日々のつれづれに詩を書いています。 たまに、ボランティアをしている花壇の話題や花の成長記録など色々。
自由気ままに暮らす毎日。過去から詩を書くのが趣味でした。 季節や心のおもむくがままにブログが書ければと思います。
2022年2月
今日は朝から冷たい雨 午後からは雪になるかも知れない。 テレビのテロップに、 大雪警報のお知らせ。 こんな日には、 故郷のことを思いだす。 『あかんたれの兄弟』 あかんたれの僕にも、 兄ちゃんと妹がいる。 小さい頃、 よお兄弟で喧嘩してた。 いっつも、 兄ちゃんばっかり怒ら...
『愚か者の酒場』 疫病は 絶え間なく続き 政府の施策に 不平不満を増幅させていく。 育てた花にさえ 雨の少なさを言い訳に 数えきれない失敗と後悔を 自然のせいにしている。 そして、 いつも誰かのせいにして生きている。 巷では、 欺瞞のレクイエム 深紅に染まった異国の衣 空虚...
同期の訃報が届いた。 癌だったと言う。 会社を引退後、 新しい仕事をはじめたと、 風の便りに聞いていた。 昔、 胸をときめかせ 夢を追った日々。 人生を語ったことも、 すべてが、 思い出に変わっていく。 このまま、 埋もれてしまうのかな・・・。 置き忘れてきたものに、 ...
スプーン一杯の幸せ まだまだ、 朝の寒さがまだ身にしみる。 今朝のコーヒーは、 いつものインスタントコーヒー(ネスカフェ ゴールドブレンド) 確か昔は、 ネッスル(Nestlé)って言ってた気がする。 今は、ネスレというらしい。 暇に任せてインスタントコーヒーの歴史を調べて...
『嘘』 無口になる時がある どうかしたって聞かれる どうもしないと応える。 食べたくない時がある 食べないのって聞かれる 少し食べたからと応える。 頭に渦巻くモヤモヤがある 眠れないのかと聞かれる 目が覚めただけと応える。 ひとりぼっちだと思う なぜか涙が流れる きっと寒さ...
『利己的な遺伝子』 愛を語るに 聡い人がいて その心に 刃を忍ばせる人がいる。 あらくれ者も 我が子には 惜しみなく 愛を注ぐ人がいる。 説法を説く人がいて 高邁な精神を 伝えるが 心が空虚な人がいる。 およそ裁く者は 自らの尺度と 見識で 人を判断する。 こうして誰もが二...
『微かな光』 微かな光を求めて 歩んでいる。 月の精はさぞや わたしの愚行にほくそ笑んでいる事だろう。 宇宙の意識と同化し 無から有を生じるアルゴリズムを予感させる。 追い求めるものは 微かな光。 真理のるつぼ 何物をも渇く領域。 眠りと忘却の果ての 前世の記憶。 封印され...
『ドライフラワーの嘆き』 人は 美しかった頃を 永遠に留めておきたいと願うのです。 シャロンの薔薇を 笑顔のままに摘み取って 時間を止めましょう。 誰が 実のない花を 美しいと言うのでしょう。 摘まれなかった花に 生を託した その潔さでしょうか。 枯れることは こころまで ...
『待ち焦がれたひと』 告げずに別れ いつの日にか また逢えると 仕舞い込んだ独白。 そんな日を 心待ちにしている。 なゆた
2022年2月
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