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今週のお題「最近おもしろかった本」 心に響くよい本を読んだ。日本での出版は今から20年前の、結構古い作品だ。タイトルは「老女の聖なる贈りもの」で、インディアンの老女と白人のセラピストとの心の交流を描いたお話だ。ケビンコスナーの映画「ダンス・ウィズ・ウルブズ」を思い出す。 主人公は心理学博士のメギー。仕事では成功したが、夫の暴力のため15年間の結婚生活に終止符を打つ。心の傷を癒すためニューヨークを離れ、田舎の丘陵地帯へ引っ越し、診療所で働きながら、家の修理などの肉体労働も一人でこなしている。 ある日、ひとりのインディアンの老女ウィノナがセラピーを受けに無理やり連れて来られる。彼女は2ヶ月後に死ぬ…