絶景車景34 - Shovelog
金曜か土曜日になると新聞の折込チラシに住宅やマンションの広告が入ってくるのは子供の頃と変わらない。購入予定は全くないけれど何か新しい生活を想像しながら見る間取り図は楽しい。2000年頃の新築建て売りで言えば渋谷区端っこの狭小住宅は6000万円台で購入できたしマンションも同価格帯だったけれど昨日入った広告の価格がすごかった。色んな渋谷区内の中古マンションが紹介されていた中で最低の価格が1億7千万円、最高が8億3千万円だった。部屋がたくさんあるわけでもなくちょっと豪華な3LDKとか2LDKである。金額はもはや大手サラリーマンの生涯年収を超えてきているのに、それでも折込広告に入るというのはどこかに需…
地域タグ:渋谷区
日曜日、横浜往復を快調に走り続けてきたスーパーカブC50ZZは、帰路自宅まであと6キロという所で前輪がパンクした。20時の山手通り、日中は暖かかったけれど夜は冷える。凍えながら原因を探したけれどどこにもパンクするようなものは刺さっていなかった。前輪は11月にチューブとも交換したばかりだし、ひょっとしてまたチューブが噛み込んでいたのだろうかと思ったけれど、もう300キロ以上も走っているし、、、というわけで仕方なくJAFのレッカーのお世話になった。到着を待つ1時間半はたまらなく寒かった。翌日、タイヤを外してチューブを検証してみたらエアバルブの根本から漏れているようだった。確かにチューブを入れ込む際…
今年5月から戸籍に読み仮名が記載されるらしい。あまりにキラキラネームが多いからだろうか。かくいう自分も生まれてこのかた一度も正しく読んでもらったことがないという、ある意味昭和キラキラネームである。祖父が付けたボクの名前は人名漢字とはいえ、まず見かけない文字で中国の古書によく使われている文字である。子供の頃はこれが嫌で嫌で母親に改名してほしいと何度も頼み込んだ記憶がある。さてその母親といえば、これまたボクに負けず劣らずな読めない名前で、これこそキラキラだろうと思っていたのだけれど、よく調べてみると万葉仮名で古事記に多く使われていた言葉だったというのが判明した。読み方も古事記当時のものだった。現代…
地域タグ:豊橋市
かろうじて空が認識できるくらいの夕方の甲州街道、向こうから走って来たADO16が目の前の赤信号で停止した。このあたりのADO16といえばボスのプリンセスだろうなーと思いきやボスは大阪に出張中のはず。近くまで来た車をよく見ればケストレルだった。なんとまあ珍しいと眺めながら、そういえばこのブルーのボディと新しい世田谷ナンバーはパルクにあったやつだなあと確信。本国でワンオーナーだったらしい極上ボディは実に美しい。いいなあ、もう一度乗りたいなあと少しだけ妄想してみる。ADO16は20歳の頃に乗っていたMG1100が忘れられないほど好きなんだけれど、とにかくボディがすぐ腐るのがこの車の弱点なんだよなとか…
地域タグ:浜松市
散々ミジェット1500について悪態をついてきたけれど、考えて見れば当時の車は10万キロを超えたら寿命と言われていた時代である。当時のイギリスの労働意欲が低下した”英国病”の時代の工業製品が10万キロを超えてクルマの寿命を見事に全うしたという事は賞賛すべきことなのかもしれない。もちろんこれは彼の人生の後半1/3をボクがしっかりオイル管理等をキチンとやってきたという事もあるだろうけれど。色んなトラブルもあったけれど何とか対処してきて、やっと絶好調になったと思ったら今度はメタルを打ち出したという老体車あるある事象。なんだよ腰下のOHだけで何を躊躇しているのだと思われるかもしれないけれど、実はクランク…
地域タグ:渋谷区
エンジンが危機的状況のミジェット1500。このトライアンフFPエンジンは回らないし壊れると昔からとにかく評判が悪かったのはこういうことなのかと実際に体験してみて理解した。クランク周りのトラブルがあまりに多かったので本国ではスピットファイアのほぼ同じFMエンジンに載せ替える車も少なくないという。いや、このエンジンはまったく同じだと思ったけれど僅かに違いがあるらしい。まあ本国では部品取り車やエンジンがゴロゴロしているだろうからたまたまその「エンジンの在庫があった」という事であろうと考えてみる。日本でも同じようにミジェットの解体車や部品取り車が多くあった。1ドル360円時代のミジェットMK3に比べ、…
地域タグ:渋谷区
来るべき時が来た。先月末にエンジンオイルを交換したミジェット。ほんの少し柔らかめのオイルを入れたのだけれど、そのせいなのかメタル打音が激しくなってきた。以前は僅かになんとなく聞こえる程度で警戒はしていたけれど、これだけ音がはっきり出るとかなりヤバい気がする。固いオイルでなんとか持ちこたえていたのだろうか。まあおそらく一度も開けてないだろう46年前のエンジンだし、ボクが使いだしてからでさえかなり距離を走っているわけなのでトドメを差したのかもしれない。とはいえこれくらいならまだ乗れるとは思うけれど高速道路でブローするのだけは避けたい。症状として、音は冷間時は出ずに暖まって油圧が下がってから打音が出…
地域タグ:渋谷区
絶景東京670 - Shovelog
C50ZZカブの調子がいまいち。というか機関の調子は悪くないけれど、キースイッチの接触不良で調子悪し。例えばキーをオンにしてもニュートラルランプが点かない。しかしエンジンはかかるので走り出せてしまう。この配線はウインカーとブレーキランプスイッチと同じ配線系統なので走り出せてもブレーキもウインカーも点かない状態なので大変危険。何度も気づかずに走っていて途中ニュートラルランプが点かないことでやっと気が付いてゾッとするのである。この場合、キーを押し込んだり何度もカチャカチャやると通電するというあきらかな接触不良。この症状がこのところ頻繁に出るようになってきた。キーシリンダーを交換すれば治るんだろうけ…
地域タグ:渋谷区
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絶景車景34 - Shovelog
久しぶりに映画を観る。配信されたばかりのリーアム・ニーソンの「プロフェッショナル」。リーアムといえば96時間だけれど、本作はアクションメインではなくてもっと重たいもので、まさに北アイルランドの曇天のようなどんよりした映画だった。ボクもよく理解できていない複雑な事情を抱えた北アイルランドのお国模様。背景は1974年ということで、古い英国車がたくさん出てくるのがボクにとっては見所のひとつでもあった。主人公のトライアンフ・スタッグサルーン、相棒のフォード・カプリ、爆破されるローバーP6、アイルランド共和軍のローバーP5、町を横切るモーリス・マイナーや駐車してるウーズレーホーネットやミニなど。これらの…
絶景日本1020 - Shovelog
絶景東京763 - Shovelog
絶景新橋762 - Shovelog
筑波サーキットの食堂は人気がある。というか、とにかく近隣に食堂がないからレース開催日は相当ごった返してお昼時には長蛇の列となる。薄暗くてだだっ広く飾り気など一切無い室内に昔ながらのパイプ椅子とテーブルという空間は幼き頃の遊園地の食堂みたいで昭和レトロ感満点である。ボクはここのモツ煮定食がお気に入り。愛知県のモツ煮(ドテ煮)は赤味噌に少しだけ甘みを加えた濃厚な味付けだけど、ここのモツ煮は白味噌であっさりのシンプルな味付け。これが意外にツボでハマっている。ただしひとつ残念なのは、定食ゆえにモツ煮と同じ味の味噌汁がセットになっているのが微妙。味噌ラーメン定食に味噌汁が付いてくるようなものである。今度…
昨年は何度か車内で熱中症になりかけた。エアコンなしの車で4夏を過ごしてみてそろそろ泣きが入った。軽四でも買おうかとかねてから気になっていた車を調べて見る。しかし何故かその現車をほとんど見たことがない。発売から十年経っているのにまったく走っていない。そんなことないだろレア車じゃあるまいし、と思うかもしれないけれどマジで居ない。というか都内は軽四がほとんど走っていないのである。走ってたとしても貨物車か他県ナンバー車のみ。びっくりするくらい居ないのである。周りの月極駐車場を見渡してみてもどこにもケイは停まっていない。近くのディーラーにも展示車でケイは置いてないくらい徹底的決定的に需要がないのである。…
絶景新橋759 - Shovelog
取引会社の担当者が変わりましたとの連絡が来た。このあいだ元気にご挨拶してもらった新卒入社の子はふた月もたずに辞めてしまったらしい。近頃ニュースでよく目にする事態が身近にも。ったく最近の若いもんはとつい愚痴りたくなってしまう。もっと真剣に就活しなきゃダメだ。もっと真剣に企業研究しなきゃダメだ。もっと自己分析しなきゃダメだ。もっとOBOGや周りの大人の声を聞かなきゃダメだ。何より大枚はたいて大学に行かせた親の苦労も考えましょう、と、小一時間くらい説教してあげたい。
ああやっぱり、、、押したタイムカードは始業時間を4分過ぎてしまっていた。こういう日に限って朝一にボスからの電話がある。「またか。なんで始業時間に電話に出ないんだ?」こういう日は1日ブルーだ。いつもそうだ。私のタイムカードだけ、毎日のように始業時間を過ぎてしまっている。明日こそはと思っても、どうやってもあと3分、4分が間に合わない。あと5分早く起きればいいのかといえば違う。決して寝坊しているわけでもなく2時間前には起きているのだ。何を着ていくのか迷っているわけでもない。お洒落な方だけど、そんなに洋服選びに時間はかけていないつもりだ。お昼ご飯も買わずに寄り道無しでまっすぐ会社に向かっているのに。何…
空気が重たい梅雨空の日の夜は首都高の音がいつもより響いて聞こえる。その唸り声は少し怖いくらいに感じる午前2時。そろそろ寝ようか。
我が家からすぐの歩道橋。なぜか夜になると歩道橋の上にゲ▢があちこちにばらまかれている謎。先日、大学生のムスコと学生気分で焼き肉をオーバードーズした帰りしな、歩道橋を勢いよく登った途端に具合が悪くなってしまった。ああトシだなあと感じるとともになるほどこういう事かと妙に納得。歩道橋は繁華街が近く、近隣にはお酒を出すお店が沢山ある。アルコールをオーバードーズしてしまった人は歩道橋を登った苦しさでゲ▢してしまうのであろう。歩道橋を登ることがある年齢から重運動の部類になるようである。若い頃にはまったくわからなかった世界の謎が年齢を重ねてわかるようになってくる。
久しぶりにイコールでフレンチクルーラーを買う。相当な人気店なので平日の朝10時半でボクの前に14人も並んでいた。時間帯もあってかさすがにおじさんはボクだけで、西原・上原マダムに囲まれて肩身狭く並んでみる。あの事件を知っているボクらはよくここまで人気店に作り上げたなーと関心しつつ、あまりに長い行列にさすがに止めようかと思ったけれどそれでも20分ほど並んでフレンチクルーラーをゲットした。ミスドくらいしかフレンチクルーラーを食べたことが無いおじさんがエラそうに語るのも憚られるけれど、ここのフレンチクルーラーは日本一うまいと思う。このフレンチクルーラーとナタ・デ・クリスチアノのエッグタルトはこの世の終…
燃調沼。旧キャブ車は濃いめとは言うけれどさすがに濃すぎるだろうと丁度良い具合に薄くするとクソも走らなくなって、妥協点を探った濃いめだとやっぱりプラグが驚くほど真っ黒でオイルも真っ黒。とりあえずオイル交換。この状態でヒロコーオイルを入れるのは勿体ないけれど、車齢を考えてハードなオイルで。 スパルの電ファンはよく冷える。水温は下がるけれど狭いエンジンルーム内の排気熱まで下がるわけもなく相変わらず渋滞はボコつくターンフロー。GTスペシャルの70'sタイヤパターンは50年代車には合わないけれど、70年代に50年代車を乗っているというテイも良きかな。
色々大きな変化があった先週。たぶんおそらくきっと良い方向性なのだと前向きにとらえて新たな人生プランニングを立てる。
キャブ調整しながら平日夜ドラ。どうにも決まらない、涼しいはずなのにパーコレ気味。
絶景東京753 - Shovelog
絶景日本1018 - Shovelog
絶景東京752 - Shovelog
絶景東京751 - Shovelog
夏至で梅雨入り、か。
先月の終わりに約30年ぶりくらいに熱川を訪れた。当然温泉街も撮り歩いたのだけれど現像を上げてみれば「撮らされた写真」が多くてがっかりする。撮らされたというのは "ここフォトジェニックだね、撮りたくなるよね" という風景であり、"これじゃあ観光客のインスタの写真と変わんない"という写真になってしまっていた。古い町並みやそのような場所に行くとどうしてもノスタルジーに振れて妙な美意識が働いてしまう。別にそれでもいいんだろうけれど、撮りたかったものとは何かが違うのは自分でも解っている。わかっているけれど、それが見つけられなくてもう十何年も探している。そんな事を考えていると決まって「まだまだ修行が足りな…
昼間は真夏の暑さだけれど夕方は気持ちの良い風が入って来た10F。エアコンを止め、バルコニーに出て夕陽に照らされる小さな東京タワーを見る。夏がこんな気候なら悪くないと思うけれど、今がまだ梅雨入り前だと思うと少し憂鬱になる。 さて昨日写真機界隈を賑わせた新しいペンタックスのフィルムカメラがハーフだったというのはよく考えたなと思う。どうせスマホで見るのだからタテ写真でいいんじゃないって。カリカリの高解像度は見飽きたしハーフの画の方が一層エモいよって。フィルムは高くなったけれど72枚も撮れるよって。そういえば昔フィルムカメラについてのアンケートがペンタリコーから来てたっけか、確かボクは一眼レフじゃなく…
6月15日晴れ30℃。ゆっくり起きてカブC50の錆びだらけのキャブのオーバーホールに取りかかる。あまりに暑かったのでダラダラとやっていたら夏至に近いはずの空が暗くなってしまい土曜日があっという間に終わる。6月16日晴れ29℃。所用でメグロにカブで出掛ける。帰路はメグロ川を遡り、代官山と渋谷を抜け原宿へ。ルイスレザーを横目で見ながら、ホノラリーで小物を物色。C50は快調になったけれど40km/hでほぼ全開状態の謎。次はクラッチ。ちょっとづつ調整しながら少しづつ原因を探していく。
古びた少年雑誌の着色挿画のように滲んだ水平線が夏をいざなう。
絶景日本875 - Shovelog
絶景日本874 - Shovelog
ミジェットのクラッチが治って調子に乗ってプチ・チューニングを施す。HIFキャブのニードルをBDRに、ダッシュポットスプリングをレッドに交換してみた。BDRに替えてみたらアイドル時の燃調はかなり絞る特性だけれど、中速からの伸びが明らかに変わり4000回転まで実に軽々と回るようになった。久々に効果を体感できるチューニング、作業時間15分、ニードルとスプリングでしめて5千円也。
いつもの旧車ミーティングで一緒になったMG乗りカメラマンは珍しくニコン党だった。聞けばメインはPCレンズを使う仕事と聞いて納得。この日の彼のレンズはライカAPO MACRO ELMARIT-R 100/2.8だった。彼は強烈にこのレンズを推すけれど、中古のRレンズとはいえ結構ないいお値段がするのでホイホイとは買えない。ボクにはピンの決まらないニッコール85/1.4Dがお似合いである。
もう夏、早くも夏。
夜鴉、何を思う 朝ドラなんて観るのは10年ぶりくらいだろうか、別段、法曹界に興味があるわけでもなく、出演者の薄い繋がりから見出した「虎に翼」は気づけば全1/3話に差し掛かっている。そして当然というかいつの間にか主題歌が口ずさめるようになっていた。今度カラオケに行ってみようか、10年ぶりくらいに。
昭和日本代表、高島屋パブリカ。
絶景東京541 - Shovelog
絶景東京540 - Shovelog
絶景東京539 - Shovelog
そういえば2年ほど前だろうか、自宅斜め裏の公衆トイレで何やらロケをやっていた。かなり大掛かりだったのでドラマとは違うんだろうなとは思ったけれどやはりコレだった、ヴィム・ベンダースの「PERFECT DAYS」。上映はすっかり見逃していたけれど、昨日からU-NEXTで配信がスタートしたので早速観る。ベンダースにしては生々しい映像だけれどヨンサンの画角が安定感を出している。何より役所広司力とベンダースの日本愛。ほとんどボクの生活圏が舞台の見慣れた風景がベンダースにはこんなに美しく見えているのかと感慨深く観る。そう、主人公がいつも昼食を食べていた代々木八幡の森はこの季節は本当に気持ちいい。今日の弁当…
暑いけれど風が爽やかである。梅雨前の一番良い季節は少し早起きをして遠回りをしながら仕事場に行く。途中昼飯を買おうとOKストアに寄るといつものカブも停まっていた。いつものカブは毎日通勤で通りかかるカフェの前に停まっている。60年代の所謂マックイーンカブである。おそらくマスターが毎日通勤で使っているものと思われいつもお店の前に置かれている。今や滅多にお目にかかれない貴重なこのカブをもう10年近く毎日見続けているけれど、雨の日も雪の日も外に置かれてあり、ラフに使われている乗り方に非常に好感が持てる。しかし毎日外に置かれているため、塗装は褪せてカサカサになりシートにはコンビニ袋が被せられ、しかしそんな…
絶景東京536 - Shovelog
絶景東京535 - Shovelog
雨の予報だったけれど、ミジェットのクラッチ交換が完了したとの連絡を受けて引き取りに。先週エンジンが降りたよと連絡をもらっていたけれど仕事で行けなかった。エンジンが降りたタイミングで酷いオイル漏れでベトベトになったサブフレームを掃除しようと思っていたのである。今回、エンジンを降ろしたついでにその酷いオイル漏れの原因であるタイミングチェーンカバーからのオイル漏れも修理してもらった。外してみれば犯人はプラスチックのように固くなったクランクシール。そしてチェーンカバーのガスケット・オイルシールのやり直し。さらにS谷メカにはドロドロになったフレームもキレイにしていただいて非常にスッキリした。 さて、メイ…