土曜日、東京34℃。真夏の熱風よりは少しマシだけど1時間も乗ってるとさすがに暑い。カブならではのホンダの日陰休憩、フリードリンクで水分補給、荒川手前。
Nion FM2 Planar50/1.4
Nikon FM2 Planar50/1.4気がつけばニコンFM2のシャッター幕がへニャけてた。やばいねえ。絶大なる信頼を置いていたのに。これ直るんかいな。シャッター幕ってもう入手不可だったような気がする。ライカもシャッターがダメだしマキナは調子悪いし、ウチでまともなカメラはローライフレックスだけかいな。スクエアフォーマットはもう使わんけど。暖かくなってきたのにカメラが無いという非常事態。あれやこれやと修理、やれやれ弱りました。
Nikon FM2 Planar50/1.4
Nikon FM2 Planar50/1.4
Nikon FM2 Planar50/1.4 風は冷たいけど日差しは春を感じる。
Toyohashi / Nikon FM2 Planar50/1.4 スカパラのニューシングルのジャケットがミジェットだった。ラウンドアーチになる前のMK-4でわずか2年だけ作られたモデルなんだけれど実は結構売れてMK2より多く台数が出回ったモデル。昔から車を使ったジャケットはそれは数多く出回っていてカージャケというムック本も出ているほどであり、聴かなくても見ているだけで楽しい。そういえばこの書籍にも少しだけ携わったりした。
Toyohashi / Nikon FM2 Planar50/1.4 何年か前のプリントを見返すと焼きが薄くて物足りないと感じた。印画紙自体が黒が出なくなっているのは承知の上だけれどそれにしても黒が足りないと感じた。以前、金村さんや小松さんには「モノクロは自分が気持いいと思う黒さが基準」とよく言われた。当時はこれが気持ちよかったのかそれとも真っ黒にするプリントへのアンチだったのかよく覚えてないけれど、未だ時々黒の境界線を彷徨う時がある。
Mutsure / Nikon FM2 Rallye Monte Carlo Historiqueを延々見続ける夜。
Fujigawa / Nikon FM2 Planar50/1.4 現実とは脳が解釈している単なる電気信号である。
Toyohashi / Nikon FM2 Planar50/1.4 人は自分が無事である事を確認するため、まだ生きていると安心するためにニュースを見るのである。本当の大ニュースは世界の終わりを告げる最後のニュースである。しかしそれは聞くことができないであろう。(安部公房)
Tahara / Nikon FM2 Planar50/1.4 朝からポジのスキャニングをやっていた。それは40年前のポジだった。スタジオで撮られたものなんだけれどギリギリのライティングでわざと影が出るように撮ってあった。ポジは色が転ばないから楽んなだけれど今回はかなり巨大に伸ばす予定なのでキッチリ取り込むもブローニーの平坦性が出なくて何度もやり直しになった。所詮フラットヘッドだと限界があった。キャリアを変えてデジタイザーも使ってみたけれどダメだった。このコマはひょっとしてピンが出ていないのかなとも思ったけれども、よく考えてみればカリカリのデジタル写真に目が慣れすぎていてるのかもしれないと思っ…
Urehara Shibuya / Nikon FM2 Planar50/1.4
Hatsudai / Nikon FM2 Planar50/1.4 毎日の景色。
Toyohashi / Nikon FM2 Planar50/1.4 愚息が大学を辞めると言ってきた。なぜあと一年が我慢できないのか、そんなに急ぐ人生なのかと、これは散々話し合った。コロナ禍で学生同士のコミュニケーションが希薄になってインターン先で妙な入れ知恵をされたのも承知している。こういう時の若者は親の意見など聞く耳を持たないのである。自分がそうだったように。10年後に後悔するのはわかっているけれど、それも彼の人生であろう。
Toyohashi "Hiken" / Nikon FM2 Planar50/1.4 日曜日。昨年からのまる4ヶ月分、溜めに貯めたベタ焼きを一気に焼いた。せっかちな私は写真工程の中でネガ現とベタ焼きの作業が苦手で嫌いある。ネガはあらかじめデジタル取り込みもやっているので出来上がったベタを見る楽しみもない。しかしネガの整理のためにもベタを取らなければいけなかった。夕食後に始めた作業は40枚を超えたところで印画紙がなくなった。10ロール分ほど残して片付けを始めた。暗室のカーテンを開けると雨は雪に変わっていた。 早起きして午前中は若洲臨海公園へ定例会。雨が落ちてくると蜘蛛の子を散らすように解散。
Hatsudai / Nikon FM2 Planar50/1.4 暗室に入ろうとしたら定着液がなくなっているのに気が付いた。以前は毎週2日間くらいは暗室に篭っていたので薬液を切らすことなどなかったけれど、今や鎮座した引き伸ばし機とイーゼルはすっかり埃を被っていた。通販で取り寄せようかとも思ったけれど翌日配達で頼むには時間が遅かった。来週にしようかと諦めかけたけれど翌週末は仕事が入っているし今日しかないと京王新線に乗りヨドバシに買いにいった。行けば定着液が店頭にあるというのはまだ助かる。フィルムがそうだったように観光地のお土産売り場にずらっと並んでいた頃が懐かしいと思った。
Yokohama / Nikon FM2 Planar50/1.4 ただただ運転している横顔を見ているだけという映像。同じコンセプトの映像は何本か作っていたけれど、ちょっとやられた感。ドライブ・マイ・カー。 曲を作った方には申し訳ないけれど音楽は無い方がいい。ドライブノイズだけでいい。
Honmachi / Nikon FM2 Planar50/1.4
Hatagaya / Nikon FM2 Planar50/1.4 先週放送された西野壮平の情熱大陸を見て驚いた。とっくにデジタルに移行しているかと思ったらHCLの封筒に入った膨大なネガを捌いてる。そりゃクライアントから提示された予算も足りないのもわかる。それをまた取り込んでのデジタル出力。一連の西野壮平の作業はドキュメンタリーの動画編集に似ている。写真を貼り付ける前の大きなキャンバスに向かった時に発した"ドキドキしてきた"という言葉は、まとまった動画素材をタイムラインに落とし込む時のボクが感じるドキドキと同じである。彼もドキドキはするけれど楽しみで仕方ないといった心境だと思う。この、今まで撮…
yokohama / Olympus mjuII 極めて人数の少ない社内で3人もが陽性となり、もうダメだと覚悟を決めていたけれど、自分の検査結果はなんと陰性であった。諦めて10日間ゆっくり本でも読んで過ごそうと休暇を決め込んでいたのに、ラッキー?なことに仕事をするハメとなった。ちなみにこの3人はほとんど無症状らしい。
Olympus mjuII youtu.beボクは横田大輔がなぜ好きなのか。現実世界をリファレンスしない写真だからなのだろうか。現代アーティストは常に先を求めなければいけない。これを追求する本人の欲望は勿論なんだけれど、根本はアートマーケットにあるのではないだろうか。マーケットはブルジョア達が競って新しいものを探している。結局芸術家はブルジョアの掌の上で喘いでいるだけなのだろうか。
Olympus mjuIIなぜか代々木PAで遅い朝飯。
Honmachi Shibuya / Olympus mjuII
Ichinomiya / Rolleiflex3.5E2 2021 祝一周年。https://www.instagram.com/ajatedogs/ Ichinomiya / Rolleiflex3.5E2 2021
Olympus mjuII
Hatsudai Shibuya / Olympus mjuII youtu.be
Uehara Shibuya / Olympus mjuII
Hatsudai Shibuya / Olympus mjuII
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土曜日、東京34℃。真夏の熱風よりは少しマシだけど1時間も乗ってるとさすがに暑い。カブならではのホンダの日陰休憩、フリードリンクで水分補給、荒川手前。
奈良漬けをたくさん戴いた。奈良からではなく京都の方から。ボクの中では奈良漬はキングオブ漬物。これだけで茶碗一杯いけます。夏は奈良漬を乗せたごはんに緑茶をかけたお茶漬けがよい。奈良漬といえば、その昔、検問で酒気帯びで引っかかった先輩が、奈良漬を大量に食べたんですと泣きついて見逃してもらったという嘘のような昭和裏話を思い出す。
絶景東京768 - Shovelog
1969年新宿歌舞伎町、ジャズ喫茶「ビレッジバンガード」。ここでは「略称・連続射殺魔」の永山則夫が遅番、北野たけしが早番で働いていた。この映画を作った足立正生ほか若松プロのメンバーも出入りしていたという因縁の場所。現在はホテルになっていた。
筑波のモツ煮が忘れられず自分でモツ煮(ドテ煮)を作ってみた。本来は相当煮込むらしいけれど圧力鍋を駆使して割と短時間で柔らかく煮込むことができた。味は赤味噌で愛知県仕様である。あまりにうまく出来て大量に作ってしまい3日間ドテ煮祭り。若い頃はこんなくせえモン食えるかと嫌いだった事を考えると随分トシを食ったんだなあと思う。
週末、世田美で最終日の横尾忠則展を見る。横尾忠則といえばボクにとってはY字路の人である。ボクの写真も彼のY字路の思想から影響されているので道路の写真が多い。一枚の中にどれだけ色んな世界をおさめられるか、という事を考えると町の景色ほど面白いモノはない、特にY字路はそう思うのである。
気温34℃の午後14時。暑さに弱いカニ目を横浜から回送。首都高3号線の渋滞で水温計が100℃を示す中、ニードルとジェットを新品に取り替えたカニ目は実に安定してアイドリングをしていた。完璧なキャブ調整である。エンジンオイルもミジェットで酷暑を何度も乗り切った実績のあるオイルを入れてあるので油圧低下も酷くない。安いオイルだとこの過酷な状況下で粘り切れない。ヒロコーかアマリーの二択。このオイルなら夏でもオイルクーラーも必要ない。しかし東名高速の長い上り坂では走っていてもぐんぐん水温が上がっていくのは小排気量車の辛いところか。高速を走りながら電ファンのスイッチを入れる頓珍漢な事は避けたい。今年の夏は長…
絶景日本1021 - Shovelog
絶景車景34 - Shovelog
久しぶりに映画を観る。配信されたばかりのリーアム・ニーソンの「プロフェッショナル」。リーアムといえば96時間だけれど、本作はアクションメインではなくてもっと重たいもので、まさに北アイルランドの曇天のようなどんよりした映画だった。ボクもよく理解できていない複雑な事情を抱えた北アイルランドのお国模様。背景は1974年ということで、古い英国車がたくさん出てくるのがボクにとっては見所のひとつでもあった。主人公のトライアンフ・スタッグサルーン、相棒のフォード・カプリ、爆破されるローバーP6、アイルランド共和軍のローバーP5、町を横切るモーリス・マイナーや駐車してるウーズレーホーネットやミニなど。これらの…
絶景日本1020 - Shovelog
絶景東京763 - Shovelog
絶景新橋762 - Shovelog
筑波サーキットの食堂は人気がある。というか、とにかく近隣に食堂がないからレース開催日は相当ごった返してお昼時には長蛇の列となる。薄暗くてだだっ広く飾り気など一切無い室内に昔ながらのパイプ椅子とテーブルという空間は幼き頃の遊園地の食堂みたいで昭和レトロ感満点である。ボクはここのモツ煮定食がお気に入り。愛知県のモツ煮(ドテ煮)は赤味噌に少しだけ甘みを加えた濃厚な味付けだけど、ここのモツ煮は白味噌であっさりのシンプルな味付け。これが意外にツボでハマっている。ただしひとつ残念なのは、定食ゆえにモツ煮と同じ味の味噌汁がセットになっているのが微妙。味噌ラーメン定食に味噌汁が付いてくるようなものである。今度…
昨年は何度か車内で熱中症になりかけた。エアコンなしの車で4夏を過ごしてみてそろそろ泣きが入った。軽四でも買おうかとかねてから気になっていた車を調べて見る。しかし何故かその現車をほとんど見たことがない。発売から十年経っているのにまったく走っていない。そんなことないだろレア車じゃあるまいし、と思うかもしれないけれどマジで居ない。というか都内は軽四がほとんど走っていないのである。走ってたとしても貨物車か他県ナンバー車のみ。びっくりするくらい居ないのである。周りの月極駐車場を見渡してみてもどこにもケイは停まっていない。近くのディーラーにも展示車でケイは置いてないくらい徹底的決定的に需要がないのである。…
絶景新橋759 - Shovelog
取引会社の担当者が変わりましたとの連絡が来た。このあいだ元気にご挨拶してもらった新卒入社の子はふた月もたずに辞めてしまったらしい。近頃ニュースでよく目にする事態が身近にも。ったく最近の若いもんはとつい愚痴りたくなってしまう。もっと真剣に就活しなきゃダメだ。もっと真剣に企業研究しなきゃダメだ。もっと自己分析しなきゃダメだ。もっとOBOGや周りの大人の声を聞かなきゃダメだ。何より大枚はたいて大学に行かせた親の苦労も考えましょう、と、小一時間くらい説教してあげたい。
ああやっぱり、、、押したタイムカードは始業時間を4分過ぎてしまっていた。こういう日に限って朝一にボスからの電話がある。「またか。なんで始業時間に電話に出ないんだ?」こういう日は1日ブルーだ。いつもそうだ。私のタイムカードだけ、毎日のように始業時間を過ぎてしまっている。明日こそはと思っても、どうやってもあと3分、4分が間に合わない。あと5分早く起きればいいのかといえば違う。決して寝坊しているわけでもなく2時間前には起きているのだ。何を着ていくのか迷っているわけでもない。お洒落な方だけど、そんなに洋服選びに時間はかけていないつもりだ。お昼ご飯も買わずに寄り道無しでまっすぐ会社に向かっているのに。何…
空気が重たい梅雨空の日の夜は首都高の音がいつもより響いて聞こえる。その唸り声は少し怖いくらいに感じる午前2時。そろそろ寝ようか。
我が家からすぐの歩道橋。なぜか夜になると歩道橋の上にゲ▢があちこちにばらまかれている謎。先日、大学生のムスコと学生気分で焼き肉をオーバードーズした帰りしな、歩道橋を勢いよく登った途端に具合が悪くなってしまった。ああトシだなあと感じるとともになるほどこういう事かと妙に納得。歩道橋は繁華街が近く、近隣にはお酒を出すお店が沢山ある。アルコールをオーバードーズしてしまった人は歩道橋を登った苦しさでゲ▢してしまうのであろう。歩道橋を登ることがある年齢から重運動の部類になるようである。若い頃にはまったくわからなかった世界の謎が年齢を重ねてわかるようになってくる。
今年の夏は暑くなるらしい。クーラーのない古い英国車一台だけで過ごすボクは夏前にクルマの熱対策で週末が一日潰れる。昨年は夏の間は熱対策で完全に撤去していたヒーターだけれど、今年は電動ファンを新しくしたので積みっぱなしにすることにした。その代わりヒーターは水路を絶ちメクラ蓋をした。外したヒーターホースはインマニからエンジン本体へ一本で繋いで実にシンプルな水路となった。立ち上がりのバイパスT字管もメクラ栓をすればヒーターバルブは不要となり撤去できる。秋になったらまた戻せばよい。 摘出したお漏らしをしていたヒーターバルブ。心配していた管本体には酷い腐食はなかった。バルブはヒーター復帰までの間にゆっくり…
深夜前、買い物を済ませたスーパーの前でハザードを灯いて路駐していた車はなぜかボンネットが開けられていた。その車を確認した途端、嗅いだことのある匂いが強烈に漂ってきた。沸騰したクーラントが蒸発する匂いだった。決してたまらなく臭いわけではないけれど、オーバーヒート気味の時にしか嗅がない臭気なので嫌な思い出しか浮かんで来ない、ボクにとっては悲しい匂いである。その匂いはスーパーの入り口まで立ちこめており、その噴出量たるや相当なものだったに違いない。夜半とはいえまだ多くの買い物客が出入りするそこで、ボクと同じように感じた人はひょっとしたら居るかも知れないけれど、普通に生活していればクーラントが蒸発する匂…
絶景日本886 - Shovelog
職場の同僚がコロナウイルスに罹った。一方、ボスはカブウイルスに罹った。駐車場は新聞屋のようになっている。
絶景日本884 - Shovelog
ネット検索に長けていて、それらをさも自分の考えや記憶だったかのようにうまく立ち回る。時には曖昧な記憶をいいことに嘘を付いてみる。その虚像はだんだん膨れあがるが、人間とはいい加減なものでそれが正しい記憶として刷り込まれていく。そしてその人は出来上がった虚像をベースにさらに肉付けを繰り返し空っぽのハリボテとなっていく。
48億円と云われる事業を確かめに都庁までカブで出掛けた。10分もかからない距離だけれど初見。広場に寝っ転がるとビル風が吹き抜けて今の季節は大変気持ちいい。この気持ちよさだけなら4800円の価値はあるかもしれない。しかし果たして100万人がそう感じ取れるだろうか。
決して褒められるものではないし限りなく黒に近いグレーだけれど、選挙ポスターを広告代わりに使うという"発想"だけはなるほどと思ってしまった。まあこれは悪い例だけれど、ボクの仕事フィールドではこういう"発想"を狙っていたりもする。 兎角年寄りになると物事に寛容でなくなる傾向がある。さらにじゃないものに拒絶反応を示す。こんなの写真じゃない、こんなの音楽じゃない、こんなの映画じゃない、こんなの広告じゃない、こんなのありえない、みたいな。趣味嗜好の世界ではさらにその傾向が強くなり嫌悪感をむき出しにする。その気持ちはわからないでもないけれど、もっと脳みそを柔らかくして生きていきたい。新しいモノにフタをして…
夏至で梅雨入り、か。
先月の終わりに約30年ぶりくらいに熱川を訪れた。当然温泉街も撮り歩いたのだけれど現像を上げてみれば「撮らされた写真」が多くてがっかりする。撮らされたというのは "ここフォトジェニックだね、撮りたくなるよね" という風景であり、"これじゃあ観光客のインスタの写真と変わんない"という写真になってしまっていた。古い町並みやそのような場所に行くとどうしてもノスタルジーに振れて妙な美意識が働いてしまう。別にそれでもいいんだろうけれど、撮りたかったものとは何かが違うのは自分でも解っている。わかっているけれど、それが見つけられなくてもう十何年も探している。そんな事を考えていると決まって「まだまだ修行が足りな…
昼間は真夏の暑さだけれど夕方は気持ちの良い風が入って来た10F。エアコンを止め、バルコニーに出て夕陽に照らされる小さな東京タワーを見る。夏がこんな気候なら悪くないと思うけれど、今がまだ梅雨入り前だと思うと少し憂鬱になる。 さて昨日写真機界隈を賑わせた新しいペンタックスのフィルムカメラがハーフだったというのはよく考えたなと思う。どうせスマホで見るのだからタテ写真でいいんじゃないって。カリカリの高解像度は見飽きたしハーフの画の方が一層エモいよって。フィルムは高くなったけれど72枚も撮れるよって。そういえば昔フィルムカメラについてのアンケートがペンタリコーから来てたっけか、確かボクは一眼レフじゃなく…
6月15日晴れ30℃。ゆっくり起きてカブC50の錆びだらけのキャブのオーバーホールに取りかかる。あまりに暑かったのでダラダラとやっていたら夏至に近いはずの空が暗くなってしまい土曜日があっという間に終わる。6月16日晴れ29℃。所用でメグロにカブで出掛ける。帰路はメグロ川を遡り、代官山と渋谷を抜け原宿へ。ルイスレザーを横目で見ながら、ホノラリーで小物を物色。C50は快調になったけれど40km/hでほぼ全開状態の謎。次はクラッチ。ちょっとづつ調整しながら少しづつ原因を探していく。
古びた少年雑誌の着色挿画のように滲んだ水平線が夏をいざなう。
絶景日本875 - Shovelog
絶景日本874 - Shovelog
ミジェットのクラッチが治って調子に乗ってプチ・チューニングを施す。HIFキャブのニードルをBDRに、ダッシュポットスプリングをレッドに交換してみた。BDRに替えてみたらアイドル時の燃調はかなり絞る特性だけれど、中速からの伸びが明らかに変わり4000回転まで実に軽々と回るようになった。久々に効果を体感できるチューニング、作業時間15分、ニードルとスプリングでしめて5千円也。
いつもの旧車ミーティングで一緒になったMG乗りカメラマンは珍しくニコン党だった。聞けばメインはPCレンズを使う仕事と聞いて納得。この日の彼のレンズはライカAPO MACRO ELMARIT-R 100/2.8だった。彼は強烈にこのレンズを推すけれど、中古のRレンズとはいえ結構ないいお値段がするのでホイホイとは買えない。ボクにはピンの決まらないニッコール85/1.4Dがお似合いである。
もう夏、早くも夏。
夜鴉、何を思う 朝ドラなんて観るのは10年ぶりくらいだろうか、別段、法曹界に興味があるわけでもなく、出演者の薄い繋がりから見出した「虎に翼」は気づけば全1/3話に差し掛かっている。そして当然というかいつの間にか主題歌が口ずさめるようになっていた。今度カラオケに行ってみようか、10年ぶりくらいに。
昭和日本代表、高島屋パブリカ。