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キネマ荘のうろんなひととき https://cinemasou.blog.fc2.com/

ここは映画を自由に語る怪しげな住人が住まうアパート。映画の感想を基本ネタバレ有りで記しています。基本的にジャンルに拘りはなく。また、どんな映画でも「面白い!」と思える部分は必ずあるため、基本的に良かった探しをしながら書いていく心づもりです

平野レミゼラブル
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2022/01/15

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  • 2022年4月公開の観たい映画

    さて、感想ペースを上げると誓ったものの、1カ月11本ってのはどう考えても上がってないうえに、今年観た映画だけでも30本近くの感想負債がある時点で、もうお前早速ブログの首が回ってねーじゃねーか!!って感じなんですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。でも30本くらいならまだ間に合いますね。1日1本感想上げれば1カ月で遅れを取り戻すし!!僕はこうして何回も締切り間際でヒーヒー言ってきました。とりあえず、そろそろ感想...

  • 破壊と再生、リボンとリボーン『Ribbon』感想

    製作:日本/公開日:2022/2/25見所・コロナ禍で青春を奪われた美大生の苦境を取り上げた着眼点・とぼけたやり取りの面白さと、閉塞感の表現のバランスの良さ・リフレインと話の緩急によるカタルシスの気持ち良さ女優ののんが「創作あーちすと」を標榜してアート活動に勤しんでいるのは把握しておりましたが、作品を観るのはこれが初めてです。一時期、事務所トラブルによって能年玲奈の名前を名乗れなくなるなど紆余曲折ありまし...

  • 舞え!闘え!そして翔べ!『雄獅少年-少年とそらに舞う獅子』感想

    原題:雄狮少年/英題:I Am What I Am/製作:中国/公開日:2021/12/17見所・獅子舞の複雑な動きをダイナミックに表現した3DCG技術・どこまでも王道で熱いストーリー展開・ファンタジーから脱却し、身近な題材で最高潮まで盛り上げる演出力今、中華アニメが灼熱(アツ)い!!!!!現在ソシャゲ界隈では『アズールレーン』、『アークナイツ』、『ブルーアーカイブ』といった中国を母体にしたゲーム会社Yostarが覇権を握っており...

  • 鉄と血が入り混じる異常性癖の福音『TITANE/チタン』感想

    原題:Titane/製作:フランス、ベルギー/公開日:2021/7/13見所・イカれすぎていて予測不可能な展開と絵面の連続・画面越しに伝わってくる「痛み」の表現・異常性の塊なのに込み上げてくる「共感」全ての価値観が変容した時代にカンヌが最高賞に選んだ「規格外の怪物」2018年に『万引き家族』、2019年に『パラサイト 半地下の家族』とアジア映画が立て続けにパルムドールを受賞し、そして2020年にコロナ禍によって映画祭自体が中...

  • 犬も歩けば『ストレイ 犬が見た世界』感想

    原題:Stray/製作:アメリカ/公開日:2021/3/5見所・犬が可愛い・余計なものが一切介在しないため、ただただ犬が可愛い・同じ路上に住む難民たちの少年から色々感じることもある。それはともかく犬が可愛いトルコ・イスタンブールは人口1500万人に対して13万匹の野良犬が暮らす野良犬天国とも言える街。というのも、1909年の行政の野良犬大虐殺への大反発以降、保護に方針を転換した経緯があり、2004年からは野良犬の捕獲や殺処...

  • 御(み)心でなく御(お)心のままに『愛なのに』感想

    製作:日本/公開日:2022/2/25見所・今泉脚本のゆるいユーモアと城定撮影の生々しい濡れ場の奇跡のコラボ・登場人物全員が愚かだけど、どこか愛おしくて好きになる・多田と岬の軽妙なやり取りの面白さ昨年公開された今泉力哉監督の『街の上で』が僕は大好きでして、そのゆるい会話から滲み出るユーモアにフフフと笑い、時折出てくる恋愛哲学に感心しつつニマニマする大切な作品となりました。その中の登場人物に城定イハという女...

  • この素晴らしき式に祝福を『ウェディング・ハイ』感想

    英題:WEDDING HIGH/製作:日本/公開日:2022/3/12見所・全員何かしらの役割がある無駄のない豪華キャスト・結婚式に真摯に向き合ったからこその一つの答え・岩ちゃん全力全開のコメディ演技同級生から「結婚しました」だの「子供が産まれました」だのの報せが届く度に、銃を咥え、安全装置を外し、トリガーに指をかけている今日このごろ、皆様いかがお過ごしでしょうか?そんな人生の転換期の一大イベントにあたるのが結婚式!...

  • エンタメの力を考えよう『永遠の1分。』感想

    英題:1446:An Eternal Minute/製作:日本/公開日:2022/3/4見所・苦境にこそ必要とされるエンタメの力を考えさせられるテーマ・3.11に真摯に向き合ったからこそ沁みるメッセージ・苦悩と解放を奏でるAwichの歌『カメラを止めるな!』のほか、その後も『たまえのスーパーはらわた』、『ポプラン』等の上田慎一郎作品に撮影監督として参加していた曽根剛が、今度は上田慎一郎の脚本による監督作品を創り上げました。曽根監督は昨...

  • 多種多様な暖かい愛『明るいほうへ』感想

    原題:向着明亮那方/英題:To the Bright Side/製作:中国/公開日:2022/1/15見所・7人の新進気鋭アニメーターによる個性豊かなアニメ・普遍的な「愛」をテーマに子供から大人まで心暖まる感動・EDの金子みすゞの詩との優しいマッチング現在グランドシネマサンシャイン池袋で開催中の中国映画の上映イベント「電影祭2022」のトップバッターを務めたアニメーションオムニバス。現代中国における「愛」をテーマに、7人の作家がそ...

  • エンドマークに向かって『余命10年』感想

    英題:The last 10 years/製作:日本/公開日:2022/3/4見所・映画の尺で原作の10年間を再構築した見事さ・病気と喪失に対する真摯な向き合い方・難病に限らない、今を生きる人に向けた優しいエール昨年も『ヤクザと家族 The Family』で話題を集めたばかりか、TVドラマ『アバランチ』や『封刃師』、Netflix配信のセルフリメイク版『新聞記者』、はたまたアニメ『攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争』と数多くの作品の監督を務めた...

  • 狂わなければ天才ではない『完全なるチェックメイト』感想

    原題:Pawn Sacrifice/製作:アメリカ/公開日:2014/9/11見所・トビー・マグワイア屈指の狂人演技・「天才vs天才」に焦点を絞ったが故のスマートさ・チェスがわからなくても面白い緊迫の冷戦時代サスペンス15歳でチェスのグランドマスターとなり数多くの勝利をおさめながら、同時に数多くの失踪や奇行により世間を惑わせた正に「ナンタラと天才は紙一重」を地で行くボビー・フィッシャーの1972年世界王者戦を追った伝記映画。 ...

  • いつか素顔を晒す時『チェチェンへようこそ-ゲイの粛清-』感想

    原題:Welcome to Chechnya: The Gay Purge/製作:アメリカ/公開日:2020/1/26見所・ディープフェイクの技術の応用「フェイスダブル」で、より直接的に伝わるメッセージ・今、この瞬間も行われている迫害への強い抗議の意志・ゲリラ撮影も駆使したことによる緊迫感ロシアのウクライナ侵攻という最悪の展開を迎える中、同じく事実上ロシアの支配下にあるチェチェン共和国で起きている“ゲイ狩り”という史上最悪の暴挙を追い、その...

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