なゆたのブログ

『あかんたれの兄弟』

今日は朝から冷たい雨 午後からは雪になるかも知れない。 テレビのテロップに、 大雪警報のお知らせ。 こんな日には、 故郷のことを思いだす。 『あかんたれの兄弟』 あかんたれの僕にも、 兄ちゃんと妹がいる。 小さい頃、 よお兄弟で喧嘩してた。 いっつも、 兄ちゃんばっかり怒ら...

2022/02/10 13:33

『愚か者の酒場』

『愚か者の酒場』 疫病は 絶え間なく続き 政府の施策に 不平不満を増幅させていく。 育てた花にさえ 雨の少なさを言い訳に 数えきれない失敗と後悔を 自然のせいにしている。 そして、 いつも誰かのせいにして生きている。 巷では、 欺瞞のレクイエム 深紅に染まった異国の衣 空虚...

2022/02/09 09:16

花をたむけて

同期の訃報が届いた。 癌だったと言う。 会社を引退後、 新しい仕事をはじめたと、 風の便りに聞いていた。 昔、 胸をときめかせ 夢を追った日々。 人生を語ったことも、 すべてが、 思い出に変わっていく。 このまま、 埋もれてしまうのかな･･･。 置き忘れてきたものに、 ...

2022/02/09 08:29

スプーン一杯の幸せ

スプーン一杯の幸せ まだまだ、 朝の寒さがまだ身にしみる。 今朝のコーヒーは、 いつものインスタントコーヒー（ネスカフェ ゴールドブレンド） 確か昔は、 ネッスル（Nestlé）って言ってた気がする。 今は、ネスレというらしい。 暇に任せてインスタントコーヒーの歴史を調べて...

2022/02/08 09:42

『嘘』

『嘘』 無口になる時がある どうかしたって聞かれる どうもしないと応える。 食べたくない時がある 食べないのって聞かれる 少し食べたからと応える。 頭に渦巻くモヤモヤがある 眠れないのかと聞かれる 目が覚めただけと応える。 ひとりぼっちだと思う なぜか涙が流れる きっと寒さ...

2022/02/07 08:57

『利己的な遺伝子』

『利己的な遺伝子』 愛を語るに 聡い人がいて その心に 刃を忍ばせる人がいる。 あらくれ者も 我が子には 惜しみなく 愛を注ぐ人がいる。 説法を説く人がいて 高邁な精神を 伝えるが 心が空虚な人がいる。 およそ裁く者は 自らの尺度と 見識で 人を判断する。 こうして誰もが二...

2022/02/06 00:02

『微かな光』

『微かな光』 微かな光を求めて 歩んでいる。 月の精はさぞや わたしの愚行にほくそ笑んでいる事だろう。 宇宙の意識と同化し 無から有を生じるアルゴリズムを予感させる。 追い求めるものは 微かな光。 真理のるつぼ 何物をも渇く領域。 眠りと忘却の果ての 前世の記憶。 封印され...

2022/02/04 23:55

『ドライフラワーの嘆き』

『ドライフラワーの嘆き』 人は 美しかった頃を 永遠に留めておきたいと願うのです。 シャロンの薔薇を 笑顔のままに摘み取って 時間を止めましょう。 誰が 実のない花を 美しいと言うのでしょう。 摘まれなかった花に 生を託した その潔さでしょうか。 枯れることは こころまで ...

2022/02/04 00:40

『待ち焦がれたひと』

『待ち焦がれたひと』 告げずに別れ いつの日にか また逢えると 仕舞い込んだ独白。 そんな日を 心待ちにしている。 なゆた

2022/02/02 20:15