6月13日午前1時、沖縄方面根拠地隊司令部太田實少将以下の幕僚6名が、自決し、海軍の組織的戦闘が終了します。旧海軍司令部壕には、自決したときの手りゅう弾のあとが残っています。 (沖縄戦の半年ほど前に完成した海軍司令部壕) 旧海軍司令部壕は、沖縄戦での日本海軍の司令部で、豊見城市と那覇市の堺にありました。沖縄戦が始まる半年ほど前の1944年(昭和19年)12月に完成しました。 (4月1日米軍上陸)旧海軍司令部壕が完成した翌年の1945年(昭和20年)4月1日、米軍が沖縄本島に上陸します。同年6月4日に米軍第六海兵師団が小禄半島に上陸。周辺では日米両軍の激しい戦闘が続き、12日午後に、米軍が司令部…