奈良漬けをたくさん戴いた。奈良からではなく京都の方から。ボクの中では奈良漬はキングオブ漬物。これだけで茶碗一杯いけます。夏は奈良漬を乗せたごはんに緑茶をかけたお茶漬けがよい。奈良漬といえば、その昔、検問で酒気帯びで引っかかった先輩が、奈良漬を大量に食べたんですと泣きついて見逃してもらったという嘘のような昭和裏話を思い出す。
ボカさないからボケ味とかどうでもいいし、レンズの描写の細かな違いにはあまり興味がないけれど、プラナー使っとけば間違いないという古い言い伝えに流され続けいまだにプラナーを持ち歩いている。 ニコンFM2の前はヤシカFX3にヤシコンプラナーを付けて使っていた。プアマンズコンタックスと馬鹿にされてきたカメラである。このFX3はぞうもつ師匠が長く使ってきたカメラで、ボクが引き継いでOHしながら使ってきたけれど6年ほど前にャッター幕がイカれてとうとう修理不能となり、その後FM2とコシナプラナーを使うことになった。安いプラボディのヤシカはボディよりレンズの方が重いというバランスの悪さだったけれどFM2よりさ…
Atsugi Kanagawa 土曜日にミジェット に乗ろうと思ったらパンクしていた。先週足回りをバラした際に脇に置いてあった極細の針金が一瞬少しだけ刺さった事が原因であろう。この日は仕事用事でなくて助かった。すぐにタイヤを3軒隣のMさんの所に持ち込み水に浸けてようやくわかる程度のピンホールを発見。ロスタイルホイールってクソ重いよね、13インチでこの重さって今どきあり得ないよねと、Mさんは修理しながら喋り続けた。ロスタイルホイールってチューブが必要な事を知らない人が多いんだよね、チューブレスで組むとエア漏れしやすいし、コーナーで攻めると最悪タイヤが外れるんだよ。センター出ないしバランス取り難い…
Tomigaya Shibuya日差しは夏だけれど冷んやりとした風が吹いている。
Honmachi Shibuya
Yoyogi Shibuya Tokyoうな丼君がメキシコビートルを手放すという。一年半あまり、色んなところへ出かけたけれど、現在ブレーキトラブルで入院中。そんな中、手放すことを決定したと言う。ボクもかなり驚いた。手放す理由について彼は、年齢的にもメンテ技術を磨くのも遅いし、プロに任せてもいいんだけれど直している時間が勿体ないと言う。ボクより若いけれど乗れる年齢のうちにたくさん乗りたい、とにかく彼の趣味は「車に乗る事」でありメンテや直す事ではないと言う。中には、たかがブレーキトラブルで手放すのかよ、という否定的な意見もあるようだけれど、車の付き合い方は人それぞれなのである。 維持することが目的…
Nikon FM2 Tomigaya Shibuya Tokyo
Nikon FM2 Honmachi Shibuya Tokyo 用賀PA。実にちいさい。
Honmachii Shibuya Tokyo ニコンから借りてたZ6IIが意外にいい仕事をしたので850をキャンセルして6IIに鞍替え。軽くていいけれど長玉とのバランス悪し。さらに手持ちのレンズはほとんどFマウントなのでFZが必須なのが弱点。しかしD4より確実にいい画を出してくる。
Nikon FM2 Hatsudai Shibuya Tokyo やけに道路が混んでるなと思ったらバイデンが来てるんだっけか。どうりで警察官が多い。
Nikon FM2 Minamidai Nakano Tokyo
Nikon FM2 Shoto Shibuya Tokyo
Nikon FM2 Planar50/1.4 Hatagaya Shibuya Tokyo
Nikon FM2 Hatagaya Shibuya Tokyo 美しいと思ったものをシャッターチャンスを狙って一枚一枚しっかり構図をよく考えてブレないようにしっかり構えてピントはしっかり合わせて撮りましょう。 教科書の全く反対をやった方がその人らしさが出る。 なんでもないものをシャッターチャンスを外して質より量を撮り直感だけで考える前に撮るアレ・ブレ・ボケも厭わない。
Nikon FM2 Planar50/1.4 Hatagaya Shibuya Tokyo シートクッションを替えたミジェットで早速ロングを走ってきた。快適になったとはいえ700キロを走るとさすがに腰へのダメージが出て来る。来月開催されるツーリングにも誘われているけれど初めての土地の日帰り500キロはさすがにキツいかなと些か悩む。La Festa MilleMigriaでは4日間を戦前車でも1日300キロから400キロを走るのに軟弱だなあと思いつつ。とりあえず夏に向けての熱ダレ対策で少しいいオイルに交換してみることにした。頻繁に替えるわけではないし高速負荷が多いのでそろそろ安物オイルから卒業し…
Nikon FM2 Planar50/1.4 Honmachi Shibuya Tokyo
Nikon FM2 Planar50/1.4 Ebisu Shibuya Tokyo
Nikon FM2 Planar50/1.4 Hatagaya Shibuya Tokyo 鵺は三ヶ日の猪鼻湖に沈んでいるという話をばあちゃんから聞いた。
Nikon FM2 Planar50/1.4 Honmachi Shibuya Tokyo
Nikon FM2 Planar50/1.4 Hatagaya Shibuya Tokyo おおむねビンテージカメラマニアの方って撮る写真もビンテージな傾向あるある。
Nikon FM2 Planar50/1.4 Shinsen Shibuya Tokyo
Nikon FM2 Planar50/1.4 Tsukuba 土門拳賞を受賞した北島さんの展示へ。何度も拝見しているけれどやはり凄みがある。木村伊兵衛賞から39年、重みが違う。一昨年、ニコンサロンの選考委員から北島さんが外れてしまったのは少し残念、彼の辛口批評が好きだった。https://www.nikon-image.com/activity/exhibition/thegallery/events/2022/20220506_tgt.html
Nikon FM2 Planar50/1.4 Hatagaya Shibuya Tokyo MGミジェットのシートダイアフラムを張り替えた。ミジェットの座面がベコベコで、底面に手を入れるとダイアフラムが千切れていることもわかっていたので割と気を使って乗っていた。走っている途中で突然抜けてしまったらギャグである。 千切れたダイアフラムと前オーナーが補強で貼ったゴムは伸びきってもはや効いていない。 クッションを入れたままダイアフラムを張るのは相当なチカラワザが必要。わかっちゃいたけれど一人作業はなかなか厳しい。タイラップを駆使してなんとか張ったけれどたったこれだけの作業で2時間以上費やした。この作…
Nikon FM2 Planar50/1.4 Shinsen Shibuya Tokyo
Nikon FM2 Planar50/1.4 Honmachi Shibuya Tokyo 冷奴は COOL GUYと訳される。
Nikon FM2 Planar50/1.4 Nakano Tokyo
Nikon FM2 Planar50/1.4 MG-TDテリー伊藤がアルファロメオ・ジュリアを前にして語っていた。多分ボクも時々見かけるジュリアだと思う。 「最近、このジュリアを原宿でよく見かけるんですよ。オーナーはかなり若くて、ジュリアをシャコタンにして不良っぽく乗っている。それがすごく様になっているんです。ある意味、上級者の楽しみ方ですよ。ジュリアのような車はどうしても買ってお店を出た瞬間から守りに入ってしまうもの。手放すときの査定額を考えて、毎日気を使いながら大事にしてしまう。若い彼らは一切守りに入らず、自分の好きなように旧車を楽しんでいる。その若さが羨ましいです。こういう車を軽自動車と…
Nikon FM2 Planar50/1.4 Yoyogi SHibuya Tokyo 一年前のあの頃は緊急事態でどこのイベントも中止や延期ばかり、会場は一年後の予約の取り合いになっていた。ボクも然りで一年後のこの時期は5月7日しか空いてなかった。あの頃は一年後の状況など予想もつかなかったので取れればいいという思いで押さえたのだけれど、結果、その準備のためにGWが休めなくなった。GW前半は入稿関係で潰れ、結局ボクのGWは全滅した。しかし都心から放射状に伸びる高速が毎日のように真っ赤になっているのを見て、ああこれでよかったのかもと思ったり。
Nikon FM2 Planar50/1.4 Tsukuba Japan
Nikon FM2 Planar50/1.4 Tsukuba Japan わたしたち哺乳類は一生のあいだに5億回の呼吸をあたえられて生きている。
Nikon FM2 Planar50/1.4 Honmachi Shibuya Tokyo GWは休まず仕事をする。入稿とか色々ギリギリ。毎回もうこれ以上の出来のモノは作れないだろう、これがワタシの能力の限界ですというものをいつも期限ギリギリで作ってきたけれど、しかし毎回そう思いながら今度こそ無理かもしれないとか弱音を吐きながらそれでもなんとか運よく奇跡的に20年近く続けて来ることができた。このマグレも運もひっくるめたものが創り出す仕事というやつなんだよなとか今さらながら振り返ってみたり。あともう少し。
Nikon FM2 彼とは20年来の知り合いでボクの仕事場の3軒隣が彼の仕事場であり、休憩時間はよく話し込んだりする。 Mさん、たとえば、ピッカピカで完全レストア車の新規登録MGBとボロボロに腐った品5ナンバーのMGBが二台並んでいたらどっち買う?「そんなの迷わずボロボロ品5を買うに決まってんじゃん。」「古い車のナンバーって大事なんだよ。その車の歴史じゃん。」「どんなに腐ってたって直せるから。」「昔さ、初代シルビアの練5ナンバーを売ったときにさ、オレの名義のままで乗ってていいからナンバーは絶対引き継いでくれって売ったのにナンバー替えちまいやがって頭きちゃったよ。」彼のガレージには品5ナンバーの…
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奈良漬けをたくさん戴いた。奈良からではなく京都の方から。ボクの中では奈良漬はキングオブ漬物。これだけで茶碗一杯いけます。夏は奈良漬を乗せたごはんに緑茶をかけたお茶漬けがよい。奈良漬といえば、その昔、検問で酒気帯びで引っかかった先輩が、奈良漬を大量に食べたんですと泣きついて見逃してもらったという嘘のような昭和裏話を思い出す。
絶景東京768 - Shovelog
1969年新宿歌舞伎町、ジャズ喫茶「ビレッジバンガード」。ここでは「略称・連続射殺魔」の永山則夫が遅番、北野たけしが早番で働いていた。この映画を作った足立正生ほか若松プロのメンバーも出入りしていたという因縁の場所。現在はホテルになっていた。
筑波のモツ煮が忘れられず自分でモツ煮(ドテ煮)を作ってみた。本来は相当煮込むらしいけれど圧力鍋を駆使して割と短時間で柔らかく煮込むことができた。味は赤味噌で愛知県仕様である。あまりにうまく出来て大量に作ってしまい3日間ドテ煮祭り。若い頃はこんなくせえモン食えるかと嫌いだった事を考えると随分トシを食ったんだなあと思う。
週末、世田美で最終日の横尾忠則展を見る。横尾忠則といえばボクにとってはY字路の人である。ボクの写真も彼のY字路の思想から影響されているので道路の写真が多い。一枚の中にどれだけ色んな世界をおさめられるか、という事を考えると町の景色ほど面白いモノはない、特にY字路はそう思うのである。
気温34℃の午後14時。暑さに弱いカニ目を横浜から回送。首都高3号線の渋滞で水温計が100℃を示す中、ニードルとジェットを新品に取り替えたカニ目は実に安定してアイドリングをしていた。完璧なキャブ調整である。エンジンオイルもミジェットで酷暑を何度も乗り切った実績のあるオイルを入れてあるので油圧低下も酷くない。安いオイルだとこの過酷な状況下で粘り切れない。ヒロコーかアマリーの二択。このオイルなら夏でもオイルクーラーも必要ない。しかし東名高速の長い上り坂では走っていてもぐんぐん水温が上がっていくのは小排気量車の辛いところか。高速を走りながら電ファンのスイッチを入れる頓珍漢な事は避けたい。今年の夏は長…
絶景日本1021 - Shovelog
絶景車景34 - Shovelog
久しぶりに映画を観る。配信されたばかりのリーアム・ニーソンの「プロフェッショナル」。リーアムといえば96時間だけれど、本作はアクションメインではなくてもっと重たいもので、まさに北アイルランドの曇天のようなどんよりした映画だった。ボクもよく理解できていない複雑な事情を抱えた北アイルランドのお国模様。背景は1974年ということで、古い英国車がたくさん出てくるのがボクにとっては見所のひとつでもあった。主人公のトライアンフ・スタッグサルーン、相棒のフォード・カプリ、爆破されるローバーP6、アイルランド共和軍のローバーP5、町を横切るモーリス・マイナーや駐車してるウーズレーホーネットやミニなど。これらの…
絶景日本1020 - Shovelog
絶景東京763 - Shovelog
絶景新橋762 - Shovelog
筑波サーキットの食堂は人気がある。というか、とにかく近隣に食堂がないからレース開催日は相当ごった返してお昼時には長蛇の列となる。薄暗くてだだっ広く飾り気など一切無い室内に昔ながらのパイプ椅子とテーブルという空間は幼き頃の遊園地の食堂みたいで昭和レトロ感満点である。ボクはここのモツ煮定食がお気に入り。愛知県のモツ煮(ドテ煮)は赤味噌に少しだけ甘みを加えた濃厚な味付けだけど、ここのモツ煮は白味噌であっさりのシンプルな味付け。これが意外にツボでハマっている。ただしひとつ残念なのは、定食ゆえにモツ煮と同じ味の味噌汁がセットになっているのが微妙。味噌ラーメン定食に味噌汁が付いてくるようなものである。今度…
昨年は何度か車内で熱中症になりかけた。エアコンなしの車で4夏を過ごしてみてそろそろ泣きが入った。軽四でも買おうかとかねてから気になっていた車を調べて見る。しかし何故かその現車をほとんど見たことがない。発売から十年経っているのにまったく走っていない。そんなことないだろレア車じゃあるまいし、と思うかもしれないけれどマジで居ない。というか都内は軽四がほとんど走っていないのである。走ってたとしても貨物車か他県ナンバー車のみ。びっくりするくらい居ないのである。周りの月極駐車場を見渡してみてもどこにもケイは停まっていない。近くのディーラーにも展示車でケイは置いてないくらい徹底的決定的に需要がないのである。…
絶景新橋759 - Shovelog
取引会社の担当者が変わりましたとの連絡が来た。このあいだ元気にご挨拶してもらった新卒入社の子はふた月もたずに辞めてしまったらしい。近頃ニュースでよく目にする事態が身近にも。ったく最近の若いもんはとつい愚痴りたくなってしまう。もっと真剣に就活しなきゃダメだ。もっと真剣に企業研究しなきゃダメだ。もっと自己分析しなきゃダメだ。もっとOBOGや周りの大人の声を聞かなきゃダメだ。何より大枚はたいて大学に行かせた親の苦労も考えましょう、と、小一時間くらい説教してあげたい。
ああやっぱり、、、押したタイムカードは始業時間を4分過ぎてしまっていた。こういう日に限って朝一にボスからの電話がある。「またか。なんで始業時間に電話に出ないんだ?」こういう日は1日ブルーだ。いつもそうだ。私のタイムカードだけ、毎日のように始業時間を過ぎてしまっている。明日こそはと思っても、どうやってもあと3分、4分が間に合わない。あと5分早く起きればいいのかといえば違う。決して寝坊しているわけでもなく2時間前には起きているのだ。何を着ていくのか迷っているわけでもない。お洒落な方だけど、そんなに洋服選びに時間はかけていないつもりだ。お昼ご飯も買わずに寄り道無しでまっすぐ会社に向かっているのに。何…
空気が重たい梅雨空の日の夜は首都高の音がいつもより響いて聞こえる。その唸り声は少し怖いくらいに感じる午前2時。そろそろ寝ようか。
我が家からすぐの歩道橋。なぜか夜になると歩道橋の上にゲ▢があちこちにばらまかれている謎。先日、大学生のムスコと学生気分で焼き肉をオーバードーズした帰りしな、歩道橋を勢いよく登った途端に具合が悪くなってしまった。ああトシだなあと感じるとともになるほどこういう事かと妙に納得。歩道橋は繁華街が近く、近隣にはお酒を出すお店が沢山ある。アルコールをオーバードーズしてしまった人は歩道橋を登った苦しさでゲ▢してしまうのであろう。歩道橋を登ることがある年齢から重運動の部類になるようである。若い頃にはまったくわからなかった世界の謎が年齢を重ねてわかるようになってくる。
久しぶりにイコールでフレンチクルーラーを買う。相当な人気店なので平日の朝10時半でボクの前に14人も並んでいた。時間帯もあってかさすがにおじさんはボクだけで、西原・上原マダムに囲まれて肩身狭く並んでみる。あの事件を知っているボクらはよくここまで人気店に作り上げたなーと関心しつつ、あまりに長い行列にさすがに止めようかと思ったけれどそれでも20分ほど並んでフレンチクルーラーをゲットした。ミスドくらいしかフレンチクルーラーを食べたことが無いおじさんがエラそうに語るのも憚られるけれど、ここのフレンチクルーラーは日本一うまいと思う。このフレンチクルーラーとナタ・デ・クリスチアノのエッグタルトはこの世の終…
深夜前、買い物を済ませたスーパーの前でハザードを灯いて路駐していた車はなぜかボンネットが開けられていた。その車を確認した途端、嗅いだことのある匂いが強烈に漂ってきた。沸騰したクーラントが蒸発する匂いだった。決してたまらなく臭いわけではないけれど、オーバーヒート気味の時にしか嗅がない臭気なので嫌な思い出しか浮かんで来ない、ボクにとっては悲しい匂いである。その匂いはスーパーの入り口まで立ちこめており、その噴出量たるや相当なものだったに違いない。夜半とはいえまだ多くの買い物客が出入りするそこで、ボクと同じように感じた人はひょっとしたら居るかも知れないけれど、普通に生活していればクーラントが蒸発する匂…
絶景日本886 - Shovelog
職場の同僚がコロナウイルスに罹った。一方、ボスはカブウイルスに罹った。駐車場は新聞屋のようになっている。
絶景日本884 - Shovelog
ネット検索に長けていて、それらをさも自分の考えや記憶だったかのようにうまく立ち回る。時には曖昧な記憶をいいことに嘘を付いてみる。その虚像はだんだん膨れあがるが、人間とはいい加減なものでそれが正しい記憶として刷り込まれていく。そしてその人は出来上がった虚像をベースにさらに肉付けを繰り返し空っぽのハリボテとなっていく。
48億円と云われる事業を確かめに都庁までカブで出掛けた。10分もかからない距離だけれど初見。広場に寝っ転がるとビル風が吹き抜けて今の季節は大変気持ちいい。この気持ちよさだけなら4800円の価値はあるかもしれない。しかし果たして100万人がそう感じ取れるだろうか。
決して褒められるものではないし限りなく黒に近いグレーだけれど、選挙ポスターを広告代わりに使うという"発想"だけはなるほどと思ってしまった。まあこれは悪い例だけれど、ボクの仕事フィールドではこういう"発想"を狙っていたりもする。 兎角年寄りになると物事に寛容でなくなる傾向がある。さらにじゃないものに拒絶反応を示す。こんなの写真じゃない、こんなの音楽じゃない、こんなの映画じゃない、こんなの広告じゃない、こんなのありえない、みたいな。趣味嗜好の世界ではさらにその傾向が強くなり嫌悪感をむき出しにする。その気持ちはわからないでもないけれど、もっと脳みそを柔らかくして生きていきたい。新しいモノにフタをして…
夏至で梅雨入り、か。
先月の終わりに約30年ぶりくらいに熱川を訪れた。当然温泉街も撮り歩いたのだけれど現像を上げてみれば「撮らされた写真」が多くてがっかりする。撮らされたというのは "ここフォトジェニックだね、撮りたくなるよね" という風景であり、"これじゃあ観光客のインスタの写真と変わんない"という写真になってしまっていた。古い町並みやそのような場所に行くとどうしてもノスタルジーに振れて妙な美意識が働いてしまう。別にそれでもいいんだろうけれど、撮りたかったものとは何かが違うのは自分でも解っている。わかっているけれど、それが見つけられなくてもう十何年も探している。そんな事を考えていると決まって「まだまだ修行が足りな…
昼間は真夏の暑さだけれど夕方は気持ちの良い風が入って来た10F。エアコンを止め、バルコニーに出て夕陽に照らされる小さな東京タワーを見る。夏がこんな気候なら悪くないと思うけれど、今がまだ梅雨入り前だと思うと少し憂鬱になる。 さて昨日写真機界隈を賑わせた新しいペンタックスのフィルムカメラがハーフだったというのはよく考えたなと思う。どうせスマホで見るのだからタテ写真でいいんじゃないって。カリカリの高解像度は見飽きたしハーフの画の方が一層エモいよって。フィルムは高くなったけれど72枚も撮れるよって。そういえば昔フィルムカメラについてのアンケートがペンタリコーから来てたっけか、確かボクは一眼レフじゃなく…
6月15日晴れ30℃。ゆっくり起きてカブC50の錆びだらけのキャブのオーバーホールに取りかかる。あまりに暑かったのでダラダラとやっていたら夏至に近いはずの空が暗くなってしまい土曜日があっという間に終わる。6月16日晴れ29℃。所用でメグロにカブで出掛ける。帰路はメグロ川を遡り、代官山と渋谷を抜け原宿へ。ルイスレザーを横目で見ながら、ホノラリーで小物を物色。C50は快調になったけれど40km/hでほぼ全開状態の謎。次はクラッチ。ちょっとづつ調整しながら少しづつ原因を探していく。
古びた少年雑誌の着色挿画のように滲んだ水平線が夏をいざなう。
絶景日本875 - Shovelog
絶景日本874 - Shovelog
ミジェットのクラッチが治って調子に乗ってプチ・チューニングを施す。HIFキャブのニードルをBDRに、ダッシュポットスプリングをレッドに交換してみた。BDRに替えてみたらアイドル時の燃調はかなり絞る特性だけれど、中速からの伸びが明らかに変わり4000回転まで実に軽々と回るようになった。久々に効果を体感できるチューニング、作業時間15分、ニードルとスプリングでしめて5千円也。
いつもの旧車ミーティングで一緒になったMG乗りカメラマンは珍しくニコン党だった。聞けばメインはPCレンズを使う仕事と聞いて納得。この日の彼のレンズはライカAPO MACRO ELMARIT-R 100/2.8だった。彼は強烈にこのレンズを推すけれど、中古のRレンズとはいえ結構ないいお値段がするのでホイホイとは買えない。ボクにはピンの決まらないニッコール85/1.4Dがお似合いである。
もう夏、早くも夏。
夜鴉、何を思う 朝ドラなんて観るのは10年ぶりくらいだろうか、別段、法曹界に興味があるわけでもなく、出演者の薄い繋がりから見出した「虎に翼」は気づけば全1/3話に差し掛かっている。そして当然というかいつの間にか主題歌が口ずさめるようになっていた。今度カラオケに行ってみようか、10年ぶりくらいに。
昭和日本代表、高島屋パブリカ。
絶景東京541 - Shovelog