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喜寿の釣り日記 https://smogeru2020.seesaa.net/

春はフライフィッシング、夏は鮎釣り、秋、冬にはキスめがけて投げたりしながら余生を凌いでいる喜寿ジイの釣り日記です。

現役を退いて、高校の同級生ら気の合うトモと釣りをしてきましたが、高齢で病を得るものも出て、今は独りで釣ることが多くなりました。 いきおい、記事も近場の釣りだったり思い出すことだったり。それでも読んで下さる方がいらして、そんな深い愛を励みに綴っています。

ポンデローサ牧場
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2020/06/04

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  • 遊ぶ。

    立春を過ぎた響灘、吹きさらしの波止でブン投げていると風が時折南から吹くことがある。春一番か、とちょっと気持ちがざわついていよいよ嬉しくなってくる。もうタイイングも佳境であらかた巻き終わった。 カディス、パラシュートにソラックスパターン、それにミッジ、型や色違いで40種類、それでも他のフライマンに比すと少ない。それぞれ5本巻いたとしても200本は巻く。鮎バリもシワリやストレート、大きさを考えると…

  • リンリンランランよりグレート東郷とヘイスタックカルホーンと言った方がいい響灘のキス。

    さて今日も響灘、前回プチ爆釣した外海である。 朝七時、潮は上げ三分で申し分ない。だが海は荒れていた。晴天予報に浮かれて出て来たものの西北の風が当たって海は逆立って割れ、ウサギが飛ぶ。それで風を背にしていくらか穏やかな東へ抛る。 赤袖6号三本バリ、キンキラのデコは無し。意図は無い、さぼっているだけである。近頃の強い風が春一番かどうかなんて世間が波立ってくるとフライの準備は佳境で、必要な小道具はす…

  • 聴く。

    釣り道具も、フライを始めてしまったので増えるばかり。何か売るか捨てるかして身辺を身軽にしておかないといかんと思う。 昔見た映画で、金の亡者が死に際に小判を餅に包んで飲み込むという場面があった。白黒のずいぶん昔の映画だったけれど、子供心ながら鮮明に覚えている。まこと、彼岸に持っていけるものなんて何もないのに。

  • 魚と酒。

    釣るばかりでなく食べるのも魚を理解する一つの方法だ、という言葉があって、それで魚を理解するために料理に励む。出刃、小出刃、柳刃と包丁を並べて魚に向かう。家内が横から、ちょっと小さいんじゃないのと軽く口をはさんでくるが、大小は関係ない、これはサシの勝負なんだ、釣師と魚とな、いや自然とニンゲンと言い換えてもいい、助太刀は無用だと言っておく。この日まな板に乗ったのはさっきまで響灘を泳いでいた魚だ。 そ…

  • 山陰の釣り旅で金キスと出逢う。

    山陰は空気が澄み乾燥しきって爽快、潮の香りが生き生きと動いて、波止際に佇んでプファーっと深呼吸するとシワだらけの体いっぱい充ちてくるものがあって、ああ、なんだかまだ長生き出来そうな気がしてくる。 大寒を過ぎたある日、ボッチジイちゃん、自身の影ばかり引き連れて山陰へ釣り旅に出た。おーい、と山口から呼べば島根からこだまが返る県境の小弯である。

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