今年も「やさしい時間と、ねこ暮らし」を読んでいただきありがとうございました。皆様からの温かいメッセージ、コメントをいつも有り難く読ませていただいています。更新が途絶えることもありましたがこうしてブログを続けられるのは読者様のおかげです。い
鷹野久さんの作品『手のひらねこ』(新潮社)ある雨の日、男子高校生の奏は帰宅して、植木鉢の花が強い雨にさらされているのを見て、家の中に入れることにしました。すると、家の中に水の跡が点々・・・とあるのに気づき、なんで濡れたのだろうと思いながらも拭いていると、水の跡が途絶えてるところで小さな猫を見つけるんです。思わず「手のひらねこだ・・・」と心の中でつぶやき触ろうとしたところ、逃げていってしまったのです...