ここは映画を自由に語る怪しげな住人が住まうアパート。映画の感想を基本ネタバレ有りで記しています。基本的にジャンルに拘りはなく。また、どんな映画でも「面白い!」と思える部分は必ずあるため、基本的に良かった探しをしながら書いていく心づもりです
映画観賞を控えるという目標を立てたのに、2月末現在で30本以上の新作を観賞しており、早速目標未達が確定している状態ですが皆さんいかがお過ごしですか。面白そうな映画が多いのが悪い。その割に映画感想を溜めてしまっている状態ですが、これは忙しかったとかじゃなく『Pokémon LEGENDS アルセウス』をやりまくっていたせいです。つまりポケモンが悪い。まあ、流石に溜めすぎると不味いので感想ペースは上げていくとここに誓っ...
お前はまだ本当の事故物件を知らない『真・事故物件/本当に怖い住民たち』感想
製作:日本/公開日:2022/2/18見所・滅茶苦茶可愛い女の子3人によるストレスフリーな人間関係・とんでもなく気合いが入ったゴアグロ描写・終盤の勢いがひたすら爽快事故物件映画というと、一昨年亀梨くん主演で公開された中田秀夫監督の『事故物件 恐い間取り』がありました。まあ出来はというとホラーだってのにちっとも怖くなく、終盤は何故か謎のオカルトバトルに発展するハチャメチャさでしてトンチキ映画としてはそこそこ、...
原題:파이프라인/英題:Pipeline/製作:韓国/公開日:2021/5/26見所・「盗油師」という他にはない一風変わったケイパーモノ・個性豊かなキャラの愉快な掛け合いと地下生活のシリアスさのバランスの良さ・スケールがどんどんデカくなるエンタメ度の高さシネマート新宿で予告を観た時から「面白そう!」と期待していましたが、その期待そのままの面白さがやってきた本当にちょうどよい感じの韓国映画。ジャンルは『オーシャンズ1...
家名(ブランド)に込められた魔性の魅力『ハウス・オブ・グッチ』感想
原題:House of Gucci/製作:アメリカ/公開日:2021/11/24見所・華やかなりしファッションの数々・アカデミー俳優達による夢の演技合戦・テンポ良く描かれる「ブランド」を巡る仁義なき御家騒動模様昨年の『最後の決闘裁判』が記憶に新しい中、リドリー・スコット御大がまたしても、史実に基づいた傑作人間劇を撮ってくれました。中世ヨーロッパの騎士たちの争いから、70年代から90年代のグッチ一族の栄枯盛衰に題材は大きく変わ...
原題:Blue Bayou/製作:アメリカ/公開日:2021/9/17見所・今もなおアメリカで問題になっている移民の強制送還の理不尽さを訴える社会的意義・子役の演技の巧さ・時折現れるアジア風の幻想的な風景の美しさアメリカに住まう韓国人がその存在意義を示す作品となると、昨年公開された『ミナリ』を思わせますが、永住権を得たあちらと違ってこちらは強制送還の憂き目に遭った…ということで真逆の部分における苦悩が描かれています。...
フィクションかよ!騙された!『ブラックボックス:音声分析捜査』感想
原題:Boîte noire/英題:Black Box/製作:フランス/公開日:2021/9/8見所・二転三転する緊迫のサスペンス・主人公の耳の良さをギミックとして活かす一貫性・メーデー民歓喜の航空知識ネタThis is a not true story.It is based on official reports and eyewitness accounts.これは実話ではなく、公式記録、専門家の分析、関係者の証言を元に構成しています。フィクションかよ!騙された!ヨーロピアン航空最新型航空機がアル...
原題:白蛇:情劫/製作:中国/公開日:2021/3/12見所・呪術廻戦パチモンジャケット・蛇姉妹が美女・冒頭のバトルはそこそこ見応えがある『呪術廻戦』便乗ジャケット商法も『呪術大戦』を経て『呪術大決戦』まで来れば流石に頭打ちだろうと思っていましたが、まさか『妖魔廻戦』と「廻戦」部分をフィーチャーしてくるとは……以降は「○○廻戦」で無限に便乗タイトルが発表されそうですが、「大戦」や「大決戦」と比べると気軽に使っ...
原題:茅山大师/製作:中国/公開日:2021/4/8見所・呪術廻戦パチモンジャケット・外連味がある呪詛師の造形・巨大土蜘蛛のCGもなかなか良い実写版呪術其の2。ハイ、『呪術大戦』に引き続く形で顕現した、紛うことなきパチモンロゴの特級呪物です。原題は『茅山大师』であり、大戦の方とも関係なければ、もちろん廻戦の方とも全く関係がない。 本作『呪術廻戦0』の公開前月にリリースされたんで、中々タイミング的にはちょうどい...
闇を祓って闇を祓って『呪術大戦 陰陽五派 火龍vs白虎』感想
原題:大幻术师/製作:中国/公開日:2020/8/6見所・呪術廻戦パチモンジャケット・冒頭の「領域展開」っぽい呪術やカンフーと五行を混ぜたバトルはちょっと本家っぽい・拙い部分はあるけど、やりたいことはわかりやすいし、可能な限り努力した絵面が面白い実写版呪術其の壱。 フォントとかお洒落でいいですね。うん。凄く闇を祓って夜の帳を下ろして合図して相対して廻る環状戦してそう。なんでこういう“呪い”のような邦題が無く...
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