back next top Novels 「そう、響さんと同じ学年だっけ? あの人楽器屋の息子のくせにサ
創作BL小説です。オヤジ工藤と部下良太のすったもんだラブ、京助と千雪のどちらも譲らないぞラブなど、業界、学園、バンド、社会人、海外あり。ひねくれ度高いですが基本ハピエン、R18。
創作BL小説です。オヤジ工藤と部下良太のすったもんだラブ、京助と千雪のどちらも譲らないぞラブなど、業界、学園、バンド、社会人、海外あり。ひねくれ度高いですが基本ハピエン、R18。傲岸不遜男×強気、野球選手×美形、業界、バンド、学園、学生、リーマン、イケオジ多。BL、ML。あきつ翔(旧)から簡略化して、あきつ、で活動しております。
|
https://twitter.com/sakitsu2018 |
---|---|
|
https://www.instagram.com/sakitsu2018 |
back next top Novels でも井原には知られたくはなかった。 第一、井原と再会したこ … "そんなお前が好きだった84" の続きを読む
back next top Novels 「さっきの人って、どういう………」 「クラウス? オーケストラ … "そんなお前が好きだった83" の続きを読む
そんなお前が好きだった80-82 アップしました高校時代一学年下の大らかな井原渉に懐かれていた和田響。井原は卒業式の後、音大に進んだ響に卒業したら、この大銀杏 の樹の下で逢おうと勝手に約束させたが、響は結局行かなかった。言葉にしたことはないが思いは互いに同じだったのだと思う。だが未来のない道に井原を巻き込みたくはなかった。時を経て郷里に戻った響はピアノ教室の傍ら母校で非常勤講師となるが、4月、アメリカに留学していたはずの井原が物理教師として現れ、響は動揺する。BL。
back next top Novels 「あんたが何をしようが勝手だけど、俺の気持ちは変わらない。俺は … "そんなお前が好きだった82" の続きを読む
back next top Novels 井原が元気に言いかけた時、響の携帯が鳴った。 「はい」 響 … "そんなお前が好きだった81" の続きを読む
back next top Novels 「あ、響さん、いらっしゃい、何か久しぶりっすね」 ムスっとし … "そんなお前が好きだった80" の続きを読む
そんなお前が好きだった73-79 アップしました高校時代一学年下の大らかな井原渉に懐かれていた和田響。井原は卒業式の後、音大に進んだ響に卒業したら、この大銀杏 の樹の下で逢おうと勝手に約束させたが、響は結局行かなかった。言葉にしたことはないが思いは互いに同じだったのだと思う。だが未来のない道に井原を巻き込みたくはなかった。時を経て郷里に戻った響はピアノ教室の傍ら母校で非常勤講師となるが、4月、アメリカに留学していたはずの井原が物理教師として現れ、響は動揺する。BL。
back next top Novels 井原がそうやって誘ってくれるうちは、いいか、と響は思う。 … "そんなお前が好きだった79" の続きを読む
back next top Novels 井原は道中、ニューヘイブンの街での生活やユニークな大学教授の … "そんなお前が好きだった78" の続きを読む
back next top Novels 祖父は粋なところがある紳士だったが、父親は見事なくらい堅物で … "そんなお前が好きだった77" の続きを読む
back next top Novels 井原がダイレクトに不動産屋に聞いた。 「いや、まさか。要は駅 … "そんなお前が好きだった76" の続きを読む
back next top Novels 流れている曲は古いアメリカのロックのようだ。 「ここは角部屋 … "そんなお前が好きだった75" の続きを読む
back next top Novels 井原は目を細めてにゃー助に笑いかけると、先に外に出た。 ス … "そんなお前が好きだった74" の続きを読む
back next top Novels その背中に向かって東が吠える。 「まあまあ、東もほら、こない … "そんなお前が好きだった73" の続きを読む
そんなお前が好きだった68-72 アップしました高校時代一学年下の大らかな井原渉に懐かれていた和田響。井原は卒業式の後、音大に進んだ響に卒業したら、この大銀杏 の樹の下で逢おうと勝手に約束させたが、響は結局行かなかった。言葉にしたことはないが思いは互いに同じだったのだと思う。だが未来のない道に井原を巻き込みたくはなかった。時を経て郷里に戻った響はピアノ教室の傍ら母校で非常勤講師となるが、4月、アメリカに留学していたはずの井原が物理教師として現れ、響は動揺する。BL。
back next top Novels 二人は力なく笑い、次の授業に備えて響もそろそろ音楽室に戻ろう … "そんなお前が好きだった72" の続きを読む
back next top Novels 次の授業に使うらしい石膏像は割と大きなものばかりで、美術室に … "そんなお前が好きだった71" の続きを読む
back next top Novels 桜の開花とともに心浮き立つ日々が続いていた。 新一年生の授 … "そんなお前が好きだった70" の続きを読む
back next top Novels ついでのように井原が響を振り返る。 「まあな。炭水化物、あん … "そんなお前が好きだった69" の続きを読む
back next top Novels 響からすると、聞いただけでウンザリと言う感じだ。 人間関係 … "そんなお前が好きだった68" の続きを読む
そんなお前が好きだった65-67 アップしました どうも歩みがのろくてすみません。 これから少しピッチが上がるかと………高校時代一学年下の大らかな井原渉に懐かれていた和田響。井原は卒業式の後、音大に進んだ響に卒業したら、この大銀杏 の樹の下で逢おうと勝手に約束させたが、響は結局行かなかった。言葉にしたことはないが思いは互いに同じだったのだと思う。だが未来のない道に井原を巻き込みたくはなかった。時を経て郷里に戻った響はピアノ教室の傍ら母校で非常勤講師となるが、4月、アメリカに留学していたはずの井原が物理教師として現れ、響は動揺する。BL。
back next top Novels 響は笑った。 そうだ、向こうは海外なのだ。 そう思うと少 … "そんなお前が好きだった67" の続きを読む
back next top Novels 響がそう言うと、井原が急に押し黙った。 とその時、響の携帯 … "そんなお前が好きだった66" の続きを読む
back next top Novels せっかく…。 せっかく、妙なタイミングで井原と響が図らずも … "そんなお前が好きだった65" の続きを読む
そんなお前が好きだった62-64 アップしました高校時代一学年下の大らかな井原渉に懐かれていた和田響。井原は卒業式の後、音大に進んだ響に卒業したら、この大銀杏 の樹の下で逢おうと勝手に約束させたが、響は結局行かなかった。言葉にしたことはないが思いは互いに同じだったのだと思う。だが未来のない道に井原を巻き込みたくはなかった。時を経て郷里に戻った響はピアノ教室の傍ら母校で非常勤講師となるが、4月、アメリカに留学していたはずの井原が物理教師として現れ、響は動揺する。BL。
back next top Novels そんな一点の曇りもない清々しいほどの青に、ダークな鼠色を落と … "そんなお前が好きだった64" の続きを読む
back next top Novels ところが紀子の説明によると、それは元気やここの仲間たちの中だ … "そんなお前が好きだった63" の続きを読む
back next top Novels 井原がさっきの続きに戻って聞いた。 「母親一人だし。リュウが … "そんなお前が好きだった62" の続きを読む
そんなお前が好きだった59-61 アップしました高校時代一学年下の大らかな井原渉に懐かれていた和田響。井原は卒業式の後、音大に進んだ響に卒業したら、この大銀杏 の樹の下で逢おうと勝手に約束させたが、響は結局行かなかった。言葉にしたことはないが思いは互いに同じだったのだと思う。だが未来のない道に井原を巻き込みたくはなかった。時を経て郷里に戻った響はピアノ教室の傍ら母校で非常勤講師となるが、4月、アメリカに留学していたはずの井原が物理教師として現れ、響は動揺する。BL。
back next top Novels 「ま、親父なんかのことはどうでもいいけど」 響は面白くもなさ … "そんなお前が好きだった61" の続きを読む
back next top Novels 当然、こんな会話になるだろう科白を、響も口にしてみる。 な … "そんなお前が好きだった60" の続きを読む
back next top Novels 微々たる金額だと言えばそれまでだが。 増築の費用もかさんだ … "そんなお前が好きだった59" の続きを読む
そんなお前が好きだった56-58 アップしました高校時代一学年下の大らかな井原渉に懐かれていた和田響。井原は卒業式の後、音大に進んだ響に卒業したら、この大銀杏 の樹の下で逢おうと勝手に約束させたが、響は結局行かなかった。言葉にしたことはないが思いは互いに同じだったのだと思う。だが未来のない道に井原を巻き込みたくはなかった。時を経て郷里に戻った響はピアノ教室の傍ら母校で非常勤講師となるが、4月、アメリカに留学していたはずの井原が物理教師として現れ、響は動揺する。BL。
back next top Novels 「自分以外は見えてたよね」 井原はハハハと笑う。 「俺をバカ … "そんなお前が好きだった58" の続きを読む
back next top Novels 「たまに参加してやればいいんじゃね?」 スタッフが去るなり、 … "そんなお前が好きだった57" の続きを読む
back next top Novels 井原はもう昔の井原ではないにもかかわらず、響の思いだけはあの … "そんなお前が好きだった56" の続きを読む
そんなお前が好きだった53-55 アップしました高校時代一学年下の大らかな井原渉に懐かれていた和田響。井原は卒業式の後、音大に進んだ響に卒業したら、この大銀杏 の樹の下で逢おうと勝手に約束させたが、響は結局行かなかった。言葉にしたことはないが思いは互いに同じだったのだと思う。だが未来のない道に井原を巻き込みたくはなかった。時を経て郷里に戻った響はピアノ教室の傍ら母校で非常勤講師となるが、4月、アメリカに留学していたはずの井原が物理教師として現れ、響は動揺する。BL。
back next top Novels ただピアノだけ弾いていればいいわけではないので、いずれは音大 … "そんなお前が好きだった55" の続きを読む
back next top Novels すると寛斗は途端にぶすっつらになる。 「別にあんたに怒ってる … "そんなお前が好きだった54" の続きを読む
back next top Novels もしなんて考えるだけ無駄だとわかってはいるが、眩しい高校生た … "そんなお前が好きだった53" の続きを読む
そんなお前が好きだった50-52 アップしました高校時代一学年下の大らかな井原渉に懐かれていた和田響。井原は卒業式の後、音大に進んだ響に卒業したら、この大銀杏 の樹の下で逢おうと勝手に約束させたが、響は結局行かなかった。言葉にしたことはないが思いは互いに同じだったのだと思う。だが未来のない道に井原を巻き込みたくはなかった。時を経て郷里に戻った響はピアノ教室の傍ら母校で非常勤講師となるが、4月、アメリカに留学していたはずの井原が物理教師として現れ、響は動揺する。BL。
back next top Novels 「人気者の宿命ですよね~。DVDから推測するだけですけど、高校 … "そんなお前が好きだった52" の続きを読む
back next top Novels まあ、ヤマアラシみたいに自分に閉じこもって誰も近づけないなん … "そんなお前が好きだった51" の続きを読む
そんなお前が好きだった47-49 アップしました ここのところサーバのメンテでご迷惑をおかけいたしました。 前のホームページトップやモバイルサイトもまだ残しておりますが、 そちらからアクセスされておられた方は、 再読み込 … "そんなお前が好きだった47-49 アップしました" の続きを読む高校時代一学年下の大らかな井原渉に懐かれていた和田響。井原は卒業式の後、音大に進んだ響に卒業したら、この大銀杏 の樹の下で逢おうと勝手に約束させたが、響は結局行かなかった。言葉にしたことはないが思いは互いに同じだったのだと思う。だが未来のない道に井原を巻き込みたくはなかった。時を経て郷里に戻った響はピアノ教室の傍ら母校で非常勤講師となるが、4月、アメリカに留学していたはずの井原が物理教師として現れ、響は動揺する。BL。
そんなお前が好きだった43-46 アップしました
back next top Novels 「さっきのナマイキな寛斗も彼女も親が医者で、寛斗はまあ、浪人覚 … "そんなお前が好きだった44" の続きを読む
ただいまサーバのメンテを行っておりますため、小説以外のところで非表示が発生しております
ただいまサーバのメンテを行っておりますため、小説以外のところで非表示が発生しております ご不便をおかけして申し訳ございません。 小説等には問題はございません。 よろしくお願いいたします。
back next top Novels 何だか、あの頃に戻ったような気がして、響はふわりと胸に温かい … "そんなお前が好きだった43" の続きを読む
そんなお前が好きだった40-42 アップしました高校時代一学年下の大らかな井原渉に懐かれていた和田響。井原は卒業式の後、音大に進んだ響に卒業したら、この大銀杏 の樹の下で逢おうと勝手に約束させたが、響は結局行かなかった。言葉にしたことはないが思いは互いに同じだったのだと思う。だが未来のない道に井原を巻き込みたくはなかった。時を経て郷里に戻った響はピアノ教室の傍ら母校で非常勤講師となるが、4月、アメリカに留学していたはずの井原が物理教師として現れ、響は動揺する。BL。
back next top Novels 情けなさそうに喚く東に、周りがどっと笑う。 響はふと、そう … "そんなお前が好きだった42" の続きを読む
back next top Novels さらに寛斗が続けると、「荒川先生はサンフランシスコに留学して … "そんなお前が好きだった41" の続きを読む
そんなお前が好きだった37-39 アップしました高校時代一学年下の大らかな井原渉に懐かれていた和田響。井原は卒業式の後、音大に進んだ響に卒業したら、この大銀杏 の樹の下で逢おうと勝手に約束させたが、響は結局行かなかった。言葉にしたことはないが思いは互いに同じだったのだと思う。だが未来のない道に井原を巻き込みたくはなかった。時を経て郷里に戻った響はピアノ教室の傍ら母校で非常勤講師となるが、4月、アメリカに留学していたはずの井原が物理教師として現れ、響は動揺する。BL。
back next top Novels 土曜の夜は自分のための時間を取りたいと、基本レッスンは入れな … "そんなお前が好きだった38" の続きを読む
そんなお前が好きだった34-36 アップしました。高校時代一学年下の大らかな井原渉に懐かれていた和田響。井原は卒業式の後、音大に進んだ響に卒業したら、この大銀杏 の樹の下で逢おうと勝手に約束させたが、響は結局行かなかった。言葉にしたことはないが思いは互いに同じだったのだと思う。だが未来のない道に井原を巻き込みたくはなかった。時を経て郷里に戻った響はピアノ教室の傍ら母校で非常勤講師となるが、4月、アメリカに留学していたはずの井原が物理教師として現れ、響は動揺する。BL。
back next top Novels 「それで? 親のことも考えて戻ってきたってからには、もしかアメ … "そんなお前が好きだった35" の続きを読む
back next top Novels きっちりとグレイのスーツに身を包んだ井原は、すっかり大人の男 … "そんなお前が好きだった34" の続きを読む
そんなお前が好きだった31-33 アップしました。高校時代一学年下の大らかな井原渉に懐かれていた和田響。井原は卒業式の後、音大に進んだ響に卒業したら、この大銀杏 の樹の下で逢おうと勝手に約束させたが、響は結局行かなかった。言葉にしたことはないが思いは互いに同じだったのだと思う。だが未来のない道に井原を巻き込みたくはなかった。時を経て郷里に戻った響はピアノ教室の傍ら母校で非常勤講師となるが、4月、アメリカに留学していたはずの井原が物理教師として現れ、響は動揺する。BL
back next top Novels 響はさり気なく話を変えた。 「ああ、朔也さんね。俺も東に卒業 … "そんなお前が好きだった33" の続きを読む
back next top Novels 「週末、ここで、井原の歓迎会やるんですよ。響さんももちろん来ま … "そんなお前が好きだった32" の続きを読む
back next top Novels 一体全体何がどうなっているんだ? 「やだな、響さん」 元気 … "そんなお前が好きだった31" の続きを読む
そんなお前が好きだった28-30 アップしました高校時代一学年下の大らかな井原渉に懐かれていた和田響。井原は卒業式の後、音大に進んだ響に卒業したら、この大銀杏 の樹の下で逢おうと勝手に約束させたが、響は結局行かなかった。言葉にしたことはないが思いは互いに同じだったのだと思う。だが未来のない道に井原を巻き込みたくはなかった。時を経て郷里に戻った響はピアノ教室の傍ら母校で非常勤講師となるが、4月、アメリカに留学していたはずの井原が物理教師として現れ、響は動揺する。BL。
そんなお前が好きだった25-27 アップしました。高校時代一学年下の大らかな井原渉に懐かれていた和田響。井原は卒業式の後、音大に進んだ響に卒業したら、この大銀杏 の樹の下で逢おうと勝手に約束させたが、響は結局行かなかった。言葉にしたことはないが思いは互いに同じだったのだと思う。だが未来のない道に井原を巻き込みたくはなかった。時を経て郷里に戻った響はピアノ教室の傍ら母校で非常勤講師となるが、4月、アメリカに留学していたはずの井原が物理教師として現れ、響は動揺する。BL。
高校時代一学年下の大らかな井原渉に懐かれていた和田響。井原は卒業式の後、音大に進んだ響に卒業したら、この大銀杏 の樹の下で逢おうと勝手に約束させたが、響は結局行かなかった。言葉にしたことはないが思いは互いに同じだったのだと思う。だが未来のない道に井原を巻き込みたくはなかった。時を経て郷里に戻った響はピアノ教室の傍ら母校で非常勤講師となるが、4月、アメリカに留学していたはずの井原が物理教師として現れ、響は動揺する。BL。そんなお前が好きだった22-24 アップしました。
back next top Novels はたと現実に舞い戻った響は途中で鍵盤から指を離した。 「え、 … "そんなお前が好きだった24" の続きを読む
back next top Novels 寛斗はブルーシートの端にロープを通してカーテンレールに結び付 … "そんなお前が好きだった23" の続きを読む
back next top Novels ただそんな痛みさえも今となっては愛おしい、あのひと時にしか存 … "そんなお前が好きだった22" の続きを読む
そんなお前が好きだった19-21 アップしました。高校時代一学年下の大らかな井原渉に懐かれていた和田響。井原は卒業式の後、音大に進んだ響に卒業したら、このポプラの樹の下で逢おうと勝手に約束させたが、響は結局行かなかった。言葉にしたことはないが思いは互いに同じだったのだと思う。だが未来のない道に井原を巻き込みたくはなかった。時を経て郷里に戻った響はピアノ教室の傍ら母校で非常勤講師となるが、4月、アメリカに留学していたはずの井原が物理教師として現れ、響は動揺する
back next top Novels 響も琴美からそれは何度も聞かされていた。 田村に講師をバト … "そんなお前が好きだった21" の続きを読む
そんなお前が好きだった16-18 アップしました。高校時代一学年下の大らかな井原渉に懐かれていた和田響。井原は卒業式の後、音大に進んだ響に卒業したら、このポプラの樹の下で逢おうと勝手に約束させたが、響は結局行かなかった。言葉にしたことはないが思いは互いに同じだったのだと思う。だが未来のない道に井原を巻き込みたくはなかった。時を経て郷里に戻った響はピアノ教室の傍ら母校で非常勤講師となるが、4月、アメリカに留学していたはずの井原が物理教師として現れ、響は動揺する。
back next top Novels 今どうしているのか、と時々井原のことを思い出す時、胸の奥に鈍 … "そんなお前が好きだった18" の続きを読む
back next top Novels 人前ではもう弾きたくもないと思っていたピアノだが、授業をやる … "そんなお前が好きだった17" の続きを読む
back next top Novels 店では猫グッズの販売もしていて、寛斗がてきぱきとキャリーケー … "そんなお前が好きだった16" の続きを読む
そんなお前が好きだった13-15 アップしました。高校時代一学年下の大らかな井原渉に懐かれていた和田響。井原は卒業式の後、音大に進んだ響に卒業したら、このポプラの樹の下で逢おうと勝手に約束させたが、響は結局行かなかった。言葉にしたことはないが思いは互いに同じだったのだと思う。だが未来のない道に井原を巻き込みたくはなかった。時を経て郷里に戻った響はピアノ教室の傍ら母校で非常勤講師となるが、4月、アメリカに留学していたはずの井原が物理教師として現れ、響は動揺する。
back next top Novels いきなり寛斗が傍に来て言った。 「は?」 「ヒロってば、失礼 … "そんなお前が好きだった15" の続きを読む
back next top Novels 響は思わずコートで猫が駆けだそうとしたところを阻んだ。 猫 … "そんなお前が好きだった14" の続きを読む
back next top Novels お調子者的なところがあるが、陽気で人気者だ。 「んなこと言っ … "そんなお前が好きだった13" の続きを読む
back next top Novels お調子者的なところがあるが、陽気で人気者だ。 「んなこと言っ … "そんなお前が好きだった13" の続きを読む
そんなお前が好きだった10-12 アップしました。高校時代一学年下の大らかな井原渉に懐かれていた和田響。井原は卒業式の後、音大に進んだ響に卒業したら、このポプラの樹の下で逢おうと勝手に約束させたが、響は結局行かなかった。言葉にしたことはないが思いは互いに同じだったのだと思う。だが未来のない道に井原を巻き込みたくはなかった。時を経て郷里に戻った響はピアノ教室の傍ら母校で非常勤講師となるが、4月、アメリカに留学していたはずの井原が物理教師として現れ、響は動揺する。
back next top Novels 戻れるものならあの頃に戻って、もう一度高校生をやりなおしたく … "そんなお前が好きだった12" の続きを読む
back next top Novels 美しくて華奢でどこか女優のような華があった品のいい母親は、響 … "そんなお前が好きだった11" の続きを読む
back next top Novels 年を取ったなというのが第一印象だったが、頑なで毅然とした冷た … "そんなお前が好きだった10" の続きを読む
そんなお前が好きだった6-9 アップしました高校時代一学年下の大らかな井原渉に懐かれていた和田響。井原は卒業式の後、音大に進んだ響に卒業したら、このポプラの樹の下で逢おうと勝手に約束させたが、響は結局行かなかった。言葉にしたことはないが思いは互いに同じだったのだと思う。だが未来のない道に井原を巻き込みたくはなかった。時を経て郷里に戻った響はピアノ教室の傍ら母校で非常勤講師となるが、4月、アメリカに留学していたはずの井原が物理教師として現れ、響は動揺する。
back next top Novels だが響は、昔ほどではないが人とのつき合いは苦手だ。 「じゃあ … "そんなお前が好きだった9" の続きを読む
back next top Novels 東は元気を見ながら眉をひょいと上げてみせる。 「お、きたな」 … "そんなお前が好きだった8" の続きを読む
back next top Novels 元気は微笑んだ。 「お前はきれいだからいんだよ」 「響さん可 … "そんなお前が好きだった7" の続きを読む
そんなお前が好きだった4-6 アップしました高校時代一学年下の大らかな井原渉に懐かれていた和田響。井原は卒業式の後、音大に進んだ響に卒業したら、このポプラの樹の下で逢おうと勝手に約束させたが、響は結局行かなかった。言葉にしたことはないが思いは互いに同じだったのだと思う。だが未来のない道に井原を巻き込みたくはなかった。
back next top Novels 「ウソつけ。ほんとはGENKIのメンバーだったんだろ? ロック … "そんなお前が好きだった6" の続きを読む
back next top Novels それももう昔の話だ。 卒業以来会うこともなければ、消息も知 … "そんなお前が好きだった5" の続きを読む
back next top Novels 卒業生を送る別れの歌にしても古きよき時代の名残とはいい難く、 … "そんなお前が好きだった4" の続きを読む
そんなお前が好きだった1-3アップしました 時々高校生を書きたくなって、 でもすみません、高校生もどきです。 元気の店にやってくる響のお話です。高校時代一学年下の大らかな井原渉に懐かれていた和田響。井原は卒業式の後、音大に進んだ響に卒業したら、このポプラの樹の下で逢おうと勝手に約束させたが、響は結局行かなかった。言葉にしたことはないが思いは互いに同じだったのだと思う。だが未来のない道に井原を巻き込みたくはなかった。
back next top Novels 「きらいなんだよ、手袋とか」 「わがままなんだから」 元気は … "そんなお前が好きだった3" の続きを読む
back next top Novels カウンターの中の青年は、響を見るとにっこりと笑いかけた。 「 … "そんなお前が好きだった2" の続きを読む
next top Novels ちらちらと白いものが空から落ちてきた。 濃いねずみ色の空は青い空より何 … "そんなお前が好きだった1" の続きを読む
■そんなお前が好きだった(井原×響) 高校時代一学年下の大らかな井原渉に懐かれていた和田響。井原は卒業式の後、 … "そんなお前が好きだった" の続きを読む
秋の陽13-15 ラストまでアップしました ショートのつもりがまた長めになってしまいました。 お付き合いいただき、ありがとうございました。 くれぐれもコロナにはお気をつけてお過ごしくださいませ。出自に曰くありな青山プロダクション社長工藤と健気なワンコ受け部下良太のほのぼのBL、R18
back top Novels 「青山プロご一行様でハワイかグアムでも行くか? 福利厚生で」 頭の後ろか … "秋の陽15" の続きを読む
back next top Novels 「ガキの頃、俺を育てたひいばあさんが秋になると、庭に落ちた栗で … "秋の陽14" の続きを読む
back next top Novels 良太もそこのところはわかっているのだろうが、良太は何でも美味 … "秋の陽13" の続きを読む
秋の陽5-12 アップしました出自に曰くありな青山プロダクション社長工藤と健気なワンコ受け部下良太のほのぼのBL、R18
back next top Novels 「せっかく工藤さん暇なのに、良太のお邪魔虫にはなりたくないわよ … "秋の陽12" の続きを読む
「ブログリーダー」を活用して、あきつさんをフォローしませんか?
back next top Novels 「そう、響さんと同じ学年だっけ? あの人楽器屋の息子のくせにサ
back next top Novels 広瀬は千雪に驚いたようで起き上がろうしたが、痛みに顔を顰めて
back next top Novels 「ってか、平造さんとこには俺が行くしかないだろ。まず、鈴木さん
back next top Novels 「例えば、二年間でのうても、佐々木さんにニューヨークで仕事があ
back next top Novels 向井聖子、それこそ井原と響ではないが、十年前、高校二年の元気
back next top Novels まさか三時を過ぎるとは思っていなかった。 朝からきっぱりと
back next top Novels 「え、広瀬さん!」 千雪の声にようやく警備員も駆け付けた。
back next top Novels 「軽く、ダメになったらとか言わないでくださいよお。一応、沢村、
back next top Novels 「なんか、ほんとに高校の追いコンかよ、ってステージだったよな。
back next top Novels 「そうですか? その割にはあれやこれや面白いことを嬉々として考
back next top Novels 「自分で言うかな。千雪さんの単位取るためにテストで徹夜した次の
back next top Novels 豪はひたすら写真を撮ることに専念していたが、知り合いのプロで
月夜の猫-BL小説です かぜをいたみ49 BL小説 煮詰まった時、バイクでひとっ走りするのが、千雪の解決方法の一つで、車より直に風を感じられるのが好きだった。 ただし猛暑日はライディングウエアのチョイスが重要で、メッシュジャケットや温度調節に適したインナーも必須だ。 今日もモルグに籠っている京助には申し訳ない気
back next top Novels もし、父親が知人の保証人などにならなければ大きな負債を抱える
back next top Novels 「何の問題もなく撮影進んどるみたいやないか?」 「いやあそれが
back next top Novels 「我々、経験の浅い部員たちを弱小部ながら今日まで導いてくださっ
back next top Novels 麻布の緑が豊かで閑静な佇まいの中にほわんと灯がともる古めかし
back next top Novels ドラマ『検事六条渉』の進行の件で少し話したい、という名目で良
back next top Novels スタジオに通された千雪は、青山プロダクションの顔見知りの社員
back next top Novels その歓声の中、井原は響が座るピアノの前に素早くスコアを置いて
月夜の猫-BL小説です 真夜中の恋人4 BL小説 久々、静かな週末をひとりで過ごし、月曜の朝は少しばかりまともな頭になって千雪は研究室に向かった。 小ざっぱりしたジャージの上着とスニーカーは昨日スーパーで買ったばかりだし、ズボンも洗濯をしたものだ。 ただ、本人は非常に清潔で小ざっぱりとし、最近の柔軟剤の香りも嫌
月夜の猫-BL小説です お前にだけ狂想曲9 BL小説 不精髭の教授はあまり女子学生には好かれていないらしく、助教と助手は男だ。 今日は先日訪れた時にコーヒーを入れてくれた助教も出払っていて、夢中になって本と格闘していた良太は気づくと喉が渇いていた。 「何だか喉が乾きましたね。カフェテリアにでも行きましょうか」
back next top Novels 「何だよ、行くって言っただろ」 紫紀からとわかると京助は切り
月夜の猫-BL小説です 春雷52 BL小説 「まあとにかく、鴻池がその阿部を降ろして結局良太ちゃんになっただろ? それも鴻池の企みだったんだが、その時オーディション受けて、監督やプロデューサーもこいつだって決定しかけてたのが、実は天野だったんだ。スカイプロモーションも自信もって天野を売り出そうとしてたとこだった
月夜の猫-BL小説です お前にだけ狂想曲8 BL小説 例え俺が思っているほど工藤は俺のこと思ってくれてないのはわかっていても、やはり裏切りのような気がしてならない。 こんな身体、誰がどうしようが構わないのだけれど、工藤に知られて嫌われることだけが気がかりなのだ。 ここひと月ほど、工藤は海外やら北海道やら九州やら
月夜の猫-BL小説です 真夜中の恋人3 BL小説 都内で開催された研究会に教授のお供で出席した京助は、夕方、やっと研究会が終わり、どうだね、一杯付き合わないか、という教授に、車ですし実は身内に不幸がありましてとどこぞで聞いたようなありふれた言い訳をして部屋に戻ろうと車に乗り込んで初めて、千雪のラインに気づいて慌
back next top Novels 振り返った秋山は強張っていた顔をほころばせた。 「良太ちゃん
月夜の猫-BL小説です お前にだけ狂想曲7 BL小説 男の車で連れていかれたところは、代々木上原にあるそこそこのマンションの一室だった。 閑散としているのは良太の部屋も同じだが、黒で統一された家具調度はきちんとコーディネイトしてあるのはわかる。 ベッドルームにでんと置かれたキングサイズのベッドまで黒。 げー、
月夜の猫-BL小説です 真夜中の恋人2 BL小説 ようやく手に入れたその眠りを妨げられたのは、カーテンが開けられ、一気に日差しが部屋の中に降り注いだからだ。 麻布にある緑に囲まれた七階建てのマンションの六、七階に京助は住んでいる。 入り口は六階、広いリビングと書斎、キッチン、バスルームがあり、メゾネット式で階段
春雷(工藤×良太)50までアップしました エピソード―風薫る頃 に、真夜中の恋人(京助×千雪)アップしています
月夜の猫-BL小説です 真夜中の恋人1 BL小説 思い出してもそれは最低最悪な朝だった。 街路樹の鮮やかな緑や心地よい風、清々しい空は青く、窓を開ければこの季節には近所の家の庭に咲くマグノリアの甘い香りが微かに漂ってくる。 こんな日はのんびり辺りを散歩でもするのがいいに決まっているが、残念ながらミステリー雑誌で
月夜の猫-BL小説です 真夜中の恋人(京助×千雪) BL小説 思い出してもそれは最低最悪な朝だった。徹夜明けで引っ張りまわされた挙句、京都から戻っていらいべったりな京助にベッドに引っ張り込まれ寝不足も手伝って死んだように眠っていた千雪は、傍らに立ったのがてっきり京助だと思ったところが、違和感を感じて目を開けると
月夜の猫-BL小説です お前にだけ狂想曲6 BL小説 やっかいごとは早く片付けた方がいいだろう、と翌日の夜、良太は指定された場所に出かけていった。 「土方建造…さん? フリーライター…ですか」 名刺を出されたので自分もバカ正直に名刺を渡す。 「広瀬良太、ね。どっかで見たと思ってたんだ。青山プロか。お前、新宿のあ
back next top Novels 「いや、私なんかからすると、表舞台から去られたのは惜しい気がし
月夜の猫-BL小説です お前にだけ狂想曲5 BL小説 良太の前に立った背の高い男は、「おや、まさか、こんなところでゴーさんにお会いできるとは」と、親しげに森山に声をかける。 「お前もここ出入りしてるんやったな。そんな嬉しそうな顔したかて、ネタなんかないで」 アスカにくっついて一緒に乗っていた森山は軽快な関西弁で
月夜の猫-BL小説です 春雷49 BL小説 「あ、乗ります!」 良太は千雪の手を掴んで、閉まりかけているエレベーターに向って呼びかけた。 ドアは開いて、良太は千雪とともに慌てて乗り込んだ。 「すみません!」 先に乗っていた人に断りを入れると、「おはようございます」と落ち着いた声が返ってきた。 「あ、おはようござい
月夜の猫-BL小説です お前にだけ狂想曲4 BL小説 快晴の空は夏の兆しが見え隠れしていた。 風は心地よく傍らを抜け、ぽっかりあちこちに浮かんだ雲はマグリットの世界にワープしたかのようだ。 「よろしくお願いします」 良太は編集部の面々に頭を下げ、周りの女の子にはさりげににっこり笑って挨拶した。 今日は、青山プロ
月夜の猫-BL小説です お前にだけ狂想曲3 BL小説 疲れたああああ… しばらくベッドに沈んでいた良太だが、スーツが皺になる、とようやく身体を起こしてバスタブに湯を張っているうちに、スーツをハンガーに掛け、服を脱いでバスルームに戻る。 湯につかった一瞬の心地よさで、疲れも引いていく。 部活なんかもっとハードだっ
月夜の猫-BL小説です 春雷48 BL小説 自分の母親なのに、会ったこともない知らない人間の写真を持ってたって何の意味もないだろう、などと言って全く取り合わない。 「お前がもらったんならお前が持っていればいいだろうとかって、渡そうと思っても工藤さん、意に介さないし」 「まあ、引き出しの奥にでも入れといたらええや
月夜の猫-BL小説です お前にだけ狂想曲2 BL小説 本当は工藤が接待を兼ねて高山に会うことになっていたのだが、出張先で足止めをくらった工藤の代わりに、良太が接待しなくてはならなくなった。 ロケ現場近くの業者が、仕事の邪魔だと文句をつけたため、工藤がその業者にかけ合っているらしい。今夜の最終便に間に合うかどう