テストスタンドが完成しました、と言っても写真を見ればわかるようにやっつけ仕事感があふれ出ています。恥ずかしいのでテストスタンド本体の製作過程は記事にしません。 道具立て 機体から取り外したタンク、点火ユニット、電池を取り付けました。取付けはスポンジを敷いてヒートンに輪ゴ...
小型ガソリンエンジンRCGF 10cc REの消音、テストスタンドで実験
テストスタンドが完成しました、と言っても写真を見ればわかるようにやっつけ仕事感があふれ出ています。恥ずかしいのでテストスタンド本体の製作過程は記事にしません。 道具立て 機体から取り外したタンク、点火ユニット、電池を取り付けました。取付けはスポンジを敷いてヒートンに輪ゴ...
小型ガソリンエンジンRCGF 10cc REの消音、テストスタンドを作る、概ね完成
テストスタンドの作成で記事を作るような者はいないでしょうが、人のやらないことをやるのが偏屈者である所以です。 テストスタンドは大体できました。 部材を仮組みするとこんなぐあいです。マフラーが真っすぐじゃないじゃないかとのご指摘はあるでしょうが機体に載せる時はこんな具合...
小型ガソリンエンジンRCGF 10cc REの消音、テストスタンドを作る、その2
ガソリンエンジン用のテストスタンドですが、エンジンマウントができたのでスタンド本体を作ります。 エンジンマウントは新作機に付ける予定なのでそれなりの精度で作りましたがスタンドの本体はホームセンターの端材コーナーにあった合板やFRP工作で使った雄型の材料から回収した角材な...
小型ガソリンエンジンRCGF 10cc REの消音、テストスタンドを作る
ガソリンエンジンのマフラーの実験ですが、機体にエンジンを載せたままでは構造上、マフラーの交換ができません。ということでテスト用のスタンドを作ることにしました。 アルミ缶マフラーの性能が優秀ならそれがぴったり納まる機体を新造しようと考え、その機体用のエンジンマウントを作っ...
「差し込み式ピアノ線後傾脚」仕様のこてる32は数十回の着陸でピアノ線を固定していたホイールリテーナーが外れました。このあたりの事情は以前のブログに書きました。 壊れたところをチェックしました。 リテーナーの溝の跡が残っているのが分かりますがリテーナーの溝くらいでは回り...
1小型ガソリンエンジンRCGF 10cc REの消音、懲りずにアルミ缶サブマフラー
まだやってんの言われそうですが、小型ガソリンエンジンRCGF 10cc REの消音ネタです。 RCGF 10cc REはとりあえずグローエンジン用のマフラーを付けて運用しているのですがアルミ缶サブマフラーで回転数が出ていた時の飛び具合をなまじ覚えているので出力が低下して...
こてる32の主脚は去年の10月に新仕様の脚に換装して運用しています。 この辺の経緯は以前のブログに書きました。 こてる32の「差し込み式ピアノ線後傾脚」の耐久性を本格的に確かめたくて敢えて風の強い日に飛ばしてみました。 いつものとおり脱線からです。 こてる32に搭...
NGH GT-Proのフン詰まりマフラーでの運用について以前のブログで書きました。 RCGF 10cc REでは? フン詰まりマフラーでは低い回転数で運用した方がいいと屁理屈を並べました。NGH GT9-Proでは理屈通りでしたからRCGF 100cc REでも試しまし...
こてるRCGFは当面グローエンジン用マフラーで運用することにしたのですが、そうなると胴体の下側のサブマフラー用の切り欠きが間抜けに見えます。 このへこみが空気をはらんで騒音の元にもなりそうです。 脚取付け台の後ろは平らな板でふさげば良いのですが、カウルの後ろの脚取付け...
小型ガソリンエンジンRCGF 10cc REの消音、一本出しにしたら?②
RCGF 10cc REの消音ですが、排気系の出口を9mmに絞っただけでは音が小さくなり切らないようなので出口をもっと絞ってみました。 追加のサブマフラー 出口に小型サブマフラーを付け、さらに外径8mm内径7mmのアルミパイプを付けて出口を絞りました。 13×6で調整...
小型ガソリンエンジンRCGF 10cc REの消音、一本出しにしたら?①
小型ガソリンエンジンRCGF 10cc REの消音ネタです。 RCGF 10cc REは、とりあえずはグローエンジン用のマフラーをつけてグローエンジン並みの音になりました。 それはよいのですが9,000r.p.mくらいの回転域で1,000r.p.mの回転数の低下にはが...
消音効果が高いマフラーを付ければ背圧が強くなります。まあ、そうじゃない優秀なマフラーもあるかもしれませんがグローエンジンで排気プレッシャーが機能しているのですから背圧は大きくなっているはずです。 背圧が強くなったエンジンはどう回せばよいか考えてみます。直感的には回転は上...
ちょっと前のブログでカーボン脚をエポキシ樹脂で修理したことを書きました。 この時修理した脚はこてるRCGF用でしたが、こてるRCGFはピアノ線脚仕様に改修したため修理した後でのカーボン脚の耐久性は検証できていません。 サンプルが確保できた 現状で唯一カーボン脚を装着し...
こてるRCGFはグローエンジン用のマフラー仕様で飛ぶようになりましたが作りかけ感がありありなのでいろんな部品を作って見映えを良くすることにします。 最近FRP工作に凝っているのでこてるRCGF用の部品もエポキシ樹脂で作ることにしました。 ベリーパン サブマフラーを撤去...
小型ガソリンエンジンRCGF 10cc RE、グローエンジン用マフラーでどれくらい回るか
RCGF 10cc RE用にこれから使おうと考えている排気系は純粋なグローエンジン用のマフラーそのものではなく、金曜日の実験で静かだった「アルミ缶併用後蓋」仕様です。出力が低下することは覚悟の上なので静かな方が良いという判断です。 写真は塗装を剥ぐ前のものですがオリジナ...
いよいよグローエンジン用マフラーをつかってのガソリンエンジンの消音実験ですが、ENYA 61CX用のマフラー(SM611CX)を付けただけの素直な仕様の実験だけでは面白くないのでよせばいいのにいろいろと実験することにします。 こんな排気デバイスを準備しました。左の二つは...
家の用事(孫対応や妻の親族対応)や天候によりRCGF 10cc REの排気音の実験ができないのでこてるRCGFの改修を続けます。 プラグコードの踊り狂い止め プラグコードの踊り狂い防止ステーの追加作業です。 胴体側の溝にプラグコードの半分が納まる形になりました。 カ...
FRP工作、グラスの浮き上がりを防ぐ(こんなやり方はありかな?)
家の用事が立て込んでいるので飛行場には行けないし、大掛かりな作業はできません。空いた時間を使って細々と作業をします。 FRP工作で雌型から完成品を起こすとき、きつい逆Rにグラスが追従しないで残念な仕上がりになることがあります。 こういうところは積層作業のときに樹脂をた...
こてるRCGFの改修④ カウルの追加改修、プラグコードの処理
こてるRCGFのグローエンジン用マフラー仕様はほぼ完成ですが、金土日は家庭の都合で実験できません。 ということで家の用事の合間に追加の作業をします。 カウルの追加の改修 プラグコードを胴体側面からシリンダーヘッドまでストレスなく自然に伸ばしてみました。 カウル取付け...
こてるRCGFの改修では大物のけりが付いて艤装に取り掛かりますが、艤装の前にやることがあります。 タンク取付け台 タンク取付け台は防火壁に接着していましたが、その部分の防火壁が無くなったので改修しました。 タンク取付け台は固定式ではなくねじ止めです。タンク取付け台が胴...
こてるRCGFにグローエンジン用マフラーを付けたガソリンエンジンは付くようになりました。これを飛ぶようにするにはもう一苦労か二苦労しなければなりません。 プラグコードの処理 オリジナルのマフラーを付けていた時は、プラグコードは2本出しのマフラーの尾管の間を通していました...
小型ガソリンエンジンRCGF 10cc RE用にグローエンジン用のマフラーが取り付けられる状態になったのでグローエンジン用マフラー搭載のRCGF 10cc REが乗るようにこてるRCGFを改修しなければなりません。 改修準備 まず、エンジンを排気系ごと外します。 エン...
ガソリンエンジンの消音、グローエンジン用マフラーの流用(余計なことが続く)
グローエンジン用のマフラーに対する余計な工作の続きです。 スペーサーの細工 アルミ缶の内径とマフラー後蓋の外径はほぼぴったり合うのですがそのままでは気密が維持できません。 液体ガスケットでシールするだけでは心もとないので気密を確保する工夫をします。 スペーサーはアル...
ガソリンエンジンの消音、グローエンジン用マフラーの流用(余計なことを始める)
マフラーをいじっているうちに余計なことを思いつきました。 ENYAに限らずグローエンジンのマフラーは結構重いんですよね。 ブラケットなしでは124g(実測、取付けねじなし)ブラケット込みで140gです。運転中はエンジンの振動で振り回されるのでマフラー取付け部から離れた...
RCGF 10cc REにグローエンジン用マフラー(ENYAのSM611CX)を取り付けてどれだけ消音効果があるかの実験をするために新しい機体(胴体だけ)を作ることにしました。 現用のこてるRCGFは飛ばしやすくて気に入っているのでその設計を流用します。 この絵は外形...
ガソリンエンジンの消音、グローエンジンのマフラーの流用、続き
RCGF 10cc RE用にENYAのマフラーは付くことは付く付きました。 とりあえずつくようになったのですがブラケットが粗削りというか雑というか、やっつけ仕事感がありありです。 設計図通り加工できなかった結果、3枚の部品が食い違ったり段差ができていたりしています。内...
先のブログで「新しい排気系を作ろう」と考えて「60クラスのグローエンジンのマフラーどうにかして付ける」というようなことを書きました。 手持ちの資材と道具でどうにかならないかと考えて在庫を探してみました。 資材はあった、さあ作ろう グローエンジンのマフラーは手持ちにOS...
ガソリンエンジンの消音、RCGF 10cc RE用のサブマフラー⑤
RCGF 10cc RE用のサブマフラーの実験を3日連続で実施です。 今日は隣のクラブに何人か来ていますから騒音被害の聞き取り調査ができます。 評判がちょっと・・・ 14×6と13×6の二種類のプロペラで回したのですが、14×6は低音側に振れて耳にやさしくなった感じで...
マイナーな作業をします。 カーボン脚の修理 こてるRCGFのカーボン脚に亀裂ができた(層間剝離?が起きた)ので修理します。ガソリンエンジンの消音効果を上空でもっと試したいので修理を急ぎます(多少亀裂が入っていても飛ぶんですけどね)。 ヒーターの上で脚を温めて樹脂を流れ...
ガソリンエンジンの消音、RCGF 10cc RE用のサブマラー④
RCGF用のサブマフラーですが「ガソリンエンジンの消音、RCGF 10cc RE用のサブマラー③」で書いたように実験は不成立でした。 再実験は天気予報をみて月曜日の午前としました。連日の出撃とはご苦労なことです。 静かにはなった 動画を撮ってみましたが、動画を見ても(...
ガソリンエンジンの消音、RCGF 10cc RE用のサブマラー③ 実験不成立
こてるRCGFの排気系は第1、第2のサブマフラーの両方がストレート構造から隔壁構造になりました。 能書き ブログでは動画をアップしても「静かになった」とかの効果はわかりませんから実験の前に能書きを垂れます。 Jw_cadで描いた図面をパワーポイントに貼り付けて説明を入...
ラジコン技術の3月号を買ったら小型のガソリンエンジンの記事が載っていました。55クラス(9cc)と37クラス(6cc)ですね。 つい先日、事情通のメンバーからこのエンジンの存在について飛行場で教えてもらったのですが実物が入手可能なようです(でも、アストロホビーのサイトを...
ガソリンエンジンの消音、RCGF 10cc REのサブマフラー②
RCGF 10cc RE用のサブマフラーについて、前のブログで「空気入れが空になるまで製作は中断で、完成と機体に付けての実験はまだ先になります」と書きましたが、早く実験をしたいので在庫を確認しました。 在庫があった。さあ作ろう 大量に保管してあるスプレー缶の空き缶の中に...
ガソリンエンジンの消音、RCGF 10cc RE用のサブマフラー①
RCGF 10cc RE用のサブマフラーは今まで何個となく作ってきました。 試作品と試作品を作った過程で出た残骸の山をご覧ください。これはその一部です。考えてみれば僕の機体で純正のマフラーのまま飛ばしている機体は一つもありません。変なことにこだわるものです。 これまで...
カウル前部の胴体と食い違っているところを直します。 スタイロフォームの粉入りの樹脂を盛って、その上に生クロス(樹脂を含浸させたガラスクロス)をかぶせます。 このまま固めると削るのに面倒ですから無い知恵を絞ります。 知恵というほどのものではありません。アルミアングルの...
技術も経験も乏しいアマチュアの工作ですからFRP工作でもいろいろと欠陥ができます。そのままでも空に上げてしまえばわからないのですが見た目がね・・・。 ということで欠陥を修正します。 へこみ ホイールパンツにもカウルにも樹脂が回っていないところがあります。 樹脂が回っ...
カウルは胴体に付くようになりました。次は各部の下げです。 トリミングとか プロペラシャフトが通る穴をきれいな円にします。 コンパスの要領でプロペラシャフトを軸にマジックをぐるっと回して印をつけます。 家の中の丸い物の中で直径が合う物でプロペラシャフトが通る穴をきれい...
カウル後部の取付けネジ穴を開けて胴体に取り付けてみます。 大体納まりましたが前の方がぴったりしていません。前の方の細工もします。 シュラウドの前の方をカウルに固定するために樹脂を垂らして樹脂が流れるに任せます。接着剤にしては粘度が低いセメダイン1500はこういう細工に...
カウル本体とシュラウドはFRP工作でできました。 実機では導風板(シュラウドやバッフル)はエンジン側に取り付けます。シュラウドはシュラウドとして機体又はエンジンに取付け、カウルはシュラウドとは結合させずに機体に取り付けるというやり方もあるのでしょうが今回はカウルにシュラ...
FRP工作、ホイールパンツの脱型、左右の貼り合わせ、形ができた
現在進行中のFRP工作のうち、新工法のホイールパンツの作成です。 雌型の加工 今回は雌型の内側でホイールパンツの左右の半分を貼り合わせる仕組みにするので型から起こした雌型に手を加えます。 まず、左右分割状態の原型を一体化します。 ホイールパンツの原型をはめて左右の雌...
現在進行中のFRP工作のうち、こてるRCGF用新型カウルの作成です。 雌型の追加作業 積層作業の邪魔にならないように縁を滑らかにし、製品を型から抜くときに引っ掛からないように出っ張っていそうなところを1500番のペーパーでならします。 離型処理、積層 離型はいつものと...
カウルとホイールパンツの雌型の積層作業の二日目です。 2層目のガラスクロスの積層 1層目のグラスを貼った樹脂の硬化が進んで、指で触ってもくっつかないが指紋が付く程度になったのでゲルコート?の上に最初のクロスを貼ったのと同じ要領で2層目のクロスを貼ります。 クロスはうま...
カウルとホイールパンツの雄型の離型処理が終わりました。 ハケの跡が残っていたりタレができていたりとひどい出来ですがPVAの層は薄いので雌型の出来にはあまり影響はありません(であればいいな)。 ゲルコート?の塗布 雌型を起こすには、型の表面に気泡やらの樹脂が回っていない...
ホイールパンツ(スパッツ)の原型は出来上がっています。 これを作る過程は以前のブログで記事にしてあります。 今回はこの記事の続きです。 雌型作成準備 以前のホイールパンツの雌型は大判焼きの型のように一枚の板に4つのくぼみがある形でした。 一つの雌型から何組も作るつ...
こてるRCGF用の新型カウルですが、シュラウドはできたのですが本体は原型しかできていません。 シュラウドだけでも飛びますがカウルも作らなければなりません。 前作と同じFRP製カウルですが前作と違う作り方で、今回の雌型は一体型です。 一体型雌型を起こす 一体型の雌型で...
吹き返しトラップチャンバーの雌型です。 離型は成功・・・かな? 樹脂が固まったので離型です。土手にしていたガムテープをはがし、 原型と雌型が痛まないようにプラスチックの薄い板を差し込み、ゆっくりとこじっていくと「パカッ」という感じで離型できました。 めでたく大成功と...
シュラウド関係の作業です。カウルの本体ができた後にサクサクと作業が進むようにシュラウドの工作を進めます。 シュラウドとカウルの結合ではシュラウドの後側と下側に耳というか縁のようなものを作ってそこでカウルの内側の壁にくっつける算段です。 シュラウドの後ろにFRPの平板を...
最近FRP関係の工作が暴走しています。 手を付け始めた吹き返しトラップチャンバーの雌型の製作、こてるRCGF 用のカウルの型起こしとシュラウドの製作、新作ホイールパンツの型起こし、それに既存の石膏型から予備のホイールパンツを作って石膏型の耐久性を確認しようとも思っていま...
RCGF Stinger 10cc REの消音、静かになった、もっと静かにしよう
1月30日、工作の合間を縫ってRCGF 10cc REのサブマフラーの細工の効果を試しました。 この日はうるさいまま飛ばしたらまずいので地上運転だけすることにして主翼を持って行きませんでした。 確かに静かになったけど・・・ 運転してみると破裂音の成分が少なくなってこも...
工作が停滞している期間を利用してラジコンの工作に関係ないことをつらつらと述べます。 小遣い稼ぎ? サーフボードにはバルサ製のものがあります。木目調塗装の情報をあさっていた時にこんなページに行き当たりました。 https://safarilounge.jp/product...
こてるRCGFのカウル、シュラウドというかバッフルというか、直接型起こし
こてるRCGFのカウルを新作するにあたり、シュラウドを先に作り始めます。なんか新シリーズのような表題です。 原型から直接製品を作る シュラウドの原型ですが、一品物ですし、カウルの内側に隠れるので見ばえは問題になりません。ということでスタイロフォームで原型を作って直接製品...
ガソリンエンジンの冷却、シュラウドというかバッフルというか、序章
カウルはまだ完成していませんが、カウルに関係する工作をします。 現用のこてるRCGFにはバルサの骨組みにスタイロフォームを盛った構造のカウルが付いています。現在、FRP工作の実験(練習?)を兼ねてこれのFRP版を作ろうというわけです。 写真は正面から見たところです。空...
RCGF Stinger 10cc REの消音、こもった音にしよう
FRP工作の記事はある程度作業が進んでからまとめて書くとして、久しぶりにエンジンネタです。 以前、10ccのガソリンエンジンRCGF Stinger 10cc REにサブマフラーを付けて消音する工夫について記事をたくさん書きました。 こういう大掛かりな排気系を作ったお...
FRP製品の雄型をスタイロフォームで作る⑤ 吹き返しトラップチャンバーの原型を作る
吹き返しトラップチャンバー(という名前にしています)の取付けステーは流用しますからその取付け穴の位置をトレースします。 キャブレターにつなぐ10mmアルミパイプを通す位置も決めて型紙を作ります。 型紙というかテンプレートは耐久性を持たせるためにMDF板を切り出して作り...
FRP製品の雄型をスタイロフォームで作る④ ポリエステルレジンは?
ホイールパンツの雄型はダボ穴を付けているので左右を合体させてペーパーを掛けることができます。 ホイールパンツの前の方ですがデコボコです。エポキシ樹脂を塗ったの段階ではうまく整形できていたように見えましたが色を付けるとアラがあったことが分かります。 1回目の色塗装のあと...
カウルの雄型とホイールパンツの雄型の作業の進捗度があってきました。両方ともエポキシ樹脂での修正が終わったので塗装の段階です。 水性ウレタン 最初はタルクを入れた水性ウレタンをスポンジハケで塗ります。 今回の水性ウレタンは「なにかタルク的なものが入っているのではないか?...
FRP製品の雄型をスタイロフォームで作る② 新型カウルの雄型
こてるRCGFのカウルが飛行中に外れたことを記事に書きました。オリジナルのバルサ骨組みにスタイロフォームを積み上げて作ったカウルはまだ無事なのですがFRP製のカウルを作ってみる気になりました。 このカウルについては以前のブログで新シリーズにすると予告しています。 スタ...
FRP製品の雄型をスタイロフォームで作る① ホイールパンツの雄型
ブログのシリーズの名を整理しました。ホイールパンツの他にカウルの雄型も作っているので「FRPホイールパンツを量産」からシリーズの名を変えました。 ホイールパンツの雄型の強化 原型として使うためにはヤワなスタイロフォームを固くしなければなりません。 エポキシ樹脂をスタイ...
木目調塗装のFRP製品が出来上がったので機体に付けます。 付ける前に重さを量りました。 カウルはスタイロフォーム製の1.5倍くらいという感じです。あまりキットやARFを作っていないのでよくわからないのですがキットに入ってるものよりは軽いんじゃないでしょうか。スピンナー...
今回もカウルとホイールパンツに木目調塗装をします。 木目調塗装については過去の記事でも書きました。 1回目の木目調塗装では「結構うまくいくもんだ」(自己評価)と感じました。 2回目の木目調塗装は「技量が進歩したかな」(これも自己評価)という感じです。 いよいよ3回...
FRP製品ですが、色を付けたら欠陥が見えてきました。ラッカーパテで修正します。 これは一番出来が悪い製品です。エポキシ樹脂でピンホールをかなり埋めたのですが埋めきれなかったところがあるのでパテを盛ります。 320番で水研ぎするとこんな具合です。せっかく塗ったウレタンも...
1月17日は前日と打って変わって快晴微風の絶好の塗装日和です。 塗装に出発する前に今回塗装する者を勢ぞろいさせました。 色塗装だけなら曇りでも塗料の乗り具合が分かるのですが、写真の下のバルサ製品のクリヤ塗装もするので塗料の乗り具合が良くわかる快晴の日でなければなりませ...
型から抜いたホイールパンツとカウルの塗装はまだですが天気の都合で塗装ができません。ということで別の作業を進めます。 未塗装のホイールパンツを付けてこてるNGHを飛ばしていると結構良い評価が得られました。僕はお世辞を真に受けるタイプなので「ほしい」というクラブ員のためにホ...
FRP製のカウルとホイールパンツが大体できたので塗装の準備を始めます。 塗装前の修正 色が付いていないと表面の欠陥はわかりにくいのですが分かる所だけでもマイクロバルーンを混ぜたエポキシ樹脂で修正します。 樹脂を垂らしたところが硬化したら平らにならします。 本格的な修...
実用試験で明らかになったカウルの強度不足に対する対策をします。素人がやることですから手間を惜しまず無駄に凝ったやり方にします。 スタイロフォームを2mmくらいにスライスしたものをカウルの縁にエポキシでくっつけ、マイクログラスを貼って補強材にすることにします。 補強材を...
FRP製品をいろんなやり方で作る 番外編 実用試験、修正箇所が見つかった
形ができたら試してみたくなるのは人間のサガです。ウレタン塗装をするのはまだ先になりそうだし(塗装するものがまだたまっていない)そもそも色を塗ってから「実用性がありませんでした」という結果になったらがっかりです。 ということで、こてるNGHに取り付けて飛ばしてみました。 ...
ホイールパンツもカウルも形ができて後は塗装を含む表面処理だけになりました。が、カウルにもう少し手を加えます。 カウルの追加工作 カウルはマイクログラス1枚、#200のガラスクロス1枚で作りましたがそれではヘナヘナで、セミの抜け殻ほど弱くはありませんがエビの殻レベルすから...
ピンホールだらけで樹脂が回っていないところがあるとはいえホイールパンツは仕上げ段階です。 樹脂にマイクロバルーンとバルサ粉を混ぜて作ったパテで樹脂が回っていないところを埋め、だいたい形を決めてから樹脂を塗りたくってピンホールを埋めました。 切り出しの刃を立ててスクレー...
昨日の記事は中途半端で終わりました。樹脂が固まるのを待たなければならないので時間がかかります。 カウルの機首の開口部の工作を続けます。 開口部はうまくいった 表側から流した樹脂はちゃんと回っているでしょうか。 クリヤファイルで作った離型材をはずして調べると、 樹脂...
エンジンを防火壁に取り付けた状態でカウルを取り付けてカウルとエンジンが干渉するところがないかチェックして干渉するところがあれば直します。 このほかカウルのトリミングはマフラーの来るところの切り欠きがありますし、高速ニードルと低速ニードルへのアクセス用の穴も開けなければな...
カウルの組立てが終わったので次は取付け部の工作です。 胴体側にはすでに取付け用のブラケットを取り付けてあります。 普通にブラケットにカウルをねじ止めするだけならこのブラケット(ステーというのかな?どちらが正しいんでしょう?)に合わせてカウルに穴を開けるだけでよいのです...
カウルとホイールパンツの製作を続けます。 左右のカウルを一体化させるのですがカウルと雌型に付いたPVA(色付き洗濯糊)を流しで落とします。 左の写真の上はすでにPVAを落とした状態、下は落とす前の状態でPVAの色が残っています。重さを量ると片側で11g。樹脂は7gです...
FRP製品をいろんなやり方で作る④ カウルとホイールパンツの製作が進む
ホイールパンツとカウルは並行的に作業を進めています。 カウルは雌型から製品を作るまで進みました。 カウルの作業 カウルの雌型はセメダイン1500を使いました。カウルの記事は令和5年の大晦日以来です。 積層が終わった状態です。カウルは軽くしたいのでマイクログラス1枚、...
FRP製品は繊維の含有比率を増やせば軽くて高強度なものができます。素人細工でどうにかなるでしょうか。 ピールプライ的なものを試す 真空引きでFRP製品を作るときにピールプライという、樹脂を通すが樹脂がくっつかない素材(テフロン系?)の織物を使うことがあります。 雌型に...
FRP製品をいろんなやり方で作る② 一組目のホイールパンツの組み立て
ホイールパンツの工作を続けます。 1個目の組み立て 型から外した左右一組の製品を組み立てます。 表面に付いたPVAを洗い落とし、エッジをトリミングして、左右に食い違いが出ないようにセロテープで仮止めします。樹脂の流れ具合が外からでも分かるようにセロテープを使うわけです...
FRP製品をいろんなやり方で作る① セメダイン1500で製品を作れるか
セメダイン1500はスタイロフォームを侵さない樹脂だという特性を考えて、スタイロフォームの原型から雌型を作るための資材として購入しました。 雌型を作ってみると硬化後の樹脂は積層用樹脂ほどもろくないことが分かりました。積層用の樹脂は繊維が入っていない樹脂単体の状態だとパキ...
FRP製のエンジンカウルを作る⑫ 雌型はむりやり完成、新シリーズへ
雌型のエポキシ樹脂での修正が終わったの塗装です。 今までの経験でエポキシ樹脂で製品を作るときはラッカーで雌型をコートすれば大丈夫だったので白のラッカースプレーを使います。ラッカーにはいろいろ欠点はあるんですけどね。 ラッカー塗装1回目 一回吹いた状態です。ホイールパン...
こてるNGHのタンク・点火ユニットハッチを作りなおす作業です。 この↑記事の続きですね。 数グラムの軽量化のために肉抜きをするのですが、過去の作例では枠を付けた状態だと肉抜きしにくいのでフラストレーションがたまりました。 外形を大体削ってから3mmバルサの枠とブロッ...
カウルとして胴体に取り付けるには取付け部の工作が必要です。 僕の性格ではカウルが出来上がってしまってからでは早く取り付けたくなっていい加減な工作になるのでカウルが出来上がる前に作っておきます。 胴体側のブラケット カウルの取付けはねじ止めにしますが、木ねじにしないでビ...
雌型を点検すると目的外使用の資材を使った下手くそな工作なのでアラが目立ちます。 エポキシ系でもゲルコートがあるのでそれを使うべきなのかもしれません。 https://www.directindustry.com/ja/prod/resoltech/product-552...
FRP製のエンジンカウルを作る⑨ 雌型作成、カウルでも悪戦苦闘
雄型の離型処理が終わったので雌型を作ります。 雄型は水性スプレーで表面処理したのですが、水性スプレーはアルコールに簡単に溶けるほど溶剤に弱い塗料です。ワックスやPVAを塗ったとしてもポリエステル樹脂に侵さされることは確実でしょう。しかも水性スプレーの下はエポキシ樹脂でコ...
最初にお断りです。 僕のブログを読んで「こんなやり方じゃだめだ」「オレならもっとうまくできる」と考える方が多いでしょう。僕は下手くそなのに応用的な工法でやってますからね。 このシリーズの最初の方でも述べましたが、アマチュアが手に入れやすい、代用品を含むショボい資材と低...
FRP工作などの大物の作業のかたわらに細かい工作もしています。 こてるNGHのタンク・点火ユニット室カバー 修理がほぼ終わったこてるNGHのチェックをしていたらタンク・点火ユニット室のカバーが見つかりません。掃除をしたときにゴミと一緒に捨ててしまった可能性が大です。 ...
FRP工作のような大掛かりなものが行えない状態が続くので小ネタです。 今回は組んでから3年くらいたったガソリンエンジンの配管がどうなっているかの紹介です。 クランクタンクの中のチューブ こてるNGHはタンクを組んでから3年くらいたっています。 クランクタンクの中のチ...
前回のブログで「諸般の事情でラジコンどころではなくなりました」と書きましたが「諸般の事情」が小康状態になったのでブログを再開することにします。 とはいってもラジコン以外が多忙なので小さなネタをしょぼしょぼと上げる程度です。 細かい部品(脚取付け部のカバー)を仕上げる ...
FRP製のエンジンカウルを作る⑦ 原型完成間近、雌型作成の準備
FRP製のカウルの工作です。 原型はホイールパンツの原型同様、水性スプレーを吹いて800番で研ぐ工程を繰り返して全体がほぼすりガラス状になるまで頑張ります。その後、仕上げの塗装をして1500番で磨きます。 特製?パテ 塗装の欠陥はサフェーサー代わりの塗料だけでは修正し...
水性塗料は匂いが少ない(とはいってもものによっては結構臭い)、乾燥が思いのほか早い(これもものによる)、乾燥後の肉ヤセが少ない(僕が使ったものに限っては)、という良さがあるので、溶剤(燃料を含む)に弱いとかの弱点があっても僕は愛用しているのですが気になることがあります。 ...
前の記事でポリエステル樹脂の缶の蓋が開かなくなったと書きました。「対策を考えなければなりません」と書いたので対策を講じます。 雌型の作成の悪戦苦闘の始まりです。 缶に穴を開ける 最初は蓋を壊して蓋だけ交換しようと考えましたが蓋と口金が一体化しているので蓋の前に口金の方...
缶スプレーの塗料をビンなどに回収してエアブラシ用や筆塗り用の塗料にするということはプラモデルファンの間では周知のテクニックのようです。 が、ラジコンファンはこうした情報に触れる機会がないかもしれません。 僕の場合、キャノピーのフレームを塗装するとき缶スプレーでは塗料が...
エンジンカウルの記事です。 飛行場で原型(母型?、雄型?)に水性スプレーの白を吹きました。 実はホイールパンツの雌型を作るためにFRPの道具も持って行ったのですがポリエステル樹脂の缶の蓋が開かないという事態になったので塗装だけをしてきました。 アトムの水性スプレーは優...
FRP製のエンジンカウルの記事の次はホイールパンツの記事です。そんなに多くはいないと思われますが、読者のことを考えない適当なアップの仕方です。 しかも、カウルの記事もホイールパンツの記事も「こうしたらうまくいきました」という成功例を紹介する記事ではなく、成功するかどう...
FRP製のエンジンカウルの工作は原型の表面処理が続きます。 同じ日にホイールパンツの作業とカウルの作業をしているのでアップする記事が交代交代になります。 表面処理というか整形作業の続き 今回は2回目の研磨からです。 削っている最中の写真です。120番のサンディングブ...
ホイールパンツの新規作成⑪ PVA塗布、FRP雌型の作成開始
前回に続きホイールパンツの記事です。 雄型に離型ワックスのボンリースを塗り終わったのでPVAを塗ります。 ワックスに油気(石油系溶剤)が残っていると水性のPVAが乗らないのではないかと思ったので一晩明けてからPVAの作業を始めました。 PVAの塗布 PVAはスポンジ...
スタイロフォームはヤワな資材ですから丈夫にしなければなりません。 1回目のエポキシ処理はスタイロフォームの目(気泡)にレジンを浸み込ませて表面を固くすることが目的ですからこの段階でのペーパー掛けはスタイロフォームのケバ?を取り去る程度にします。 面倒くさいのですが削る...
FRP製カウルの記事が続いていますがそれと並行してホイールパンツの工作もやっています。 ホイールパンツの雄型(原型?母型?)の表面にダメージを受けたのですがどうにかなりました。 原型(母型)の仕上げ 原型(母型)の塗料が固まって表面をならしました。320番でデコボコが...
FRP製のエンジンカウルを作る③ 原型の作り直し、スタイロフォームは楽だ!
今回は雄型というか原型の作り直しです。 その前におことわりです。 もしもFRP工作のノウハウを知ろうとしてこのブログを読もうと思っている方がいたら大きな間違いです。 あくまでも「ショボい道具と資材、低い技術レベルではこういう作業をしています」という情報の発信であるこ...
最初にお断りです。 今回の記事は最初の方はまともなことを書いていますが後半部分は失敗の記録です。こういう失敗をしないようにしようという教訓を得たい方がご覧ください。 硬質発泡レタンを使ったときの失敗例なのですが、硬質発泡ウレタンは使い方を間違えなければ優秀な素材である...
ホイールパンツの新規作成⑨ ピアノ線脚用の雄型-7 雄型は妥協の末に完成へ
ホイールパンツの母型(原型?)の3回目の塗装の塗面を修正しました。 泡ができたところを削るとこんな感じになりました。フラッシュを焚いたので穴になったところが白く光って見えます。「このくらいの穴ならワックスをすり込めば埋まるんじゃないかな」とも思いますがもう一回塗装するこ...
ホイールパンツの新規作成⑧ ピアノ線脚用の雄型-6 雄型はまだ未完成
母型の仕上がりが近づいてきました。2回目の色塗装の結果を調べました。 表面が白くテカテカになるとピンホールやへこんでいるところが見えてきます。 パテ盛り、水研ぎ これらをラッカーパテで埋めます。 ラッカーパテはそれほど使わずに済みました。言っときますが中央二つの型に...
ホイールパンツの母型の塗装は水性塗料と言えども匂いがきついしミストも飛ぶので飛行場でやりました。 塗装のためだけに往復1時間かけて飛行場に行くはももったいないので飛行機も持って行きました。 太らせたカンザシは大丈夫 飛ばしたのは久しぶりのこてるRCGFで、リニューアル...
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テストスタンドが完成しました、と言っても写真を見ればわかるようにやっつけ仕事感があふれ出ています。恥ずかしいのでテストスタンド本体の製作過程は記事にしません。 道具立て 機体から取り外したタンク、点火ユニット、電池を取り付けました。取付けはスポンジを敷いてヒートンに輪ゴ...
テストスタンドの作成で記事を作るような者はいないでしょうが、人のやらないことをやるのが偏屈者である所以です。 テストスタンドは大体できました。 部材を仮組みするとこんなぐあいです。マフラーが真っすぐじゃないじゃないかとのご指摘はあるでしょうが機体に載せる時はこんな具合...
ガソリンエンジン用のテストスタンドですが、エンジンマウントができたのでスタンド本体を作ります。 エンジンマウントは新作機に付ける予定なのでそれなりの精度で作りましたがスタンドの本体はホームセンターの端材コーナーにあった合板やFRP工作で使った雄型の材料から回収した角材な...
ガソリンエンジンのマフラーの実験ですが、機体にエンジンを載せたままでは構造上、マフラーの交換ができません。ということでテスト用のスタンドを作ることにしました。 アルミ缶マフラーの性能が優秀ならそれがぴったり納まる機体を新造しようと考え、その機体用のエンジンマウントを作っ...
「差し込み式ピアノ線後傾脚」仕様のこてる32は数十回の着陸でピアノ線を固定していたホイールリテーナーが外れました。このあたりの事情は以前のブログに書きました。 壊れたところをチェックしました。 リテーナーの溝の跡が残っているのが分かりますがリテーナーの溝くらいでは回り...
まだやってんの言われそうですが、小型ガソリンエンジンRCGF 10cc REの消音ネタです。 RCGF 10cc REはとりあえずグローエンジン用のマフラーを付けて運用しているのですがアルミ缶サブマフラーで回転数が出ていた時の飛び具合をなまじ覚えているので出力が低下して...
こてる32の主脚は去年の10月に新仕様の脚に換装して運用しています。 この辺の経緯は以前のブログに書きました。 こてる32の「差し込み式ピアノ線後傾脚」の耐久性を本格的に確かめたくて敢えて風の強い日に飛ばしてみました。 いつものとおり脱線からです。 こてる32に搭...
NGH GT-Proのフン詰まりマフラーでの運用について以前のブログで書きました。 RCGF 10cc REでは? フン詰まりマフラーでは低い回転数で運用した方がいいと屁理屈を並べました。NGH GT9-Proでは理屈通りでしたからRCGF 100cc REでも試しまし...
こてるRCGFは当面グローエンジン用マフラーで運用することにしたのですが、そうなると胴体の下側のサブマフラー用の切り欠きが間抜けに見えます。 このへこみが空気をはらんで騒音の元にもなりそうです。 脚取付け台の後ろは平らな板でふさげば良いのですが、カウルの後ろの脚取付け...
RCGF 10cc REの消音ですが、排気系の出口を9mmに絞っただけでは音が小さくなり切らないようなので出口をもっと絞ってみました。 追加のサブマフラー 出口に小型サブマフラーを付け、さらに外径8mm内径7mmのアルミパイプを付けて出口を絞りました。 13×6で調整...
小型ガソリンエンジンRCGF 10cc REの消音ネタです。 RCGF 10cc REは、とりあえずはグローエンジン用のマフラーをつけてグローエンジン並みの音になりました。 それはよいのですが9,000r.p.mくらいの回転域で1,000r.p.mの回転数の低下にはが...
消音効果が高いマフラーを付ければ背圧が強くなります。まあ、そうじゃない優秀なマフラーもあるかもしれませんがグローエンジンで排気プレッシャーが機能しているのですから背圧は大きくなっているはずです。 背圧が強くなったエンジンはどう回せばよいか考えてみます。直感的には回転は上...
ちょっと前のブログでカーボン脚をエポキシ樹脂で修理したことを書きました。 この時修理した脚はこてるRCGF用でしたが、こてるRCGFはピアノ線脚仕様に改修したため修理した後でのカーボン脚の耐久性は検証できていません。 サンプルが確保できた 現状で唯一カーボン脚を装着し...
こてるRCGFはグローエンジン用のマフラー仕様で飛ぶようになりましたが作りかけ感がありありなのでいろんな部品を作って見映えを良くすることにします。 最近FRP工作に凝っているのでこてるRCGF用の部品もエポキシ樹脂で作ることにしました。 ベリーパン サブマフラーを撤去...
RCGF 10cc RE用にこれから使おうと考えている排気系は純粋なグローエンジン用のマフラーそのものではなく、金曜日の実験で静かだった「アルミ缶併用後蓋」仕様です。出力が低下することは覚悟の上なので静かな方が良いという判断です。 写真は塗装を剥ぐ前のものですがオリジナ...
いよいよグローエンジン用マフラーをつかってのガソリンエンジンの消音実験ですが、ENYA 61CX用のマフラー(SM611CX)を付けただけの素直な仕様の実験だけでは面白くないのでよせばいいのにいろいろと実験することにします。 こんな排気デバイスを準備しました。左の二つは...
家の用事(孫対応や妻の親族対応)や天候によりRCGF 10cc REの排気音の実験ができないのでこてるRCGFの改修を続けます。 プラグコードの踊り狂い止め プラグコードの踊り狂い防止ステーの追加作業です。 胴体側の溝にプラグコードの半分が納まる形になりました。 カ...
家の用事が立て込んでいるので飛行場には行けないし、大掛かりな作業はできません。空いた時間を使って細々と作業をします。 FRP工作で雌型から完成品を起こすとき、きつい逆Rにグラスが追従しないで残念な仕上がりになることがあります。 こういうところは積層作業のときに樹脂をた...
こてるRCGFのグローエンジン用マフラー仕様はほぼ完成ですが、金土日は家庭の都合で実験できません。 ということで家の用事の合間に追加の作業をします。 カウルの追加の改修 プラグコードを胴体側面からシリンダーヘッドまでストレスなく自然に伸ばしてみました。 カウル取付け...
こてるRCGFの改修では大物のけりが付いて艤装に取り掛かりますが、艤装の前にやることがあります。 タンク取付け台 タンク取付け台は防火壁に接着していましたが、その部分の防火壁が無くなったので改修しました。 タンク取付け台は固定式ではなくねじ止めです。タンク取付け台が胴...
最近、公私ともに多忙だったのでブログの更新が滞っていました。 ブログは更新せずとも代替ドープ仕上げの電動機の工作は進んでいます。 主翼はほぼ完成だけど 主翼関係はほぼ完成です。 エルロンサーボベッドはこんな感じの翼型になじんでいない状態から・・・ 翼型になじむよう...
主翼の工作を続けます。 上側のプランクをする前にやっておかなければならないことをやります。 まず主翼の抜け止め。 硬めの1.5mmのスクラップバルサを切り出して抜け止めのフックがはまるソケットを作ります。 こういう細かいものの細工をするときは接着剤を何かに出して竹...
主翼の製作記事は僕のブログで何度も書いています。同じことを何度も書くのはいかがなものかと思いますから今回はあまり書いていなかったかな、ということを書きます。 ドープの実験はまだ先です。 カンザシ受けパイプの細工 カンザシパイプを受けるパイプは仮止め状態でしたからエポキ...
機体をとっとと完成させて代替ドープの実験をしなければなりません。主翼の工作を進めます。 カンザシ受けのパイプを仕込みました。今回は工法を変えてドーナツ状の合板で荷重を主桁に伝える構造です。 翼端材も作りました。1.5mmバルサの細板による組み立て式にしているのは大きな...
代替ドープの実験用の主翼の製作を続けます。いろいろ用事があるのですが小さい機体ですから作業は結構早く進みます。 治具に部材をセットしてどんどん組み立てます。 自設計の機体だとどの部品をどこに付けるかはわかっていますから、部品を切り出してしまえばキットより早く作業が進み...
主翼の構造は僕のいつもの工法です。 過去の機体製作記事と変わることはありませんが書いていなかったことを書きます。 リブの作成、バカ穴は効果が薄い 在庫のバルサの中から一番良い品質のものをプランク材に回すのでリブには残念な品質のバルサを使います。丈夫で扱いやすのですが重...
絹張り代替ドープ仕上げの電動機は尾翼だけができました。実際に機体を作って大丈夫だということを検証しなければなりません。 モーターを決める 電動機のノウハウは皆無なのでどういうモーターを乗せればよいのか見当がつきません。寸法(直径と長さ)、消費電流、KV値が分かればモータ...
昇降舵と水平安定板の絹張りを自作塗料で、方向舵をセルロースセメントでしましたが、前のブログからさらに2回塗って表面がテラテラ光ってきたので絹の上に塗膜ができたと判断しました。美麗さを追求すればさらに2,3回塗り重ねた方が良いでしょう。 ヒンジは付くか 生地完成状態でヒン...
絹の目が潰れたので濃い目の塗料で塗膜を作っていきます。 エンジン機の場合は2,3回塗っては軽くペーパーをかけてまた塗るという作業を繰り返して合計10回以上塗るのですが、電動機でもあるしドープの実験ですから簡単にします。 ペーパーがけ 色絹を使うとペーパーが絹の層まで届...
絹張り下地は結局代替塗料を3回塗って水が浸み込まない程度の塗膜が形成されたので終わりにします。出っ張ったところとハケから抜けた毛を取り除く程度にペーパーをかけました。 一晩経つとセルロースセメントも自作塗料も弾力が残っているが粘り付く感じではありません。東邦化研のドープ...
アセトンやシンナーは妻のマニキュア除光液と似たような匂いなのですが、妻の価値観では自分が使うのは良くても旦那がしょうもないことに使うのは我慢できないようです。 塗り心地 ということで飛行場で下地塗装をします。 アセトンは乾燥が早いので塗っているうちにどんどん塗料の粘度...
やっと代替ドープの実験が始まります。と言いたいところですがすぐには始まりません。 生地完成へ 家がバルサの粉だらけになるので整形は飛行場でします。 飛行場ならバルサの粉をまき散らしても草の肥料になるからいいんじゃないのと思います。 飛行場の端っこは菜の花畑状態になっ...
代替ドープの実験をする、とブログに書いてから結構時間がたっています。もう実験が終わって結果について報告するかと言えばそんなことはありません。 家の用事がいろいろありましたし、ドープ仕上げをする電動機の設計に時間がかかっています。 主翼と尾翼を作ってどんどん実験すれば良...
ドープの代替塗料をテストするのですが、テストピースを作って試すのは手間と材料の無駄なので新しい機体をバルサで作って代替ドープで仕上げることにしました。 代替塗料 代替ドープはルアー用のセルロースセメント(ルアー塗料)と酢酸セルロースペレットをアセトンで溶かしたもの(ペレ...
僕は東邦化研のドープが入手出来ていた間はエンジン機は全て塗装仕上げにしていました。絹張りドープ仕上げにはいろいろ利点があるので東邦化研のドープ(酢酸セルロース、アセチルセルロース、セルロースアセテート)の代替品を試すことにしました。 絹張りドープ仕上げへの意見 一番最初...
金曜日、土曜日と天気が悪いので新主翼での初飛行は日曜日になりました。 足場は悪いのですがほこりが立ちません。 見た感じはどうでしょうか。 テーパー翼になるとアクロ機っぽい感じになりました(というような気がします)。 人形の下半身は付けないかと言われましたがこの機体...
僕が持っている飛行機は1.6㎏から2.5㎏の間に納まっています。ということで主翼のカンザシを使いまわせるように同じ太さでそろえています。 以前のブログで書いたように太さをそろえたはずですが実際には19mmと3/4インチ(19.05mm)の2種類があって19mmではユルユ...
こてる32が離陸滑走中につんのめって砂だらけになりました。 キャブレターにはエアフィルターを付けているのでエンジンの中に砂は入りませんからカウルの外側の砂とほこりをはらってその日は飛ばしました。 帰宅後にカウルを外して掃除しました。 キャブからの吹き返しに由来するオ...
エルロンのリンケージにぴったりな両ねじのリンケージロッドを手に入れたので主翼を完成させます。 すっきりした仕上がりになりました。 翼端のおもりはあらかじめ入れておくことにします。矩形翼と同じ翼幅なので矩形翼と同じく左翼に3.4gくらいにしました。 左翼の翼端材基部の...
エルロンサーボのハッチ兼サーボベッドの塗装をします。 いきなり赤を塗っても色が付かないでしょうからまず白を吹きました。 赤を吹いてこんな具合です。グラスの目は消えていませんが気にしません。 サーボを付けて主翼に取り付けます。塗装の部分の色はフィルムの色と同じではあり...