奈良漬けをたくさん戴いた。奈良からではなく京都の方から。ボクの中では奈良漬はキングオブ漬物。これだけで茶碗一杯いけます。夏は奈良漬を乗せたごはんに緑茶をかけたお茶漬けがよい。奈良漬といえば、その昔、検問で酒気帯びで引っかかった先輩が、奈良漬を大量に食べたんですと泣きついて見逃してもらったという嘘のような昭和裏話を思い出す。
Nikon FM2 Planar50/1.4 Hatagaya Shibuya Tokyo ドライヴ・マイ・カーの余韻に浸った後は少し頭を空っぽにできる映画が観たい思い、アマゾンプライムでおすすめに上がっていた映画、「ヒッチャー」と「海底 47m 古代マヤの死の迷宮」を続け様に見た。おすすめのとおりこの2本の内容は似通っていて、ピンチを脱した後にまたピンチの繰り返しは、これでもかというくらいのピンチの連続で具合が悪くなるくらいのピンチまみれなんだけれど不思議と絶望感が無いというのは2本とも主人公が非常に若いという所だろうか。スピルバーグの「激突」に近いけれど後味は微妙に異なる。ドライヴ・マイ・…
Nikon FM2 Planar50/1.4 Minamidai Nakano Tokyo 吉田志穂さんの「測量 山」をニコンプラザで観る。木村伊兵衛賞は2017年の小松浩子さんから物質性が強くなった。一枚の強さというより作業の蓄積。ノミネートの西野壮平さんもそうだった。同時展示される西新宿は今週中にのぞいてみるつもりである。ここから徒歩15分。http://ycassociates.co.jp/exhibitions/2022/03/25/1509/
Nikon FM2 Planar50/1.4 Minamidai Nakano Tokyo
1992年。よく一緒に走った先輩のエランS2とボクのTR4。ちょうど30年前の写真。今や縦構図は撮らないけれど当時は縦ブームだったみたい。 1992 田口トライアンフTR4 1992 桜淵ロータスエランS2
Nikon FM2 Planar50/1.4 Honmachi Shibuya Tokyo 以前、ある写真家が年を取ると暗室で集中できる時間が短くなってくると言った。ある写真家は暗室は体力勝負だと言った。 水温が丁度いい週末は久しぶりに暗室に入った。久しぶりに新品の印画紙のハコ開けた気がする。最近は印画紙は8×10を使うので取り回しが楽だ。しかし引き伸ばし機の支柱が高いために台座をを少し低く設置してあるので2日間焼いていたら酷い腰痛となった。それでも現像液に浸けている2分30秒の間はずっとストレッチをしていたけれど効き目がなかった。翌日、40キロあるプレス機を机の奥から引っ張り出す際にさらに腰…
Nikon FM2 Planar50/1.4 Tomigaya Shibuya Tokyo 人は生きてきたように死ぬのかもしれない。(五木寛之) 先月、ボスが五木さんと会う機会があった。とても90歳になるとは思えない若々しい思考の方だったと言った。ボクはひと目でも五木さんを見たかったけれど、他の仕事で同行できなかった。もうこんな機会は二度とないだろう。
Nikon FM2 Planar50/1.4 Nishishinjyuku Tokyo 水道の温度が現像に丁度いい季節がやってきた。ネガの乾燥後のカーリングも穏やかだ。土曜日は一年で何本かの指に入るくらいの気持ちの良い日だった。
Nikon FM2 Planar50/1.4こんな旧式のキャブレターとは無縁のマクラーレンのスピードテイルを初めて見た。まるで宇宙船のようだった。幼き頃に本で見た未来の車にやっと近づいてきた。後方は720S。 午前中に軽整備。ミジェットの足回りにグリス注入。ニップル以外の可動部はシリコンスプレーまみれに。少しだけキコキコ音が静かになった。スロットルの引っ掛かり多発でケーブルの取り回しを修正、プラグはキレイに焼けている。ぐらつくドアミラーを締め直すも台座のプラ部分がボロボロで固定ネジが効かない。ミニ用のTEXの中古でも探そう。あ、台座は違うんだった。
Nikon FM2 Planar50/1.4 Honancho Suginami Tokyo センチメンタル・シティといえばギャランラムダな世代。センチメンタル・シティ・ロマンスは全然わからない世代。センチメンタル・ニューヨークは少し聴いた世代。センチメンタル・ジャーニーは同世代。センチメンタルな旅といえば荒木経惟な世界。
Nikon FM2 Planar50/1.4 Yoyogi Shibuya Tokyo あまりに長いあいだ犠牲に耐えていると心が石になることもある。
Nikon FM2 Planar50/1.4 新宿ニコンで壊れたD4を診てもらった。窓口の担当者はボクより随分年上の女性だった。失礼な話、見た目が機械には疎そうな感じで一瞬不安になったけれど少し話しただけで相当な知識と経験をお持ちなことをすぐに理解した。そこはプロサービスの窓口だから当然だった。担当の女性はD4を手に取り、使い込まれて傷だらけになった肩を少し撫でた後、首を傾げてゆっくりとボクに告げた。「申し訳ありません、この機械はもう直せないんですよ。」昨年いっぱいで修理対応期間が終わり部品はすでに無いとの事だった。一昨年シャッターをOHしたばかりなのに、絶望感でボクは大きなため息をついた。こ…
Nikon FM2 Planar50/1.4 Minamidai Nakano Tokyo 昨夜の現場で絶大なる信頼を置いているニコンD4が壊れた。まだ撮影が半分という所だった。ニコン一桁機がダウンするなんてあり得ないと思ったけれど、この10年フル稼働させた機械だからこれも致し方なしか。症状は液晶とモードランプがダウン。メニュー設定も見れず撮像の確認すらできない。しかしシャッターは切れるしカードにアクセスもあるようなので、フィルム機のように使うしかない。まあその使い方は慣れてはいるけれど仕事としての撮影でこれは些か心許ない。本当にデータが記録されているかどうかも確認できないのである。こういう時…
Nikon FM2 Planar50/1.4 Yoyogi Shibuya Tokyo 仕事仲間の996のGT3に乗せてもらった。空冷964からの乗り換えだけれどまったく別次元の車だと言った。ミシリとも言わないボディ剛性とモーターのようなエンジンの吹け上がりはやはりほぼレーシングカーだった。元々二輪でレースをやっていた彼はこれからはGT3でサーキットを楽しむと言った。
Nikon FM2 Planar50/1.4 Hatsudai Shibuya Tokyo
Nikon FM2 Planar50/1.4 Honancho Suginami Tokyo ドトールで豆を買ったらオマケでもらった小さなコーヒーの木が1.5mほどになった。もう7年くらいになるだろうか、何度も枯れかけたけれど辛うじて生き延びてきた。コーヒーの木が枯れかけるといつも自分の体調が悪くなるような、まるで我が身のようなそんな気がしてせっせと世話をしてきた。今年も鮮やかな緑の若芽が広がりはじめ初夏を予感させる。
Nikon FM2 Planar50/1.4 Tomigaya Shibuya Tokyo 今年に入ってから職場では立て続けにコロナ感染者がバタバタと発生した。幸い皆軽症だからよかったけれど、ボスは2度も感染、同僚も何人もと、その度にボクは毎回濃厚接触者になるけれど一向に陽性にならない。今年に入ってPCR検査は三回とも切り抜けた。運が良いのか悪いのか仕事はすべてボクにのし掛かった。この先、5類に引き下げになった頃に、自費治療になった途端に感染したりするのはご勘弁。
Olympus mjuII MG-TDのグリルの縦ライン、シート、ホイールをお揃いの色で揃えるという定番を日本で流行らせたのは三船敏朗だったという話を70代のMGA乗りの方から教えてもらった。 この現役TDはホイールは違えどグリルとシートはなるほど同色。グリルの上に付くのは水温計。 Tシリーズミジェットは戦前の匂いの残るTCのカタチが一番好きだけれど、現実的にこのTDがベストチョイスだろうか。乗り手を選んだTAに比べ3速以降にシンクロが付いたTBからは当時は「馬鹿でも乗れる」と揶揄されたらしい。Tシリーズもいいけれど、もし戦前車であればずっと憧れて続けているライレーナインブルックランズを一度で…
Olympus mjuII 最近旧車デビューしたおじさんのボクだけれど、免許取ってミニ1000でクルマの運転を覚えて、20歳から12年間は一速にシンクロのない車で生活してきたボクにとって英国旧車の乗り方は心得てるつもり。若い頃に身体で覚えた作法ってそう簡単には抜けないものです。そしてこのような記憶を手続き記憶というらしい。
Olympus mjuII 午前中は若洲へ、午後から横浜。東京は今年初の夏日。日陰になる芝浦PAが涼しく気持ちいい。今年は暑くなりそうなので熱風の発生源のひとつでもあるヒーターを外そうかと作戦を練ってみる。 ミジェットが5台も集まったけれどみんな1500ばかりだったという謎。
Olympus mjuII 1ヶ月ぶりぐらいにD76現像液を作った。年始から忙しかったというのもあるけれど、そもそもカメラが壊れていたので撮りたくても撮れずでここ1ヶ月はコンパクトでカラーネガばかり使っていた。久しぶりのモノクロ現像からあがったネガを見るとコンパクトのクセが抜けず寄り気味のコマばかりだった。
Olympus mjuII クーパーSを何十年も乗られている方がどこかに書かれていた。終の車としてミニを買いたいと。ボクも最後はやっぱり乗りたくなるのかもしれない。
Olympus mjuII 今期のコンセプトとアートワークを検討する時期になってきた。ノスタルジーだけではなく旧き佳きを現代的にぶっ飛んだアレンジを効かせられる若手優秀なデザイナーを捜索中だけれどぶっ飛びすぎて作家性が出過ぎるのもマイナス要因になりかねないので匙加減が非常に難しいところである。
Olympus mjuII 100歳を超えた泉重千代が好みの女性はと聞かれて「年上のひと」と言ったのは何年前だっただろうか。
Olympus mjuII エミレーツのフォントが好きだ。ドバイEXPOは行けないけれど気分だけでもとエミレーツのPVを見たらちびりそうになった。エミレーツといえば長いことカタール航空のCAをしていた同僚は外観は日本人だけれど中身がガイジンだ。逆にイランハーフの同僚は見た目はガイジンだけどお寿司が大好きな生粋の江戸っ子で、パキスタンハーフの同僚は見た目も中身もインターナショナルである。彼女らに共通するのは皆ため息の出るような美形という事である。
Olumpus mjuII ニュースで「切羽詰まって」という事を解説員が言っていた。切羽詰まるって土木屋には気持ちがよろしくない言葉で、特にトンネル屋からすれば、切羽詰まって切羽詰まる、となってしまい最悪の状態である。そうか、だから切羽詰まるのか。
なぜだかいつも雨が降る筑波JCCA。圧倒的なブルーバード・ポルシェ勢のSクラスに孤軍で奮闘するベテラントラ4が粋に感じる。ヒストリックマスターズクラスではミジェットMK4が奮闘していた。そういえば近年はめっきり減ったメチャ速ミニクーパー勢。ミニはおそらく他のレースが盛んで忙しいだからだろうか。我がチームといえば決勝でエンジンブロー、無念のリタイア。ボクには原因がなんとなくわかった気がした。せっかくレインに履き替えたのにと、どんより重たい空気に冷たい雨が染みる。昨日開腹したメカの話では3番ピストンがパックリ割れてしまっていたとの事、ああやっぱりか?またエンジン下さなきゃならない。
Nikon FM2 Planar50/1.4 4月だというのに冷たい雨の東北道16時。雨に濡れてヘトヘトに疲れた身体、ヒーターは全開、巡航3200回転の心地よさは何度も意識が飛びそうになる。それはまるで取り調べの拷問のような辛さだった。蓮田で休もうかと思ったけれど時間を遅らせると渋滞しそうだったので一気に帰ることにした。気を紛らわすためにカーラジヲのボリウムを上げたけれど雑音が酷い。アンテナが伸ばしていなかった事に気がつき雨の高速走行中ウインドウを開けてラジヲのアンテナを伸ばすという無茶な技をやったりしながら眠気をさましなんとか車庫にたどり着いた。
Olympus mjuII よく言えば柔軟性に富んでいるけれど、もしもの時は責任の所在がはっきりしない危険な状態という色んな決め事がフワッとした状態で固まらず、いつのまにか違う場所にうまく着地しているという社風でもう20年。もうこの際は社名を株式会社フワットにしたらええとか盛り上がってそしたら英表記はどうするとかロゴデザインまで考えだすという脱線ぶりで全然仕事が前に進まないというフワッとした社風である。
Olympus mjuII 学習と経験で賄えないコトが多々ある。色んな事で第六感や動物的勘って結構重要なのだという事を人生後半になってやっと理解した。現代写真も然りで、偶然撮れてしまったという写真は実は第六感が作用している。学習と経験でカッチリ計算して撮られた写真はすっかり面白くなくなってしまった。とはいえ勘だけに頼るのではなく写真史の流れを理解した上でのセレクトが必要になってくる。写真表現は自由だと言われてるけれど実はしっかりした流れの上に成り立っているから厄介でもある。
Nikon FM2 ジジイになると丸くなるといわれていた。しかし逆に頑固に磨きがかかる人も居る。若い頃は飲み込めた確執も歳をとったら許せなくなり、仲間だったのにジジイになってから仲違いした人たちも大勢居る。そんな仲の間を取り持って奔走し、神経を擦り減らしまくって25年ぶりに仲間たちを引き合わせた。その仕掛け人であるボスは疲労ですっかり寝込んでしまった。
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奈良漬けをたくさん戴いた。奈良からではなく京都の方から。ボクの中では奈良漬はキングオブ漬物。これだけで茶碗一杯いけます。夏は奈良漬を乗せたごはんに緑茶をかけたお茶漬けがよい。奈良漬といえば、その昔、検問で酒気帯びで引っかかった先輩が、奈良漬を大量に食べたんですと泣きついて見逃してもらったという嘘のような昭和裏話を思い出す。
絶景東京768 - Shovelog
1969年新宿歌舞伎町、ジャズ喫茶「ビレッジバンガード」。ここでは「略称・連続射殺魔」の永山則夫が遅番、北野たけしが早番で働いていた。この映画を作った足立正生ほか若松プロのメンバーも出入りしていたという因縁の場所。現在はホテルになっていた。
筑波のモツ煮が忘れられず自分でモツ煮(ドテ煮)を作ってみた。本来は相当煮込むらしいけれど圧力鍋を駆使して割と短時間で柔らかく煮込むことができた。味は赤味噌で愛知県仕様である。あまりにうまく出来て大量に作ってしまい3日間ドテ煮祭り。若い頃はこんなくせえモン食えるかと嫌いだった事を考えると随分トシを食ったんだなあと思う。
週末、世田美で最終日の横尾忠則展を見る。横尾忠則といえばボクにとってはY字路の人である。ボクの写真も彼のY字路の思想から影響されているので道路の写真が多い。一枚の中にどれだけ色んな世界をおさめられるか、という事を考えると町の景色ほど面白いモノはない、特にY字路はそう思うのである。
気温34℃の午後14時。暑さに弱いカニ目を横浜から回送。首都高3号線の渋滞で水温計が100℃を示す中、ニードルとジェットを新品に取り替えたカニ目は実に安定してアイドリングをしていた。完璧なキャブ調整である。エンジンオイルもミジェットで酷暑を何度も乗り切った実績のあるオイルを入れてあるので油圧低下も酷くない。安いオイルだとこの過酷な状況下で粘り切れない。ヒロコーかアマリーの二択。このオイルなら夏でもオイルクーラーも必要ない。しかし東名高速の長い上り坂では走っていてもぐんぐん水温が上がっていくのは小排気量車の辛いところか。高速を走りながら電ファンのスイッチを入れる頓珍漢な事は避けたい。今年の夏は長…
絶景日本1021 - Shovelog
絶景車景34 - Shovelog
久しぶりに映画を観る。配信されたばかりのリーアム・ニーソンの「プロフェッショナル」。リーアムといえば96時間だけれど、本作はアクションメインではなくてもっと重たいもので、まさに北アイルランドの曇天のようなどんよりした映画だった。ボクもよく理解できていない複雑な事情を抱えた北アイルランドのお国模様。背景は1974年ということで、古い英国車がたくさん出てくるのがボクにとっては見所のひとつでもあった。主人公のトライアンフ・スタッグサルーン、相棒のフォード・カプリ、爆破されるローバーP6、アイルランド共和軍のローバーP5、町を横切るモーリス・マイナーや駐車してるウーズレーホーネットやミニなど。これらの…
絶景日本1020 - Shovelog
絶景東京763 - Shovelog
絶景新橋762 - Shovelog
筑波サーキットの食堂は人気がある。というか、とにかく近隣に食堂がないからレース開催日は相当ごった返してお昼時には長蛇の列となる。薄暗くてだだっ広く飾り気など一切無い室内に昔ながらのパイプ椅子とテーブルという空間は幼き頃の遊園地の食堂みたいで昭和レトロ感満点である。ボクはここのモツ煮定食がお気に入り。愛知県のモツ煮(ドテ煮)は赤味噌に少しだけ甘みを加えた濃厚な味付けだけど、ここのモツ煮は白味噌であっさりのシンプルな味付け。これが意外にツボでハマっている。ただしひとつ残念なのは、定食ゆえにモツ煮と同じ味の味噌汁がセットになっているのが微妙。味噌ラーメン定食に味噌汁が付いてくるようなものである。今度…
昨年は何度か車内で熱中症になりかけた。エアコンなしの車で4夏を過ごしてみてそろそろ泣きが入った。軽四でも買おうかとかねてから気になっていた車を調べて見る。しかし何故かその現車をほとんど見たことがない。発売から十年経っているのにまったく走っていない。そんなことないだろレア車じゃあるまいし、と思うかもしれないけれどマジで居ない。というか都内は軽四がほとんど走っていないのである。走ってたとしても貨物車か他県ナンバー車のみ。びっくりするくらい居ないのである。周りの月極駐車場を見渡してみてもどこにもケイは停まっていない。近くのディーラーにも展示車でケイは置いてないくらい徹底的決定的に需要がないのである。…
絶景新橋759 - Shovelog
取引会社の担当者が変わりましたとの連絡が来た。このあいだ元気にご挨拶してもらった新卒入社の子はふた月もたずに辞めてしまったらしい。近頃ニュースでよく目にする事態が身近にも。ったく最近の若いもんはとつい愚痴りたくなってしまう。もっと真剣に就活しなきゃダメだ。もっと真剣に企業研究しなきゃダメだ。もっと自己分析しなきゃダメだ。もっとOBOGや周りの大人の声を聞かなきゃダメだ。何より大枚はたいて大学に行かせた親の苦労も考えましょう、と、小一時間くらい説教してあげたい。
ああやっぱり、、、押したタイムカードは始業時間を4分過ぎてしまっていた。こういう日に限って朝一にボスからの電話がある。「またか。なんで始業時間に電話に出ないんだ?」こういう日は1日ブルーだ。いつもそうだ。私のタイムカードだけ、毎日のように始業時間を過ぎてしまっている。明日こそはと思っても、どうやってもあと3分、4分が間に合わない。あと5分早く起きればいいのかといえば違う。決して寝坊しているわけでもなく2時間前には起きているのだ。何を着ていくのか迷っているわけでもない。お洒落な方だけど、そんなに洋服選びに時間はかけていないつもりだ。お昼ご飯も買わずに寄り道無しでまっすぐ会社に向かっているのに。何…
空気が重たい梅雨空の日の夜は首都高の音がいつもより響いて聞こえる。その唸り声は少し怖いくらいに感じる午前2時。そろそろ寝ようか。
我が家からすぐの歩道橋。なぜか夜になると歩道橋の上にゲ▢があちこちにばらまかれている謎。先日、大学生のムスコと学生気分で焼き肉をオーバードーズした帰りしな、歩道橋を勢いよく登った途端に具合が悪くなってしまった。ああトシだなあと感じるとともになるほどこういう事かと妙に納得。歩道橋は繁華街が近く、近隣にはお酒を出すお店が沢山ある。アルコールをオーバードーズしてしまった人は歩道橋を登った苦しさでゲ▢してしまうのであろう。歩道橋を登ることがある年齢から重運動の部類になるようである。若い頃にはまったくわからなかった世界の謎が年齢を重ねてわかるようになってくる。
久しぶりにイコールでフレンチクルーラーを買う。相当な人気店なので平日の朝10時半でボクの前に14人も並んでいた。時間帯もあってかさすがにおじさんはボクだけで、西原・上原マダムに囲まれて肩身狭く並んでみる。あの事件を知っているボクらはよくここまで人気店に作り上げたなーと関心しつつ、あまりに長い行列にさすがに止めようかと思ったけれどそれでも20分ほど並んでフレンチクルーラーをゲットした。ミスドくらいしかフレンチクルーラーを食べたことが無いおじさんがエラそうに語るのも憚られるけれど、ここのフレンチクルーラーは日本一うまいと思う。このフレンチクルーラーとナタ・デ・クリスチアノのエッグタルトはこの世の終…
深夜前、買い物を済ませたスーパーの前でハザードを灯いて路駐していた車はなぜかボンネットが開けられていた。その車を確認した途端、嗅いだことのある匂いが強烈に漂ってきた。沸騰したクーラントが蒸発する匂いだった。決してたまらなく臭いわけではないけれど、オーバーヒート気味の時にしか嗅がない臭気なので嫌な思い出しか浮かんで来ない、ボクにとっては悲しい匂いである。その匂いはスーパーの入り口まで立ちこめており、その噴出量たるや相当なものだったに違いない。夜半とはいえまだ多くの買い物客が出入りするそこで、ボクと同じように感じた人はひょっとしたら居るかも知れないけれど、普通に生活していればクーラントが蒸発する匂…
絶景日本886 - Shovelog
職場の同僚がコロナウイルスに罹った。一方、ボスはカブウイルスに罹った。駐車場は新聞屋のようになっている。
絶景日本884 - Shovelog
ネット検索に長けていて、それらをさも自分の考えや記憶だったかのようにうまく立ち回る。時には曖昧な記憶をいいことに嘘を付いてみる。その虚像はだんだん膨れあがるが、人間とはいい加減なものでそれが正しい記憶として刷り込まれていく。そしてその人は出来上がった虚像をベースにさらに肉付けを繰り返し空っぽのハリボテとなっていく。
48億円と云われる事業を確かめに都庁までカブで出掛けた。10分もかからない距離だけれど初見。広場に寝っ転がるとビル風が吹き抜けて今の季節は大変気持ちいい。この気持ちよさだけなら4800円の価値はあるかもしれない。しかし果たして100万人がそう感じ取れるだろうか。
決して褒められるものではないし限りなく黒に近いグレーだけれど、選挙ポスターを広告代わりに使うという"発想"だけはなるほどと思ってしまった。まあこれは悪い例だけれど、ボクの仕事フィールドではこういう"発想"を狙っていたりもする。 兎角年寄りになると物事に寛容でなくなる傾向がある。さらにじゃないものに拒絶反応を示す。こんなの写真じゃない、こんなの音楽じゃない、こんなの映画じゃない、こんなの広告じゃない、こんなのありえない、みたいな。趣味嗜好の世界ではさらにその傾向が強くなり嫌悪感をむき出しにする。その気持ちはわからないでもないけれど、もっと脳みそを柔らかくして生きていきたい。新しいモノにフタをして…
夏至で梅雨入り、か。
先月の終わりに約30年ぶりくらいに熱川を訪れた。当然温泉街も撮り歩いたのだけれど現像を上げてみれば「撮らされた写真」が多くてがっかりする。撮らされたというのは "ここフォトジェニックだね、撮りたくなるよね" という風景であり、"これじゃあ観光客のインスタの写真と変わんない"という写真になってしまっていた。古い町並みやそのような場所に行くとどうしてもノスタルジーに振れて妙な美意識が働いてしまう。別にそれでもいいんだろうけれど、撮りたかったものとは何かが違うのは自分でも解っている。わかっているけれど、それが見つけられなくてもう十何年も探している。そんな事を考えていると決まって「まだまだ修行が足りな…
昼間は真夏の暑さだけれど夕方は気持ちの良い風が入って来た10F。エアコンを止め、バルコニーに出て夕陽に照らされる小さな東京タワーを見る。夏がこんな気候なら悪くないと思うけれど、今がまだ梅雨入り前だと思うと少し憂鬱になる。 さて昨日写真機界隈を賑わせた新しいペンタックスのフィルムカメラがハーフだったというのはよく考えたなと思う。どうせスマホで見るのだからタテ写真でいいんじゃないって。カリカリの高解像度は見飽きたしハーフの画の方が一層エモいよって。フィルムは高くなったけれど72枚も撮れるよって。そういえば昔フィルムカメラについてのアンケートがペンタリコーから来てたっけか、確かボクは一眼レフじゃなく…
6月15日晴れ30℃。ゆっくり起きてカブC50の錆びだらけのキャブのオーバーホールに取りかかる。あまりに暑かったのでダラダラとやっていたら夏至に近いはずの空が暗くなってしまい土曜日があっという間に終わる。6月16日晴れ29℃。所用でメグロにカブで出掛ける。帰路はメグロ川を遡り、代官山と渋谷を抜け原宿へ。ルイスレザーを横目で見ながら、ホノラリーで小物を物色。C50は快調になったけれど40km/hでほぼ全開状態の謎。次はクラッチ。ちょっとづつ調整しながら少しづつ原因を探していく。
古びた少年雑誌の着色挿画のように滲んだ水平線が夏をいざなう。
絶景日本875 - Shovelog
絶景日本874 - Shovelog
ミジェットのクラッチが治って調子に乗ってプチ・チューニングを施す。HIFキャブのニードルをBDRに、ダッシュポットスプリングをレッドに交換してみた。BDRに替えてみたらアイドル時の燃調はかなり絞る特性だけれど、中速からの伸びが明らかに変わり4000回転まで実に軽々と回るようになった。久々に効果を体感できるチューニング、作業時間15分、ニードルとスプリングでしめて5千円也。
いつもの旧車ミーティングで一緒になったMG乗りカメラマンは珍しくニコン党だった。聞けばメインはPCレンズを使う仕事と聞いて納得。この日の彼のレンズはライカAPO MACRO ELMARIT-R 100/2.8だった。彼は強烈にこのレンズを推すけれど、中古のRレンズとはいえ結構ないいお値段がするのでホイホイとは買えない。ボクにはピンの決まらないニッコール85/1.4Dがお似合いである。
もう夏、早くも夏。
夜鴉、何を思う 朝ドラなんて観るのは10年ぶりくらいだろうか、別段、法曹界に興味があるわけでもなく、出演者の薄い繋がりから見出した「虎に翼」は気づけば全1/3話に差し掛かっている。そして当然というかいつの間にか主題歌が口ずさめるようになっていた。今度カラオケに行ってみようか、10年ぶりくらいに。
昭和日本代表、高島屋パブリカ。
絶景東京541 - Shovelog