦の会話の中心が、 妊娠のことばかりになっていませんか? あるいは、 ことあるごとに不妊の話を パートナーにもちかけていませんか? もういちど、 最近の日常をふりかえってみましょう。 もし、そういうことがあれば、 一度、赤ちゃんのことや 不妊治療のことを頭から切り離す 勇気をもってください。 私がいつも感じていることは、 不妊は一刻を争う病気ではない ということと、 一刻を争っているカップルほど、 かえって妊娠しにくい ということです。 毎月タイミング法を試みている という人は、たとえば2~3か月、 不妊
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