散策日記千葉県浦安市・境川境川(さかいがわ)は、千葉県浦安市を流れる一級河川で、利根川水系旧江戸川の分流です。左岸の猫実(ねこざね)村と右岸の堀江村の境界をなすことから名付けられました。境川(さかいがわ)昭和三十三年(一九五八)、準用河川として指定昭和四十年(一九六五)、一級河川として指定境川は、江戸川の支流で、本市の中央を西から東へ流れ、東京湾に注いでいます。かつての境川は、長さ一・七キロメートルほどの小さな川でしたが、昭和四十年(一九六五)から海面埋立事業によって、川の長さも三倍の約四・八キロメートルになりました。江戸時代には、人々は境川の両岸に密集して民家を建て、北側が猫実村、南側が堀江村として、それぞれ集落を発展させてきました。川の水は、昭和二十年代ごろまでは、川底が透けて見えるほど美しかったとい...散策日記・千葉県浦安市境川
『ちびねこ亭の思い出ごはん かぎしっぽ猫とあじさい揚げ』高橋由太 (著)のイラストブックレビューです
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相模見渡せば松のみどりにうちかさねこ紫なる岸の藤波今日は火曜日お習字のお稽古森金先生とお習字予定は予定針切は相模集・重之の子の僧の集相模と、重之の子の僧、藤原行成筆と伝えられる。相模集と重之の子の僧の集の二集を1冊の綴葉本として書写されたもの。書写本の筆跡が細くシャープなところから、『針切』と称されている。歌のみが書写された相模集の部分と、詞書コトバガキを設けてリズミカルな出入りを配した重之の子の僧の集の部分とが有る。どちらも流麗な線で書かれているが、相模の部分はやや右に流れる傾向が有り、重之の子の僧の部分はこれに比して行をやや垂直に執り、墨継と相まってすらりとした美しさをより強調して凛とした強さも醸し出している。「針切相模集」は現在十一葉三十六首知られているが、後に一葉四首も『針切』として加えられて...小紫なる岸の藤浪