どうやら私はイタリアの菊が好きな様で、今回家に飾る様に買ったのも菊でした。帯締めの色にありそうな、捻りの効いたオレンジ色の菊を見た我が家のイタリア人が、花...
食器の整理をしていたら、二十代の頃にシチリア島で手に入れたお皿を発見。「ああ楽しかったなぁ。」と、分厚いけれど軽い、大好きな色の絵皿を見ながら思い出しまし...
フランスに嫁いだメディチ家の娘達について調べていたら、フランス王アンリ四世の妻、マリア・デ・メディチの手紙を見つけました。これはマントヴァ公に嫁いだお姉さ...
150周年を迎えたばかりのサンタンブロージョ市場。今日行くと青空市場の屋台がありませんでした。びっくり!花屋は?八百屋は?と訳が分からず立ち尽くしていると...
一昨日の朝、大背堂前を通ったらおじさんが二人、一生懸命作業をしていました。何をしているのか気になって近づいてみると、聖ゼノビウスの奇跡が起こった後に設置さ...
『仏像鑑賞入門』を読み終わり、本棚に戻すと、知らない間に仏像や仏教の本が多くなっている事に気づきました。梅原猛さんは元々ファンなので、仏教に限らず乱読して...
市場のお肉屋さんで買い物をした後、花屋に寄りました。すると、見た事もないビビットは赤色の植物があり、目が釘付けになりました。そこで、一見無愛想だけれど、実...
先日、我が家の中学生をホルン演習へ連れて行った時、たまたまいらっしゃった高名なホルン奏者と話をする機会がありました。そして仰る事には、言語によって得意な演...
先日、バルディーニ庭園を訪れた時、ぐぅぐぅ寝ている猫に遭遇しました。アメリカ人の青年二人が上から眺めてもぐぅぐぅ。我が家の中学生が顔を近づけると、細目を開...
スーパーやお店が季節の行事をかなり先取りするようになったので、毎年日にちが変わる行事は、一体いつなのかが分かり難いです。クリスマスの後、出回っているのがカ...
金曜日の夜から寒風が吹き始め、寒い週末になりました。でも天気は驚くほど良い。日曜日の今朝は、快晴でした。家でジッとしているのは勿体ないな、と思い、(寒いけ...
家のワイン・ストックがなくなったので、行き付けのエノテカに行きました。するといつも見ていたハズなのに、目に入っていなかった、ギリシャ・ワインの棚を発見。店...
こちらはヴェローナの大聖堂の壁画。かなり傷みの激しいフレスコ画でしたが、面白いなぁと思って写真を撮りました。キリストが十二使徒と最後にテーブルを囲んだ最後...
今日も朝から大好きなウフィツィ美術館の作品を美術をお好きな方々にご紹介でき、良い日でした。その後用事を済ませて共和国広場近くを通ると、毎週木曜日の植木市が...
昨年一時帰国の際にYAMAHA銀座店内にある本屋さんで見つけました。この本屋さんは小さいけれどセレクションが好きで、いつも時間を費やしてしまいます。大学の...
イタリアの中学校では三年生になると世界地理を学びます。小グループを作り、指定された国についてパワポを制作して発表するのが次の課題だそうです。予想していた通...
ベッカリア広場に映画館が復活した。たまたま我が家の人達が先週ジブリ映画を観に行ったので、持ち帰ったプログラムをのぞいてみるとちょっとマニアックな映画をオリ...
今朝はとても寒かったですが「えいやっ」と自転車に乗ってウフィツィ美術館へ行きました。我が家のイタリア人や中学生はプールに通い、日々トレーニングしていますが...
弟子のコピー ~Pier Francesco Foschi展~@アカデミア美術館
16世紀フィレンツェで活躍したアンドレア・デル・サルトの弟子としてしられる画家フォスキ。しっかりヴァザーリの伝記にも記されているし、公の仕事もしている画家...
「ユネスコの文化遺産であるヴェローナの街を、”雑感”で書こうなんて失礼な!」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、初訪問した街の、遠足の感想文的な(軽...
「巨人の間」、撮影は無理 @Palazzo Te a Mantova
ゴンザーガ家のヴィッラとして有名なテ宮殿。街から少し外れた場所にありますが、マントヴァへいらっしゃったら、是非お忘れなく。おすすめです。ラファエロの弟子ジ...
2024年の初旅だったマントヴァ美術探訪でしたが、美術館訪問の後には、やっぱり美味しい物を頂きたい!と、フィレンツェではお目にかかれない美味しい物探しを頑...
エイリアン @Palazzo Ducale a Mantova
冬休み最後の週末、イタリアンキッズ達と共にヴェッキオ宮殿へ出かけ、16世紀の錬金術&Wunderkammer(驚異の部屋)の世界を堪能して参りました。中学...
アルベルティの教会 @ Sant'Andrea a Mantova
フィレンツェ出身の建築家レオン・バッティスタ・アルベルティの教会がマントヴァにあります。外見はルネサンス的ですが大変謙虚な見た目のファサードなので、広大且...
アルベルティの教会 @ Sant'Andrea a Mantova
フィレンツェ出身の建築家レオン・バッティスタ・アルベルティの教会がマントヴァにあります。外見はルネサンス的ですが大変謙虚な見た目のファサードなので、広大且...
アラッツィの間 @Palazzo Ducale a Mantova
今回の旅で一番驚いたのは、ドゥカーレ宮殿でした。記憶の中ではただただ大きい宮殿、でしたが、天井画や各部屋の装飾が素晴らしくイザベッラ・デステも過ごしたゴン...
行動と気持ちがちぐはぐで鑑賞 @Palazzo Te a Mantova
調査旅行という名の美術館巡りに出たはよいが、夜、ホテルに戻って覗くネット新聞には、日本の新聞も世界のニュースもびっくり驚き、心配が募るものばかり。正月早々...
観に行きたいと、長年思いながらようやく再会できたマンテーニャのフレスコ画。やはり名画は何度観ても素晴らしく、新鮮な驚きと感動をくれるのだなあ、と惚れ惚れ鑑...
辰年の2024年が始まりました。今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。朝、日本の家族へお正月のご挨拶をしよう、とラインをかけたのですが、なかなか繋がらず、...
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どうやら私はイタリアの菊が好きな様で、今回家に飾る様に買ったのも菊でした。帯締めの色にありそうな、捻りの効いたオレンジ色の菊を見た我が家のイタリア人が、花...
まマキャベリが追放後、移り住んだ山荘を訪れました。フィレンツェ市内から30分以内で到着する小さな村ですが、都会とは全く異なる澄んだ空気に包まれる美しい場所...
数週間前、市場でいつも立ち寄る八百屋に極小サイズのポルチーニが並べられていました。今まで、虫が恐い私はポルチーニの処理を避けるために買った事がなかったので...
今日、前に歩いてた青年が、ワンピースの主人公が描かれたTシャツを着ていました。フィレンツェには日本アニメのキャラクターを配したTシャツ屋さんが何件もあった...
Novecento美術館は展覧会の度毎に訪れる場所です。予定では今開催中の、《モジリアニからモランディ》と題された展覧会の事を書こうと思っていたのですが展...
今日も可愛い花を見つけてしまいました。初夏の週末は、友人宅に呼ばれたり、呼んだりする機会が増えます。明日も御呼ばれなのですが、日曜日は花屋が閉まっているの...
まだもう少し先ですが、一時帰国を控え、我が家の日本食在庫をチェックしました。すると、頂いた事をすっかり忘れていた蒟蒻の素が出てきました!日本食は有名になり...
べアート・アンジェリコの作品を見直していました。サン・マルコ修道院が所蔵するアンジェリコの作品に、新約聖書主題が描き込まれた、棚扉の装飾画があります。細筆...
イタリアのバールでは、立ち飲みと座り飲みの選択が出来ますが、シニョーリア広場に面するバール、リヴォワールでカフェを飲む時には断然、立ち飲み派です。なぜなら...
日本は観光大国になっているとのこと。その情報を紐解いて、外国の方々が関心を持つ場所や食べ物を知る事は、我が家のイタリア人の日本滞在計画を立てる際に有効です...
ストロッツィ宮殿の展覧会に合わせて飾られた絵。コラージュ手法も用いられていますが、油絵です。でもここは雨が降り込む中庭なので、「一体雨が降ったらどうするの...
イタリアには高校入試も、(一部を除いて)大学入試もありませんが、中高校を修了するにあたり、卒業試験があります。それに落ちたら卒業出来ない、という試験です。...
通常、日本にないものはないので、きっと私が見たことないだけですが、私は、日本でお目にかかった事のない、この丸型の菊が大好きです。テニスボール大の菊は、鳴門...
通常、日本にないものはないので、きっと私が見たことないだけですが、私は、日本でお目にかかった事のない、この丸型の菊が大好きです。テニスボール大の菊は、鳴門...
ドイツの芸術家キーファーの展覧会がストロッツィ宮殿で開催中です。キーファーというと、なぜかインスタレーションの作品が頭に浮かびますが、今回の展覧会では彼の...
最早、びっくりすることはありませんが、イタリア人がテレビを観る時の音量は驚くほど大きいです。「なぜ?」と尋ねたくなるくらい。(耳鼻科を紹介したくなるレベル...
どうやらウフィツィ美術館のチケットが変わるらしい…。今まではどのような形で予約をしても、当日の入館15分前に”紙製”チケットを発券してもらう必要がありまし...
我が家の中学生が通う学校には、日本の学校の「部活動」の様なものはあまりありませんが、音楽活動があります。中学入学前に参加の意志を伝え、途中で止める事は不可...
イタリアと言えば、イタリア料理で、イタリア人は母国の味を愛する人たちなので、イタリアンレストランの数は最も多いです。でもこの20年で、大分他国の料理を出す...
先月、ヴェルディ劇場のコンサートへ行った時に配られた宣伝にのせられて、昨夜も劇場へ。ピアノ独奏のコンサートを訪れました。近くに座ったノルウェー人の女の子は...
今イタリアは連休中。通常、図書館は土曜日は開館なので、今朝、意気揚々と出かけたのですが、連休を楽しむため(?)お休みでした。そのため本をどっさり借りたかっ...
我が家の中学生が参加するオーケストラの学期末コンサートが五月の最終日にあり、ようやくジェットコースターの様な五月のイベントが終わりました。学生達は、初心者...
メディチ・リッカルディ宮殿でルーカ・ジョルダーノ展が開催されていることは随分前から知っていましたが、訪問が何故か遅れました。何事も勉強ですから、たとえあま...
国立美術館であるウフィツィ美術館は、ピッティ宮殿の美術館とボボリ庭園と同じ管轄内で、年間パスがあります。今までは「ウフィツィの友達」と言う名のメンバーズカ...
久しぶりにメディチ家の別荘を訪れました。五月の庭園は本当に美しく、芍薬からバラ、忘れな草やブーゲンビリア、様々な花が咲き乱れ、オレンジやレモンの鉢植えには...
イタリアの学校は、正に今、忙しさMAX。予めスケジュールに入っていた予定に加え、どんどんとイレギュラーな用事が入ります。毎年こうだから、心構えは出来ていま...
今日はウィークデイなのに、ジョットの鐘楼へ登るための列が長いなぁと思いながら、大聖堂の横を歩きましたが、鐘楼に近づくにつれて、これが大聖堂入場のための列で...
先日訪れた着物の展覧会には、着物の他に日本の雑誌・書物の切り抜き展示がありました。チェックやアニマル柄(?)の反物を広げて長さを測っている男性たちは皆、着...
少し前までは、肌寒く雨ばかりだったのに、ある日突然夏の様な天気になったフィレンツェ。でも「本当か?本当に寒の戻りはないのか?」と未だ疑心暗鬼でいます。ただ...
雨の中、今年も我が家の中学生は音楽コンクールに参加しました。全国から参加する学生たちが集う一週間は、先生方や審査員も大変だろうなあ、と他人事ながら思います...
また行ってしまいました…。友人のマーブル紙工房です。この工房は、正に魔法の部屋。美しい色の渦に溺れそうになります。でも、今日の目的は爆買いではありません。...
ルネサンス期はあらゆる芸術分野でトップを走っていたフィレンツェも、21世紀の今は過去の遺産で生きつないでいる感が否めません。でもこちらのお店は、フィレンツ...
日帰り旅行プラ―トのお話、最終回。街をぶらぶらしている時、フィレンツェでも扱っている店の多い、カントゥッチの有名店Antonio Matteiの前を通りま...
プラ―トを昨日訪れた目的は、織物博物館で開催中の「KIMONO」展を観ることでした。織物博物館は、常設もなかなか面白く、テキスタイルの歴史を説明するスペー...
週末の今日、隣町プラ―トまで足を伸ばしました。目的は展覧会だったのですが、その事については後日、ご紹介したいと思います。今日は展覧会鑑賞の後、長年行きたい...
バルジェッロ美術館で今、オルサンミケーレ教会のために作られたブロンズ像三体が展示されています。オルサンミケーレの彫刻群は、従来、週一度だけ開く教会の美術館...
ピッティ宮殿の展覧会「エレオノーラ・ディ・トレド」展で驚いた展示品。金属製のコルセットです。漫画や映画などでも、女性たちが胸以外の上半身をより細く見せるた...
フィレンツェで最も美しいマーブル用紙を創る芸術家だった友人が昨年亡くなり、工房が長らく閉まっていました。でも最近、新しい職人さんが同じ場所でお店を開くこと...
以前、蕾の時に嬉しくて記事を書きましたが、毎日観察している芍薬の花の変化がたいへん興味深いです。フクシアとイタリアで呼ばれる様な強いピンク色だった蕾が花開...
サンタンブロージュ市場から歩いて三分の場所に、我が家行き付けのインド料理屋さんがあります。「フィレンツェで一番美味しいケバブ屋。」と聞いて、通い始めたのは...