メインカテゴリーを選択しなおす
雲長山 西光寺(→神奈川県川崎市麻生区黒川)は室町時代中期に西庵雲長が開基、修廣寺住職の孤岩伊俊が開山した曹洞宗寺院です。江戸時代には本山・末寺の制により夏蒐山 修廣寺(→神奈川県川崎市麻生区片平2丁目)の末寺でした。本尊は釈迦如来像ですが、創建当時は観音菩薩が本尊だったようです。そのためか、境内には大きな石の観音像が建っています。江戸時代後期の1830(文政13)年に編纂された『新編武蔵風土記稿』都筑郡黒川村の...
大蔵山 安全寺(→東京都町田市大蔵町)は、創設年代は不詳ですが室町時代中期の1428(正長元)年に武蔵国都築郡小机領片平村の夏蒐山 修廣寺(→神奈川県川崎市麻生区片平2丁目)の住職・孤岩伊俊(こがんいしゅん)が再興した曹洞宗寺院と伝わります。江戸時代まではその夏蒐山 修廣寺の末寺で幕府から寺領8石を拝領しました。以前の本堂は江戸時代中期の1773(安永2)年に建てられたものでしたが、現在の本堂は1989(平成元)年に新しく建てか...