1969年新宿歌舞伎町、ジャズ喫茶「ビレッジバンガード」。ここでは「略称・連続射殺魔」の永山則夫が遅番、北野たけしが早番で働いていた。この映画を作った足立正生ほか若松プロのメンバーも出入りしていたという因縁の場所。現在はホテルになっていた。
良いお年をお迎えください。
今日の業務で仕事納め。元旦朝帰りとなる毎年恒例のカウントダウンイベント業務がなくなったので幾分楽になった。年越しを大騒ぎしながら過ごすなんて年齢でもなくなったところコロナ禍が良いきっかけとなった。 帰省用のかばんに最後のトライXを10本を詰め込んだ。これでトライのストックが底をつく。ブローニーの最後のPro400Hもありったけとバラで残っていた期限切れのポートラも何本か詰め込んだ。一回の帰省で30本以上もブローニーのカラーフィルムを使っていた頃が懐かしい。つい2年前、コロナ禍前までそうだった。
年末の買い出しで町に出た。まるでハイジとおんじが村に買い出しに行くように町に出た。愛知の実家に居た頃から買い物は「町へ出る」という言い方をしていた。住んでる場所はそんなに田舎ではなかったけれど町は特別な場所だった。果たして町というものの境界線はどこだろうか、おそらくGoogleMapで言えば黄色く塗られた区画が町というのであろうか。いやそこは町ではなくて街というべきだろうか。渋谷で言えば井の頭通りのハンズあたりから、公園通りだったらパルコ手前くらいだろうとか考えながら渋谷に向かった。町は以前なら宮下公園にチャリやバイクをパッと停めて町に出られたけれど、ミヤシタパークなるものができてからチャリや…
フィルムカメラは複数台持っているけれどレンズの数は極端に少ないなあと、年末の防湿庫掃除であらためて思う。ニコンもライカMマウントもそれぞれ一本だけ。長いこと写真を見てきたけれど、イメージフォーマットの違いはわかるけれどレンズの微妙な違いというのは正しい答えがあるのだろうか、未だよくわからなかったりする。開き直って僅かな描写の違いが写真表現に関係あるのだろうかと捻くれてみる。というかそのように教え込まれたものが長年の間に染み付いたというべきだろうか。これも師事した人や周りの環境に左右されるのかもしれない。多分そこに興味が湧かないということであろう。とはいえ手持ちの一本はそこそこ写ると言われている…
外注デザイナーよりギリギリでデータが届いた。本当にギリギリだった。自分の作業だったらいくらでもコントロールができるけれど、外部デザインは頑張り様がないのでただただ胃をキリキリさせて待つしかない。毎年こんな綱渡りをしながら今年もなんとか全ての年内入稿が完了した。 今夜は久しぶりにたっぷり寝ようと思う。
3日足りなかったスケジュールは一週間の鬼残業で何とか追い込んだ。帳尻は合わせたけれど出来上がった映像に何となくやっつけ感を感じるのは慌てすぎたせいなのか気のせいか。自身をディレクターとしてクレジットする以上、自分の持てるチカラを全て注ぎ込みたいと思うのは当然だし、コスト度外視でそれを徹底的に追い込めるのがサラリーマンの特権でもあるけれど、やはり締め切りには勝てない。 この歳になると時々、ほんの時々、フリーランスとして独立しなくてよかったと思う時がある。
クリスマスらしいことはしないけれど、毎年この映画を観て温まることにしている。 素晴らしき哉、人生!(字幕版) ジェームズ・スチュワート Amazon 戦後、1946年の映画。MGでいえばTCミジェットが発売されていたけれど物語に出てくるのは戦前の恐ろしくクラシックな車ばかり。映画も何回目かになるとこんな時代背景を観て楽しんだり。
「どこもかしこも駐車場」という森山直太朗の曲がなかなか良い。 さて、昨夜久々に外食に出た。といっても道路向かいのタイ料理屋なのだけれど、閉店間際だというのに満席だった。もうすぐ夜半だというのに道路は混雑してるし人はたくさん歩いていた。そうか、この日は給料日だし花金だし明日はイブなのかと、町の様子であらためて年末を感じた。冷え込んだこの夜は久しぶりにゆっくり湯船に浸かった。指の皮がふにゃふにゃになるまで長湯したのはいつ以来だろうか。
雇うのであれば凡庸な高学歴か天才的な中卒か。それは雇用者の立場によるであろう。もしボクだったら凡庸で使いやすい部下を雇いたい。
帰宅してTVを点けると、ちょうどW杯決勝のPKが始まったところだった。さて、18歳で自動車の免許を取って最初に買った車はミニだと言ってるけれど実はその前に国産車に3ヶ月ほど乗っていたのを思い出した。確か30万円くらいの車だけれど何故だかよくオーバーヒートしてボンネットの隙間から水蒸気が上がって恥ずかしかった。ミニはよくオーバーヒートするとう話は聞いていたけれど国産車も同じなのかと思った。今思えばばサーモスタットが不調だったように思う。そんな壊れやすいオンボロの車でひと夏だけ過ごしたので秋に買ったミニは快適だった。何で最初からミニを買わなかったのかよく思い出せないけれどとにかく金がなかったのは間…
二日連続で布団に入った時に見た時計は5時を回っていた。さて、来年用に仕事場の壁にはB2版で書き込みができるシンプルなカレンダーを吊るした。毎年同じものを買っている。そしてボクのデスクの横にはトッド・ハイドのカレンダーを吊るした。https://www.shashasha.co/jp/book/2023-calendarエディション750ということで既に売り切れ。カレンダーに36ドルも出すのもどうかしてると思われるかもしれないけれど彼の写真集は高くて買えないのでせめてコレならということで。本棚からひっぱり出さなくても365日見れるのはいい。 そして自宅には高田さんから送られてきたじゅん散歩のカレ…
地域タグ:渋谷区
本当か嘘かわからないけれど、人間は深夜になると夜行性の動物的勘が冴えて閃きやアイデアが出やすくなると、言われてみればそんなような気がする。昼間は電話や雑務で作業が途切れがちになるのでやはり集中できるのは深夜。アイデアが出るのも深夜。明け方、キンと冷えて刺すような空気の中で帰宅するのもたまにはいい。そう、たまにはである。これが一週間も続くとはやく人間になりたいと思う。闇に隠れて生きるベムの気持ち。
なんだか喉が痛いなあ、、、気のせい気のせい。ユーミンが見た景色とはだいぶ違うんだろうなとか考えながら根岸のドルフィンで撮影したのが夏。ノスタルジーだけれど未だ褪せることのないワードが詰め込まれた彼女の世界と背景を覗きたくなってポチったけれどさすがに年内は開くことができない。正月に読む。 すべてのことはメッセージ 小説ユーミン 作者:山内マリコ マガジンハウス Amazon
地域タグ:渋谷区
キャラメル・ジジ - Shovelog
もう10年近く滅多に出番のないカメラを売ろうと思ってオークションを覗いてみるとたった一年でかなり相場が下がってる事に気付いた。フィルムがこれだけ馬鹿みたいに高くなってしまったらカメラ本体の需要は下がるのは致し方なしで想定内か。10年後には真鍮の置き物と化す、、、なんて事をもう10年以上言ってる気がするけれど意外に粘り強くこれまで持ち堪えたのかもしれない。さらに30年後には化石燃料の枯渇や環境問題等でガソリンが気軽に買えない事態が生じてクラシックカーも同じ事が起きるのであろう。相場がガツンと下がってくれれば最後に色々乗ってみたい車がある。いや、その頃はもう彼岸に居るか。
御殿場まわりで箱根へ。55マイル4000回転で一番左車線を爆走する。追い抜いていくロータスヨーロッパの運転手が手を振っている。ブローバイガスの逃し方が甘くて室内がガス臭くてたまらないので帰路は幌を開けた。割と気合を入れて峠に挑んだけれど2速3速が遠くて非力なカニ太郎にはちょっとストレス。ブレーキの片効きだろうかガツンと踏むと右に車体を持っていかれるのが気持ち悪い。もう少しパワーがあればと思うけれど、考えてみれば公道で性能を目一杯使い切れる車ってそうあるもんじゃない。目一杯だけど楽しいって昔7.2馬力の原チャリを全開で遊んでた頃を思い出す。つい一所懸命にさせられる、これがスポーツカーなのだろうと…
最近の車はキツネ目ばかりで人相が悪い。いや、車相か。丸いライトの優しい顔つきはもう受けなくなったのか。どの車も攻撃的な顔つきでちょっとでもクラクションを鳴らそうものならすぐに噛み付かれそうだ。世の中の風潮もそうなっているので仕方ないのだろうか。例えば飛ぶように売れている爆速のGRヤリス をあえてやさしい顔にしたらいいのにと思ったり。せめてS-RFくらいの顔で。多分それでも爆売れするだろう。
AREA51 - Shovelog
MJ-12 - Shovelog
サンタクロースが一台車を買ってくれると言ったら戦前車がいい。戦前のレーシングカーのエレガントさといったら現代の車の比ではないと思う。ライレー・ブルックランス・ナインがいいけれどMGJ2でもいい。戦前スポーツカーの定義はドア部分が大きくえぐれているかどうか、さらにフロントアスクルより後ろにラジエターがあるというのが美しい。元祖フロントミッドシップである。 と、こんなありえない妄想でもしていないと疲れ切ってしまう年末進行である。
年末になると懐具合を計算して頭を抱える。春にやっと私立の学費が終わる。残るは国立の学費が2年、あともう少し。サラリーマンには重圧すぎる教育費、大学生が二人も居たら本当にしんどい。給付型奨学金も親の年収によって制限されるという理不尽さ。本当に優秀な学生には無条件で給付するようにすればこれを目指して学生全体の学力もアップするだろうし、将来的に日本の国力のアップにもなると思うのだけれど、ここにも妙な親ガチャが存在している。
毎度話をふわっと終わらせるのは天然なのか才能なのか策略なのか、どっちに転んでも責任をヒラリと躱せる巧さ、はっきり決められない人たちが舵取りをする小舟の機関士を担当している。
ワレ狂カ愚カ知ラズ - Shovelog
朝目覚めて、ガバッと布団をめくってそのまま上半身を起こす、この当たり前の動作ができないくらい腰痛が酷かった。寝てると腰が凝り固まって何かに掴まらないと痛くて起き上がれなかった。立ち仕事をしていると10分もしないうちに腰が痛くなった。暗室でのプリント作業はコルセットを着用しないと無理だった。ところが今朝の起床時に痛みがないことに気づいた。10年来この腰痛で憂鬱な朝を迎えていたけれど見事に消えた。たぶん腹回り腰回りに筋肉がついたのだと思う。これは4ヶ月前からはじめた腹筋ローラーの効果である。今のところ毎日欠かさず転がしている。
Straight Between the Eyes - Shovelog
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1969年新宿歌舞伎町、ジャズ喫茶「ビレッジバンガード」。ここでは「略称・連続射殺魔」の永山則夫が遅番、北野たけしが早番で働いていた。この映画を作った足立正生ほか若松プロのメンバーも出入りしていたという因縁の場所。現在はホテルになっていた。
筑波のモツ煮が忘れられず自分でモツ煮(ドテ煮)を作ってみた。本来は相当煮込むらしいけれど圧力鍋を駆使して割と短時間で柔らかく煮込むことができた。味は赤味噌で愛知県仕様である。あまりにうまく出来て大量に作ってしまい3日間ドテ煮祭り。若い頃はこんなくせえモン食えるかと嫌いだった事を考えると随分トシを食ったんだなあと思う。
週末、世田美で最終日の横尾忠則展を見る。横尾忠則といえばボクにとってはY字路の人である。ボクの写真も彼のY字路の思想から影響されているので道路の写真が多い。一枚の中にどれだけ色んな世界をおさめられるか、という事を考えると町の景色ほど面白いモノはない、特にY字路はそう思うのである。
気温34℃の午後14時。暑さに弱いカニ目を横浜から回送。首都高3号線の渋滞で水温計が100℃を示す中、ニードルとジェットを新品に取り替えたカニ目は実に安定してアイドリングをしていた。完璧なキャブ調整である。エンジンオイルもミジェットで酷暑を何度も乗り切った実績のあるオイルを入れてあるので油圧低下も酷くない。安いオイルだとこの過酷な状況下で粘り切れない。ヒロコーかアマリーの二択。このオイルなら夏でもオイルクーラーも必要ない。しかし東名高速の長い上り坂では走っていてもぐんぐん水温が上がっていくのは小排気量車の辛いところか。高速を走りながら電ファンのスイッチを入れる頓珍漢な事は避けたい。今年の夏は長…
絶景日本1021 - Shovelog
絶景車景34 - Shovelog
久しぶりに映画を観る。配信されたばかりのリーアム・ニーソンの「プロフェッショナル」。リーアムといえば96時間だけれど、本作はアクションメインではなくてもっと重たいもので、まさに北アイルランドの曇天のようなどんよりした映画だった。ボクもよく理解できていない複雑な事情を抱えた北アイルランドのお国模様。背景は1974年ということで、古い英国車がたくさん出てくるのがボクにとっては見所のひとつでもあった。主人公のトライアンフ・スタッグサルーン、相棒のフォード・カプリ、爆破されるローバーP6、アイルランド共和軍のローバーP5、町を横切るモーリス・マイナーや駐車してるウーズレーホーネットやミニなど。これらの…
絶景日本1020 - Shovelog
絶景東京763 - Shovelog
絶景新橋762 - Shovelog
筑波サーキットの食堂は人気がある。というか、とにかく近隣に食堂がないからレース開催日は相当ごった返してお昼時には長蛇の列となる。薄暗くてだだっ広く飾り気など一切無い室内に昔ながらのパイプ椅子とテーブルという空間は幼き頃の遊園地の食堂みたいで昭和レトロ感満点である。ボクはここのモツ煮定食がお気に入り。愛知県のモツ煮(ドテ煮)は赤味噌に少しだけ甘みを加えた濃厚な味付けだけど、ここのモツ煮は白味噌であっさりのシンプルな味付け。これが意外にツボでハマっている。ただしひとつ残念なのは、定食ゆえにモツ煮と同じ味の味噌汁がセットになっているのが微妙。味噌ラーメン定食に味噌汁が付いてくるようなものである。今度…
昨年は何度か車内で熱中症になりかけた。エアコンなしの車で4夏を過ごしてみてそろそろ泣きが入った。軽四でも買おうかとかねてから気になっていた車を調べて見る。しかし何故かその現車をほとんど見たことがない。発売から十年経っているのにまったく走っていない。そんなことないだろレア車じゃあるまいし、と思うかもしれないけれどマジで居ない。というか都内は軽四がほとんど走っていないのである。走ってたとしても貨物車か他県ナンバー車のみ。びっくりするくらい居ないのである。周りの月極駐車場を見渡してみてもどこにもケイは停まっていない。近くのディーラーにも展示車でケイは置いてないくらい徹底的決定的に需要がないのである。…
絶景新橋759 - Shovelog
取引会社の担当者が変わりましたとの連絡が来た。このあいだ元気にご挨拶してもらった新卒入社の子はふた月もたずに辞めてしまったらしい。近頃ニュースでよく目にする事態が身近にも。ったく最近の若いもんはとつい愚痴りたくなってしまう。もっと真剣に就活しなきゃダメだ。もっと真剣に企業研究しなきゃダメだ。もっと自己分析しなきゃダメだ。もっとOBOGや周りの大人の声を聞かなきゃダメだ。何より大枚はたいて大学に行かせた親の苦労も考えましょう、と、小一時間くらい説教してあげたい。
ああやっぱり、、、押したタイムカードは始業時間を4分過ぎてしまっていた。こういう日に限って朝一にボスからの電話がある。「またか。なんで始業時間に電話に出ないんだ?」こういう日は1日ブルーだ。いつもそうだ。私のタイムカードだけ、毎日のように始業時間を過ぎてしまっている。明日こそはと思っても、どうやってもあと3分、4分が間に合わない。あと5分早く起きればいいのかといえば違う。決して寝坊しているわけでもなく2時間前には起きているのだ。何を着ていくのか迷っているわけでもない。お洒落な方だけど、そんなに洋服選びに時間はかけていないつもりだ。お昼ご飯も買わずに寄り道無しでまっすぐ会社に向かっているのに。何…
空気が重たい梅雨空の日の夜は首都高の音がいつもより響いて聞こえる。その唸り声は少し怖いくらいに感じる午前2時。そろそろ寝ようか。
我が家からすぐの歩道橋。なぜか夜になると歩道橋の上にゲ▢があちこちにばらまかれている謎。先日、大学生のムスコと学生気分で焼き肉をオーバードーズした帰りしな、歩道橋を勢いよく登った途端に具合が悪くなってしまった。ああトシだなあと感じるとともになるほどこういう事かと妙に納得。歩道橋は繁華街が近く、近隣にはお酒を出すお店が沢山ある。アルコールをオーバードーズしてしまった人は歩道橋を登った苦しさでゲ▢してしまうのであろう。歩道橋を登ることがある年齢から重運動の部類になるようである。若い頃にはまったくわからなかった世界の謎が年齢を重ねてわかるようになってくる。
久しぶりにイコールでフレンチクルーラーを買う。相当な人気店なので平日の朝10時半でボクの前に14人も並んでいた。時間帯もあってかさすがにおじさんはボクだけで、西原・上原マダムに囲まれて肩身狭く並んでみる。あの事件を知っているボクらはよくここまで人気店に作り上げたなーと関心しつつ、あまりに長い行列にさすがに止めようかと思ったけれどそれでも20分ほど並んでフレンチクルーラーをゲットした。ミスドくらいしかフレンチクルーラーを食べたことが無いおじさんがエラそうに語るのも憚られるけれど、ここのフレンチクルーラーは日本一うまいと思う。このフレンチクルーラーとナタ・デ・クリスチアノのエッグタルトはこの世の終…
燃調沼。旧キャブ車は濃いめとは言うけれどさすがに濃すぎるだろうと丁度良い具合に薄くするとクソも走らなくなって、妥協点を探った濃いめだとやっぱりプラグが驚くほど真っ黒でオイルも真っ黒。とりあえずオイル交換。この状態でヒロコーオイルを入れるのは勿体ないけれど、車齢を考えてハードなオイルで。 スパルの電ファンはよく冷える。水温は下がるけれど狭いエンジンルーム内の排気熱まで下がるわけもなく相変わらず渋滞はボコつくターンフロー。GTスペシャルの70'sタイヤパターンは50年代車には合わないけれど、70年代に50年代車を乗っているというテイも良きかな。
色々大きな変化があった先週。たぶんおそらくきっと良い方向性なのだと前向きにとらえて新たな人生プランニングを立てる。
絶景日本886 - Shovelog
職場の同僚がコロナウイルスに罹った。一方、ボスはカブウイルスに罹った。駐車場は新聞屋のようになっている。
絶景日本884 - Shovelog
ネット検索に長けていて、それらをさも自分の考えや記憶だったかのようにうまく立ち回る。時には曖昧な記憶をいいことに嘘を付いてみる。その虚像はだんだん膨れあがるが、人間とはいい加減なものでそれが正しい記憶として刷り込まれていく。そしてその人は出来上がった虚像をベースにさらに肉付けを繰り返し空っぽのハリボテとなっていく。
48億円と云われる事業を確かめに都庁までカブで出掛けた。10分もかからない距離だけれど初見。広場に寝っ転がるとビル風が吹き抜けて今の季節は大変気持ちいい。この気持ちよさだけなら4800円の価値はあるかもしれない。しかし果たして100万人がそう感じ取れるだろうか。
決して褒められるものではないし限りなく黒に近いグレーだけれど、選挙ポスターを広告代わりに使うという"発想"だけはなるほどと思ってしまった。まあこれは悪い例だけれど、ボクの仕事フィールドではこういう"発想"を狙っていたりもする。 兎角年寄りになると物事に寛容でなくなる傾向がある。さらにじゃないものに拒絶反応を示す。こんなの写真じゃない、こんなの音楽じゃない、こんなの映画じゃない、こんなの広告じゃない、こんなのありえない、みたいな。趣味嗜好の世界ではさらにその傾向が強くなり嫌悪感をむき出しにする。その気持ちはわからないでもないけれど、もっと脳みそを柔らかくして生きていきたい。新しいモノにフタをして…
夏至で梅雨入り、か。
先月の終わりに約30年ぶりくらいに熱川を訪れた。当然温泉街も撮り歩いたのだけれど現像を上げてみれば「撮らされた写真」が多くてがっかりする。撮らされたというのは "ここフォトジェニックだね、撮りたくなるよね" という風景であり、"これじゃあ観光客のインスタの写真と変わんない"という写真になってしまっていた。古い町並みやそのような場所に行くとどうしてもノスタルジーに振れて妙な美意識が働いてしまう。別にそれでもいいんだろうけれど、撮りたかったものとは何かが違うのは自分でも解っている。わかっているけれど、それが見つけられなくてもう十何年も探している。そんな事を考えていると決まって「まだまだ修行が足りな…
昼間は真夏の暑さだけれど夕方は気持ちの良い風が入って来た10F。エアコンを止め、バルコニーに出て夕陽に照らされる小さな東京タワーを見る。夏がこんな気候なら悪くないと思うけれど、今がまだ梅雨入り前だと思うと少し憂鬱になる。 さて昨日写真機界隈を賑わせた新しいペンタックスのフィルムカメラがハーフだったというのはよく考えたなと思う。どうせスマホで見るのだからタテ写真でいいんじゃないって。カリカリの高解像度は見飽きたしハーフの画の方が一層エモいよって。フィルムは高くなったけれど72枚も撮れるよって。そういえば昔フィルムカメラについてのアンケートがペンタリコーから来てたっけか、確かボクは一眼レフじゃなく…
6月15日晴れ30℃。ゆっくり起きてカブC50の錆びだらけのキャブのオーバーホールに取りかかる。あまりに暑かったのでダラダラとやっていたら夏至に近いはずの空が暗くなってしまい土曜日があっという間に終わる。6月16日晴れ29℃。所用でメグロにカブで出掛ける。帰路はメグロ川を遡り、代官山と渋谷を抜け原宿へ。ルイスレザーを横目で見ながら、ホノラリーで小物を物色。C50は快調になったけれど40km/hでほぼ全開状態の謎。次はクラッチ。ちょっとづつ調整しながら少しづつ原因を探していく。
古びた少年雑誌の着色挿画のように滲んだ水平線が夏をいざなう。
絶景日本875 - Shovelog
絶景日本874 - Shovelog
ミジェットのクラッチが治って調子に乗ってプチ・チューニングを施す。HIFキャブのニードルをBDRに、ダッシュポットスプリングをレッドに交換してみた。BDRに替えてみたらアイドル時の燃調はかなり絞る特性だけれど、中速からの伸びが明らかに変わり4000回転まで実に軽々と回るようになった。久々に効果を体感できるチューニング、作業時間15分、ニードルとスプリングでしめて5千円也。
いつもの旧車ミーティングで一緒になったMG乗りカメラマンは珍しくニコン党だった。聞けばメインはPCレンズを使う仕事と聞いて納得。この日の彼のレンズはライカAPO MACRO ELMARIT-R 100/2.8だった。彼は強烈にこのレンズを推すけれど、中古のRレンズとはいえ結構ないいお値段がするのでホイホイとは買えない。ボクにはピンの決まらないニッコール85/1.4Dがお似合いである。
もう夏、早くも夏。
夜鴉、何を思う 朝ドラなんて観るのは10年ぶりくらいだろうか、別段、法曹界に興味があるわけでもなく、出演者の薄い繋がりから見出した「虎に翼」は気づけば全1/3話に差し掛かっている。そして当然というかいつの間にか主題歌が口ずさめるようになっていた。今度カラオケに行ってみようか、10年ぶりくらいに。
昭和日本代表、高島屋パブリカ。
絶景東京541 - Shovelog
絶景東京540 - Shovelog