chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
文学のお散歩 https://masapn2.hatenablog.jp/

東京近郊、近代文学を中心に作家、作品ゆかりの地をご紹介します。

ユカ
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2022/08/23

arrow_drop_down
  • ローマイヤ

    妙子は銀座まで出かけるなら、話に聞いているニュウグランドかローマイヤアへ行きたいと云うので、ローマイヤアということにしたが、あたしも行ったことがないねん、数寄屋橋ので降りてどう行くのん、と、姉がかえって幸子に尋ねる始末であった。(中巻) 谷崎潤一郎(明治19.7.24~昭和40.7.30 小説家)の小説「細雪」(「上」昭和18.1,3『中央公論』『中巻』昭 和22 .2 中央公論社「下」昭和22.3~12『婦人公論』)の姉妹たちが、上京の折にしばしば訪れたのは、銀座のドイツ料理レストラン「ローマイヤ」。 今ではすっかりデパ地下のハム・ソーセージ売り場でお馴染みの、あの「ローマイヤ」が営むレスト…

  • かつ吉

    水道橋駅東口を出てすぐ、東京ドームシティの道を挟んで隣にあるとんかつの「かつ吉」。 ここはかつて川端康成(明治32.6.14~昭和47.4.16 小説家)と三島由紀夫(大正14.1.14~昭和45.11.25 小説家)の、文豪仲良しコンビが贔屓にしていたお店です。 店舗は地階。 黒光りした豚さんがお出迎え。 坪庭のようにしつらえられた趣のある玄関を入ると、 店内もやや薄暗く、古材を使った梁や調度品が趣のある重厚な雰囲気を醸し出しています。 棚には骨董品のお猪口がずらり! 呼び鈴にも古めかしい雰囲気。とてもビルの地下とは思えない佇まい。川端康成と三島由紀夫が通ったというのも納得の空間です。 メニ…

  • 資生堂パーラー

    銀座の目抜き通り本店を構える「資生堂」。 誰もが知る化粧品メーカーである「資生堂」の創業は明治5年。洋風民間調剤薬局として、福原有信(嘉永1.4.8(陰暦)~大正13.3.31 実業家)が創業しました。日本初の練歯磨き「福原衛生歯磨石鹸」や、脚気の特効薬「脚気丸」などを発売。明治30年からは化粧品部門にも進出し、化粧水「オイデルミン」を発売します。 明治35年には資生堂薬局内に、当時まだ珍しかったソーダ水やアイスクリームを製造販売する「ソーダファウンテン」を設け、これが後の「資生堂パーラー」へと発展していくことになりました。 (福原有信) ハイカラな「資生堂ソーダファウンテン」は、新橋の芸者衆…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、ユカさんをフォローしませんか?

ハンドル名
ユカさん
ブログタイトル
文学のお散歩
フォロー
文学のお散歩

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用