chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
Taku
フォロー
住所
東北地方
出身
栃木県
ブログ村参加

2021/02/08

arrow_drop_down
  • 送料取るってさ

    有機合成化学者は研究で天文学的な数の試薬を扱いますが、試薬や原料と言われるものは試薬会社から購入しています。 様々な試薬会社があって、デリバリーが早い会社、レアな化合物を扱っている会社、精製度が高い会社などそれぞれに個性があるので場合によって使い分けています。 こちらに来てからはもっぱら米国や欧州に本社を構える会社から買うことが多いです。 なんせとても早く届けてくれるからです。次の日には手に入ることもザラではありません。 しかし、その便利さが先日儚く散ることになりました。 なんと、輸送料として20CHFを注文に上乗せするというではありませんか! 学生は自分が好きなときに欲しい試薬を注文してそれ…

  • 博士課程最後のAnnual Meeting

    こちらの博士課程ではAnnual Meetingといって、年に一度指導教官と副査の先生の前で研究報告をして議論します。自分は4月入学なので毎年4月頃に行っていました。しかし、今年は論文、実験、子育て、申請書類、就職活動等で、すっかり頭から研究報告が吹っ飛んでおりボスから言われて気がつくほど。 夏休み期間に入ると先生方も休暇を取るため急遽通常のグループミーティングとAnnual Meetingをcombineすることに。 以前に二度行っていますが、それらはオンラインだったので今回が初めてのオンサイト開催。副査の先生にアポを取り付けちょうどその時間なら空いているとのことで朝九時から研究報告をしてき…

  • そんな単語知らん-impeccable-

    impeccable この単語知ってますか?僕は今日まで聞いたこともありませんでした。 こちらのラボでは音楽をかけながら実験するのですが、その音楽を決めるDJがかなり重要です。 知らない曲ばかり流したり、聞こえないような音楽、うるさい音楽等を流すと曲を変えようという雰囲気が出てくるからです。 皆が知っていて乗れる曲、でもうるさくなく、テンションもいい感じで上がる曲が好まれます。 うちのラボでは一週間に一人二回ほどDJをやります。 コチラに来たばかりの頃はいい感じのチョイスがわからず、自分でもたまにうるさいなぁ、音量下げよう、曲変えようという感じでした。 しかし、3年の月日で人は変わります。さま…

  • 連日の猛暑で試薬用冷蔵庫が壊れ試薬が爆発

    バーゼルは連日の猛暑でぐっすり寝れない日が続いています。先週末は2日間続けて最高気温37度となかなかクレイジーな夏。 月曜日にラボに行くと何やらキツイ匂いがラボ全体に広がっていました。匂いの原因は試薬用冷蔵庫。4度設定で試薬を保存している冷蔵庫の庫内温度が33度を表示しているではありませんか。 中を開けてみるとぬるい空気がヌメ〜と出て来ると同時に催涙性試薬を使った時のような感覚が目に来ました。 なんと冷蔵庫内でベンジルクロロフォルメートが爆発していました。 benzyl chloro formate (from TCI HP) いつ爆発したかもわからず、残りの試薬は外観は無事だったものの要冷蔵…

  • 今年のスイス暑すぎん?

    今年は欧州に熱波が来ているらしい。 今週末のバーゼルはなんと土日仲良く揃って37度まで上がってる。 先週の木曜日の午後、実は熱中症になりかけて早退する羽目に。自分の勤務する建物は昔からある建物でエアコンがない。スティーリングプレートの温度は31度と表示されていたが、体感温度は正直それ以上。 因みにこの記事を書いている今はこんな感じ ボスから、比較的涼しい朝早くにきて、午後はラボワークをしないで(デスクワークという意味)しかも早めに帰れとメールが回ってきた。 うちのグループは10時間以上働くのが暗黙の了解で、翌日は夜中の2時にみんな働き始めると思っていたがそんな人はいなかったらしく安心した。 こ…

  • {スイス編}海外で子供が生まれたら 第二弾 滞在許可証の申請+パスポート申請

    今回は生まれた子供の滞在許可証申請とパスポート申請について書きます。 ちなみに現地で生まれた子であれば滞在許可証申請の必要はなく、手紙が送られてきて直接出向く形になります。 ご参考になれば幸いです。 大使館近くの高台から まずは出生証明書をゲット 音信不通な数週間 お手紙到着 いざ移民局へ やっと滞在許可証ゲット まとめ まずは出生証明書をゲット 前回の記事で書きましたが、まず、大使館から送られてくる書類で申請し出生証明書をゲットする必要があります。 それを移民局へ郵送しました。 ↓前回の記事 www.daringadvs.com 音信不通な数週間 なかなか連絡が来なくても焦らなくて大丈夫 こ…

  • Roald Hoffmann教授の講演(2/2)

    第一弾に続いてHoffmann教授の二つ目の講演を聞いてきました。化学科で最も大きい会場は超満員。PhDやポスドクは勿論のこと学部生、会社員まで押しかけました。 一回目の講演では芸術と化学の相違点に関してじっくり話していただきました。 二日目はがっつりSCIENCEの話。題名は「All the ways to have a bond」 ポップなフォントがなんともかわいらしい。 量子化学的な観点から様々な結合の捉え方や軌道の世界に浸らせてもらいました。 簡単にどんな話だったか以下に書いていきます。 有機化学が発展し始めた1800年代は構造の表し方は研究者によりバラバラで構造式を用いての会話ができ…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、Takuさんをフォローしませんか?

ハンドル名
Takuさん
ブログタイトル
DaringAdv’s diary
フォロー
DaringAdv’s diary

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用