奈良漬けをたくさん戴いた。奈良からではなく京都の方から。ボクの中では奈良漬はキングオブ漬物。これだけで茶碗一杯いけます。夏は奈良漬を乗せたごはんに緑茶をかけたお茶漬けがよい。奈良漬といえば、その昔、検問で酒気帯びで引っかかった先輩が、奈良漬を大量に食べたんですと泣きついて見逃してもらったという嘘のような昭和裏話を思い出す。
Nikon FM2 大したことはないとタカを括っていたら土砂降りとなってしまった帰路。雨雲レーダーを見てもしばらくは止みそうにになかった。またもやミジェヲでワイパー全開の夜の高速道路。全然前が見えないけれど雨の日の英国車は調子が良い。なんとか帰還してトランクいっぱいの機材と弁当を下ろした頃には傘も要らないくらいの小雨になった。
Nikon FM2 Planar50/1.4 スタグフレーションといえば真っ先に思い浮かぶのがあの英国病だった。今乗ってるミジェットは英国病でBMCから国営企業となったブリティッシュ・レイランドにおいて英国病真っ只中に製造された車だった。まさかこの車にウイルスが残っていたわけではないけれど、あの頃はまさか日本がこんなになるとは考えもしなかった。個人的にはフィルムも車の部品も買い難くなる円安は日本経済にとっても危険な状況である。
Olympus mjuII 半年ぶりの現場はさすがにカラダに堪えた。この日、上った階数40階以上、歩数2万歩以上、さらにスクワットを3時間という撮影。その日は平気だったけれども翌朝起きたら足腰がガタガタになっていた。明日はもっと酷いかもしれない。
Olympus mjuII シャッター幕の壊れたFM2は修理してもらった。トライがまだ3巻あるから撮らないわけにはいかない。廉価なFM2クラスになると修理するより買った方が安いのだろうけれど、中古品の品定めをするのすら面倒に思えて修理を頼むことにした。実用機ゆえクルマに例えれば軽バンが壊れたので買い換えるか直すか、という選択のような気がした。
Olympus mjuII 「もう本当に参ったよ、あいつはおばさんみたいな性格だからな」と、ボクに愚痴った。五十路のおじさんの性格がおばさんみたいだと言った。おばさんとおじさんの性格が何が違うのかよくわからなかったけれど、彼の言いたい事は何となく理解できた。
Nikon NewFM2 / Planar50/1.4 突然LINEで大学生のムスメから常田大希の写真が送られてきた。意味がわからず聞いてみるとボクに似てるから送ったという事だった。まあ骨格は何となく似ていなくもなく確かにこんなヒゲでこんな髪型してた頃もあった。ムスメとは時々会っているとはいえ10年離れて暮らしていたのでボクのイメージは10年前のままなのだと思った。彼の写真を見ながら鏡を見てみるとそこには似ても似つかぬおっさんが写っていた。
Nikon NewFM2 / Planar50/1.4 「何でかね、曽孫はあまり可愛く思えないんだよ。孫の方が断然可愛いかった。」と、老婆はこっそり呟いた。
Olympus mjuII 寒気が酷い。出張疲れなのか気温が3度だからなのか朝から喉と頭がかなり痛い。しかし熱はない。直前にPCR検査して陰性が出てるのでアレではないとは思うけれどどうにも我慢できずにロキソニンを飲んだ。窓の外は霙まじりの季節はずれの雪が降ってる。東京で見る雪はこれが最後ねとさみしそうに君がつぶやく、とか歌ってみた。
Olympus mjuII 連休というのを忘れていた。御殿場から横浜町田まで断続渋滞30キロ。いつもなら足柄SAで時間を潰して空いてきた頃に上るのだけれど、足柄SAに入る車で入り口が渋滞していた。仕方ないのでそのまま渋滞の流れに乗りだらだらと東名を走った。ミジェットであればもっと手前で休憩するだろうけれどこの日はエスティマハイブリッドe-Fourだったので快適だった。車内では喋る相手も居らずいつもなら絶対に見ないようなバラエティー番組を見てやり過ごした。周りの車を見ると皆テレビを観ているようだった。
Olympus mjuII
Olympus mjuII
Olympus mjuII
Olympus mjuII いよいよデジタルカメラでも買おうかと物色してみるも、撮ってて楽しそうなカメラは車が買えるような値段ばかりで諦めた。かといって仕事で使うニコンやソニーをプライベートで使う気にもなれずなかなか踏ん切りがつかない。
Olympus mjuII
Olympus mjuII
Olympus mjuII
Leica M2 Nokton35/1.4ライカM2はシャッターほぼ全速で右側が落ちる、シャッター幕の不調。
Olympus mju II
The car that really makes sence
Leica M2 Nokton35/1.4
Nikon FM2 Planar50/1.4
Makina67 久しぶりに定常光一灯とストロボ二灯を焚いてポートレートを撮った。久しぶりに丁寧に真面目に撮った。
Shibuya Hatsudai / Makina67 意見は聞くけれど言う通りにはしない。正解なんてどこにもない。子供じゃあるまいし人それぞれなんだから他人の生き方にケチを付けるのは野暮である。思うようにやってみて、それで躓いたら相談すればいい。
Shibuya Hatsudai / Makina67 書庫を整理してたらパスがいつの間にか随分溜まっていたのに気づく。ここ2年はコロナでお休みしてたけれど今年の秋は参戦予定。
Makina67 ここ2年、何度やっても慣れないZOOM打ち合わせ。それでもメールよりも電話よりも幾分マシなのか、複数人数の場合はどうしてもコレ一択となる。打ち合わせ中は超オサレなオフィスの相手の背景が気になって、それよりも超殺風景な自分の背景も気になって、会議がはじまって10分くらいはどうにも内容が頭に入ってこない。
Makina67 長いこと君臨していた銀座中村屋の解体工事。笹塚駅の南口開発が続く。コロナでお店の入れ替わりが激しいけれど生活はすべてこのごく狭い範囲で済ませられる。もはや独立区になれるくらい便利になってきた感ありあり。日曜日はジェット とスクーターのオイル交換でオイルまみれ祭り。カッチカチになっていたスクーターのプラのオイルキャップのネジ山が潰れた。階下のバイク屋にも在庫なし。こういうのこそアマゾンで翌日配送だと助かるんだけれど。
Nikon FM2 Planar50/1.4 一昨日はボスの誕生日だった。誕生日にはケーキを買う。勿論ボスのためのケーキだけれどお裾分けのケーキを食べたいというのが皆の本音だった。その日ボクはマツコに紹介されて一躍有名店になってしまった一番近所のケーキ屋さんで買っていこうと思ったけれども、夜は家族でお祝いのケーキを食べるのに昼間も仕事場でケーキを喰うというケーキ地獄も辛いだろうと思ってわざわざボスに電話をしてケーキは明日にしましょうと提言した。こうなるともはや誕生日サプライズも何もあったものではない。
初めて並べて再生してみたこっ恥ずかしさ。一昨年ボクが作ったPVはこれがベースになっているのは明白だけれど、意外に誰も気づいていない。巨匠Jarmuschオマージュとはいえ、いつのもボクの写真が動いてるだけの映像。
Tonyacho / Nikon FM2 Planar50/ 無事に、いや全然無事じゃなかったけれど、何とか車検が終わった。今まで十数年ユーザーで受けてたけれど、さすがにこの車は本職に任せることにした。しかしながら思わぬところで引っかかってやり直しになったりと面倒な事になってしまった。引っかかった部分は排ガス関係で、何ということかディーラー車というのが足枷になった。排ガスは十分クリアできている数値なのに。この部分は1972年製以前の車両か並行車だったらすんなりイケたはずだった。ヨンパチから始まる排ガス規制はこの年代の車にとって実に厄介である。
Nikon FM2 Planar50/1.4
NIkon FM2 Planar50/1.4
Makina67
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奈良漬けをたくさん戴いた。奈良からではなく京都の方から。ボクの中では奈良漬はキングオブ漬物。これだけで茶碗一杯いけます。夏は奈良漬を乗せたごはんに緑茶をかけたお茶漬けがよい。奈良漬といえば、その昔、検問で酒気帯びで引っかかった先輩が、奈良漬を大量に食べたんですと泣きついて見逃してもらったという嘘のような昭和裏話を思い出す。
絶景東京768 - Shovelog
1969年新宿歌舞伎町、ジャズ喫茶「ビレッジバンガード」。ここでは「略称・連続射殺魔」の永山則夫が遅番、北野たけしが早番で働いていた。この映画を作った足立正生ほか若松プロのメンバーも出入りしていたという因縁の場所。現在はホテルになっていた。
筑波のモツ煮が忘れられず自分でモツ煮(ドテ煮)を作ってみた。本来は相当煮込むらしいけれど圧力鍋を駆使して割と短時間で柔らかく煮込むことができた。味は赤味噌で愛知県仕様である。あまりにうまく出来て大量に作ってしまい3日間ドテ煮祭り。若い頃はこんなくせえモン食えるかと嫌いだった事を考えると随分トシを食ったんだなあと思う。
週末、世田美で最終日の横尾忠則展を見る。横尾忠則といえばボクにとってはY字路の人である。ボクの写真も彼のY字路の思想から影響されているので道路の写真が多い。一枚の中にどれだけ色んな世界をおさめられるか、という事を考えると町の景色ほど面白いモノはない、特にY字路はそう思うのである。
気温34℃の午後14時。暑さに弱いカニ目を横浜から回送。首都高3号線の渋滞で水温計が100℃を示す中、ニードルとジェットを新品に取り替えたカニ目は実に安定してアイドリングをしていた。完璧なキャブ調整である。エンジンオイルもミジェットで酷暑を何度も乗り切った実績のあるオイルを入れてあるので油圧低下も酷くない。安いオイルだとこの過酷な状況下で粘り切れない。ヒロコーかアマリーの二択。このオイルなら夏でもオイルクーラーも必要ない。しかし東名高速の長い上り坂では走っていてもぐんぐん水温が上がっていくのは小排気量車の辛いところか。高速を走りながら電ファンのスイッチを入れる頓珍漢な事は避けたい。今年の夏は長…
絶景日本1021 - Shovelog
絶景車景34 - Shovelog
久しぶりに映画を観る。配信されたばかりのリーアム・ニーソンの「プロフェッショナル」。リーアムといえば96時間だけれど、本作はアクションメインではなくてもっと重たいもので、まさに北アイルランドの曇天のようなどんよりした映画だった。ボクもよく理解できていない複雑な事情を抱えた北アイルランドのお国模様。背景は1974年ということで、古い英国車がたくさん出てくるのがボクにとっては見所のひとつでもあった。主人公のトライアンフ・スタッグサルーン、相棒のフォード・カプリ、爆破されるローバーP6、アイルランド共和軍のローバーP5、町を横切るモーリス・マイナーや駐車してるウーズレーホーネットやミニなど。これらの…
絶景日本1020 - Shovelog
絶景東京763 - Shovelog
絶景新橋762 - Shovelog
筑波サーキットの食堂は人気がある。というか、とにかく近隣に食堂がないからレース開催日は相当ごった返してお昼時には長蛇の列となる。薄暗くてだだっ広く飾り気など一切無い室内に昔ながらのパイプ椅子とテーブルという空間は幼き頃の遊園地の食堂みたいで昭和レトロ感満点である。ボクはここのモツ煮定食がお気に入り。愛知県のモツ煮(ドテ煮)は赤味噌に少しだけ甘みを加えた濃厚な味付けだけど、ここのモツ煮は白味噌であっさりのシンプルな味付け。これが意外にツボでハマっている。ただしひとつ残念なのは、定食ゆえにモツ煮と同じ味の味噌汁がセットになっているのが微妙。味噌ラーメン定食に味噌汁が付いてくるようなものである。今度…
昨年は何度か車内で熱中症になりかけた。エアコンなしの車で4夏を過ごしてみてそろそろ泣きが入った。軽四でも買おうかとかねてから気になっていた車を調べて見る。しかし何故かその現車をほとんど見たことがない。発売から十年経っているのにまったく走っていない。そんなことないだろレア車じゃあるまいし、と思うかもしれないけれどマジで居ない。というか都内は軽四がほとんど走っていないのである。走ってたとしても貨物車か他県ナンバー車のみ。びっくりするくらい居ないのである。周りの月極駐車場を見渡してみてもどこにもケイは停まっていない。近くのディーラーにも展示車でケイは置いてないくらい徹底的決定的に需要がないのである。…
絶景新橋759 - Shovelog
取引会社の担当者が変わりましたとの連絡が来た。このあいだ元気にご挨拶してもらった新卒入社の子はふた月もたずに辞めてしまったらしい。近頃ニュースでよく目にする事態が身近にも。ったく最近の若いもんはとつい愚痴りたくなってしまう。もっと真剣に就活しなきゃダメだ。もっと真剣に企業研究しなきゃダメだ。もっと自己分析しなきゃダメだ。もっとOBOGや周りの大人の声を聞かなきゃダメだ。何より大枚はたいて大学に行かせた親の苦労も考えましょう、と、小一時間くらい説教してあげたい。
ああやっぱり、、、押したタイムカードは始業時間を4分過ぎてしまっていた。こういう日に限って朝一にボスからの電話がある。「またか。なんで始業時間に電話に出ないんだ?」こういう日は1日ブルーだ。いつもそうだ。私のタイムカードだけ、毎日のように始業時間を過ぎてしまっている。明日こそはと思っても、どうやってもあと3分、4分が間に合わない。あと5分早く起きればいいのかといえば違う。決して寝坊しているわけでもなく2時間前には起きているのだ。何を着ていくのか迷っているわけでもない。お洒落な方だけど、そんなに洋服選びに時間はかけていないつもりだ。お昼ご飯も買わずに寄り道無しでまっすぐ会社に向かっているのに。何…
空気が重たい梅雨空の日の夜は首都高の音がいつもより響いて聞こえる。その唸り声は少し怖いくらいに感じる午前2時。そろそろ寝ようか。
我が家からすぐの歩道橋。なぜか夜になると歩道橋の上にゲ▢があちこちにばらまかれている謎。先日、大学生のムスコと学生気分で焼き肉をオーバードーズした帰りしな、歩道橋を勢いよく登った途端に具合が悪くなってしまった。ああトシだなあと感じるとともになるほどこういう事かと妙に納得。歩道橋は繁華街が近く、近隣にはお酒を出すお店が沢山ある。アルコールをオーバードーズしてしまった人は歩道橋を登った苦しさでゲ▢してしまうのであろう。歩道橋を登ることがある年齢から重運動の部類になるようである。若い頃にはまったくわからなかった世界の謎が年齢を重ねてわかるようになってくる。
久しぶりにイコールでフレンチクルーラーを買う。相当な人気店なので平日の朝10時半でボクの前に14人も並んでいた。時間帯もあってかさすがにおじさんはボクだけで、西原・上原マダムに囲まれて肩身狭く並んでみる。あの事件を知っているボクらはよくここまで人気店に作り上げたなーと関心しつつ、あまりに長い行列にさすがに止めようかと思ったけれどそれでも20分ほど並んでフレンチクルーラーをゲットした。ミスドくらいしかフレンチクルーラーを食べたことが無いおじさんがエラそうに語るのも憚られるけれど、ここのフレンチクルーラーは日本一うまいと思う。このフレンチクルーラーとナタ・デ・クリスチアノのエッグタルトはこの世の終…
今年の夏は暑くなるらしい。クーラーのない古い英国車一台だけで過ごすボクは夏前にクルマの熱対策で週末が一日潰れる。昨年は夏の間は熱対策で完全に撤去していたヒーターだけれど、今年は電動ファンを新しくしたので積みっぱなしにすることにした。その代わりヒーターは水路を絶ちメクラ蓋をした。外したヒーターホースはインマニからエンジン本体へ一本で繋いで実にシンプルな水路となった。立ち上がりのバイパスT字管もメクラ栓をすればヒーターバルブは不要となり撤去できる。秋になったらまた戻せばよい。 摘出したお漏らしをしていたヒーターバルブ。心配していた管本体には酷い腐食はなかった。バルブはヒーター復帰までの間にゆっくり…
深夜前、買い物を済ませたスーパーの前でハザードを灯いて路駐していた車はなぜかボンネットが開けられていた。その車を確認した途端、嗅いだことのある匂いが強烈に漂ってきた。沸騰したクーラントが蒸発する匂いだった。決してたまらなく臭いわけではないけれど、オーバーヒート気味の時にしか嗅がない臭気なので嫌な思い出しか浮かんで来ない、ボクにとっては悲しい匂いである。その匂いはスーパーの入り口まで立ちこめており、その噴出量たるや相当なものだったに違いない。夜半とはいえまだ多くの買い物客が出入りするそこで、ボクと同じように感じた人はひょっとしたら居るかも知れないけれど、普通に生活していればクーラントが蒸発する匂…
絶景日本886 - Shovelog
職場の同僚がコロナウイルスに罹った。一方、ボスはカブウイルスに罹った。駐車場は新聞屋のようになっている。
絶景日本884 - Shovelog
ネット検索に長けていて、それらをさも自分の考えや記憶だったかのようにうまく立ち回る。時には曖昧な記憶をいいことに嘘を付いてみる。その虚像はだんだん膨れあがるが、人間とはいい加減なものでそれが正しい記憶として刷り込まれていく。そしてその人は出来上がった虚像をベースにさらに肉付けを繰り返し空っぽのハリボテとなっていく。
48億円と云われる事業を確かめに都庁までカブで出掛けた。10分もかからない距離だけれど初見。広場に寝っ転がるとビル風が吹き抜けて今の季節は大変気持ちいい。この気持ちよさだけなら4800円の価値はあるかもしれない。しかし果たして100万人がそう感じ取れるだろうか。
決して褒められるものではないし限りなく黒に近いグレーだけれど、選挙ポスターを広告代わりに使うという"発想"だけはなるほどと思ってしまった。まあこれは悪い例だけれど、ボクの仕事フィールドではこういう"発想"を狙っていたりもする。 兎角年寄りになると物事に寛容でなくなる傾向がある。さらにじゃないものに拒絶反応を示す。こんなの写真じゃない、こんなの音楽じゃない、こんなの映画じゃない、こんなの広告じゃない、こんなのありえない、みたいな。趣味嗜好の世界ではさらにその傾向が強くなり嫌悪感をむき出しにする。その気持ちはわからないでもないけれど、もっと脳みそを柔らかくして生きていきたい。新しいモノにフタをして…
夏至で梅雨入り、か。
先月の終わりに約30年ぶりくらいに熱川を訪れた。当然温泉街も撮り歩いたのだけれど現像を上げてみれば「撮らされた写真」が多くてがっかりする。撮らされたというのは "ここフォトジェニックだね、撮りたくなるよね" という風景であり、"これじゃあ観光客のインスタの写真と変わんない"という写真になってしまっていた。古い町並みやそのような場所に行くとどうしてもノスタルジーに振れて妙な美意識が働いてしまう。別にそれでもいいんだろうけれど、撮りたかったものとは何かが違うのは自分でも解っている。わかっているけれど、それが見つけられなくてもう十何年も探している。そんな事を考えていると決まって「まだまだ修行が足りな…
昼間は真夏の暑さだけれど夕方は気持ちの良い風が入って来た10F。エアコンを止め、バルコニーに出て夕陽に照らされる小さな東京タワーを見る。夏がこんな気候なら悪くないと思うけれど、今がまだ梅雨入り前だと思うと少し憂鬱になる。 さて昨日写真機界隈を賑わせた新しいペンタックスのフィルムカメラがハーフだったというのはよく考えたなと思う。どうせスマホで見るのだからタテ写真でいいんじゃないって。カリカリの高解像度は見飽きたしハーフの画の方が一層エモいよって。フィルムは高くなったけれど72枚も撮れるよって。そういえば昔フィルムカメラについてのアンケートがペンタリコーから来てたっけか、確かボクは一眼レフじゃなく…
6月15日晴れ30℃。ゆっくり起きてカブC50の錆びだらけのキャブのオーバーホールに取りかかる。あまりに暑かったのでダラダラとやっていたら夏至に近いはずの空が暗くなってしまい土曜日があっという間に終わる。6月16日晴れ29℃。所用でメグロにカブで出掛ける。帰路はメグロ川を遡り、代官山と渋谷を抜け原宿へ。ルイスレザーを横目で見ながら、ホノラリーで小物を物色。C50は快調になったけれど40km/hでほぼ全開状態の謎。次はクラッチ。ちょっとづつ調整しながら少しづつ原因を探していく。
古びた少年雑誌の着色挿画のように滲んだ水平線が夏をいざなう。
絶景日本875 - Shovelog
絶景日本874 - Shovelog
ミジェットのクラッチが治って調子に乗ってプチ・チューニングを施す。HIFキャブのニードルをBDRに、ダッシュポットスプリングをレッドに交換してみた。BDRに替えてみたらアイドル時の燃調はかなり絞る特性だけれど、中速からの伸びが明らかに変わり4000回転まで実に軽々と回るようになった。久々に効果を体感できるチューニング、作業時間15分、ニードルとスプリングでしめて5千円也。
いつもの旧車ミーティングで一緒になったMG乗りカメラマンは珍しくニコン党だった。聞けばメインはPCレンズを使う仕事と聞いて納得。この日の彼のレンズはライカAPO MACRO ELMARIT-R 100/2.8だった。彼は強烈にこのレンズを推すけれど、中古のRレンズとはいえ結構ないいお値段がするのでホイホイとは買えない。ボクにはピンの決まらないニッコール85/1.4Dがお似合いである。
もう夏、早くも夏。
夜鴉、何を思う 朝ドラなんて観るのは10年ぶりくらいだろうか、別段、法曹界に興味があるわけでもなく、出演者の薄い繋がりから見出した「虎に翼」は気づけば全1/3話に差し掛かっている。そして当然というかいつの間にか主題歌が口ずさめるようになっていた。今度カラオケに行ってみようか、10年ぶりくらいに。
昭和日本代表、高島屋パブリカ。