©羽幌町観光協会(転用禁止)北海道の天売島は、ケイマフリやオロロン鳥など、世界的な海鳥の繁殖地で、希少な海鳥を見ることができる島として知られています。そんな天売島の中でも絶対に見逃せないのは、春から初夏にかけての日没時、最大80万羽ともいわ
まさかの「極楽浄土行き」絶叫クルーズ【青森県・仏ヶ浦遊覧船】
Ⓒ青森県観光連盟 ※イメージ(転用禁止)青森県下北半島の仏ヶ浦といえば「船で行ける極楽浄土」と言われる絶景の秘境。極楽浄土だし、その名前からして、穏やかな海の上を優雅にクルージングしながら行く場所だと思っていました。しかしこの日はどうも様子
大間まぐろと陸まぐろの食べ比べ/おおま温泉海峡保養センター【青森県】
北海道に行く途中、恐山に立ち寄り、そのまま下北半島を北上して大間から函館へフェリーで渡るつもりだったので、その前に大間で1泊することにしました。大間と言えば「マグロ」!と思っている方、ある意味正解です!しかし、今回初めて大間でゆっくりしてみ
僕の初めての恐山訪問は、よく晴れたGWだったのですが、恐山のくせに新緑とか青空とか爽やかすぎて全然恐くなかったので、どよーんと重い空気の日にリベンジしにきたお話の後編。どよーんとした恐山はさすがに迫力ありました!やっぱ恐山はこうじゃなくっち
青森の下北半島にある恐山と言えば、日本でも有数の霊山。というかやっぱりここが一番霊山っぽいです、僕の経験から言うと。恐山にはずいぶん前、よく晴れたGWの午前中に行ったことがあるのですが、なんだか恐山のくせに新緑とか青空とかが爽やかすぎて全然
僕はグルメでもないし、話題のホテルや高級リゾートに泊まりあるくようなタイプの旅人ではありませんが、以前からちょっと気になっていた宿泊施設がありました。それは新潟県の南魚沼市にある「里山十帖」。自称「ライフスタイル提案型施設」「里山からはじま
北海道のずっと東のほうに美留和(びるわ)という美しい名前の場所があります。僕はもう30年以上も前、そう、小学校6年生から中学の3年生まで、そこに住むあるひとりの女の子と文通をしていました。どうして彼女と文通なんかを始めたのか、その詳しいきっ
奥入瀬渓流ホテルから青森屋へ、星野リゾートはしご旅【青森県】
青森には星野リゾートの宿泊施設が3つあります。その中の一つ「星野リゾート 界津軽」はしっぽりした隠れ家系の温泉旅館なので、酸いも甘いも知った妙齢のおねーさんと一緒に行くべき場所なのですが、ほかの2つ、「奥入瀬渓流ホテル」と「星野リゾート 青
映画「この世界の片隅に」に感動した僕が、僕が呉出身のパイセンと、謎のガイド「すず」さんと一緒にセカ聖地巡礼&呉B級弾丸たびに出かけたときのお話、第2弾!パイセンとすずさんの次のおすすめは、呉港からクルーズ船で行く「呉観船めぐり」。そしてその
頑張れ、日本一ユルくて短い定期航路「音戸渡船」【広島県呉市】
広島県呉市、「音戸の瀬戸」と呼ばれる小さな海峡に、日本一短い定期航路「音戸渡船」があります。所要3分、料金100円。一人でも運航。とてものどかで、とてもゆるくて呉の人々に愛されているこの渡し船が存続の危機に立たされているのだと言います。そん
「死ぬほどいくらが食べたい!」と娘が言うので函館に行くことにしました。本当はGo To トラベル使って南国の星野リゾートとかで豪遊しようと思ってたのですが、新型コロナの第2波が来て、沖縄の離島はさすがに今行ったらまずいだろ、と話していた時の
2015年に新しく駅ビルになった大分駅。もちろん博多駅ほど大きくはなく、同じJR九州の鹿児島中央や長崎と負けず劣らず、という感じですが、この大分の駅ビルにはほかにない特徴があるのです。それは日本の駅ビル最大級の屋上庭園。いや駅ビルに限定しな
北海道の中央部、美唄に「アルテピアッツァ美唄」というアートパークがあります。美唄出身の彫刻家、安田侃さんの作品が並ぶその彫刻美術館は、北海道のゴールデンルートに組み込まれるようなメジャーな観光地ではありませんが、北海道の中でも僕の大好きな場
珍名マニアの中では有名な場所の一つに群馬県甘楽町の「三途川」があります。三途の川と言えば、冥途にあり「この世」と「あの世」を分ける川。はたしてこの川を渡った先になにがあるのか、そこにあるのは極楽浄土なのか、はたまた地獄なのか?意を決して渡っ
北九州の小倉と言えば泣く子も黙る「修羅の国」(醜い争いや果てしない闘いが行われる土地という意味)。そんな恐ろしい修羅の国に、ビックリするような美しいマンホールが潜んでいるという話を聞いたのです。それは北九州市下水道事業100周年を記念して作
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©羽幌町観光協会(転用禁止)北海道の天売島は、ケイマフリやオロロン鳥など、世界的な海鳥の繁殖地で、希少な海鳥を見ることができる島として知られています。そんな天売島の中でも絶対に見逃せないのは、春から初夏にかけての日没時、最大80万羽ともいわ
「天を売る島」と書いて「てうりとう」。北海道の北のほうに、規格外の瓜のような形でポツンと浮かぶその島の名前は「天売島」。きっとそこはその名のとおり、どの街に行くよりも天に行くほうが近いんじゃないか、と想像していたのですが、本当にそんな島だっ
僕の「行ってみたいリスト」に「焼尻島 世界一のサフォーク(羊肉)」というメモでずいぶん昔から記載されながら、なかなか行く機会がなかった北海道、道北の離島「焼尻島」。ところが島内の羊牧場が閉鎖されることになり、「幻の羊肉」といわれる焼尻の羊が
ユースホステルといえば、かつて昭和時代の若人が、バックパックを背負って放浪する旅での定宿でした。僕もよく似たような旅はしていたのですが、なぜかユースホステルには泊まったことがなかったのです。たぶんシャイな僕はホステラーたちと夜、みんなで歌を
北海道のラベンダーといえば、富良野とか上富良野が断然有名ですが、札幌にもなかなかすごいラベンダー畑があるのをご存知ですか?それが例年7月上旬~中旬頃に見頃となる幌見峠(ほろみとうげ)ラベンダー園。札幌の郊外のかなり急な坂を登る山の上にあるの
福島県郡山市のソウルフードとして知られる「クリームボックス」。最近「マツコの知らない世界」でも取り上げられて初めて知った人もいるかもしれませんが、地元パンマニアの間では以前から有名で、僕も旅の途中で何度か食べたことがあります。そこで今回は「
「地鉄電車」と呼ばれ、富山の地域の足だけではなく、立山黒部アルペンルートや宇奈月温泉にアクセスする観光鉄道としても知られている富山地方鉄道。大正時代から昭和初期に建てられたモダンな木造駅舎が現在も数多く残っていて、レトロ駅舎マニアには垂涎の
今や札幌を代表するレトロ喫茶として知られている「Cafe ひので」。創業は1971年、なんと札幌オリンピックの前年で、僕が大学時代に札幌で過ごしていたころからほぼそのままの姿で生き続けている昭和遺産的なお店です。遠い昔に、何度か来たことがあ
「観光ぐんま写真館提供」 心にググっと観光ぐんま - 群馬県観光公式サイト (gunma-kanko.jp)日本一なつかしく、お安い遊園地は、群馬県前橋市にある「るなぱあく」だと言われていますが、その同じ群馬に、もうひとつの昭和レトロなゲキ
北関東の一部、群馬県や埼玉県北部は今や絶滅危惧種のレトロ自販機の宝庫として知られ、レトロマニアのひそかな人気スポットになっています。そんなレトロ自販機が並ぶオートレストランが市内に複数存在するのが、群馬県伊勢崎市。そこで今回は市内にあるレト
群馬県太田市といえば、かつての中島飛行機を前身とするSUBARU(旧富士重工業)の企業城下町。そこに「スバル最中」をはじめ、スバルのクルマにちなんだ数々の銘菓があり、全国のスバリストの聖地になっているのだそうです。そんなわけで一度、SUBA
「となみチューリップフェア」は、富山県砺波市の砺波チューリップ公園で毎年GWの頃に開催される国内最大級の花の祭典。砺波のチューリップが有名ことはもちろん知っていたのですが、実は僕が砺波を訪れた真の目的は「散居村」めぐりで、チューリップではな
「散居村」は、広大な平地の田畑の中に屋敷が点在して建てられている村落で、なかでも富山・砺波(となみ)平野の散居村は日本最大の規模だといわれています。「日本の原風景」といわれるその富山の散居村を一度見てみたくて、田んぼに水が張られ、ベストシー
奈良の大仏、鎌倉の大仏が「日本三大仏」のメンバーだといえば、みんなそれなりに納得すると思いますが、富山の高岡にある「高岡大仏」が、実はそれに続く日本で3番目の大仏だ、というとそうなの?と思う方がほとんどかと思います。それもそのはず、「日本三
「ホワイトサンド」や「山型コーヒーサンド」、「頭脳パン」といった石川県のご当地パンを作っている、石川県小松市の「あづまや」。ここは地元パンマニアなら一度は行ってみたいお店なのですが、この「あづまや」に行ったあとに小松の町を歩いてみたら、ネコ
盛岡市民のソウルフードと呼ばれる「福田パン」。最近は、似たようなコッペパンのお店が全国津々浦々に生まれていますが、福田パンはその全コッペパン店長からレジェンドとして敬われる存在だと言います(風祭コッペパン研究所調べ)。おかげで最近はいつも混
みなさんはご存知でしたか?福島県須賀川市が、ウルトラマンの故郷「M78星雲 光の国」の姉妹都市であるということを。ん?須賀川?知らんなーとか言ってる場合じゃないですよ。そこはまさに日本随一のウルトラマンタウン。町を歩けば、懐かしいヒーローた
僕の大好きなハンバーグレストラン「びっくりドンキー」。北海道で大学生活を送っていた遠い昔に札幌で初めて見かけて、その後、通いつめていたチェーン店だったので、すっかり北海道発祥のレストランチェーンだと思っていたのです。というかみんなそう思って
博多から電車で約20分ほどの場所に、世界最大級のお釈迦様が寝ているんだそうです。それが福岡県篠栗町の南蔵院にある涅槃像(ねはんぞう)で、愛称は「ねぼとけさん」。「ねぼとけさん」だなんて、なんだかセクシー!とか思っていたのですが、これはそうい
僕が覚えている母との初めてのクリスマスの記憶は、4歳のときのこと。クリスマスイブの日に、母とふたりで隣町のスズランというデパートに行ったときのことです。その年の8月に僕の弟が生まれ、母は毎日ずっと家で子育てをしていたので、クリスマスのご褒美
新潟県の燕市といえば、奇跡のボロ宿ドライブイン「公楽園」や珠玉のレトロ喫茶「ロンドン」など、僕にとってはB級の誉れ高いおなじみの町。しかしここでまだひとつ行けてなかった場所が国上寺(こくじょうじ)と呼ばれる古刹。このお寺にまつわる5人の偉人
ある日横浜の関内近くを歩いていて、偶然「コーヒーの大学院」という看板を高々と掲げたお店を発見しました。その時はたまたま店休日だったのですが、そのほかもなんだか相当怪しげな雰囲気があって、その後もずっと気になっていたのです。そんなわけでその後
「ホテルニューグランド」は1927年開業の日本を代表するクラシックホテル。マッカーサーやチャップリン、ベーブ・ルースをはじめ、数々著名人が宿泊したことでも有名ですが、ホテルのコーヒーハウス「ザ・カフェ」は、みんな大好き「スパゲッティ ナポリ
熊本のまちなかからそう遠くない場所に、マニア垂涎の激シブアーケード街がある、と聞いて行ってみたのが河原町繊維問屋街。こういう時の「激シブ」は、たいてい退廃的な美しさとか、レトロすぎて一周まわって新しいとか、カオスすぎてなんか笑っちゃう、みた
徳島県の剣山は標高1,955m、近畿以西の西日本では2番目の高さで、日本百名山のひとつにもあげられる名峰。僕は登山家ではないし、そもそも高所が苦手なので、そんな高山を目的に旅をすることはほぼないのですが、今回はそんな剣山に思いつきで行って、
関門海峡をはさんで向かい合う福岡県の門司と山口県の下関は、関門橋や関門国道トンネル、関門鉄道トンネルなどで結ばれていますが、歩行者用の海底トンネルがあるのをご存知ですか?それが「関門トンネル人道」。ここはなんと本州と九州との間の海底を歩いて
福岡県の八女(やめ)市といえば、土蔵造りの町並みとお茶で有名な場所。ところがその八女に、知る人ぞ知る伝説のレトロ商店街「土橋市場」があります。なんとそこは神社の境内にひとつの街(市)ができあがったかのようなアーケード街らしい、ということで、
福岡県の久留米市にすごいお寺があると聞いた。何でもそこには九州一大きな慈母観音があったり、インドのブッダガヤみたいな遺跡があったり、おまけに地下には九州一怖い地獄があったりするのだそうである。ということで心ときめかせて行ってみたのは「成田山
愛媛県新居浜市にある「東洋のマチュピチュ」と言われる場所が、かつて別子銅山として栄えた「東平(とうなる)地区」。宇佐のマチュピチュ(市町村レベル)、岐阜のマチュピチュ(都道府県レベル)、日本のマチュピチュ(全国レベル)と、マチュピチュにもい
山口県の俵山温泉と聞いてもあまりなじみのない人も多いかもしれませんが、そこは温泉番付で西の横綱と称されるほどの知る人ぞ知る名湯。かつて湯治の町として、病気を治す目的で全国各地から数多くの人が訪れたその温泉街は、「日本人にとっての温泉の原風景
上から読んでも温泉津温泉。下から読んでも温泉津温泉。ってわけじゃないけど、温泉津(ゆのつ)なんて不思議な名前の温泉だなあ、と思いつつ、僕は今までそこに行ったことがなかったのです。今回も山陰本線を西へ向かう途中に通ったのですが、いつものように
米子城といえば、戦国時代に毛利一族の吉川氏により築城され、江戸時代初期は米子藩(伯耆藩)の藩庁も置かれた、山陰一の名城。天守閣は残っていないはずですが、実は米子市内に壮麗な4重5階のお城があるのです。これこそが現代によみがえった幻の米子城「
伯耆富士(ほうきふじ)とも言われ、鳥取のシンボルでもある大山(だいせん)。その山麓に風祭おすすめスポットが2つあります。ひとつは「植田正治写真美術館」。美術館と言っても、絵や彫刻は一切なく、そこにあるのはその名の通り「写真」だけ。もうひとつ
岡山の山あいの町に、なんだかぶっ飛んだ美術館があると聞き、ずっと気になっていました。それはNagiMOCA(ナギ・モカ)と呼ばれる「奈義現代美術館」。でも実際に行ってみると、なんとなく、どんな都会よりも先端を行く美術館が、そこにある理由がわ
岡山県のJR姫新線に久世という駅があります。久世と書いて「くせ」と読むのですが、昔このあたりの地図を見ていたところ、町内にグンゼの工場があったので、最初は「ぐんぜ」と読むのだと思っていました。ここに旧遷喬尋常小学校という美しい小学校があるの
岡山県真庭市の勝山町並み保存地区は、まちじゅうにユニークなのれんが飾られている「のれんの町並み」として知られる町。いや、きっとほとんど知られてないですね。だから「日本に恋する伝道師」たる僕がこうして紹介してるんですから。そこは映画「男はつら
僕は特にB'zとかのファンではありませんが、その昔、B’zの稲葉さんの出身地、岡山県の津山に3日くらいこもって小説を書こうとしたことがあります。なんでわざわざそんなことをしたのか今ではよくわからないのですが、きっと津山のどこかに魅
秋のシルバーウィークの奈良でのこと。ホテルが軒並み満室、もしくは法外な値段の中、香芝市に奇跡的に低料金で空室があるビジネスホテルを発見しました。それが「Tabist 緑ガーデンホテル 奈良香芝」。宿泊サイトの写真を見て、一目で元ラブホテルの
昭和レトロラブホの金字塔ともいえる奈良県の「ホテルアイネ 香芝店」を冒険したお話の後編。前編はこちら今回は「ホテルアイネ」に数多くある和室の中でも、めくるめく背徳な世界への架け橋であるかのような渡り廊下がある「227号室」を紹介します。「ホ
レトロラブホ好き界隈では知らぬ人がいない、といわれるほど有名かつ憧れかつ貴重な昭和遺産ラブホテルである奈良県の「ホテルアイネ 香芝店」。今なお残る回転ベッドの部屋、ベッドルームと居間をつなぐ渡り廊下が最高に妖艶すぎる和室、部屋じゅう鏡張りで