福島県郡山市のソウルフードとして知られる「クリームボックス」。最近「マツコの知らない世界」でも取り上げられて初めて知った人もいるかもしれませんが、地元パンマニアの間では以前から有名で、僕も旅の途中で何度か食べたことがあります。そこで今回は「
(グンゼじゃなかった)久世の旧遷喬尋常小学校【岡山県真庭市】
岡山県のJR姫新線に久世という駅があります。久世と書いて「くせ」と読むのですが、昔このあたりの地図を見ていたところ、町内にグンゼの工場があったので、最初は「ぐんぜ」と読むのだと思っていました。ここに旧遷喬尋常小学校という美しい小学校があるの
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中国勝山「のれんの町並み」と寅さん最後のロケ地めぐり【岡山県真庭市】
岡山県真庭市の勝山町並み保存地区は、まちじゅうにユニークなのれんが飾られている「のれんの町並み」として知られる町。いや、きっとほとんど知られてないですね。だから「日本に恋する伝道師」たる僕がこうして紹介してるんですから。そこは映画「男はつら
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B’zファンじゃないけれど、お気に入りの「津山」めぐり【岡山県】
僕は特にB'zとかのファンではありませんが、その昔、B’zの稲葉さんの出身地、岡山県の津山に3日くらいこもって小説を書こうとしたことがあります。なんでわざわざそんなことをしたのか今ではよくわからないのですが、きっと津山のどこかに魅
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ラブホ気分でビジネスホテル!「Tabist 緑ガーデンホテル 奈良香芝」【奈良県】
秋のシルバーウィークの奈良でのこと。ホテルが軒並み満室、もしくは法外な値段の中、香芝市に奇跡的に低料金で空室があるビジネスホテルを発見しました。それが「Tabist 緑ガーデンホテル 奈良香芝」。宿泊サイトの写真を見て、一目で元ラブホテルの
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「ホテルアイネ 香芝店」の冒険/227号室「背徳への渡り廊下の和室」【奈良県】
昭和レトロラブホの金字塔ともいえる奈良県の「ホテルアイネ 香芝店」を冒険したお話の後編。前編はこちら今回は「ホテルアイネ」に数多くある和室の中でも、めくるめく背徳な世界への架け橋であるかのような渡り廊下がある「227号室」を紹介します。「ホ
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「ホテルアイネ 香芝店」はレトロラブホの金字塔/213号室「ミラーワールド」【奈良県】
レトロラブホ好き界隈では知らぬ人がいない、といわれるほど有名かつ憧れかつ貴重な昭和遺産ラブホテルである奈良県の「ホテルアイネ 香芝店」。今なお残る回転ベッドの部屋、ベッドルームと居間をつなぐ渡り廊下が最高に妖艶すぎる和室、部屋じゅう鏡張りで
地域タグ:香芝市
川崎にある「河原町団地」は、昭和の高度成長期真っただ中にできた巨大な団地。しかも大きいだけではなく、当時最先端だったそのデザインが、2周くらいまわって、今も時代の最先端なんじゃないか、と思うくらいめちゃめちゃクールなのです。きっと団地マニア
地域タグ:川崎市
日本には、3つの県が接する三県境が40ヶ所以上あるのですが、そのほとんどが高い山の上や川の中で、常人がアクセスするにはハードルが高いところばかり。そんな中、唯一平地にあって、なんと駅から徒歩5分でアクセスできる3県境があるのだと言います。そ
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天下の奇祭「かなまら祭り」金山神社の露店レポート【神奈川県】
毎年4月に川崎大師近くの金山神社で行われる「かなまら祭り」は日本が誇る奇祭として世界に知られ、例年、外国人を中心に身動きが取れないほどの人で賑わいます。ここ3年はコロナで自粛を余儀なくされ、僕が行った2022年も神事はオンラインでの開催だっ
地域タグ:川崎市
埼玉の吉身町にある「吉見百穴」は、古墳時代後期の横穴墓群の遺跡ですが、なんとなくあやしげなイメージがあったのです。そのせいか、何回か近くを通りながらも、僕は今まで行ったことがなかったのですが、今回初めて行ってみて、その思いが一層強くなりまし
地域タグ:埼玉県
埼玉に金運がアップする最強のパワースポットがあるという。それが秩父の郊外にある「聖神社」。僕は人生はお金ではなく愛だと思っているので、特に興味ないんだけど、日本最初の流通貨幣「和同開珎(わどうかいちん)」にまつわる歴史的スポットでもあるとい
地域タグ:秩父市
「秩父珍石館」の陽気なおかーさん館長【埼玉B級スポットめぐり】
映画「翔んで埼玉」で一躍、そのB級度が有名になった埼玉県。まあこの映画がなくても、もともと相当B級扱いされてた感はありますが、実際まあまあB級です。特に秩父は「回転ベッドの昭和遺産ラブホ」、「レトロ商店街と遊郭跡」そしてこの「秩父珍石館」と
地域タグ:秩父市
桜坂は、雨が似合うと思う。たった2回しか行ったことがないけれど、2回とも雨だった。いや、雨の日を狙って行ったというべきかもしれない。🌸 🌸 🌸 🌸 🌸もう20年以上も前、桜坂のすぐ近く、東京の田園調布に住む女の子と仲良くしていたことがあった
地域タグ:大田区
宮古島100km一周の旅 ~ミステリアス伊良部島と下地島17エンド
一周すると約120~30キロくらいだと思われる宮古島+周辺の島をバイクで日帰り一周してみたお話の後編は「伊良部島」と「下地島」。このふたつの島は見どころ多かったです。思いもよらなかった町並みとか、絶景とか。それまで宮古島ってそんなにすごい、
地域タグ:宮古島市
宮古島は沖縄の離島の中では西表島、石垣島に次ぐ3番目に大きな島。一周すると約100キロだと言われていますので、1日でまわれる距離ではありますが、伊良部島や池間島など、橋でつながる周囲の島も入れるとその距離はさらに2~30キロ増えますので、途
地域タグ:宮古島市
僕にとっての宮古島イメージは、エメラルドグリーンやコバルトブルーのビーチでもなく、カップルで行けばなんでもできちゃうようなプール付きの隠れ家リゾートでもありません。僕にとっての宮古島といえば、島をまもるおまわりさんの人形「まもる君」。島をド
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高松と聞いて「ああ、あの讃岐うどんを食べに行くところね!」とか思っていませんか?おっしゃる通り、うどんの名店揃いなので、3泊4日で死ぬほど讃岐うどんを食う、みたいな修行を否定するわけではありません。でも実はうどんとうどんの合間にワーケーショ
地域タグ:高松市
喫茶「アムール」と居酒屋「ウエダ」で、大和まほろばモーニング【奈良県橿原市】
僕には旅ブログの永遠のライバルがいます。それがライター仲間というか、ひとりで行きにくいワンダースポット同伴者というか、登山したり、映画見たり、甲子園行ったりしてるけど色恋沙汰にはけっしてならない人妻、@saorigraph 旅ブログのくせに
地域タグ:橿原市
竹富島は、沖縄の原風景が残るのどかな島。周囲9.2kmほどの小さな島でアップダウンもあまりなので、自転車でも一周しながら観光できてしまいます。今回はそんな竹富島をレンタサイクルで一周したり、水牛に揺られて安里屋ユンタ歌ったりしながら、時計の
地域タグ:竹富町
「星の砂」といえば沖縄を代表するお土産のひとつ。特に、ほんのり好意をいただいている異性に、さりげなく思いを伝える小物としては世界でも3本の指に入る秀逸なグッズだと言われています(風祭恋愛告白研究所調べ)。西表島の「星砂の浜」は、その名の通り
地域タグ:竹富町
人々を寄せ付けない亜熱帯の森がどこまでも続く沖縄県の西表島。そんなマングローブのジャングルの中に入って行けるクルーズは、西表島一番の人気観光コースです。今回は西表島の北部にある「浦内川ジャングルクルーズ」に乗って、亜熱帯の森をトレッキングし
地域タグ:竹富町
人が住む島としては「日本最南端の島」として知られる、沖縄県の波照間島。小さな島なので、半日もあれば一周できてしまうのですが、レンタカーの台数は少なく、自転車だとアップダウンもあるので、便利なのが原チャリ。そんなわけで、波照間を原チャリで一周
地域タグ:竹富町
聞きしに勝る悪航路!波照間高速船は命がけジェットコースター?
日本最南端の島、沖縄県先島諸島の「波照間島(はてるまじま」。行ってしまえばそこは天国のように穏やかで美しいところなのですが、絶海の孤島なので、そこにたどり着くまで外洋の大波をもろに受ける、大変スリリングな航路としても知られています。僕はヒコ
地域タグ:竹富町
旅先の町で目覚めた朝、生まれて初めて通る道をあてもなく散歩するのが好きです。高松で僕がその日向かったのは屋島。本当は山頂まで登るつもりだったのですが、上まで行かなくてもいくつもの新しい発見があった、素敵な旅先散歩のプレゼントでした。早朝の「
地域タグ:高松市
「天空の鳥居」と呼ばれ、最近はフォトジェニックな絶景スポットとして人気の香川県観音寺市の高屋神社。どいつもこいつもインスタ映えかよ、とか思いつつも、写真で見る限り、確かにすごいロケーションでもあるので、一度行ってみたかったのです。もちろんジ
地域タグ:三豊市
2022年は、年間100日くらいワーケーションをしながら「日本に恋する伝道師」として全国の港の女に寄港していた僕。そんな僕に、奈良県の月ヶ瀬でワーケーションをやってみないか、とかつての同僚からメッセージが来ました。月ヶ瀬?聞いたことあるけど
地域タグ:奈良市
奈良県の大和郡山は郡山城の城下町として古くから繁栄し、奈良街道の宿場町としても賑わっていたところ。人の賑わうところに遊里あり、という通り、この町にもかつて「東岡町」と「洞泉寺町」というふたつの遊郭があったのだそうです。大和郡山の古い町並みを
地域タグ:大和郡山市
大和郡山には、大和でもっとも大規模な城郭「郡山城」があり、豊臣秀吉の弟・秀長が居城したことにより大和国の中心都市として栄えた城下町。また、ここは金魚の産地としても有名ですので、かつてお祭りでは「金魚すくいの風祭」として近隣の小学校の女子たち
地域タグ:大和郡山市
奈良県の天理市といえば、天理教の教会本部があり、その信仰の中心地。以前、少しだけ町を歩いたことがあったのですが、町じゅうに立ち並ぶ「おやさとやかた」と呼ばれる壮大な建築物に目を奪われ、日本にもこんなところがあったのか、とびっくりした記憶があ
地域タグ:天理市
奈良といえば、鹿。奈良に1泊すると、人は平均745シカと遭遇すると言われています(風祭シカ研究所調べ、2023年度予想値)。そんな奈良でのワーケーションは、まさにシカと働き、シカと遊ぶ、ここでしかできない体験。今回は、その「奈良ワーケーショ
地域タグ:奈良市
山陽新幹線の新倉敷駅から南へ進むと「玉島」と呼ばれる古い港町があります。かつて北前船の寄港地として賑わった玉島には「天満町遊郭」と呼ばれる花街があって、今もその名残を色濃く残している、ということで行ってみたのですが、実際は町全体が「レトロの
地域タグ:倉敷市
大林宣彦監督の映画「なごり雪」ロケ地をめぐり【大分県臼杵市】
大林宣彦監督といえば「転校生」や「さびしんぼう」、「時をかける少女」など広島県の尾道を舞台にした作品で有名ですが、実は大分の臼杵でも作品を残していたのです。それが、シンガーソングライター、イルカさんの名曲として有名な「なごり雪」というタイト
地域タグ:臼杵市
臼杵と言えば大仏、というイメージしかなかった僕ですが、それを変えてくれたのが大林宣彦監督の映画「なごり雪」。その映画の舞台となった臼杵は、戦国大名、大友宗麟ゆかりの臼杵城下に古い町並みがところどころに残る、めちゃめちゃ「日本に、もっと恋する
地域タグ:臼杵市
大分の宇佐神宮と言えば、全国に4万社あまりある八幡様の総本宮でパワースポットとしても名高い場所。そんな宇佐神宮に初詣に行ってみたのですが、なんかちょっと別の意味で面白かったのです。まあ宇佐神宮というよりは、宇佐市かJR宇佐駅の仕業なのかもし
地域タグ:宇佐市
かつて毎年、年越しは全国どこかの「ゆく年くる年」に出そうな場所で年明けを迎えることにしていた私。しかも明治神宮みたいなメジャーなところではなく、地方局からの中継で映るようなしぶーい、しかし情緒あふれる場所を狙っているのです。そんなわけでとあ
地域タグ:臼杵市
愛媛県の最南端、高知県との県境にある「愛南町」。その名前のイメージのとおり、南は黒潮踊る太平洋、西は豊後水道に面した温暖で風光明媚な土地ではありますが、ここにそんなイメージとはちょっと異質な場所があるのだと言います。それは「石垣の城塞都市」
地域タグ:愛南町
前編:宇和島で晴れて風祭の港の女となった人妻「タイ子」との南予の旅、第2弾。四国には珍名のバス停が多いのですが、今回行ったところは「聖地」と呼ばれる場所。それでも僕とタイ子が行くと、B級スポットの香り高き場所になってしまうので不思議です。聖
地域タグ:宇和島市
日本全国に港の女がいると言われている「日本に恋する伝道師」の私ですが、四国4県はなぜか寄港地が少なく、風に任せて吹かれて行っても寄る辺のない状態でした。そんな中、愛媛の南予、宇和島から港の女への立候補があったので、ちょっと試しに寄港してみよ
地域タグ:宇和島市
天国のような美しい現役小学校、八幡浜「日土小学校」【愛媛県】
知ってる人は知ってると思いますが、僕は日本全国の「美しい小学校」マニアです。マニアと言っても旅先で見かける美しい小学校を、そっと写真におさめたりする程度ですが、たいていは中に入ることができず、外観を写すくらいしかできません。しかし、年に数回
地域タグ:八幡浜市
むかし旅行関係の仕事をしていた頃(今もやってますが)、岡山にある「下津井電鉄バス」というバス会社の名前を何度か聞いたことがありました。当時は「下津井電鉄?しらんなー。そんなのあったっけ?」くらいにしか思っていなかったのですが、まさにこの旅で
地域タグ:倉敷市
倉敷には、美観地区のほかにも最近じわじわと話題になっているスポットがあります。それが児島ジーンズストリート。ここは倉敷市にあるのですが、中心市街地からはかなり離れた瀬戸大橋のたもとの町、児島にあります。今回はそんな児島のジーンズストリートに
地域タグ:倉敷市
倉敷のディープスポット、水島臨海鉄道と水島の町並み【岡山県】
倉敷の魅力と言えば、倉敷川のほとりに並ぶ古い町並みや大原美術館、倉敷アイビースクエアに代表される美観地区が有名ですが、それを語るだけでは旅のプロとは名乗れません。そんなわけで今回は「日本に恋する伝道師」であり旅のプロ、風祭哲哉が、倉敷の穴場
地域タグ:倉敷市
そんなわけで大きなミッションをひとつ達成して、大いにいい気分で次なる目的地、児島に向かいます。山から海から瀬戸大橋を望む、風光明媚な地として知られている児島ですが、ここも倉敷市の一部なんです。特に最近はジーンズの聖地として大いに売り出し中で
かつての花街の華やかなりし時代を残す遊郭旅館は、もはやレッドリストの絶滅危惧種。日本全国にわずかながら残ってはいるものの、公式Webサイトがあるものは少なく、予約は電話でおそるおそる・・・というのがほとんどです。そんな中、なんとJTBや楽天
地域タグ:佐渡市
大阪と奈良の県境にある生駒山周辺には、昭和レトロでワンダーなスピリチュアルスポットがあります。奈良県側は、生駒山宝山寺(生駒聖天)とその参道に広がる生駒新地。大阪府側は石切神社とそれに連なる石切参道商店街。1日で両方いっぺんにめぐると、霊験
地域タグ:生駒市
生駒ケーブルと生駒山上遊園地は昭和レトロなワンダースポット【奈良県】
21世紀、令和の時代になっても、生駒山は古きよき20世紀半ばの昭和の香りを色濃く残すワンダーなスポットだ、と聞いて一度行ってみたかったのです。しかしそこは思った以上に昭和なファンシー感満載すぎるところで、東京からきたナイスミドルがうかつにウ
地域タグ:生駒市
これであなたもお殿様?一足早い丸亀「城泊(気分)」体験【香川県】
お城をまるごと貸切って、あなたもまるで殿様気分!そんな「城泊」ブームが来つつあるのだといいます。香川県の丸亀市も、その城泊を実現しようと目下絶賛計画中なのですが、そんな中、歴史にも造詣が深い昭和レトロホテル研究家の風祭さまに、ぜひ有識者とし
地域タグ:丸亀市
村上春樹さん絶賛!伝説の「なかむらうどん」へ【香川県丸亀市】
「石を投げればうどん屋にあたる」と言われる香川県には讃岐うどんの名店と言われるお店はたくさんありますが、あの村上春樹さんが「ディープ中のディープなお店」として紹介していたのが丸亀市にある「中村うどん(現在は「なかむらうどん」)」。今回、ふと
地域タグ:丸亀市
幕張「ホテルファミー」は首都圏に残る絶滅危惧種のレトロラブホ
回転ベッドに鏡張り、ノスタルジックな調度品や淫靡で斬新なデザイン。古きよき昭和レトロなラブホテルは年々姿を消し、今なお残るものはまさにどれも絶滅危惧種。こうしたレトロラブホは、地方の郊外にひっそりと残っていることが多いのですが、なんと首都圏
地域タグ:千葉市
新潟県燕市に、今なお残る昭和レトロなドライブインがあるという話を聞いた。しかもそこは名著「日本ボロ宿紀行」でも取り上げられたホテルも併設しているらしい。なんと、レトロドライブインとレトロボロ宿の奇跡のマリアージュ!!これはレトロ遺産マニア界
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紅葉の京都、特に週末は、どこに行ってもたくさんの人でうんざり、という方も多いかもしれません。ところが、そんな喧騒とは別世界の場所を偶然発見してしまいました。それが洛北の静かな住宅地にある「圓通寺」。その紅葉も素晴らしかったのですが、そこには
地域タグ:京都府
叡山電車「もみじのトンネル」と「もみじのライトアップ」【京都府】
紅葉シーズンには多くの人で賑わう京都。紅葉を見にいったつもりなのに人ごみを見て帰ってくるようなものなので、修学旅行以来、紅葉シーズンの京都には足を踏み入れたことがなかった僕ですが、一つだけ行ってみたい場所がありました。それは京都の洛北を走る
地域タグ:京都府
紅葉の「鶏足寺」と滋賀のソウルフード「サラダパン」【滋賀県】
秋の関西、なんちゃってビワイチ(琵琶湖一周)旅の途中、偶然どこかの駅で、真っ赤な紅葉がゆるやかに続く石段の一面に敷き詰められているスゴイポスターを見つけました。その場所は琵琶湖の北端に近い場所にある「鶏足寺(けいそくじ)」。今まで聞いたこと
地域タグ:長浜市
Ⓒ奥ひわ湖観光協会滋賀県の琵琶湖の北に余呉湖という小さな湖があります。余呉湖?知らんなーという紳士淑女、この写真をご覧になったことありますか?世界よ、これが日本のウユニだ。余呉湖ですよ。#滋賀 #余呉 #長浜 pic.twitter.com
地域タグ:長浜市
なんちゃってビワイチと、マキノ高原メタセコイヤ並木【滋賀県】
秋、特に11月頃の関西には行ってみたいところがたくさんあったのでした。例えば、すでにあまりにも有名になった感のある「竹田城の雲海」、映画ノルウェイの森のロケ地になった「砥峰高原のススキの原っぱ」、フォトジェニックな道として大ブレイクしてる「
地域タグ:滋賀県
最果ての町、稚内。サロベツ原野を延々と駆け抜けた列車で稚内駅に一人で降りたって、強烈に淋しさを感じたことがある方も少なくないのではないでしょうか?そこでたった一人で稚内に行き、そのたびに「ここに港の女がいればなあ」と思うこと12回くらいの僕
地域タグ:稚内市
稚内の宗谷丘陵にある「白い道」。最果ての地、稚内らしからぬ青い空と白い道がどこまでも続くその風景が、最近フォトジェニックなスポットとして拡散されていたのは僕も知っていました。ただし、それはスカッと晴れていないと成立しない構図なので、予定を立
地域タグ:稚内市
佐渡と言えば特別天然記念物の「朱鷺(トキ)」。トキは一時、生存数が世界でわずか数羽になるまで減少、日本では「野生絶滅」の状態にありましたが、日中両国の保護によって、次第に個体数が回復し、日本では佐渡を中心に600羽ほどが生息しています。そん
地域タグ:佐渡市
佐渡に行ったら宿根木ともうひとつ、ぜひ行ってみたかった場所がありました。それは北沢浮遊選鉱場跡と呼ばれる廃鉱跡。佐渡金山が世界遺産の暫定リストに記載され、最近俄然注目を浴び始めましたが、準廃墟マニアの僕はわりと前からこのスポットに注目してい
地域タグ:佐渡市
佐渡・宿根木の三角家(さんかくや)と小木のたらい舟【新潟県】
佐渡の宿根木(しゅくねぎ)集落は、佐渡金山が栄えた頃から北前船の寄港地として発展した小木港近くの集落。迷路のような路地に100棟を超える板壁の民家が密集し、船大工の技術が結集した町並は、国の重要伝統的建造物群保存地区となっていますが、僕にと
地域タグ:佐渡市
利尻富士をめぐる冒険の第3弾。1日目はとうとう利尻富士のすべてを見ることができなかった僕ですが、翌朝目覚めてみるとそこには神聖なる利尻富士の姿が。そんなわけでフェリー出港前に、湖面に映る「逆さ利尻富士」が美しいことで知られる姫沼に行ってみた
地域タグ:利尻富士町
なかなかすべてを見せてくれない利尻富士を振りむかせる旅の第2弾。利尻には昆布やらウニやらのほかにも知る人ぞ知るグルメスポットがあるのです。たとえば謎の利尻オリジナル乳酸飲料「ミルピス」とからーめん味楽の「焼き醤油ラーメン」とか。今回は島一周
地域タグ:利尻町
僕はもうずっと前に礼文には渡ったことがあるのですが、利尻は長く未踏の地でした。いつも宗谷本線の抜海と南稚内の車窓から、遠く望んでいるばかりだった利尻富士。車窓からだと、いつもチラ見せばっかりで、なかなかすべてを見せてくれない利尻富士の姿を、
地域タグ:利尻富士町
お気楽女子と大雪山の紅葉狩り/後編「黒岳ロープウェイと銀泉台」
大雪山の絶景紅葉めぐり旅の後編。「神々の遊ぶ庭」を意味する「カムイミンタラ」と呼ばれる厳しい山岳地帯に、ハウスマヌカンみたいな恰好やセコマの弁当をブラブラさせてきちゃうようなお気楽女子チームと大雪山の黒岳や銀泉台をめぐったお話です。黒岳ロー
地域タグ:上川町
日本で一番早いと言われる大雪山の紅葉スポットは主に3つのビューポイントがあり、一つは旭川からアクセスする「旭岳」、一つは層雲峡からロープウェイでのぼる「黒岳」、そしてもうひとつが層雲峡からさらに山道をバスで上った先にある「大雪高原沼めぐり」
地域タグ:北海道
知床・遠音別川~はじめてのサケの遡上と「標津サーモン科学館」
9月の北海道には何度も来たことがあるけれど、一度も見たことがなかった季節の風物詩がありました。それはサケの遡上。北海道の川で生まれたサケは、海に出てから3年から4年後、不思議にも生まれた時の水のにおいを記憶し、再びふるさとの川に帰ってくるの
地域タグ:北海道
真っ赤な絶景!北海道サンゴ草めぐり【能取湖・サロマ湖・ワッカ原生花園】
初秋の北海道の絶景として最近知られつつある能取湖の「サンゴ草群生地」。僕は大学時代、当時まだここを走っていた列車の車窓から偶然この光景を目にしてめちゃめちゃ感動したことを覚えていたのですが、それ以来ここに来る機会がありませんでした。そんなわ
地域タグ:網走市
秋田内陸縦貫鉄道(路線名は秋田内陸線)は、鷹ノ巣から角館までの100キロ弱を結ぶ長大なローカル鉄道。かつての国鉄阿仁合線と角館線の間に新たに線路を敷設して1989年に全通した比較的新しい鉄道なのですが、途中、マタギと呼ばれる伝統的な狩猟が行
地域タグ:秋田県
青森県の「不老ふ死温泉」といえば、知る人ぞ知る東北の名湯。日本海の荒波に面した、海辺の岩場にある露天風呂がちょー絶景&ちょー開放的ってことで有名ですよね。ところが僕が初めて行った日は、前日までの台風の影響で、2つある露天風呂の一つが波をかぶ
地域タグ:青森県
世界自然遺産の「白神山地」といえば世界最大級のブナ林が生い茂り、多種多様な動植物が生息・自生している貴重な場所。たしかにスゴイところなのでしょうが、そのイメージは「めっちゃ緑、めっちゃブナ!」以前、青森の弘前側から山に入ったことはあったので
地域タグ:秋田県
新潟の上越の山の中に、「日本一うまいところてん」のお店があるのだと言います。どうやら例の「珍百景」的な番組で放送されたようで、その番組をみた会社の女子から今度あてのない旅に出るときがあったら、そこに行ってお土産に買ってきてほしいです…と言わ
地域タグ:新潟県
わりと攻めてる飯山線「おいこっと」と日本3大車窓「姥捨駅」【長野県】
長野駅と上越線の越後川口駅を結ぶ飯山線。ここに「おいこっと」と呼ばれる観光列車が走っています。信濃川に沿ってのどかな里山の中をのんびりと走る列車なのですが、その名前の由来は想定外。わりと攻めてます。今回はそんな「おいこっと」とそのまえに、日
地域タグ:長野県
8月11日は世の中的には「風祭哲哉誕生日の翌日」として広く知られていますが、一部の山岳ファンの間では「山の日」としても知られています。誕生日の夜を白馬で過ごした僕が、翌朝目覚めてみたら山の日だった、かつ山の日にふさわしく素晴らしい天気だった
地域タグ:長野県
日本を2分する大きな断層地帯「フォッサマグナ」は、誰もが中学か高校の地理で習ったことがあると思います。僕は最初にその言葉を聞いたとき、巨大な地震で地下からマグマが吹き上げてくるようなすごくおどろおどろしい場所、みたいなイメージがあったのです
地域タグ:新潟県
夏休み、時間はあるけど特にどこに行く予定もない。でも都会は暑すぎるのでどこか涼しいところに避難したい。そんなときにピッタリなのが青春18きっぷの旅ですね。信州の高原で避暑でもしようかな、と思ったのに、なぜか真夏のカレーの旅になってしまったお
地域タグ:長野県
遊郭旅館への旅~酒田・松山旅館 後編「これぞ妓楼の小部屋」【山形県】
山形県の酒田市にある、かつては遊郭だった旅館、松山旅館訪問記、後編。「宿のオヤジさんから気の遠くなるような歓待を受ける」との伝説を持つ松山旅館でしたが、拍子抜けするほどあっさり終わった前夜。ところがそれは甘かった!実は「気の遠くなるような歓
地域タグ:山形県
遊郭旅館への旅~酒田・松山旅館 前編「GWに僕ひとり?」【山形県】
山形県の酒田市にある、かつては遊郭だった旅館、松山旅館。事前にネットで調べてみると「宿のオヤジさんから気の遠くなるような歓待を受ける」と語るブログが頻出。正直ちょっと迷ったのですが、迷ったらGOというのが僕の旅の鉄則なので、意を決して行って
地域タグ:山形県
真夏の耶馬渓でとけちゃうような体験を【大分/和カフェ蛍茶園】
日本三大奇勝の耶馬渓。「深耶馬渓」とか「奧耶馬渓」とか「裏耶馬渓」とか、どこに行っても深山渓谷のイメージがあるので夏でも涼しいのかと思っていました。そんなわけで、暑さとか、とろけるような恋とかにすぐとけがちな女子たちと、つかの間の涼を求めて
地域タグ:大分県
京都の元舞妓はんと真夏の夜会/純喫茶ソワレと東華采館、二年坂
実は、なんと僕には京都に舞妓はんの友達がいたのでした。いや、正確にいうと「昔は舞妓はんだったかもしれない友達」、もっと正確にいうと「舞妓はんだったかどうかわからないけど、なんとなくそんな感じ」の友達が京都にいるのです。そんな彼女と、真夏の京
地域タグ:京都市
「中津祇園」は10万石の城下町だった大分県の中津を代表する600年近い伝統を持つお祭り。例年7月20日過ぎの金曜日から日曜日の3日間行われています。大分市から中津に引っ越した知人の女子が、この中津祇園で踊る、という話を聞いて、灼熱の中津へと
地域タグ:大分県
アカデミー賞外国語映画賞や日本アカデミー賞最優秀作品賞などを受賞した映画「おくりびと」。この映画の主なロケ地が山形県の酒田市だと知って、いつかロケ地めぐりをしたいと思っていました。そんなわけで街なかに残る古い洋館や、歴史ある倉庫街、そして雄
地域タグ:山形県
熊本県の有明海にある御輿来(おこしき)海岸は、干潮時に風と波によってできた三日月型のシマシマ模様があらわれる絶景の地として有名です。干潮と日没が重なる、年に10日あまりが最高のコンディションのようですが、僕が行った日は潮位は低いものの干潮時
地域タグ:熊本県
福岡県田川市の三井寺に「ガッツポーズ地蔵」なるユニークなお地蔵さんがいるということを知り、いつか行ってみたいと思っていました。お地蔵さんがガッツポーズしてるのですから、もちろんそこはB級スポット認定の場所になるはずだったのですが、実際に行っ
地域タグ:福岡県
ここは青森のフランスか?昭和遺産ラブホテル「ホテルナポレオン」【青森県】
青森県のおいらせ町というところに珠玉の昭和遺産レトロラブホテルがあります。その名は「ホテルナポレオン」。同じ名前の高級ホテルが本場フランスにもありますが、ここは青森のナポレオン。でも本場じゃないからって舐めてたらビビりますよ。青森には極めて
地域タグ:青森県
「書を捨てよ、町に出よう」高校生の頃、僕の心を激しく揺さぶったこんな刺激的なタイトルの本や映画を作っていたのが歌人であり劇作家でもあった寺山修司。その故郷、青森県の三沢にある寺山修司記念館にはずっと行ってみたかったのですが、そこは期待通り、
地域タグ:青森県
新潟と福島の県境、阿賀野川に沿った山間の小さな盆地の町、阿賀町。僕が会社に入って最初に厳しい指導を受けたパイセンが、数年前から半ばこの阿賀町に移り住んで、町おこしをしているのです。いつか行きたいとは思っていたので、時々パイセンが東京に帰って
地域タグ:新潟県
遊郭旅館への旅 ~こみせの町にひっそり佇む「中村旅館」【青森県黒石市】
みなさん、今もなお、遊郭に泊まることができることをご存知でしょうか?正確には「元」遊郭。昭和33年に売春防止法が施行され、日本全国から遊郭が消えてしまったあと、残った建物の一部が今もなお「転業旅館」として細々と営業を続けているのです。今回紹
地域タグ:青森県
黒石の「こみせ通り」とB級グルメ「黒石つゆやきそば」【青森県】
青森県の津軽地方にある小都市「黒石」。ここには「こみせ」と呼ばれる独特のひさしが続く古い町並みがあります。ただそこに存在しているだけでも情緒にあふれているこみせ通りですが、特によく晴れた朝や、雨に濡れた夜がとても幻想的で、僕は滞在中なんども
地域タグ:青森県
青森・田舎館村が名前だけじゃなくスゴかった!【田舎館駅舎アート/田舎館城】
田舎館と書いて「いなかだて」。いくら青森の、見渡す限り田んぼしかないド田舎(失礼…)にあるからって、その名前は堂々としすぎてるだろう・・・と昔から気になっていた場所でした。今回弘前から黒石に向かう途中、たまたまバスで通ったのですが、田舎館、
絶景秘境ボートツーリング/三淵渓谷通り抜け参拝【山形県長井市】
山形県長井市に知る人ぞ知る秘境絶景ツアーがあると聞き(聞いたのか、偶然自分で発見したのか忘れたけど)、さっそく行ってみたのですが、現地に向かう途中からまあまあの激しい雨。なんでも山間の峡谷を小さなボートで潜り抜けるツアーみたいなので大丈夫か
山形県長井市の山奥に、知られざる絶景の秘境がある、と聞いて旅に出ました。その話はまた次編で書くとして、その秘境へのベースとなる長井市もなかなか魅力的な町だったので、ここで紹介します。今までぜんぜん知らなかったけど、ゴメンよ、長井!新潟まわり
Ⓒ富山県(転用禁止)二百十日の風が吹き、朝晩にようやく秋の気配を感じる頃、飛騨の山々の懐に佇む小さな坂の町で行われる、叙情豊かで大人の色香漂うお祭り、越中八尾「おわら風の盆」。日本に恋する伝道師の僕的には、よだれが出るくらい大好物なイベント
山鹿温泉灯籠祭りは、毎年8月15日から17日の未明にかけて、民謡「よへほ節」のメロディーにのって、ピンク色の艶っぽい浴衣姿の女性が、金・銀の紙だけで作られた金灯籠(かなとうろう)を頭にのせて市内を踊り歩くお祭り。哀愁漂うメロディーにのせて
土佐の旧赤岡町(現香南市)に「絵金祭り」という一風変わったお祭りがあります。絵金(えきん)とは、幕末から明治にかけて土佐で活躍した絵師、金蔵という人物の略。この絵金の描く絵は世にも奇妙なおどろおどろしい芝居絵。赤岡には数多くの絵金の屏風絵が
毎年7月下旬の週末に、静岡県の旧東海道新居宿で行なわれる「遠州新居の手筒花火」は、東海道随一の奇祭と呼ばれています。手筒花火と言えば愛知県の豊橋が有名で、同じく毎年7月に行われる「豊橋祇園祭」には多くの観光客が集まりますが、この新居の手筒花
サングラス大仏と布袋様とレイバンのセレブマダム【愛知県江南市】
「愛知県にサングラスをかけた大仏がいるらしい」愛知といえばどえりゃー派手な結婚式とかするのは知ってたけど、大仏さんまでグラサンかけちゃうほどヤンキーの多いところだったっけ?それとも夏場はマダムがみんなレイバンのサングラスかけちゃうほど日差し
回転ベッドの残るレトロラブホ!関東屈指の昭和遺産「ホテルニュー高瀬」【埼玉県秩父市】
埼玉県の秩父市は、レトロな街並みが残っていたり、かつての遊郭街の一画が、今なおほんのりと妖しい香りを漂わせているちょっと魅力的な町。その秩父の郊外に、知る人ぞ知る、関東屈指の昭和遺産が残っているのです。それは「ホテルニュー高瀬」。回転ベッド
岩手2大ソウルフード!マルカン大食堂ソフトクリームと福田パン
岩手のソウルフードといえば、盛岡のじゃじゃ麺や冷麺や、わんこそばと有名なものがたくさんありますが、ぜひ行ってみたかったのが盛岡の福田パンと花巻のマルカン大食堂。僕の知人のライター女子が絶賛おすすめしてたのがこの2つだったのですが、「食の嗜好
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福島県郡山市のソウルフードとして知られる「クリームボックス」。最近「マツコの知らない世界」でも取り上げられて初めて知った人もいるかもしれませんが、地元パンマニアの間では以前から有名で、僕も旅の途中で何度か食べたことがあります。そこで今回は「
「地鉄電車」と呼ばれ、富山の地域の足だけではなく、立山黒部アルペンルートや宇奈月温泉にアクセスする観光鉄道としても知られている富山地方鉄道。大正時代から昭和初期に建てられたモダンな木造駅舎が現在も数多く残っていて、レトロ駅舎マニアには垂涎の
今や札幌を代表するレトロ喫茶として知られている「Cafe ひので」。創業は1971年、なんと札幌オリンピックの前年で、僕が大学時代に札幌で過ごしていたころからほぼそのままの姿で生き続けている昭和遺産的なお店です。遠い昔に、何度か来たことがあ
「観光ぐんま写真館提供」 心にググっと観光ぐんま - 群馬県観光公式サイト (gunma-kanko.jp)日本一なつかしく、お安い遊園地は、群馬県前橋市にある「るなぱあく」だと言われていますが、その同じ群馬に、もうひとつの昭和レトロなゲキ
北関東の一部、群馬県や埼玉県北部は今や絶滅危惧種のレトロ自販機の宝庫として知られ、レトロマニアのひそかな人気スポットになっています。そんなレトロ自販機が並ぶオートレストランが市内に複数存在するのが、群馬県伊勢崎市。そこで今回は市内にあるレト
群馬県太田市といえば、かつての中島飛行機を前身とするSUBARU(旧富士重工業)の企業城下町。そこに「スバル最中」をはじめ、スバルのクルマにちなんだ数々の銘菓があり、全国のスバリストの聖地になっているのだそうです。そんなわけで一度、SUBA
「となみチューリップフェア」は、富山県砺波市の砺波チューリップ公園で毎年GWの頃に開催される国内最大級の花の祭典。砺波のチューリップが有名ことはもちろん知っていたのですが、実は僕が砺波を訪れた真の目的は「散居村」めぐりで、チューリップではな
「散居村」は、広大な平地の田畑の中に屋敷が点在して建てられている村落で、なかでも富山・砺波(となみ)平野の散居村は日本最大の規模だといわれています。「日本の原風景」といわれるその富山の散居村を一度見てみたくて、田んぼに水が張られ、ベストシー
奈良の大仏、鎌倉の大仏が「日本三大仏」のメンバーだといえば、みんなそれなりに納得すると思いますが、富山の高岡にある「高岡大仏」が、実はそれに続く日本で3番目の大仏だ、というとそうなの?と思う方がほとんどかと思います。それもそのはず、「日本三
「ホワイトサンド」や「山型コーヒーサンド」、「頭脳パン」といった石川県のご当地パンを作っている、石川県小松市の「あづまや」。ここは地元パンマニアなら一度は行ってみたいお店なのですが、この「あづまや」に行ったあとに小松の町を歩いてみたら、ネコ
盛岡市民のソウルフードと呼ばれる「福田パン」。最近は、似たようなコッペパンのお店が全国津々浦々に生まれていますが、福田パンはその全コッペパン店長からレジェンドとして敬われる存在だと言います(風祭コッペパン研究所調べ)。おかげで最近はいつも混
みなさんはご存知でしたか?福島県須賀川市が、ウルトラマンの故郷「M78星雲 光の国」の姉妹都市であるということを。ん?須賀川?知らんなーとか言ってる場合じゃないですよ。そこはまさに日本随一のウルトラマンタウン。町を歩けば、懐かしいヒーローた
僕の大好きなハンバーグレストラン「びっくりドンキー」。北海道で大学生活を送っていた遠い昔に札幌で初めて見かけて、その後、通いつめていたチェーン店だったので、すっかり北海道発祥のレストランチェーンだと思っていたのです。というかみんなそう思って
博多から電車で約20分ほどの場所に、世界最大級のお釈迦様が寝ているんだそうです。それが福岡県篠栗町の南蔵院にある涅槃像(ねはんぞう)で、愛称は「ねぼとけさん」。「ねぼとけさん」だなんて、なんだかセクシー!とか思っていたのですが、これはそうい
僕が覚えている母との初めてのクリスマスの記憶は、4歳のときのこと。クリスマスイブの日に、母とふたりで隣町のスズランというデパートに行ったときのことです。その年の8月に僕の弟が生まれ、母は毎日ずっと家で子育てをしていたので、クリスマスのご褒美
保戸島は大分県津久見市の沖合にある周囲4Kmの小さな島。ほとんどの人は、その名前さえ聞いたことがないと思いますが、実はこの島は「日本のナポリ」と呼ばれ、その景観はまるで地中海のように美しいといわれています。さすがに日本のナポリは言い過ぎだろ
いつかは宇宙から地球を見てみたい。そんなふうに思っても、これまでの宇宙への旅といえば、(前澤さんみたいな)一部の超富裕層や、厳しい訓練を突破した人だけが行ける閉じられた世界でした。ところが「宇宙の民主化」を唱え、週末に家族でふらっと宇宙に行
僕が高校時代に通った喫茶店が、いつの間にか知る人ぞ知る昭和の名物レトロ喫茶になっていました。おまけにそこは友達の一族がやってるお店で、さらに僕が初めて女の子からナンパされた店だったりするので、驚きもひときわです。そんな高崎の「喫茶コンパル」
東京・上野にあるラブドール国内随一のメーカー「オリエント工業」。(当時は)そこに誰でも入れるショールームはあると聞いて一度行ってみたかったのです。もちろん最初はB級スポット探訪のつもりで行ってみたのですが、実際に行って話を聞くと、ラブドール
昭和30年代から40年代の高度成長期、日本のいたるところでつくられた大規模団地。その中でも「団地のデパート」と言えるほどバラエティ豊かな建物が並び、見事な都市デザインのもと造成されたのが千葉県の船橋市にある「高根台団地」でした。人口減少や住
岡山県のJR姫新線に久世という駅があります。久世と書いて「くせ」と読むのですが、昔このあたりの地図を見ていたところ、町内にグンゼの工場があったので、最初は「ぐんぜ」と読むのだと思っていました。ここに旧遷喬尋常小学校という美しい小学校があるの
岡山県真庭市の勝山町並み保存地区は、まちじゅうにユニークなのれんが飾られている「のれんの町並み」として知られる町。いや、きっとほとんど知られてないですね。だから「日本に恋する伝道師」たる僕がこうして紹介してるんですから。そこは映画「男はつら
僕は特にB'zとかのファンではありませんが、その昔、B’zの稲葉さんの出身地、岡山県の津山に3日くらいこもって小説を書こうとしたことがあります。なんでわざわざそんなことをしたのか今ではよくわからないのですが、きっと津山のどこかに魅
秋のシルバーウィークの奈良でのこと。ホテルが軒並み満室、もしくは法外な値段の中、香芝市に奇跡的に低料金で空室があるビジネスホテルを発見しました。それが「Tabist 緑ガーデンホテル 奈良香芝」。宿泊サイトの写真を見て、一目で元ラブホテルの
昭和レトロラブホの金字塔ともいえる奈良県の「ホテルアイネ 香芝店」を冒険したお話の後編。前編はこちら今回は「ホテルアイネ」に数多くある和室の中でも、めくるめく背徳な世界への架け橋であるかのような渡り廊下がある「227号室」を紹介します。「ホ
レトロラブホ好き界隈では知らぬ人がいない、といわれるほど有名かつ憧れかつ貴重な昭和遺産ラブホテルである奈良県の「ホテルアイネ 香芝店」。今なお残る回転ベッドの部屋、ベッドルームと居間をつなぐ渡り廊下が最高に妖艶すぎる和室、部屋じゅう鏡張りで
川崎にある「河原町団地」は、昭和の高度成長期真っただ中にできた巨大な団地。しかも大きいだけではなく、当時最先端だったそのデザインが、2周くらいまわって、今も時代の最先端なんじゃないか、と思うくらいめちゃめちゃクールなのです。きっと団地マニア
日本には、3つの県が接する三県境が40ヶ所以上あるのですが、そのほとんどが高い山の上や川の中で、常人がアクセスするにはハードルが高いところばかり。そんな中、唯一平地にあって、なんと駅から徒歩5分でアクセスできる3県境があるのだと言います。そ
毎年4月に川崎大師近くの金山神社で行われる「かなまら祭り」は日本が誇る奇祭として世界に知られ、例年、外国人を中心に身動きが取れないほどの人で賑わいます。ここ3年はコロナで自粛を余儀なくされ、僕が行った2022年も神事はオンラインでの開催だっ
埼玉の吉身町にある「吉見百穴」は、古墳時代後期の横穴墓群の遺跡ですが、なんとなくあやしげなイメージがあったのです。そのせいか、何回か近くを通りながらも、僕は今まで行ったことがなかったのですが、今回初めて行ってみて、その思いが一層強くなりまし
埼玉に金運がアップする最強のパワースポットがあるという。それが秩父の郊外にある「聖神社」。僕は人生はお金ではなく愛だと思っているので、特に興味ないんだけど、日本最初の流通貨幣「和同開珎(わどうかいちん)」にまつわる歴史的スポットでもあるとい
映画「翔んで埼玉」で一躍、そのB級度が有名になった埼玉県。まあこの映画がなくても、もともと相当B級扱いされてた感はありますが、実際まあまあB級です。特に秩父は「回転ベッドの昭和遺産ラブホ」、「レトロ商店街と遊郭跡」そしてこの「秩父珍石館」と
桜坂は、雨が似合うと思う。たった2回しか行ったことがないけれど、2回とも雨だった。いや、雨の日を狙って行ったというべきかもしれない。🌸 🌸 🌸 🌸 🌸もう20年以上も前、桜坂のすぐ近く、東京の田園調布に住む女の子と仲良くしていたことがあった
一周すると約120~30キロくらいだと思われる宮古島+周辺の島をバイクで日帰り一周してみたお話の後編は「伊良部島」と「下地島」。このふたつの島は見どころ多かったです。思いもよらなかった町並みとか、絶景とか。それまで宮古島ってそんなにすごい、
宮古島は沖縄の離島の中では西表島、石垣島に次ぐ3番目に大きな島。一周すると約100キロだと言われていますので、1日でまわれる距離ではありますが、伊良部島や池間島など、橋でつながる周囲の島も入れるとその距離はさらに2~30キロ増えますので、途
僕にとっての宮古島イメージは、エメラルドグリーンやコバルトブルーのビーチでもなく、カップルで行けばなんでもできちゃうようなプール付きの隠れ家リゾートでもありません。僕にとっての宮古島といえば、島をまもるおまわりさんの人形「まもる君」。島をド
高松と聞いて「ああ、あの讃岐うどんを食べに行くところね!」とか思っていませんか?おっしゃる通り、うどんの名店揃いなので、3泊4日で死ぬほど讃岐うどんを食う、みたいな修行を否定するわけではありません。でも実はうどんとうどんの合間にワーケーショ
僕には旅ブログの永遠のライバルがいます。それがライター仲間というか、ひとりで行きにくいワンダースポット同伴者というか、登山したり、映画見たり、甲子園行ったりしてるけど色恋沙汰にはけっしてならない人妻、@saorigraph 旅ブログのくせに
竹富島は、沖縄の原風景が残るのどかな島。周囲9.2kmほどの小さな島でアップダウンもあまりなので、自転車でも一周しながら観光できてしまいます。今回はそんな竹富島をレンタサイクルで一周したり、水牛に揺られて安里屋ユンタ歌ったりしながら、時計の
「星の砂」といえば沖縄を代表するお土産のひとつ。特に、ほんのり好意をいただいている異性に、さりげなく思いを伝える小物としては世界でも3本の指に入る秀逸なグッズだと言われています(風祭恋愛告白研究所調べ)。西表島の「星砂の浜」は、その名の通り