どうやら私はイタリアの菊が好きな様で、今回家に飾る様に買ったのも菊でした。帯締めの色にありそうな、捻りの効いたオレンジ色の菊を見た我が家のイタリア人が、花...
とはいえ、”穏やか”な年越しとは縁遠いイタリアい住んでおりますので、きっと今夜はこのボテロの絵の様な賑やかな年越しとなるでしょう。先日友人宅で開催される年...
イタリアの学校は、中学校から本格的な美術史の授業があり、「流石だな。」と思う点も多々あるのですが、特に公立学校の場合、実技の設備が整っていない事が多いと思...
Cacao Entres Dos Mundos展 @ラウレンツィアーナ図書館
ラウレンツィアーナ図書館で年に数回開催される展覧会へは必ず足を運びます。今回の主題はカカオ。そうです。チョコレートを作る材料になる、あのカカオです。新大陸...
冬休みのアート制作のため、近所の文房具店でカーボン紙を買ったらペリカン社製でした。またマニアックな文房具話になりますが、私はペリカン社のボールペンの書き味...
我が家の中学生は幼い頃から、体調を崩すのは、決まって金曜の夜からでした…。でも大きくなってからは、随分体が強くなり、この3~4年、風邪さえひきませんでした...
メリークリスマス!クリスマス前に必ず長蛇の列になる場所。花屋、エノテカ、魚屋、肉屋。私ももれなく上記二つの列に参加しました。皆様も素敵なクリスマスをお迎え...
「ピッティ宮殿でゲットーの展覧会をしているよ。」と誰かに聞いて、「なんてタイムリーな。」と一瞬思ったけれど、よく考えたら美術展は通常、何年も前から準備をし...
イタリアの学校も昨日が最終日。クリスマス休暇に入りました。きっと故郷が遠い方はもう古里へ出発したのではないかしらと思います。我々はフィレンツェ残り組。街は...
「この季節だったら何処にでもある。」と思っていたのに、探すのに結構手間取ってしまったヤドリギ。今朝ようやく見つけて、家に飾りました。クリスマス前の最後の金...
12月は発表会シーズンです。コンサート目白押し、そしてそのリハーサルの連続で、本来なら昼食前に終わる中学校の、音楽コースに通う我が家の中学生は、近頃とっぷ...
朝、余裕がある時に一服のお茶を点てますが、まず多めの湯を用意して魔法瓶二本入れます。一日に何服もお茶を飲むと夜眠れなくなるので、カフェOR抹茶と決めて飲み...
今朝、スーパーへ牛乳を買いに行ったら、山に阻まれ、牛乳の棚まで辿り着けませんでした。何?このパネットーネの山は!?落ち着きのない子供がお母さんとお買い物へ...
年末も近づき、とうとう今年のお稽古も今日で終わりです。順番で係を決めているのですが、今回は私がお歳暮ののし袋を用意する係です。「そうか。どこかにあったハズ...
情報社会になり、ネットショップの数が増大し、世界から情報や物を軽々と手に入れる事が出来る様になって久しいので、その場所へ来ないと見れない物、手に入らない物...
昨日と今日、フィレンツェは強い北風に吹かれ、寒い日が続いています。恐らく大聖堂広場など、高い建造物のある広場には北風が渦巻いていて寒いのだろうと想像します...
我が家の中学生は木工にはまっておりましたが、その情熱に少し区切りがついた後、(よく意味がわからない)モーター作りを数か月し、今は手作りでバネを制作していま...
ウフィツィ美術館の窓から、何気なく外をのぞいた時に発見したもの。教会を始めとする、フィレンツェの歴史的建造物には鳩が止まりそうな場所に、針ねずみの様な道具...
ウフィツィ美術館とピッティ宮殿で開催中の現代美術展。いつもはルネサンス的空間に、コンテンポラリー作品を展示する事は、とても刺激的で好ましいと思うのですが、...
ウフィツィ美術館にはレオナルド・ダ・ヴィンチの作品が三作品所蔵されており、いつでも鑑賞することが出来ます。それに加え、現在開催中のワールブルクの展覧会では...
今日も新しい日本語を知りました。「事始め」とは新年などに新しい事をするとか、目標を立てる時に用いる言葉だと勘違いしていましたが、お正月を迎える準備を始める...
17世紀、彫刻家ジャンボローニャが工房として用いていた家が、私の友人画家のアトリエになっています。その大きな空間を提供したクリスマス・マーケットが開催され...
寒くなると、鼻血が出るほど甘いクッキーを食べたくなります。クッキー・ドウを前日に作って置いたので、もう後は好きな時に焼くだけ。お手軽オヤツです。そう言えば...
イタリアは今日、祝日。そのため三連休になっています。”無原罪の御お宿り”と呼ばれるマリア様の祝日なのですが、イタリアでは専ら、”ツリーを飾る日”として知ら...
ウフィツィ美術館の二階をうろうろしていた時、アンドレア・デル・カスターニョ作の祭壇画が展示されていて、思わず立ち止まりました。なぜなら、天使の翼の描き方が...
我が家の中学生は今、テスト日程を淡々とこなしています。イタリアの中学生は、1月末に前期の成績表が出るので、もっとハードなテスト週間はクリスマス休暇直後から...
秋から始まったミュシャ展へ行きました。ミュシャの描く華やかな舞台の女優達、美しい娘たちの姿は大変人気がありますが、私はアールヌーボーの文様が大好きなので、...
大好きなバッラの自画像は、ラファエロやレンブラントの様な有名画家ではないため、未来派までお話出来る時間的余裕がある時くらいしか、立ち止まってご説明したこと...
「ヴェッキオ橋の向こうまで列が伸びてた。」とか、「何時間も暑い中並んで大変だった。」とか、ネガティブな話しか聞いた事がなかった第一日曜日のウフィツィ美術館...
昨日は20度まで気温が上がって気持ちの悪い日でしたし、今日も何だか12月らしくないムッとする空気が漂っています。でも5時には既に外が真っ暗なので、イルミネ...
埋まる(うずます)と蹲る(うずくまる)。音は似ていますが、意味が全く異なる言葉です。因みに、冬のお稽古に登場する「うずくまる」と言う名の花入れに強い魅力を...
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どうやら私はイタリアの菊が好きな様で、今回家に飾る様に買ったのも菊でした。帯締めの色にありそうな、捻りの効いたオレンジ色の菊を見た我が家のイタリア人が、花...
まマキャベリが追放後、移り住んだ山荘を訪れました。フィレンツェ市内から30分以内で到着する小さな村ですが、都会とは全く異なる澄んだ空気に包まれる美しい場所...
数週間前、市場でいつも立ち寄る八百屋に極小サイズのポルチーニが並べられていました。今まで、虫が恐い私はポルチーニの処理を避けるために買った事がなかったので...
今日、前に歩いてた青年が、ワンピースの主人公が描かれたTシャツを着ていました。フィレンツェには日本アニメのキャラクターを配したTシャツ屋さんが何件もあった...
Novecento美術館は展覧会の度毎に訪れる場所です。予定では今開催中の、《モジリアニからモランディ》と題された展覧会の事を書こうと思っていたのですが展...
今日も可愛い花を見つけてしまいました。初夏の週末は、友人宅に呼ばれたり、呼んだりする機会が増えます。明日も御呼ばれなのですが、日曜日は花屋が閉まっているの...
まだもう少し先ですが、一時帰国を控え、我が家の日本食在庫をチェックしました。すると、頂いた事をすっかり忘れていた蒟蒻の素が出てきました!日本食は有名になり...
べアート・アンジェリコの作品を見直していました。サン・マルコ修道院が所蔵するアンジェリコの作品に、新約聖書主題が描き込まれた、棚扉の装飾画があります。細筆...
イタリアのバールでは、立ち飲みと座り飲みの選択が出来ますが、シニョーリア広場に面するバール、リヴォワールでカフェを飲む時には断然、立ち飲み派です。なぜなら...
日本は観光大国になっているとのこと。その情報を紐解いて、外国の方々が関心を持つ場所や食べ物を知る事は、我が家のイタリア人の日本滞在計画を立てる際に有効です...
ストロッツィ宮殿の展覧会に合わせて飾られた絵。コラージュ手法も用いられていますが、油絵です。でもここは雨が降り込む中庭なので、「一体雨が降ったらどうするの...
イタリアには高校入試も、(一部を除いて)大学入試もありませんが、中高校を修了するにあたり、卒業試験があります。それに落ちたら卒業出来ない、という試験です。...
通常、日本にないものはないので、きっと私が見たことないだけですが、私は、日本でお目にかかった事のない、この丸型の菊が大好きです。テニスボール大の菊は、鳴門...
通常、日本にないものはないので、きっと私が見たことないだけですが、私は、日本でお目にかかった事のない、この丸型の菊が大好きです。テニスボール大の菊は、鳴門...
ドイツの芸術家キーファーの展覧会がストロッツィ宮殿で開催中です。キーファーというと、なぜかインスタレーションの作品が頭に浮かびますが、今回の展覧会では彼の...
最早、びっくりすることはありませんが、イタリア人がテレビを観る時の音量は驚くほど大きいです。「なぜ?」と尋ねたくなるくらい。(耳鼻科を紹介したくなるレベル...
どうやらウフィツィ美術館のチケットが変わるらしい…。今まではどのような形で予約をしても、当日の入館15分前に”紙製”チケットを発券してもらう必要がありまし...
我が家の中学生が通う学校には、日本の学校の「部活動」の様なものはあまりありませんが、音楽活動があります。中学入学前に参加の意志を伝え、途中で止める事は不可...
イタリアと言えば、イタリア料理で、イタリア人は母国の味を愛する人たちなので、イタリアンレストランの数は最も多いです。でもこの20年で、大分他国の料理を出す...
先月、ヴェルディ劇場のコンサートへ行った時に配られた宣伝にのせられて、昨夜も劇場へ。ピアノ独奏のコンサートを訪れました。近くに座ったノルウェー人の女の子は...
今イタリアは連休中。通常、図書館は土曜日は開館なので、今朝、意気揚々と出かけたのですが、連休を楽しむため(?)お休みでした。そのため本をどっさり借りたかっ...
我が家の中学生が参加するオーケストラの学期末コンサートが五月の最終日にあり、ようやくジェットコースターの様な五月のイベントが終わりました。学生達は、初心者...
メディチ・リッカルディ宮殿でルーカ・ジョルダーノ展が開催されていることは随分前から知っていましたが、訪問が何故か遅れました。何事も勉強ですから、たとえあま...
国立美術館であるウフィツィ美術館は、ピッティ宮殿の美術館とボボリ庭園と同じ管轄内で、年間パスがあります。今までは「ウフィツィの友達」と言う名のメンバーズカ...
久しぶりにメディチ家の別荘を訪れました。五月の庭園は本当に美しく、芍薬からバラ、忘れな草やブーゲンビリア、様々な花が咲き乱れ、オレンジやレモンの鉢植えには...
イタリアの学校は、正に今、忙しさMAX。予めスケジュールに入っていた予定に加え、どんどんとイレギュラーな用事が入ります。毎年こうだから、心構えは出来ていま...
今日はウィークデイなのに、ジョットの鐘楼へ登るための列が長いなぁと思いながら、大聖堂の横を歩きましたが、鐘楼に近づくにつれて、これが大聖堂入場のための列で...
先日訪れた着物の展覧会には、着物の他に日本の雑誌・書物の切り抜き展示がありました。チェックやアニマル柄(?)の反物を広げて長さを測っている男性たちは皆、着...
少し前までは、肌寒く雨ばかりだったのに、ある日突然夏の様な天気になったフィレンツェ。でも「本当か?本当に寒の戻りはないのか?」と未だ疑心暗鬼でいます。ただ...
雨の中、今年も我が家の中学生は音楽コンクールに参加しました。全国から参加する学生たちが集う一週間は、先生方や審査員も大変だろうなあ、と他人事ながら思います...
また行ってしまいました…。友人のマーブル紙工房です。この工房は、正に魔法の部屋。美しい色の渦に溺れそうになります。でも、今日の目的は爆買いではありません。...
ルネサンス期はあらゆる芸術分野でトップを走っていたフィレンツェも、21世紀の今は過去の遺産で生きつないでいる感が否めません。でもこちらのお店は、フィレンツ...
日帰り旅行プラ―トのお話、最終回。街をぶらぶらしている時、フィレンツェでも扱っている店の多い、カントゥッチの有名店Antonio Matteiの前を通りま...
プラ―トを昨日訪れた目的は、織物博物館で開催中の「KIMONO」展を観ることでした。織物博物館は、常設もなかなか面白く、テキスタイルの歴史を説明するスペー...
週末の今日、隣町プラ―トまで足を伸ばしました。目的は展覧会だったのですが、その事については後日、ご紹介したいと思います。今日は展覧会鑑賞の後、長年行きたい...
バルジェッロ美術館で今、オルサンミケーレ教会のために作られたブロンズ像三体が展示されています。オルサンミケーレの彫刻群は、従来、週一度だけ開く教会の美術館...
ピッティ宮殿の展覧会「エレオノーラ・ディ・トレド」展で驚いた展示品。金属製のコルセットです。漫画や映画などでも、女性たちが胸以外の上半身をより細く見せるた...
フィレンツェで最も美しいマーブル用紙を創る芸術家だった友人が昨年亡くなり、工房が長らく閉まっていました。でも最近、新しい職人さんが同じ場所でお店を開くこと...
以前、蕾の時に嬉しくて記事を書きましたが、毎日観察している芍薬の花の変化がたいへん興味深いです。フクシアとイタリアで呼ばれる様な強いピンク色だった蕾が花開...
サンタンブロージュ市場から歩いて三分の場所に、我が家行き付けのインド料理屋さんがあります。「フィレンツェで一番美味しいケバブ屋。」と聞いて、通い始めたのは...