絶景新橋774 - Shovelog
Hatagaya Shibuya / Tokyo どうやらミジェットは雨車のようだ。先々週の出掛けも台風の中だったし、明日も台風の大雨だ。雨だからってキャンセルできる仕事でもないし車はこれ1台しかないので仕方なく出かけるのだが、錆びかけたたボディには大変よろしくない。オープンカーにはあり得ない雨の呪いがかかっているようだと呟きながら鉛色になってきた空を睨む。
Tomigaya Shibuya / Makina67 毎年この時期になるとクシャミと鼻水が止まんねえ。春はまったく大丈夫なのに何だろうと思ったらどうやらブタクサが原因のようだ。セイタカアワダチソウとブタクサの区別がよくわかんないけれど、日本中の生息地をD10ブルドーザで一気に剥がしてやりたくなるくらい鼻がムズムズして苛々している。
Kohoku Yokohama / Nikon FM2 同じマンションに住むSさんの仕事は個人タクシーだ。夜の街を主たる稼ぎ場としているのでコロナ禍ですっかり仕事が減ったと云うけれども、そんなにガツガツ稼ぐ必要は無さそうな団塊の世代である。彼は最近前輪がダブルになっているスクーターを買った。この前輪ダブルの二輪車、パッと見たときは乗りにくそうだなと思っていたけれど、彼が言うには相当快適なツーリングバイクらしい。本当ははクロスカブが欲しかったらしいけれどあのギアチェンジに不安があってATバイクにしたという。ボクもモンキーに乗ってた事があるけれどあのロータリー式シフトはどうも馴染めなかったのを思い…
Kohoku Yokohama / Nikon FM2 ゴムのスロットルからやっと正規のスプリングに交換。ついでにオイル交換。トラブルもあったけれど、まあよく700キロを走りきったと労いながら。横を走る4号線は激しい渋滞の黄昏時。
Kohoku Yokohama / Nikon 46年前、風邪をこじらせたアキラの死に様はなんだか2021年的でもある。僕らの憧れでもあった代々木のペントハウスは昨年解体され、アキラは漢字で亨であることを最近知った。
Sasazuka SHibuya / Nikon FM2 超人気番組からのオファー電話に心拍数が一気に上るが、あー、●月●日ですね、ちょっと本人のスケジュール確認してみますね、と平静を装って焦らしプレイで大物ぶってみる。ハッタリの必要な厄介な仕事でもある。
Honmachi Shibuya / Makina67 東京は30℃を超える厳しい残暑になった。マキナの1ロール撮るだけでTシャツはぐっしょりである。ついでにミジェットのスロットルスプリングを買いにBRGさんに行こうと思ったけれど、あまりの暑さにやられて断念、エアコン全開の仕事場に逃げ込み汗を拭いながらポチでオーダーする。運転疲れなのかトラブル疲れなのか到着翌々日のこの日は妙にグダグダである。ため息を吐きながら窓の外を見ると、鳩の巣のヒナは無事巣立ったようで、一安心するも鳴き声が聞こえないのも少し寂しく感じる秋の夕暮れ。 道路反対側の代々木八幡には提灯がずらりと並び例大祭ムードが盛り上がってい…
帰路、浜松SA。ここからホロを立てる。 東名高速上り、御殿場からは下りが多いので調子に乗って真ん中車線から時々追い越し車線にもお邪魔する。よせばいいのにさらに踏み込んだ瞬間に足に伝わる謎の違和感、すると一気にエンジンが吹け上がりミジェットは暴走を始めた。勝手に車が加速し出す様は例えようのない恐怖である。それでも無理矢理例えるとすれば「2001年宇宙の旅」で暴走した人工知能のHAL9000のようなものだろうか。あわててクラッチを切り、路肩に寄せるもエンジンは全開のまま。どうしたんだお前と、ボンネットを開けて見てみればアクセルワイヤーがグラグラになっていてスロットルは全開のまま。思い出すのも怖いく…
Honmachi Shibuya / Makina67 ミジェットで行く280キロ先の目的地は愛知県。狙ったわけじゃないけど、たまたまこの日行われる旧車ミーティングがあったので顔を出してみた。誰ひとり知り合いは居ないと思っていたところ、驚いたことに前職場の後輩が3人参加していて実に20年ぶりの再会!そのうちの一人、ケータハムセブン乗りだった後輩のI君はなんと跳ね馬に出世していた。彼が知ってる当時のボクはトライアンフTR4乗りだったけれど、今やミジェットに降格である。その頃からそうだったけれど、彼の錬金術というかやり繰りのうまさは見習うところが多すぎてボク如きでは到底真似できない。そして直属の後…
Honmachi Shibuya / Makina67 別に誰と会う予定があるわけでもないしと、台風の余波の雨間を縫ってミジェットに荷物を詰め込んで高速に乗る。このクルマで初めてのロングである。巡航は3250回転で時速100キロ。スマホのGPSで計測するとメーター上の100km/hは85km/hであった。まあ少なめに出るメーター数値だろうからこれくらいの誤差は許容範囲か。快調ではあるけれどインマニからの二次エアー吸気を修理してからはガスを絞ったので2750回転からの加速は結構ストレス。牙を抜かれたスポーツカー状態だけれどトラックに煽られるほどは遅くない。海老名を過ぎたあたりからはかなり強めの雨…
Tokyo Tower / Nikon FM2 無限人参を作るつもりだったのだけれど卵があったので卵と人参でしりしりを作った。舌の記憶を頼りに初めて作ってみたけれどなかなかうまくできた。このところ野菜を十分に摂れていないので一本分、腹一杯食ってみた。野菜は体にいいんだろうけれど腹一杯食うのはどうなのよとか思いながら食後の苦しい腹を摩る。この日は丸一日かかって新しいTシャツのデザインをひと型作った。しかし自分は一体何屋なんだろうとか思いながらもなかなかの出来栄えに悦に浸る。そしてTシャツの似合わない体型にならないよう自戒を込めて緩んできた腹をまた摩ってみる。
Hatagaya Shibuya / Nikon FM2 iPhoneが18万円ってMacBookより高いのか。容量1テラの電話ってどうよ。そういえば自分も今年に入って10テラくらいハードディスク&SSDを使ってる。ロッカーの中ではハードディスクがどんどん山積みになっていく。170メガのハードディスクを5万円くらいで買って、これで容量ほぼ無限だぜーって喜んでた時代から一気にデータ量が増大したけれど、それは豊かになった事なのだろうか。パソコンはどんどん高性能になってるけれどなぜか仕事は一向に楽にならない。一体何が進化したんだろうか、少なくとも人間は進化していない。
Hatagaya Shibuya / Nikon FM2 少し肌寒く感じる雨の日、通勤路のとある車庫に荷物が積まれていて「ご自由にお持ちください」と張り紙がしてあった。立ち寄って少し眺めてみると、電気ゆたんぽ、使いにくそうな照明器具、食器類、クーラーボックス、花瓶など、新しくてまだ使えるものが結構あった。しかしこれらを譲り受けたところで我が家でもなかなか使い道の見出だせないものばかりで、もらっても結局はそのまま何年も押入れに入れっぱなしになり、挙句の果てにはゴミに出すのは勿体無から最終的に「ご自由にお持ちください」となる。「ご自由にお持ちください」というのは結局そのような品物ばかりであり、探し…
Sasazuka Shibuya / Nikon FM2 コロナも仕事もやっとひと山越えた気がする。久しぶりに冷蔵庫からフィルムをまとめて出して鞄に詰めるも台風に行手を阻まれる。
Kitazawa Setagaya / Nikon FM2 28ミリは面白く無いけどRICOH GR IIIxは40mmだって。結構欲しいかも。
Honmachi Shibuya / Nikon FM2 「新iPad mini デザインを刷新」というニュースを見たけれど、どこがどうデザイン刷新されているのか、ボクには同じ平らな黒い板にしか見えない。あ、ボタンがなくなったのかな。近年はAppleの発表はあまりドキドキしなくなってしまった。
Hatsudai Shibuya / Nikon FM2
Tomigaya Shibuya / Nikon FM2 22時、松本隆が風街と呼んだ辺りをミジェットで抜けてくる。土曜日だというのに真っ暗で人の居ない異様な表参道のヴィトンの前あたりにクルマを停め、念の為電動ファンのスイッチを入れて車を降りる。ゆっくり歩いて表参道を簡単に横断できちゃうほどクルマも少ない。運転席に戻ると暗い街並みのおかげか赤く薄っすらとチャージランプが点いているのを発見する。35Aのオルタで電ファン回すのはさすがにキツイかなと、よーく見れば、ファンも回さずライト点灯だけでごく薄く赤く点いているのを確認。今週末は雨の夜走になりそうなので不安。55Aのルーカスオルタネータを大至急…
Shibuya / Makina67 SU HS4シングルでこれだけ走れば十分と思っていたのが、不調を調査してもらったところ、実はミクスチャーは全開外れかけのアホ状態でインマニからは二次エアー吸いまくりだったというインチキ仕様だった。インマニをしっかり付け直してみると1-1/2だとやっぱりエアー不足。おのずとガスは絞り傾向となり、ドン亀なミジェットとなってしまった。いや、おそらくオリジナルのストロンバーグだときっとこんな感じなんだろうかと想像してみる。マフラーの排気漏れも直って大人しくなり、すっかり牙の抜かれたスポーツカーになってしまったミジェット。まあ大人しくカジュアルに乗るつもりだったので…
Hatagaya Shibuya / Nikon FM2 暗い、朝から雨だ。甲州街道をひっきりなしに通る救急車の音が一層大きく聞こえる。緊急事態となってからはさらにその数が増えたのか、やけに耳に入るようになった。裏通りからは勢いよく走るカブの水を跳ねる音。五月蝿いはずの隣のマンション工事は足場が外れてすっかり静かになった。ベットの下の方で走る京王線の振動が響いてくる。9月上旬だというのに一昨日から使い出した冬用の布団からなかなか出られない朝、意を決して起き上がり、洗面所の窓から見える鳩の巣の二匹のひなに挨拶をしてコーヒーを煎れる。ああ今日も生き延びたと安心しながら、固まった腰を伸ばす。
Tomigaya / Makina67 もはやボクは半ば諦めていた。それでも一昨日から捜査員述べ2人を全力投入して捜索していたカギであるが、昨日12:06に無事にサルベージされた。今回の異次元ポケットは傘立ての中であった。タイムカードの下にあるためタイムカードを押した拍子で落ちたと思われる。この見つけた時の感動はたまらない。この感動を味わいたくてもう一度傘立てに入れてみたりするけれど、さすがにそれは馬鹿な行為で感動も何もない。とにかく見つかってよかった。何も利益はないけれど思わず同僚に奢ってみたくなる喜びがある。
Uehara Shibuya / Nikon FM2 23時、仕事を終えて帰ろうと思ったら鍵がないことに気づく。職場内をくまなく探しても見当たらない。このままだと自宅にも入れない。そうえいば5年ほど前にも同じ事があった。職場の鍵を開けて入ったのに鍵が無いのだ。まる1日探しても見つからず、どうやら異次元ポケットに吸い込まれたようだ。もはや諦めて、探し疲れて痛くなった腰を伸ばすために床に寝転がってストレッチをしていた時、椅子の背もたれと座面の間に引っかかっているのを見つけた。そこが異次元ポケットだったのである。しかし今回は違う異次元に吸い込まれたようで未だ見つからない。仕方ないのでスペアを金庫から…
Honmachi Shibuya / Nikon FM2 3ヶ月ぶりに靴下を履いて出かけるという肌寒さ。道中、京王線の中で西武の栗山選手の2000本安打達成を確認して、急いで弊社オフィシャル垢で祝福ツイートしてみる。今朝起きてみるとこのツィートがニュースに掲載されるほどになっていた。良いニュースの悪いニュースも一気に拡散するというちょっと戸惑ってしまう世の中。
Tsuzuki Yokohama / Nikon FM2 岸田さんが勇気を出して撒いた種がきっかけとなったのか、自民党総裁選が俄然面白くなってきた。なーんて、よく考えてみるとコレ自民党の人気上げのための作戦?仕込みなのか、とか色々裏を勘繰ってしまう。政治に関しては皆さん思う事色々あろうかと思うけど僕は他人に語るほどSNSで声を上げるほどの熱量はない。政治家はだいたい顔で判断する。人は見た目による、顔は口ほどに物を言う、の法則である。
Uehara Shibuya / Nikon FM2 急に肌寒くなった小雨が降る日、いつも利用している愛知県のビジネスホテルから電話があった。忘れ物をお預かりしたままですがいかがなさいますか。という内容だった。5月に宿泊した際に忘れたのだが、7月にまた行く予定があるのでその時まで預かってくださいとお願いしてあったのを思い出した。しかしその後緊急事態宣言が発令されて、都内はかなり悪い状況になってしまったので行けなかったのである。電話口の女性は「当ホテルでの保管期間は過ぎていますのでこれ以上お預かりする事ができません。」と言う。送ってもらおうにも忘れ物はiPhoneの充電ケーブルで、送料は800円…
Yoyogi Shibuya / Nikon FM2 8月24日、ふたたびブルーインパルスが飛んだ。なぜ人々はこれほどまでに熱狂するのだろうか。おそらくそれは多くの人が一斉に見ることができる花火を見るようなものであろうか。花火のような轟音とともにカラフルなスモークを楽しんでみる。一瞬だけど皆がひとつになれたような気がするのである。
Kohoku Yokohama / Nikon FM2 夏の現像液は液温を保つためにタンクを冷やしながら、なんていう面倒なことはやってない。21℃で作って排出する頃には23℃になってるから22℃レシピで現像する。それでも大抵濃すぎたかなというネガが出てくる。ネガは焼けるギリギリまで薄く現像するのがベターというのを昔からよく言われてきたけど、僕のネガはいつも濃い目なので、いつの間にか濃い目のネガでじっくり焼き込むというのにすっかり慣れてしまった。なんとなく濃い目のネガの方がディテールが出しやすいような気がするのである。しかし多分それは素人の勘違いで気のせいだろうなと思いつつ面倒で現像レシピを変え…
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絶景新橋774 - Shovelog
どうしようもない救いようのない人たちの物語だけれど妙にあたたかい。
1969新宿
日曜日、気温34℃。6月の真夏日の最高記録更新。この猛暑の中、所用でカニ目で横浜往復。3号線→東名高速→港北→第三京浜→都築→目黒通り→山手通りと、さすがに渋滞中は212°F(100℃)を示すけれど、この日はカニ目の我慢大会として一度も電動ファンを使わずに見事に乗り切った。意外にイケる、カニ太郎。しかし道中クルマより先に人間がへこたれて都築PAで長い休憩を要した。
土曜日、東京34℃。真夏の熱風よりは少しマシだけど1時間も乗ってるとさすがに暑い。カブならではのホンダの日陰休憩、フリードリンクで水分補給、荒川手前。
奈良漬けをたくさん戴いた。奈良からではなく京都の方から。ボクの中では奈良漬はキングオブ漬物。これだけで茶碗一杯いけます。夏は奈良漬を乗せたごはんに緑茶をかけたお茶漬けがよい。奈良漬といえば、その昔、検問で酒気帯びで引っかかった先輩が、奈良漬を大量に食べたんですと泣きついて見逃してもらったという嘘のような昭和裏話を思い出す。
絶景東京768 - Shovelog
1969年新宿歌舞伎町、ジャズ喫茶「ビレッジバンガード」。ここでは「略称・連続射殺魔」の永山則夫が遅番、北野たけしが早番で働いていた。この映画を作った足立正生ほか若松プロのメンバーも出入りしていたという因縁の場所。現在はホテルになっていた。
筑波のモツ煮が忘れられず自分でモツ煮(ドテ煮)を作ってみた。本来は相当煮込むらしいけれど圧力鍋を駆使して割と短時間で柔らかく煮込むことができた。味は赤味噌で愛知県仕様である。あまりにうまく出来て大量に作ってしまい3日間ドテ煮祭り。若い頃はこんなくせえモン食えるかと嫌いだった事を考えると随分トシを食ったんだなあと思う。
週末、世田美で最終日の横尾忠則展を見る。横尾忠則といえばボクにとってはY字路の人である。ボクの写真も彼のY字路の思想から影響されているので道路の写真が多い。一枚の中にどれだけ色んな世界をおさめられるか、という事を考えると町の景色ほど面白いモノはない、特にY字路はそう思うのである。
気温34℃の午後14時。暑さに弱いカニ目を横浜から回送。首都高3号線の渋滞で水温計が100℃を示す中、ニードルとジェットを新品に取り替えたカニ目は実に安定してアイドリングをしていた。完璧なキャブ調整である。エンジンオイルもミジェットで酷暑を何度も乗り切った実績のあるオイルを入れてあるので油圧低下も酷くない。安いオイルだとこの過酷な状況下で粘り切れない。ヒロコーかアマリーの二択。このオイルなら夏でもオイルクーラーも必要ない。しかし東名高速の長い上り坂では走っていてもぐんぐん水温が上がっていくのは小排気量車の辛いところか。高速を走りながら電ファンのスイッチを入れる頓珍漢な事は避けたい。今年の夏は長…
絶景日本1021 - Shovelog
絶景車景34 - Shovelog
久しぶりに映画を観る。配信されたばかりのリーアム・ニーソンの「プロフェッショナル」。リーアムといえば96時間だけれど、本作はアクションメインではなくてもっと重たいもので、まさに北アイルランドの曇天のようなどんよりした映画だった。ボクもよく理解できていない複雑な事情を抱えた北アイルランドのお国模様。背景は1974年ということで、古い英国車がたくさん出てくるのがボクにとっては見所のひとつでもあった。主人公のトライアンフ・スタッグサルーン、相棒のフォード・カプリ、爆破されるローバーP6、アイルランド共和軍のローバーP5、町を横切るモーリス・マイナーや駐車してるウーズレーホーネットやミニなど。これらの…
絶景日本1020 - Shovelog
絶景東京763 - Shovelog
絶景新橋762 - Shovelog
筑波サーキットの食堂は人気がある。というか、とにかく近隣に食堂がないからレース開催日は相当ごった返してお昼時には長蛇の列となる。薄暗くてだだっ広く飾り気など一切無い室内に昔ながらのパイプ椅子とテーブルという空間は幼き頃の遊園地の食堂みたいで昭和レトロ感満点である。ボクはここのモツ煮定食がお気に入り。愛知県のモツ煮(ドテ煮)は赤味噌に少しだけ甘みを加えた濃厚な味付けだけど、ここのモツ煮は白味噌であっさりのシンプルな味付け。これが意外にツボでハマっている。ただしひとつ残念なのは、定食ゆえにモツ煮と同じ味の味噌汁がセットになっているのが微妙。味噌ラーメン定食に味噌汁が付いてくるようなものである。今度…
昨年は何度か車内で熱中症になりかけた。エアコンなしの車で4夏を過ごしてみてそろそろ泣きが入った。軽四でも買おうかとかねてから気になっていた車を調べて見る。しかし何故かその現車をほとんど見たことがない。発売から十年経っているのにまったく走っていない。そんなことないだろレア車じゃあるまいし、と思うかもしれないけれどマジで居ない。というか都内は軽四がほとんど走っていないのである。走ってたとしても貨物車か他県ナンバー車のみ。びっくりするくらい居ないのである。周りの月極駐車場を見渡してみてもどこにもケイは停まっていない。近くのディーラーにも展示車でケイは置いてないくらい徹底的決定的に需要がないのである。…
絶景新橋759 - Shovelog
すごい遅さか、14年後の仕業。バズるべくして。
曇りてむし暑く驟雨来らむとして来らず。夜は大根と豚バラを煮込む。
モノクロ広告の少し残念な最終稿が来た。いくらプロのカメラマンでもデザイナーでもモノクロ写真をよく理解できてない人がフィニッシュすると、写真をただモノクロに変換しただけで、どうも気の抜けたコーラみたいに画がのっぺりと平たくなるのである。せっかくいいカメラで撮ってるのに実に勿体ない、と、たまにはクライアントの愚痴を。
夕方からミジェットの冷却水のエア抜き確認で試走。これくらいの暑さなら快適に乗れる。帰路、腹が減ったので久しぶりに下高井戸のJAZZKEIRINでうどん。この日は残り3玉というところでギリギリ滑り込めた。ちなみに券売機の名前はトシマサである。(吉岡稔真:福岡65期 )ちなみに同店のイラストは伝説のイラストレータ河村要助による。 ちなみにトシマサが引退した頃から頭角を現してきたのが山崎芳仁(福島88期)。大ギアで勝ちまくっていたけれど2014年からギア比規制がかかってしまった。この頃からボク自身もレーサーに乗らなくなって少しだけ競輪から遠のいた。
今年の夏は暑くなるらしい。クーラーのない古い英国車一台だけで過ごすボクは夏前にクルマの熱対策で週末が一日潰れる。昨年は夏の間は熱対策で完全に撤去していたヒーターだけれど、今年は電動ファンを新しくしたので積みっぱなしにすることにした。その代わりヒーターは水路を絶ちメクラ蓋をした。外したヒーターホースはインマニからエンジン本体へ一本で繋いで実にシンプルな水路となった。立ち上がりのバイパスT字管もメクラ栓をすればヒーターバルブは不要となり撤去できる。秋になったらまた戻せばよい。 摘出したお漏らしをしていたヒーターバルブ。心配していた管本体には酷い腐食はなかった。バルブはヒーター復帰までの間にゆっくり…
深夜前、買い物を済ませたスーパーの前でハザードを灯いて路駐していた車はなぜかボンネットが開けられていた。その車を確認した途端、嗅いだことのある匂いが強烈に漂ってきた。沸騰したクーラントが蒸発する匂いだった。決してたまらなく臭いわけではないけれど、オーバーヒート気味の時にしか嗅がない臭気なので嫌な思い出しか浮かんで来ない、ボクにとっては悲しい匂いである。その匂いはスーパーの入り口まで立ちこめており、その噴出量たるや相当なものだったに違いない。夜半とはいえまだ多くの買い物客が出入りするそこで、ボクと同じように感じた人はひょっとしたら居るかも知れないけれど、普通に生活していればクーラントが蒸発する匂…
絶景日本886 - Shovelog
職場の同僚がコロナウイルスに罹った。一方、ボスはカブウイルスに罹った。駐車場は新聞屋のようになっている。
絶景日本884 - Shovelog
ネット検索に長けていて、それらをさも自分の考えや記憶だったかのようにうまく立ち回る。時には曖昧な記憶をいいことに嘘を付いてみる。その虚像はだんだん膨れあがるが、人間とはいい加減なものでそれが正しい記憶として刷り込まれていく。そしてその人は出来上がった虚像をベースにさらに肉付けを繰り返し空っぽのハリボテとなっていく。
48億円と云われる事業を確かめに都庁までカブで出掛けた。10分もかからない距離だけれど初見。広場に寝っ転がるとビル風が吹き抜けて今の季節は大変気持ちいい。この気持ちよさだけなら4800円の価値はあるかもしれない。しかし果たして100万人がそう感じ取れるだろうか。
決して褒められるものではないし限りなく黒に近いグレーだけれど、選挙ポスターを広告代わりに使うという"発想"だけはなるほどと思ってしまった。まあこれは悪い例だけれど、ボクの仕事フィールドではこういう"発想"を狙っていたりもする。 兎角年寄りになると物事に寛容でなくなる傾向がある。さらにじゃないものに拒絶反応を示す。こんなの写真じゃない、こんなの音楽じゃない、こんなの映画じゃない、こんなの広告じゃない、こんなのありえない、みたいな。趣味嗜好の世界ではさらにその傾向が強くなり嫌悪感をむき出しにする。その気持ちはわからないでもないけれど、もっと脳みそを柔らかくして生きていきたい。新しいモノにフタをして…
夏至で梅雨入り、か。
先月の終わりに約30年ぶりくらいに熱川を訪れた。当然温泉街も撮り歩いたのだけれど現像を上げてみれば「撮らされた写真」が多くてがっかりする。撮らされたというのは "ここフォトジェニックだね、撮りたくなるよね" という風景であり、"これじゃあ観光客のインスタの写真と変わんない"という写真になってしまっていた。古い町並みやそのような場所に行くとどうしてもノスタルジーに振れて妙な美意識が働いてしまう。別にそれでもいいんだろうけれど、撮りたかったものとは何かが違うのは自分でも解っている。わかっているけれど、それが見つけられなくてもう十何年も探している。そんな事を考えていると決まって「まだまだ修行が足りな…
昼間は真夏の暑さだけれど夕方は気持ちの良い風が入って来た10F。エアコンを止め、バルコニーに出て夕陽に照らされる小さな東京タワーを見る。夏がこんな気候なら悪くないと思うけれど、今がまだ梅雨入り前だと思うと少し憂鬱になる。 さて昨日写真機界隈を賑わせた新しいペンタックスのフィルムカメラがハーフだったというのはよく考えたなと思う。どうせスマホで見るのだからタテ写真でいいんじゃないって。カリカリの高解像度は見飽きたしハーフの画の方が一層エモいよって。フィルムは高くなったけれど72枚も撮れるよって。そういえば昔フィルムカメラについてのアンケートがペンタリコーから来てたっけか、確かボクは一眼レフじゃなく…
6月15日晴れ30℃。ゆっくり起きてカブC50の錆びだらけのキャブのオーバーホールに取りかかる。あまりに暑かったのでダラダラとやっていたら夏至に近いはずの空が暗くなってしまい土曜日があっという間に終わる。6月16日晴れ29℃。所用でメグロにカブで出掛ける。帰路はメグロ川を遡り、代官山と渋谷を抜け原宿へ。ルイスレザーを横目で見ながら、ホノラリーで小物を物色。C50は快調になったけれど40km/hでほぼ全開状態の謎。次はクラッチ。ちょっとづつ調整しながら少しづつ原因を探していく。
古びた少年雑誌の着色挿画のように滲んだ水平線が夏をいざなう。
絶景日本875 - Shovelog
絶景日本874 - Shovelog
ミジェットのクラッチが治って調子に乗ってプチ・チューニングを施す。HIFキャブのニードルをBDRに、ダッシュポットスプリングをレッドに交換してみた。BDRに替えてみたらアイドル時の燃調はかなり絞る特性だけれど、中速からの伸びが明らかに変わり4000回転まで実に軽々と回るようになった。久々に効果を体感できるチューニング、作業時間15分、ニードルとスプリングでしめて5千円也。