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よしなの音楽帖 https://yoshina447.blog.fc2.com/

クラシック音楽を自分の心が感じたそのままに記す事をモットーにしています。 クラシック・ギターのアナリーゼの考察実践の練習風景や、作品演奏動画、自作品をアップしています。 お知らせ下さればフォローいたします。

DAWソフトに詳しい方、是非お友達になってください。 オンラインで一緒にジャンル問わず何でもありのバンド演奏も如何ですか? 私はアコギ、エレキ、ベース、クラシック・ギターは演奏可能です。 自作品への参加も、お手伝いしてくださると助かります。

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2019/12/12

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  • グエッラの写本

    ケルティック・ハープと聴き比べると、スパニッシュ・バロック・ハープは金属的、そして少しダルシマーのような感じもします。何と言っても、この写本がハープの独奏や、伴奏で録音されている事による雰囲気と、統一感は独特で新鮮でした。そして、何より歌唱が濃厚に歌われても、一音一音がぼやける事無く粒となる明快な清々しさはこのアルバムの魅力だと感じました。17世紀の後半にマドリードで編纂されたグエッラの写本からの音...

  • 交響曲 第2番 ハ長調 op.61(5)/R.シューマン/バーンスタイン(1985)

    今年は24節気72候に助けられた・・ような気がする夏でした。8月の最も熱い頃に立秋となり、暑中の耐えられない猛暑を「もうすぐ秋になる」と耐えさせ、やがて「もうすぐお盆だから・・そこまでくれば」となり、今週は「処暑にやっとなってくれた」と夏バテの辛さにもうひと頑張りをくれるように感じたのです。急なにわか雨の中、今までの「濡れないように」はやめて「濡れてもいいや・・」と家路に向かう裏道にはそれまで見えなか...

  • ア・ラ・ミ・レの写本 [フランドル和声の財産]

    これまでボイレン写本やイートン・クワイア・ブック、個人的な所蔵による写本などを記して来ました。本来バラバラであった作品が纏められる事により、時代に埋もれてしまう作曲家やその作品が、また作者不詳ながら当時盛んに歌い継がれた作品たちを知る事が出来るようになりました。かなり古くより(1960年代?)それらの作品は試行錯誤されながら演奏されていたのですが、それが実を結び現在では考証がさらに深まり、新たな写本も加...

  • 交響曲 第2番 ハ長調 op.61(4)/R.シューマン/クレンペラー(1968)

    確かに秋の風を感じるようになったこの頃・・。それは薪で沸かしたお風呂のような、火が消えてからもいつまでも熱いお湯ではなく、電気温水器で沸かしたように、温度は同じでも温かさの勢いを削がれて直ぐにぬるくなるような感覚に近くなったと肌が教えてくれます。意識せずとも夏バテが出て午後が気怠くなる時に、半分寝たような夢うつつの中に聴こえる音楽は、窓から吹き込む風と溶け合って、汗ばみながらも心地良いと感じるよう...

  • 交響曲 第2番 ハ長調 op.61(3)/R.シューマン/カラヤン(1971)

    カラヤンの第1楽章出だしは、聴く度に「ツァラトゥストラ」のようだと感じます。そのまろやかで粘りある響きが、あくまで私個人の感覚ですが第2番に持つイメージとは異質と感じるのですが、それでもあれだけ響きにあれこれと言われるシューマンからこれだけ美しい響きを聴かせるのは驚きでもあります。カラヤンは美しく響けばマーラー編であろうとなかろうと、そちらを選択するのではないでしょうか。最初の印象的な主題が、まるで...

  • ナイトハルト・フォン・ロイエンタールの影響力と原初的音楽との接点

    それまで知る範囲であった(少なくとも学校で習い、よく知る作曲家たちという一般的なイメージの)クラシック音楽が、実はバロック様式のほぼ全てから古典派様式、そして前期ロマン派までも江戸時代(1603-1868)に作曲された事に驚いたのはつい最近のような・・。ギターの世界で意識せずとも接する事になったそれらより遥か昔のルネサンス様式も、室町(1336-1573)・戦国(1467-1603)時代と、一般的な歴史年表の半分以後の事である事に...

  • 交響曲 第2番 ハ長調 op.61(2)/R.シューマン/セル(1960+夢の52)

    セル/クリーヴランド管によるシューマンの第2番が今は最も好きな演奏だと記しました。ブログの大切なお友達であり尊敬する大先輩Y-XYZ様よりセルの52年盤の存在をお教え頂き、その一端に触れる事が出来た事はより第2番でのセルの素晴らしさを確信させてくれるものでした。シューマンから澱を濾過するばかりでなく、それによって人間的な尊い想いまでも香り立たせる見事さに感動します。もはやシューマンを聴く事にバリケードを用意...

  • 心の日曜日(14)/「カヴァレリア・ルスティカーナ」:間奏曲よりお気に入りの3枚を/カラヤン(1967)/バルビローリ(1931/58)

    幼少時代に暮らした田舎から県庁のある市まで出る時には、バスかJRでお出かけするのでしたが、そこはずっと長い海岸を通るので潮の匂いがして夕方だとオレンジ色のどよーんとした気怠く素敵な景色が続きます。今回、この「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲を記そうと思ったのは、その列車のガタン・ゴトンという音のようなSPの周期的なノイズと共に聴こえて来るバルビローリの1931年のMONO盤にその時の景色が蘇り、同じくSTER...

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