土用の丑の日に、お弁当屋さんの特別食という企画に申し込んでいて、うな丼が届いた。こういうの、ありがたいよね。たまにカツ丼の日とかカレーの日があって、希望した人だけ通常の弁当の代わりに持ってきてくれる。そういえば3連休で、昨日は朝から母に声がけして教会へ連れて行った。最初は「行かないわ。誰からも連絡もないもの」と、ブツブツ言っていたのだけど、もう誰も連絡してこないよ、私たちが送って行くんだよ、と言い...
しっかり者の母がレビー小体型認知症に?! 父が肺がんで要介護2? 突然始まったW介護の戸惑いをリアルタイムで吐き出します。
28年ぶりに地元に戻り、ゆったり平和な生活を…と思いきや、母がまさかの認知症に。誰にも言えない日常の変化、うつろいやすい母の記憶について記録していきます。
血圧が高い…。朝と夕、ヘルパーさんが欠かさず測っているのだけど、この間は、200超えが連発して最後は血圧計がエラーになった。ヘルパーさんが焦っていて、母もイライラしたようで、ヘルパーさんが帰った後に血圧計を抱えて私のサロンのドアをトントンと叩いた。私が落ち着いて測りなおしたけれど、180を超えてきており、薬をじゃんじゃん飲んでいてこれは高い。本人は何の異常もないと言うけど、これはやはり高すぎると言うこと...
日曜日。土曜日が営業日の私にとっては週に一度の休みの日で、いつもよりゆっくり目に起きて1日の予定を決める。ヘルパーさんは平日と変わらず訪問してくれるし、教会へのお迎えの人もちゃんと電話をかけてから母をピックアップしてくれる。私は、母が出かけたあとに、連絡帳をチェックして、部屋の中に入って食材などの補充がないか、冷蔵庫の中は大丈夫か、エアコンは消されているかを確認する。最近はヘルパーさんたちも曜日ご...
昨日のショートステイが断られると言う件について、たくさんのためになるコメントをいただきました(後ほど落ち着いてお返事させていただきたいです)。そうだよな、そうだよな、と、どれも深く納得。徘徊は大きかろうと小さかろうと、大問題なのだな。母が今通っているデイの施設には、系列の施設がいくつもあり、比較的大きなグループとして機能している。今通っているところは、入門編なのだろう。次に進むことになるであろう特...
私の来月の東京行きは、まだ母には話しておらず、きっと間近になるまで話すか迷いながら黙っているだろう。ケアマネと先日電話で話した時に、母が自宅がわからなくなって「私、今日ここに泊まるって伝えて欲しいのよ」と言って私のことを探していた話をして、何気なく「来月私が家を空けて大丈夫ですかねえ〜」と口にした。すると、「でも、ショートの方も一応聞いてみたけど、やっぱりちょっともう預かれないって言われちゃったか...
昨日は、ややこしい日だった。訪問診療の日だったのだけど、午前から午後に時間が変わると言うイレギュラー。最近はこのイレギュラーが母の混乱をもれなく引き起こす。朝のヘルパーさんはいつも通りで、「汗をかいていた跡はありませんでした」と書かれていた。今日は在宅日だよと声がけしてくれただろうか? 私は午前中から仕事でお客さんが来ていたのだけど、ちょうど昼になろうとしている頃、一番大事な工程をやっている途中で...
昨日は訪問看護師の日で、いつも私のお客様が来る時間に入れ違いで帰っていくので、母が駐車場に見送りに出ないようにと見張っていたら、ぞろぞろと玄関から全員が出てきた。看護師さんとちょっと立ち話したところ、やはり母が夜眠れないとか、今日は先生が来る日か?とか、デイサービスに行かなくては!とか言っているとのこと。ところどころ惜しい。今日は先生が来る日なのだが、いつもと違って夕方に時間が変更になったので、薬...
母はいつものようにデイサービスに出かけていった。夜の混乱はなんとかおさまったようで、朝のヘルパーさんには「そこそこ眠れた」と言っていたらしい。母の言う「眠れた」と言う状態は、夢を見ずに意識がなくなる時間が長かったってことなのかな。レビー小体型認知症の場合、レム睡眠時も筋肉がうまく緩まないため、夢に合わせて動いたり喋ったりするらしく、起きてからも夢の続きの話をしたりする。まさに母はそんな感じだと思わ...
夕方のヘルパーさんが帰った頃、母と顔を合わせたけれど、いつもと変わりない様子に見えた。「お弁当屋さんにも、お寿司が美味しかったのよ〜って自慢したのよ!」と笑っていた。しかしヘルパーさんの連絡ノートには怪しい文言が綴られていた…。「ヘルパー事業所から薬局の受付を頼まれたけれど断りたいと仰っていました。ケアマネさんから電話がありその件を報告しておられました」なんの話だ? ケアマネがヘルパーさんが来てる...
なんでもない月曜日。父の命日。あれから1年が過ぎた。あの日。夜中の3時、電話を取った夫が「ルミコ、起きろ! お父さん急変したって!」と言った瞬間、飛び起きた私は、クローゼットからできるだけ明るいピンクの服を手に取った。色のない病院の中で、私が来たとわかってもらえるように。真夜中の河川敷を車で走り、川辺にある病院に到着した私たちは、防護服を着せられ、父の病室へと急いだのでした。急ぐ意味も結果、何もな...
仲良くしているネイリストの友達から、「ルミコ、もう少しでお父様の一周忌かな?」とラインのメッセージが届いた。「23日の月曜日が命日だから、日曜日に墓参りに行って教会に挨拶に行くよー。キリスト教だし、こんな状況だから特に法事みたいなイベントらしきものもやらないんだけどね」と答えると、「確か23日だったなと思って。月曜日だからこの週末に何かするのかな?って。一年早いね。ルミコもいろいろいつも頑張ってて偉い...
昨日は、ひとまず母が出歩くことはなかった。午前中11時半ごろ、私の家のチャイムが鳴り、母が立っていた。「食堂にはどうやって行ったらいいのかしら?」と聞かれた。デイの食堂のことなんだろう。ショートステイから戻った後も、何度か「食堂」への行き方を聞かれたな。「今日は、デイサービスに行く日じゃないから、食堂には行かないんだよ」と、答えると、「あらそうなの? お昼でお腹空いてきたし、食堂にどうやっていくのか...
ついにややこしい日が来た。東京の友達が来ると言っていた日だ。予定はキャンセルになったが、母の記憶が混乱してどこかに出かけたりしないか注意しなければいけない。ヘルパーさんも水面下で情報共有してピリピリだ!昨日、母がデイサービスに行っている間にポストに母宛のハガキが届いていた。母は東京の友達に、電話で新幹線の時間を聞いただけだと忘れてしまうから、ハガキに書いて送って欲しいと言っていたらしく、その友達は...
もう使える介護サービスは一通り使い倒したかなと思っていたけど、まだあった!紙オムツの専門業者と契約をした! ルミコはまたひとつ自分の仕事を丸投げしたのである!大人用のオムツ専門店で、自治体が発行しているオムツ券も利用できて、宅配してくれる。今までは、ヘルパーさんからリハパンが残り何枚になりました、とか、2回用の紙パットが少ないですとか、連絡帳に書かれたのを見て、私が週末にドラッグストアに買いに行っ...
デイサービスに出かけていく母を見送ったあと、私のスマホにヘルパーステーションから電話が入った。「いつも入っているヘルパーから聞いたのですが、20日金曜日にお母様のお友達が東京から来られるそうで、その話は娘さんはお聞きになっているか心配になりまして」あ。2日前のブログに書いた、母の東京の友人が訪ねて来ようとした事件! 母はどうもヘルパーさんにも話していたそうだ。よく見たら、カレンダーにも友人の名前が書...
2週間ほど前に母が急にカレンダーを見ながら、「今日、あなたの誕生日じゃない?」と言い出した。まだ先だよ〜、誕生日はこの日だよ〜と、カレンダーを指差したところ、次に見た時には、カレンダーに鉛筆で丸印がつけられていて、「ルミコ」と書かれていた。母は元気な頃は、離れていても毎年誕生日プレゼントを用意してくれる人だった。アクセサリー類が多かった。キラキラしたものが好きな母だったので、娘たちにもたくさんプレ...
夕方、母に頼まれていた、おにぎりに入れる昆布の佃煮を買ってきたので家に届けると、母は姉と電話で話しているところだった。私は届け物をしたかっただけなので、そのままそっと自分の家に戻ったところ、しばらくすると玄関のチャイムが鳴った。何かびっしり書き込まれたメモ帳を握った母が現れた。東京に住んでいる母の大学時代の友人から電話がかかってきて、母に会いに今週の金曜日に来ると言う話になっているのだとか(!)。...
私の誕生日と結婚記念日が被っているので、ちょっとフライングで週末を狙って夫とフレンチレストランへ。母のデイサービスの日だったので、程よく疲れて早く寝てくれそうだと踏んで、夕方のヘルパーさんが帰った後にそっと私たちは家を出る。去年も同じ店で同じフレンチコースを食べた。偶然にも同じ席に案内された。1年前は、ちょうど父を転院させた直後で、父の介護は一区切りついたねと話していた。二人ともが入院して不在にな...
最後に父に会ってから1年が過ぎた。父が急性期病院から療養型に転院した日だ。あの日も今日のような眩しい青空の良い天気だった。「しばらく会えなくなるけど元気でな! みんなによろしくな!」酸素マスク越しに父はそう言って、最後まで苦しそうな姿を見せることなく、全てを受け入れたような様子で静かにベッドの上で目を閉じていた。それから10日もたたずに父は天国へと旅立った。とてもとても静かな旅立ちで、私たちにとって...
訪問診療の日だった。燃えるゴミの日で外に出てきた母に、今日はこれから先生が来る日だからね! と声をかけた。今日は診察のある日だから、デイサービスはお休みで、家にいる日なんだと丁寧に説明をした。「寒いのよ〜」と言う母は、もうタートルネックのセーターを着込んでいた。時間になって看護師と一緒にやってきた医師に、母は「先生、どうぞお入りください!」と明るく声をかけていた。よし、今日は調子が良いぞ!私は、午...
水曜日の訪問看護師の日は、実は要注意日だ。普段は遅くても朝8時半にはヘルパーが来るのだけど、看護師は9時。いつもよりやや遅めで、朝の時間を持て余す。看護師が到着した時には、コートを着込んで「あら、今日は来る日だった?」と言っていたらしい。どうも、迎えが来ないと待っていたらしい。看護師はヘルパーより長く1時間ほど滞在してくれるのはありがたいのだけど、ヘルパーのシフト的に水曜日は夕方が17時45分からと遅...
デイサービスの日、母はくすみピンクの可愛らしいショートコートを着て出かけて行った。コートの下には、ブラウンのハイネックのカットソー。ピンクと茶色の組み合わせが秋らしくて可愛いなと思いながら見送っていた。仕事をしていたらあっという間に夕方になって、母が帰宅の時間になってしまう。急いで出迎えに行くと、母が「なかなか帰してくれないのよ〜。もう時間だから帰るって言ってるのに!」とブツブツ言っていた。デイサ...
連休だったが、母にはそんなことは関係なく、ジャージの上下でゴミ当番の仕事をしている夫に「これからお仕事?」と声をかけていた。どう見ても仕事に行く服装じゃないのだが、もうそんなふうに関連づけて考えることができない。朝から眠い眠いと言っている母に、「ヘルパーさんが来たらもう誰も来ないからゆっくり寝てたら?」と声をかけると、「誰か迎えに来るかもしれないじゃない?」と言っている。デイの日がいつなのかもわか...
急に寒くなってきて、一気に季節が進んだ感じがする。暑くて半袖素足だったのに、急すぎて身体がついていけない。まるで母の認知症の進行具合みたいだな。ゆっくり進んでいると思っていたのに、急に話が通じなくなり、意味不明なことをしでかすことになり、もう誰かの見守り無しには生活が立ち行かなくなった。えっ!急に?って感じだった。よく、親が介護サービスを受け入れないので困ると言う話を聞くけれど、それは認知症があま...
世間は3連休なのである。あまり気にしないように、ルーティーンをこなす我が家。母がデイサービスのスタッフに手を引かれて家を出ていくのを見送り、夫の趣味の畑仕事を手伝いに河川敷へ。向いてない作業をやらされて、めちゃくちゃ疲れた! ヘルパー連絡帳には、洗濯用の洗剤が少なくなったので買ってきて欲しいと書かれていたが、買いに行く元気が無くて、明日にしてもらおう…。今、母の家はコツコツと衣替えしていて、夏物を...
昨日は、銀行にお金を入れたり出したり細かい用事をこなして、近所の小さなショッピングセンターへ。帰りに、季節限定のマロンクリームの大判焼きを見つけて、母に一つお土産にする。父もここの大判焼きが好きだった。銀行の帰りによく立ち寄って差し入れてあげると、二人はとても嬉しそうにしていたことを思い出す。家に帰ると、ヘルパー連絡帳に11月の「利用計画カレンダー」が挟まっていて、ケアマネが来たようだった。母に聞く...
昨日は2週に一度の木曜デイサービスの日だったので、8時にヘルパーがやってきて、8時40分には母はお迎えの人と一緒に家を出て行った。階段の上から見送って、ヘルパー連絡帳に目を通す。「今日はお客さんが来るからと、パンとおかずを3セット用意しておられました」と書かれていた…。もちろん誰も来る予定はない。部屋に入ると、ヘルパーさんが片付けてくれたようで、冷蔵庫の中には、ラップがかけられた小さな小皿が3つ(お...
昨日は訪問看護師の日で、特に電話がかかってくることもなく、いつも通りにケアを終えて帰って行ったようだった。ヘルパーの連絡帳は看護師や医師、薬剤師も書き込むもので、私の家へ通じる階段のすみに設置された箱の中に入っている。医師の訪問ファイルや、ヘルパーの書類など共有で使うものは全てそこに置いてある。私が連絡帳を見に行くと、連絡帳はデイサービスの連絡帳が入っているファイルケースに無理やり押し込まれており...
ヘルパー連絡帳に「血圧計の電池がなくなりそうです。単3を4本ご用意ください」と、書かれていた。血圧計は自前だ。以前私が買ったものを母にあげた。簡単なことも自分ではできないんだなあと、ノートを見て改めて思う。電池を買いに行くこともできない、交換することもわからない。もちろん、自分で血圧を測ることもうまくできない。なんとなくできたとしても、結果を記録することもできない。大したことではないのだが、電池の...
その後、丸1日の既読スルーを経て、姉から返信が届いた。「見当ちがいのことしか言えなくて、本当にごめんなさい。11月の帰省は止めにします」ですって!!止めるんかい!! 11月で帰省を止めると言うことは、今年はもう来ない。寒い時期に来たことがないので、おそらく春になるまで来る気がないだろう。計画を見直すでもなく、じゃあ止めるってね。想像だけど、私から言われたことを義兄に伝えて、「そんなんだったら行くの止め...
久々登場の姉問題であります。先週、姉からラインが届いた。11月の土日にこちらに来ようと思っているが、都合はどうか? というお伺いラインで、「6月に果たせなかったリベンジをしたいと思っています」と書かれていた。6月…。前回姉たちが帰省したのは6月の頭くらいのことで、その日の朝にお薬ポケットの薬を一気に2袋飲んでしまい、翌日には3袋飲んでしまったという事件が起きた。すぐにお薬ポケットを撤去しなかった私の判断...
今日から10月。去年の10月のことを思うと、なんと時が過ぎ去るのは早いのだろうか。昨日、デイサービスに行く母を階段の上から見送り、帰ってきたタイミングで「おかえり」と声をかけに行った。この一手間が結構大事なのだと学んだ。「何か変わったことなかった? 今、帰りが大変だったのよ〜。100歳のおばあちゃんが一緒だったんだけど、家に送りに行ったら鍵がかかってて入れなくて、あっちこっちに電話してやっとおうちに入れ...
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土用の丑の日に、お弁当屋さんの特別食という企画に申し込んでいて、うな丼が届いた。こういうの、ありがたいよね。たまにカツ丼の日とかカレーの日があって、希望した人だけ通常の弁当の代わりに持ってきてくれる。そういえば3連休で、昨日は朝から母に声がけして教会へ連れて行った。最初は「行かないわ。誰からも連絡もないもの」と、ブツブツ言っていたのだけど、もう誰も連絡してこないよ、私たちが送って行くんだよ、と言い...
母は元気に帰ってきた。施設のスタッフに丁寧にお礼を言って「お気をつけてお帰りくださいね」と声をかけていた。私は渋々と施設スタッフと交代に家に入る。母は、とても明るく元気にボケていた。「あら、あなたがいて良かったわ」と言いながら、机の上に置いてあった弁当屋が持ってきたお弁当をくるっと逆さにひっくり返し、「溢れる〜〜!!」と、私を慌てさせる。「いつもこうしてるのに」って、んなわけあるかい!!今施設の車...
静かな夜、そして静かな朝。終わった。夕方には母がショートステイから帰って来て、そして私に言うんだろう。「学校から連絡なかった? お父さんはどうしてる?」あ〜〜〜〜〜面倒くさい!! 返す言葉も見つからないコミュニケーションが始まるのかと思うと心が沈むわ。でもこの在宅が1週間過ぎ去れば、次は10日間、月をまたいでのショートステイになる。延々と終わらないフルマラソンの給水所みたいなイメージでどうぞ。そうこ...
母の持ち物に仕込んでいるGPSは7個。そのうちの1つだけが電池が減っていて交換してくださいって表示が出ている。よりによって、いつも履いているメインのスニーカー。今も履いて行っている。だから交換できない。GPSって、移動してるものの方が電池の減りが早いのかなー。同じ時期に仕込んだのに1個だけ電池切れなんて。これは命綱なので、帰ってきたらこそっと交換しよう…。せっかく7個も入れたのに、メインの靴が電池切れで...
今現在母が使っている介護サービスと、飲んでいるお薬についてご質問がありましたので、自分の記録として改めてまとめておきたいと思います。まず、お薬ですが、薬剤情報3枚もあります…。(朝)メマンチン10mg 脳の働きを改善する薬シロスタゾール100mg 血の流れを良くする薬・血液が固まるのを防ぐ薬ドパコール配合錠 手足の震えを抑える薬アムロジピン10mg 血圧を下げる薬アジルサルタン40mg 血圧を下げる薬プラバスタチン10m...
またか。母親が数ヶ月前に急死して、しばらく落ち込んで更新できなかったと言う友人のSNSに綴られた長文を読んだ。お母さんがどんなステキで素晴らしいお人柄だったのか、どんな言葉をかけてもらっていたのか。孫を抱いた穏やかに微笑む写真とともに投稿されていた。77歳は早いのかなって思う。私ももし母が77歳の時に急死していたら、まだ認知症発症前で、母がどれだけ素晴らしい人だったのか、同じように綴って嘆き悲しんだのか...
母がいない週末。昨日は、今年の初めに迎えた子犬の去勢手術を予約していて、朝からバタバタそわそわ。夕方のお迎えまでなんとなく落ち着かなかったんだけど、母がいないので思う存分そわそわできた!母のショートステイの前日は、訪問診療だったのだけど、診察が終わって先生が帰ろうとすると、母が「あ、先生に渡したいものがあるんです、ちょっと待ってくださいね」と言って、ゆっくり椅子から立ち上がり、冷蔵庫の方へ。冷蔵庫...
やっと行った…。8時20分ちょうどにショートステイのお迎えの人がやってきて、母に声をかけるものの、「今から行くんですか? 午後じゃないの?」などと、言い出して部屋の中をウロウロする母。ついさっきまで朝のヘルパーさんが来ていて、身支度を整えて、今からお迎え来ますよって言ってくれたはずなのに、すっかり忘れて自分勝手に予定が脳内変換されている。ああ、認知症なんだなあ〜と実感する。昨日の夕方、1時間ヘルパーさ...
ケアマネと電話で話していて、先週の金曜日の話になった。ケアマネが母を訪問した時に便汚染があって、夕方のヘルパーさんに引き継いだ件。ヘルパーさんの時間が延長になったため、介護保険で10割払うか、ヘルパー事業所の自費サービスで請求してもらうか、計算に弱い私はケアマネとヘルパーさんに任せていた。結果、介護保険で10割負担に落ち着いた。いくらかは知らん。過ぎたことなので、いくらかかっていても気にしていてもどう...
7月から毎週火曜日がデイの書道教室になった。今まで第二と第四火曜日だったから、そこを休ませるのがかわいそうで、ショートステイの日程もやりくりしていたんだけど、毎週になったのでありがたい。デイに行くとウロウロと落ち着きない様子の母。少しでも集中して書道に取り組んでくれたらいいなと思う。元気だった頃に通っていたカルチャー教室の書道は月に15000円だったけど、今はデイで1回150円。素晴らしい。夕方、母がデイ...
自治体の介護手当というものがある。「ねたきりや認知症高齢者等を常時介護している家族の方々に対し、介護者の経済的援助とその労をねぎらうために、介護手当を支給しています。」とホームページに書かれている。別居か同居かは問われない。「在宅」かどうかがポイント。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー在宅で日常生活において常時介護が必要とする状態が6ヵ月以上続き、なお、継続すると認められる次の方...
昨日の話。朝、「教会行くんでしょ?」と母に声をかけたら、「行かないと思うわ」と他人事のように言われる。その表情は、仮面。ああ、ダメな顔だね。この顔、先週してよ。姉がいる時に。なんで行かないの? 体調悪いの? と聞くと、「だって、行く日だと思っていなかったから」と、母は答える。無。って感じ。しかも、履いているデニム風のパンツは前と後ろが逆で、それを指摘すると「別にいいじゃない。困らないもの」と言われ...
早いもので、姉の帰省からすでに1週間が経過。母は、そこまで大きな混乱もなく、おとなしくデイにも通い、エアコンの効いた部屋で長袖を着て寝たり起きたりを繰り返している。昨日はデイに行っている間に家に入り、消費期限の切れたパンを処分。姉が選んできたパン3種は一切手をつけられず未開封のままゴミ箱へ…。特に、姉が買ってきたから食べないとかじゃなく、たまたまなんだろうけど、この時期は食欲が落ちるから買い過ぎ注...
金曜母の在宅日。夕方、そろそろ晩御飯の支度をしようかなっていう時間になって、ヘルパー責任者から電話がかかってきた。こんな時間に嫌な予感がする。「あの、夕方にケアマネさんから電話がかかってきまして、お母さんが便汚染でトイレも廊下も洋服もひどいことになってるとのことで、今、夕方のヘルパーが入ってるんですが、延長しますがよろしいですか?」あああ。そう言えば、私がサロンで仕事中に誰かが訪ねてきた気配がして...
母は朝からデイサービスに行き、連絡帳には母が塗った塗り絵が入っていた。これがまた大作で。髪の毛にも紫のメッシュ入ってるし、植物も美しいグラデーションになってて、認知症になっても母の絵心は失われてないのねって嬉しくなった。このブログが終わる日が来たら、母の作品をまとめてアップしておこうかな。以前、ショートステイの連絡帳に、他の利用者さんの塗り絵の作品が2枚紛れていたことがあって、それは人物を真っ赤に...
昨日の夕方のヘルパー連絡帳にこんなことが書いてあった。「娘さんの(帰省された)名前を忘れてしまって、どうしようもないとおっしゃっていました。一緒におはぎを食べに行ったと話しておられました」イエイ! 姉は姉なので、「お姉ちゃん」と呼んでおけば間違いない。まさかの名前が思い出せていなかったとは! ちょっとフフって思ってしまった。夫は「俺も忘れられてるのかなー。最近名前呼ばれてないし。こんなに一生懸命や...
母はデイサービスに出かけていき、書道教室に参加して「彦星」「織姫」を書いてきた。イレギュラーの翌日はデイサービスで日常のペースに戻す。これしか今のところ対策がない。今日は訪問看護師の日なので、ケア時間も1時間あるし、その後、出かけないかサロンで仕事をしながら見張りしようと思う。しかし、今さっき訪問看護師から電話があって、「緊急の訪問が入ってしまって、今日の訪問が10時半くらいになりますが大丈夫ですか...
姉たちが帰って行った…。土日、よっぽど疲れたのか、昨日の母はほとんど寝ていて、たまに起きて、また寝てを繰り返していた。姉たちはホテルをチェックアウトしたので行くところもなく、ずっと母の家のリビングに居たようだが、母が寝ているから特にやることもなくボケーっとしていたようだ。なんかさ、普段やらないところ掃除するとかさ、何かなかったかね? やる気がないんだから言うのも面倒くさい。昼ごはんも、母は食べたく...
姉たちは、いつもの一番近くのホテルが予約できなかったとかで、駅前のホテルを取っていた。あんなに前からごちゃごちゃ言ってたのに取れないなんて、ほんとか? 要領の悪いアナログな人なので調べ方悪いんじゃないのって思ってしまう。で、ホテルが取れない時点で、家に泊まってお兄さんだけホテルっていう選択肢が生まれなかったこともモヤる。昨日は、「何時に来たらいいですか?」と聞かれ、朝のヘルパーさんが帰った時間を指...
来ました。いつものように、夕方16時ちょっと前に家に到着したポンコ夫婦。うちの子犬は、全く懐きませんでした(どうでも情報)。おやつも食べず、ソファーの角ギリギリのところでブルブル震えていました。姉には、母が食べたものを可能な限り把握しておくように言われているので、食事を配膳したら写真撮って送って! と言いました。ええ、特に言われていません(笑)。何を食べさせるのか不安と興味です。「今日のメニューなん...
日曜日、教会どうする? と聞いたら、「仕事が忙しくてどうしようかと思って。患者さんが来るかもしれないし」と、再びデジャヴのようなことを言われた。確かに、ショートステイ→デイサービスと、母の「仕事」は忙しかった。でも患者さんは来ないことをどう説明したらわかってもらえるのか、夫と2人で途方に暮れた週末であります。↓患者さんは来ない!にほんブログ村#親の介護...
昨日は、午前午後と仕事がびっしり入り、合間に母の家の空気の入れ替えをしたり、湯沸かしポットの水を入れ替えてスイッチオン。帰ってくる準備はひとまずできた。帰ってくるまで1時間ほど時間がある。何しようか…とりあえず寝よう。私に足りてないのは、安心して眠れる睡眠時間だと思う。夕方になってコンビニに行ってこようと家を出ると、ちょうど施設のバンが入ってきて母が帰宅した。荷物を私が受け取り、スタッフの若い女の...
ごちゃごちゃ言ってても時間はサラサラと流れていく。今日の夕方には母がショートステイから帰ってくる。先月も帰ってくる日は同じように思っていて、1週間休ませてもらった分、今日からまた頑張ろ!って自分を鼓舞していたのも一瞬で、翌日にはもう噛み合わない会話にくじけていた。「仕事が忙しい」と言い出して、これから患者さんが来るからと言って教会のお迎えを断っていた。ショートステイで仕事スイッチが入ってしまい、自...
穏やかな時間はあっという間に過ぎて、明日の夕方には母が帰ってくる。ショートステイ中、施設からは一度も連絡がなかった。ここまでなければ、たぶん今日もないだろう。施設によって、随分違うもんだな。なんかさ、口コミサイトとかあったら書きたいくらい。口コミってさ、嫌なことがあった時に書きたくなるもんだろうけど、良いなと思ったことを積極的に発信したいししてほしいものだ。ただ、良いこと書くと、ますます予約が難し...
あと2泊3日。母がショートステイから戻ってくるカウントダウンに入った。明日、明後日になれば、食材の買い出しもしなければいけないし、また日々のドタバタが始まる。前回はショートステイの数日後から体調を崩した。しかもだんだんと暑くなる。体調を崩しがちな季節に入るので何も起きないことを毎日祈るのみ。我が家の隣の家は、2年ほど前から空き家になっている。以前は、高齢の夫婦が住んでいたけれど、施設に入られてそれ...
母のショートステイも折り返した。平日になり、仕事も慌ただしく、帰宅までのカウントダウンに心が重たくなってくる。これが終わると、次のショートはお盆休みの頃で、3泊4日しか予約が取れなかった。行かないよりマシだと思ったけど、前後の不穏を考えるとお互い疲れるだけにならなければいいな。連休中、外食したり買い物したり、天気はあまり良くなかったので夜はゆっくり家で過ごした。SNSの書き込みをランダムでぼーっと眺...
梅雨の晴れ間の夕方に、ワンコと芝生を走ったり、予約が取れないかき氷屋さんでプレミアムなかき氷を食べたり、そういえばボーナスの時期だったしと、夫と2人で焼肉を食べに行ったりと、特に何ってわけじゃないけど、普通の自由な連休を過ごしています。日・祝は私のサロンは休みなので、私の車は久しぶりにカーポートの下へ入れてもらえた。今までは、休みであろうとなんだろうと、ヘルパーさんの出入りが毎日あるので、あまり動...
何事もなく時間が過ぎて、真っ暗な1階と誰も来ない自由で穏やかな連休がやってきた。いないならいないで、連絡が来ないなら来ないで、大丈夫かな? ちゃんと施設で過ごしてるかな? 迷惑かけてないかな?って気になったりする。もはや、娘ではなく、保護者の気持ち。↓きっと大丈夫。にほんブログ村#親の介護...
昨日の朝のヘルパーさんが入った時にはベッドで休んでいたと言う母。少し前までは、こんなに寝てばかりじゃなかったような気がするけど、まあ弱ってきているのかな。だとしてもどうにもこれ以上はやりようがない。レビー小体型認知症の平均寿命が七年って言うのが事実ならば、ちょうど折り返したところだ。朝のヘルパーさんの記録には「お元気がありませんでした」と書かれていた。ショートステイに行くのが嫌なのだろう。なんなら...
担当者会議から中2日で、訪問医が診察でやってきた。足のむくみがほんの少し戻ってきたようで、先生は逆に安心したと言っていた。「お薬の再開は慎重に少しずつやっていこうと思います」と先生は母に語りかける。一時はむくみが本当にひどく、先生が指で足首を押すをその形のまましばらく戻ってこなかった。利尿剤を増やしていき、最大で3錠まで飲んでいたけれど、今はゼロに戻した。一旦色々リセットして、薬の副作用が起こらぬ...
デイから帰ってきた気配を感じて、出迎えて「どうだった?」と声をかけようかと思ったのだけど、置いてあったデイの連絡帳のファイルに、「施設の紙パンツを使いましたので、次回1枚返却してください」と言う紙が貼られているのが目に入る。連絡帳を開くと、「軟便が多量にあり失便しておられたので紙パンツを提供しました」と、書かれていた。それを見て、はーあ、とため息をついて、声をかけるのをやめて家に帰った。どうだった...
「今後も同じことが起こる」それは、そうだろうと思う。認知症「だけ」患っていたとしても、だんだんと悪化していく。飲んでいる薬も追いつかない。増量したら、今回みたいに副作用が起きることもある。真夏のような暑さと重なって、大ごとになってしまった。ちょっとしたことが、寝たら治るじゃ無くなっていくわけよね。訪問医師は言った。「僕たちは、起こったことに対処していくことしかできないんですが、起こる前に防ぐことは...
サービス担当者会議、略してサー担である。これまでなんどもやってきた。介護度が変わった時や、入退院や父が死去した後、サービスの内容を考え直さなければいけない時に開催される。いつもは、ケアマネが主催者で、ケアマネが場を仕切っていたのだけど、昨日のサー担は訪問診療の担当医が仕切った!まず私はそこにびっくりした。こんなサー担があるのか! 出席者は、訪問医師と看護師(2週に一度訪問)、訪問看護師(父存命時か...
母の入院騒動から1週間が過ぎ、母は週3のデイもこなし、少しずつだけど食事もするようになった。デイの合間の在宅日は、訪問看護師が点滴をして昼ごはんを確認して、栄養ドリンクのイノラスを飲ませてくれた。すでにウロウロと歩き回るようになり、昨日は家で一息ついていたら、ガラガラと扉が開いたような音がしてびっくりして見に行くと、我が家の廊下に母がボーッと立っていた! 怖い! 「びっくりするからチャイム鳴らして...
昨日はデイの中休みで母が1日在宅の日だったけれど、午後から訪問看護師がやってきて点滴をしてくれることになっていた。訪問医師の特別指示書が出ていて、入院からの2週間は経過観察と処置に看護師が医療保険で通うことができる。以前コロナで入院して母が退院してきた後に体調不良になった時も、その制度を使って毎日看護師が訪問してくれていた。これがあるだけでも、秒で出された入院も意味があったということにしておこう。...
昨日の姉に関するつぶやきですが、あれはあくまでこれまでの姉妹関係と、姉のポンコツ貯金があっての話なので、遠距離できょうだいに親の介護を任せているという方に向けてというわけではございません。仮に、姉がもっと近居だったとしても、元来の気の利かなさが炸裂して、何の役にも立たなかったことだろうと思います。なので、もはや居なくても良い。ただ、やりとりにイライラするという話でした。母は徐々に回復してきており、...
母は少しずつ固形物を食べ始め、処方されている栄養ドリンク「イノラス」も頑張って飲んでいる。昨日は訪問看護師の日だったので、再び点滴をしてもらい、看護師さんと入れ替わりに、訪問看護ステーションの責任者の男性がやってきて、点滴の見守りと抜針から昼食の促しまでやってくれた。父がいた頃からお世話になっている2人である。父が入浴せず家が悪臭に包まれて悩んでいる頃に最初に来てくれたのも、この人たちだった。父が...
母の不調は、思い返すと先週の木曜日あたりから始まっていた。ショートステイから帰ってきてから、差し入れているパンもあまり減らずに、買っては消費期限が切れて廃棄し、また買ってを繰り返していた。食欲あまりないのかなと思っていた。急に暑くなり、梅雨に入ってムシムシし始めた。なのに、夜になると寒いのが嫌だとセーターを漫然と着込んでいたり、体温調節がうまくいっておらず、私たちが気づいて着替えさせたりしていたけ...
急性期病院を秒速で退院させられた母は、病室で着替えをして、看護師はなんと車椅子を持ってきた。もともと歩ける状態で入院し、めまいやふらつきがあるため移動には安全のため車椅子を使っていた。退院で帰るときにはもちろんそんなものはいらなくなっているはずで、そうでなければ家に車椅子があるわけでもなく、母は独居なのだ。「車椅子はいりません。歩けるんですよね?」私は言った。食事もして元気にしており、徘徊していた...
あーーーーーもう!! 先に現状から。土曜日の14時に病院に連れて行き、21時に入院の手続きを終えて、1週間ほどの入院と言われ母を引き渡し、家を往復して洋服や薬などを届けてホッとしていたところ、日曜の朝9時に病院から電話が。徘徊がひどくどれだけ注意してもウロウロと歩き回り、一晩中看護師さんのステーションに居続け業務の邪魔をして、自分の点滴もいらないと針を勝手に抜き、拒否したためこれ以上治療的なものはでき...