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よしなの音楽帖 https://yoshina447.blog.fc2.com/

クラシック音楽を自分の心が感じたそのままに記す事をモットーにしています。 クラシック・ギターのアナリーゼの考察実践の練習風景や、作品演奏動画、自作品をアップしています。 お知らせ下さればフォローいたします。

DAWソフトに詳しい方、是非お友達になってください。 オンラインで一緒にジャンル問わず何でもありのバンド演奏も如何ですか? 私はアコギ、エレキ、ベース、クラシック・ギターは演奏可能です。 自作品への参加も、お手伝いしてくださると助かります。

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2019/12/12

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  • 交響組曲「シェエラザード」op.35(9)/N.A.リムスキー=コルサコフ/バレンボイム(1993)

    第3楽章のロマンに憧れ学生時代はのめり込むほど聴いた「シェエラザード」フルトヴェングラーを信奉するバレンボイムの演奏に、その濃厚なロマンを求めてBOXにあったCDに針を下し・・ぁそこからはシカゴ響からとても肉付きの良い響きで真っ向勝負のような「シェエラザード」が流れて来ました。その事に「えっ!?」と思いましたが、シカゴ響の威力と、それに頼ることなくロマンとは別の

  • 交響曲 第2番 「ロンドン交響曲」(2)[1936年版]/R.ヴォーン=ウィリアムズ/バルビローリ(1957/67)

    ヴォーン=ウィリアムスの交響曲の中でも、写実性と情趣の両方に最も訴えて来るのが第2番「ロンドン交響曲」ではないでしょうか。風景と記憶というものが強く結びつく事を、過ぎ去った時代と共に確信した作品です。演奏ではA.デイヴィスの水彩画の(霧の?)中に浮かび上がるロンドンが大好きなのですが、バルビローリはどことなく懐かしい、そう一昔前の都会の情景と言うものが浮かび上がって来るように感じました。江戸時代の

  • 交響曲 第4番 変ホ長調「ロマンティック」(6)/A.ブルックナー/ワルター(1960)

    渡辺貞夫さんやJAZZ、ROCK/POPSをどちらかというと好む主人は、ワルターのブルックナー 第7番が好みになってしまい、その後カラヤン/ウィーン・フィルはじめどのCDを聴いても「これが一番気に入ってる」と見向きもしません・・あははその理由が知りたくて聞いてみると「ワルターは第2楽章が心に突き刺さるから」と、そして他の盤は「鳴り物が入るとそれまでゆったり浸っていた雰囲気が変わるから」との事で

  • 交響曲 第4番 変ホ長調「ロマンティック」(5)/A.ブルックナー/ギュンター・ヴァント(1998(L))/ヘッドフォンあれから

    ブルックナーの第4番は、以前にも記した通り、私の中では海そのものを感じる交響曲です。私の生まれ育ったのは、みかんの植えられた山が海と接する潮の香りが心地良い場所です。特に初夏のカァッと明るく波の静かな海は蝉の声と相まって楽園のようです。驚くほど透き通った波打ちぎわと、小さな波一つ一つがキラキラと輝く姿は子供の時より焼き付いたもので、冷たい井戸水で冷やしたすいかと、海で食べるおにぎりが一際美味しかっ...

  • レクイエム op.148/R.シューマン/サヴァリッシュ(1988)

    派手な所のない誠実なレクイエム、それだけに多くのレクイエムの陰にひっそりと咲くように思えたのかも知れません。それはシューマンそのものであると聴こえて来るのです。SpとAltを2人揃えた

  • 心の日曜日(13)/オックスフォード・ニュー・カレッジ合唱団/バーバー:アダージョ・他

    大学生の頃、グリー・クラブの方たちの合唱を本当に素晴らしいと思いました。何よりも女声にはない深いバスに驚き、音程の微かな変化にもピタリとつける精度、仲間を知り尽くした一体感は大学生の世界・レベルではないとさえ思えた程です。合唱の世界で次に感動したのがタリス・スコラーズであったのですが、少人数で女声が加わった時のバランスは(特にソプラノが突出してしまう事を録音の宿命のように思っていた私には)録音場所の...

  • スラヴ舞曲 op.46・op.72(2)/A.ドヴォルザーク/ノイマン 全曲(1985)/ワルター 第1番(1941)

    スラヴ舞曲集は、国は違えど共通した憧憬や郷愁、家族や暮らしという想いを感じます。作品自体もフリアントとドゥムカなど、独自のリズムが動と静で織りなされる基本3部というシンプルさも親しみ易いと感じるのではないでしょうか。ところが、この作品はただ単なる楽しい曲というだけでなく、オーケストラを聴く、指揮者を知る、何より作品の中に込められたコクというものを感じた時、なんとも素敵なオーケストラ・ピースである事...

  • ソナタ 第4番 op.1-3/J.マッテゾン/ブリュッヘン

    前回は3本のリコーダーによるフランス・バロックのソナタとしてL-A.ドルネルのソナタ 変ロ長調を記しました。今回はバロック後期のドイツのJ.マッテゾンのソナタ 第4番を記します。辞典によるとマッテゾンの歌劇にはムソルグスキーにも同名の「ボリス・ゴドゥノフ」を見る事が出来ます。こうしてフランスとドイツの3本のフルート(バロック・フルート/フラウト・トラヴェルソ含む)ソナタの、作曲家のみではなくお国柄と言う違いも(...

  • 交響曲 第1番 ハ短調 B.9 「ズロニツェの鐘」(1)/A.ドヴォルザーク/ノイマン(1981)

    第1番にはドヴォルザークの第9番が既に存在しているように感じます。彼が鐘の響きとリズムを作品中に

  • アルハンブラの想い出/F.ターレガ

    この2日間、ショップやお目当てのヘッドフォンを持つ友人やその知人を頼りに通い続けました。最初予定していた2機種と、クラスが上のものとどう違うのかなどを徹底的に、音源をとっかえひっかえして、家ではYOUTUBEの人間の頭にヘッドフォンを被せたバイノーラルでの録音比較を必死に聴き込みました。そんな私を見て、主人から「長く使うものだから、どうせなら良いものを買うべき」との援護をもらって予定より上のクラスを購入す...

  • ミニョンのためのレクイエム op.98b/R.シューマン/サヴァリッシュ(1988)

    シューマンが3年後に「レクイエム 変ニ長調」 op.148を書く前に、ゲーテ作品からそれは美しい「ミニョンのためのレクイエム」op.98bを作曲しています。最初の頃は、開始早々その美しさに聴き入ってしまうこちらの作品の方が好きだったのです。ミニョンのためのレクイエム op.98b - Requiem für Mignon編成 : 独唱/Cho/Orch詞 : J.W.ゲーテの「ヴィルヘルム=マイスター」より作曲 : 1849年(引用:クラシック音楽作品名辞典/三省堂)『...

  • 交響曲 第36番 ハ長調 「リンツ」 K.425(6)/W.A.モーツァルト/アーノンクール(1984)/ヘッドフォンが・・

    とうとうお気に入りであったオーディオテクニカのヘッドフォンが片方鳴らなくなってしまい、断線ではなくユニットが長年で駄目になっているとの事でした。本体を開けた中のドライバーの周りの防音材も酷い有様でボロボロと崩れる状態でそれを見て納得するしかなく、その木目美しくカーンと響く木だけを残して泣く泣くお別れとなってしまいました。漆塗りのアサダ桜ハウジングの音大好きだったのに・・。という事で、暫くはビクター...

  • 交響曲 第36番 ハ長調 「リンツ」 K.425(5)/W.A.モーツァルト/C.クライバー(1991L)

    この映像にはブラームスの第2番とモーツァルトの第36番が収録されています。クライバーの「リンツ」を初めて聴いた時は、他の盤に比べてごく普通に思えたのも確かでした。(クライバーにベートーヴェン第7番のようなカタルシスを期待してたのかも知れませんが・・)しかし、他の盤が増えると共に、段々と切り詰められた響きの中に溢れる愉悦感と爽快感をウィーン・フィルのライヴという中に感じられるようになって来たのです。解説書...

  • 交響曲 第36番 ハ長調 「リンツ」 K.425(4)/W.A.モーツァルト/クーベリック(1980)/+大人のお話し

    ある時期の録音がひと際輝いていると感じるのが、クーベリックがモーツァルトやシューマンの交響曲をバイエルン放送響との最後期にCBSに録音したシリーズだと思っています。それらはどれも確信を持って音楽性豊かに響いて来ると感じるものです。この当時は、全てがクッキリとした明快さを持ち、しかもオーケストラは美しく歌を紡ぐので、アンサンブルの素晴らしさ・旋律の味わいが合わさって爽やかに心に響くクーベリックの良さと...

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