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トンネルの先を確かめたいから。~断酒後の日記~ https://tetsat.hatenablog.com/

断酒し、1年が経過しても自問自答する日々。メリット、デメリットと一言では片付けられない葛藤を記録しています。

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2021/09/09

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  • 断酒に至った経緯②

    25メールプール1杯分のビール 僕が昔好きだった小説に、主人公が一夏で25メートルプール1杯分のビールを飲んだ。という文章が出てくるけれど、1日3リットル、休みと前の日は5リットルが最低限、一月120リットル近く飲んでいた僕は決して負けることは無かったと思います。小説の主人公と違っていたことは、僕の方だけ、体も頭も心も確実に壊れていったことでした。毎朝、最悪な気分で無理やり起き、仕事に出かけて夜バケツ1杯のビールを飲む。休みの日には朝からバケツ2杯分のビールを飲んで、気がついたら朝になっている。休み明けの午前中は更に酷い自己嫌悪に陥り、なにも手につかない。 そんなときでもその原因がアルコールに…

  • 断酒に至った経緯

    禁酒という選択肢 僕の中で、禁酒という選択肢が芽生えたのは、昨年(2020年)の2月の事でした。当時僕は奥さんとひどい喧嘩をしました(もちろん飲んだ状態ですし、喧嘩の原因も酒によるものでした)。 そして翌日、自分の事が心底いやになり、人生で初めて禁酒をしよう、という選択肢を自分のなかに持つことになりました。但し、それまで20年以上毎日飲み続けた僕にとって(恐らくその期間で飲まなかった日は3日に満たなかったと思います)、酒を飲まないということは、とても恐怖であり、眠れないことは当然として、幻覚を見たり、発狂するのではないか?という思いで頭の中がいっぱいになりました。その時既に、頭の片隅で自分はア…

  • 壁期6日目

    壁期6日目の心境 断酒ブログではよく、断酒◯日目っていうタイトルがありますが、こんなタイトルがたまにはあってもいいでしょうか?今日は朝起きて、久しぶりに洗車をしました。車はまだ新しくて、買ってから2回目の洗車です。洗いながら前の車の事を思い出しました。子供も生まれたし、色々なところに出掛けられるようにと妻と一緒に選んだ車でした。 でも、飲酒時代の僕は休みの日はビールを飲むことしか考えていなくて、10年以上乗ったその車を洗ったことは数回しかありません。今の車を選ぶときは、新車という物に全く興味がなく(アルコールのおかげて)妻におまかせしました。昨日のブログで壁期は過去のせいさんをする事だと思う。…

  • 壁期の壁は後ろにある②

    壁期の暮らし 壁期に入ってからは、とにかく何事にもやる気がおきず、無関心になり、そして自分に対する感情までも薄くなって来ました。今、東京オリンピックで日本選手の方達がメダルをかけて頑張られていますが、金メダルをかけた試合中、気づけば僕はテレビの右下に表示されている時計が進んでいくのをぼんやりと見つめていました。 手にあせ握る金メダルをかけた試合中、試合ではなく、時計を見ていたのは多分日本中で、僕くらいではないでしょうか?その後試合に勝ち、金メダルを手にした選手に目を移した時、『僕は、これまで嬉し涙を流すほどの事をしたことがあっただろうか?この先、そんな場面を経験することが、あるんだろうか?』と…

  • 壁期の壁は後ろにある

    壁期 今日は僕が断酒を始めて75日目にあたります。そんな僕に、5日程前から色々な不調が現れてきました。断酒を始めるにあたり、たくさんの断酒ブログを読ませていただきました。 そこで、断酒にはいくつかのステップがあることを知りました。 だから今の不調は壁期によるものだ。 と、自分なりに理解し、過ごしています。 具体的な症状としては、とにかく気持ちが沈んでいます。その沈み方には波があって、真っ暗闇に居るようで何も手につかないときがあったり、やけに五感が研ぎ澄まされて頭の中がクリアになったりします。 そしてそのどちらも、長いことは続かず、波打ち際のように行ったり来たりを繰り返します。 その変化が、余計…

  • アルコールとの付き合い②

    大学時代の友人 大学時代、友人と呼べるのはアルコールだけでした。話は少し前後しますが、僕には3つ年上の兄がいました。 しかし兄は事故により、僕が高校3年生になる少し前に亡くなりました。その近辺、兄の死に付随して辛いことが重なり、その結果高校3年生の時の記憶はほとんどなく、その後の大学時代はアルコールだけを信じて過ごしていました。ブログを書きはじめて、気づかされることがあります。 それは、過去の自分の体験をもう一度繰り返している。ということです。 そして、その時の自分は気づいていなかった事、今まで思っていた記憶には誤りがあったということです。 当時、絶望的に感じた兄の死は、今思い返すとやはりアル…

  • アルコールとの付き合い

    アルコールは強さの象徴でした。 僕は、人がよく集まる家で育ちました。 お盆や正月などは特に、親戚の人たちが集まって楽しそうにお酒を囲み、賑やかな時間を過ごしました。 その輪の中に、年を追うごとに年上の従兄弟たちも加わっていき、お酒を飲むということは、大人の証であり、強さの象徴のように感じていました。 自分も早く大人になって、子供扱いされることなく輪に加わりたいと、ジュースを飲みながら思っていたことを覚えています。断酒を考えた方なら一度は読んだことがあると思いますが、禁酒セラピーにでてくる"アルコールの洗脳"は、この頃から受けていたんだと、あの本を読んだ時気付きました。 飲み始めたきっかけ 高校…

  • アルコール依存症ではない?②

    思考の変化 感情の起伏が減ってきました。 ゆっくりと本を読む。 好きなアーティストの音楽を聞く。 と言った今まで楽しかった事に対する興味が薄れてきたり、仕事ではどんな理不尽な事があっても淡々とこなしたり(お陰で職場の若手からはけっして怒らない先輩として安心できる存在となりましたが)とにかくいつも抑揚のない生活をいつの間にか送るようになっていました。 これらの事も、人生経験を積んだからこその行動だと自分では納得していました。 些細なことがとても煩わしくなりました。 元々子供の頃は、とても細かいところが気になる性格で、本棚に並べられた本の高さが規則的でないと気がすまなかったり、髪の毛の長さをミリ単…

  • アルコール依存症ではない?

    ビール好きなだけで依存症ではない。 ビールが好きでした。 暑い夏にキンキンに冷えたビール。寒い冬は陽気さと元気を与えてくれるビール。 休みの日は自分へのご褒美として朝から飲むビール。 その為に、辛いことも乗り越えられる。それだけが癒しであり、生き甲斐でした。 仕事も多少の波はあるものの、順調にこなし、私生活でも家族と猫(家には3匹の猫がいます)と一緒に平和な日々を送って来ました。(と、ずっと思っていました。もしかするとそう、自分に言い聞かせていただけかもしれないと、今振り替えると思います) そんな生活が20年以上続き、少しずつ変化がおきてきます。 その変化はとても小さく、一年というスパンで比較…

  • ブログを書こうと思った訳②

    知っておく事の大切さ ブログを書こうと思った訳については、前回少し触れましたが、もうちょっと詳しく伝えるとすると、その時々で感じることは、人それぞれなのかな?って思ったからで、そんな中で、少しでも僕の体験や感じた事が一例として加えられて、誰かが知ることで、役にたてたら意味があると思ったからです。 それと大切だなって感じる事は、想いや考えは、記す事でより意味のあるものになっていくことを、これまでの経験で実感しているから。 それがブログを書こうと思ったきっかけです。

  • ブログを書こうと思った訳

    これまでの、どん底の人生に光をさしてくれたのが先輩達の書かれたブログでした。 どん底だった理由はたくさんあるけれど、その理由の一つ一つに同じオモイで向き合っている方々が居ることを知れたのがブログでした。 そのお陰で、少しずつ僕の生き方に光がさしてきて、でもその光はふとした事で灰色の雲の影に隠れてしまって。 明るい生き方を続けていくには、与えてもらうだけではなく、与えられる存在になる事なのかなと思って、誰かが読んでくれるかもしれない、僕が救われたブログという場で思う事を書いてみたいと思ったからです。 つたない文章ですが綴り続けていきたいと思います。

  • 初めてブログ

    毎回のあれこれやオモイを記録していきます。

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