【小樽観楓 #16】枯れゆく街 - 2 - The Art from Hokkaido by SHIRAKAWA Hiromichi
自ら創作した作品と身の回りや社会、文化・芸術に関する事まで〝北海道〟という日本のローカルな場所から世界へ発信するブログ
芙蓉 / Cotton Rose ただひたすらに …… ひたすらに …… そのうつろう命のカタチを切り取ろうと シャッターを切って、切って、斬りまくるうちに それが〝 花 〟であるとか〝 美 〟だとか〝 ART 〟などと言う言葉は いつの間にか頭の中から薄れて行き ふと「 この皺々の紅い塊で俺は一体何をしようとしてるんだろう… 」 そんな感覚がよぎった。 芙蓉 / Cotton Rose でも今こうして最近の記事の中のズラリと並んだ作品達を眺めていると 10年前のあの夜、自分はカメラという道具を通して この得体の知れない生きモノの儚い生涯もしくはその最後の生き様を じっと間近で見届けていたのか…
芙蓉 / Cotton Rose 芙蓉 / Cotton Rose これが〝 花 〟なのか …… それ程のインパクトだった。 視線の先にその鮮烈な色彩が目に入り近寄って見てみると 濃い色味と花そのものの大きさに驚いた。 〝 花 〟と言えば我々がすぐ想像するような 所謂その可愛いらしさとか繊細な美のようなモノの範疇を超えていた。 一瞬躊躇ったが目に迫るような強烈なインパクトがあるからこそ 被写体としては逆に素晴らしくないか……。 私は撮影のモティーフに決め恐るおそる手に取り持ち帰ることにした。 芙蓉 / Cotton Rose 芙蓉 / Cotton Rose
芙蓉 / Cotton Rose この花の英名を調べていると ただの「 Hibiscus 」とか「 Cotton Rose 」など他にもいくつか出てくる。 学名は「 Hibiscus Mutabilis 」となっていた。 〝 Mutabilis 〟は「変化しやすい」(英語の mutable )の意味。 大きくて色味が濃く立派で迫力のある花だが 逞しい見かけとは真逆にその寿命は驚くほど短い。 芙蓉 / Cotton Rose 撮影途中で「さぁ次はどんなアングルにしようか…」などと考えているうちに 花がいつの間に萎んで形が変わっていたのに気付いた。 「のんびり考えてる暇などない…」 その〝 変化 …
Ferrari F8 Tributo / TOMICA 〝 トリブート 〟って…… 。 〝 Tributoトリブート 〟はイタリア語表記であり 英語で言う〝 Tribute トリビュート 〟のこと。 つまり〝 賞賛・賛辞 〟を意味する。 何を〝 賞賛・賛辞 〟しようというのか…? それは1975年の〝 308 〟から始まり2018年の〝 488ピスタ 〟までの 歴代のV8ミッドシップ車を讃える。 この車のスタイリングにはこれまでのV8ミッドシップ車の特徴がいくつか取り込まれた。 Ferrari F8 Tributo / TOMICA つまりこの〝 F8 Tributo 〟は45年余り続くその〝…
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【小樽観楓 #16】枯れゆく街 - 2 - The Art from Hokkaido by SHIRAKAWA Hiromichi
【小樽観楓 #15】枯れゆく街 - 1 - The Art from Hokkaido by SHIRAKAWA Hiromichi
露 ふ む で 指 す 方 も な き 花 野 哉 ……………… 尾崎放哉
【小樽観楓 #13】みなと - The Art from Hokkaido by SHIRAKAWA Hiromichi
運河やその周辺の風景を巡り市場で買い物して海産物を食べる。他に欲しければお寿司やあんかけ焼きそばだってある…。小樽の観光と言えばまぁ大概そんなところだろうか。それも悪くはないがやっぱり旅の一番の醍醐味は情報やマニュアル通りに動いた時ではなく、そこから一歩二歩はみ出して自分で〝 何か 〟を発見するからこそ面白いと思う。
なんだか芝居で使う舞台装置のハリボテが並んでるみたいだ。 色とりどりの看板、 長い間雪や風雨に晒され色褪せた壁、 空を絡まるように伸びる無数の電線やアンテナ。 そして……………… 猫。
個人的な意見だが〝 花園 〟のこの一帯は北海道では中々お目にかかれない貴重な空間だと思っている。しかし近年、店舗自体が潰れてなくなりそこだけすこーんと空き地になったり無味乾燥なコインパーキングに変わっていたのを見るにつけ、いつまでこの雰囲気が残り続けるものかと来る度に思う。
この場所のこの景色の中心を成していた建物は惜しくも撮影後間もなく取り壊されてしまった。この景色はもう実際に目にすることは出来ないが写真だけは殘された。 たかが一枚の写真はいずれ時を経れば経るほど一層その輝きを増し、この街の人々に多くのコトを語り始めるに違いない。
小樽へ来る度にこの界隈には出来るだけ足を踏み入れシャッターを切るようにしている。もしかすると次に訪れた時、全てが取り壊されて更地にでもなっているんじゃないかという不安がいつも頭のどこかにあったからだ。 全ては移り変わる。 〝 写真 〟は一期一会だ。
【小樽観楓 #7】 - The Art from Hokkaido by SHIRAKAWA Hiromichi
さぁ、 旅のつづきをしよう。 どんなに偉くても どんなに大金を持っていようと 運が無ければ〝 お陽さま 〟は現れない。 だからと言ってジィ……ッと動かずに待つのだけは御免だ。 自分は歩き続ける方を選ぶ。
〝 月 〟を愛でる時 …… 晴れた夜空に月一つだけ輝くよりも雲があった方がどことなく絵に色気が出てイイ感じになると思う。 今夜は奇しくもーパームーンと言っていつもより月が見かけの直径で14%大きく見えるチャンスらしい。 果して今宵はどんな景色が拝められるだろうか。
【札幌DRAG #07】 夏の風 - 5 - The Art from Hokkaido by SHIRAKAWA Hiromichi
私は風 見知らぬ町の 街角に立ち 人波の中 漂う私 明日はどこへ 終わりのない旅 作詞:Maki Annette Lovelace
風と共に 今日が緩やかに終わっていく 人混み掻き分けて黄昏の街 行こう チケットなんかいらない 行き先は自由 飛び立て心よ 風と共に …… 作詞:宮本浩次
【札幌DRAG #04】 夏の風 - 2 - The Art from Hokkaido by SHIRAKAWA Hiromichi
【札幌DRAG #03】 夏の風 - 1 - The Art from Hokkaido by SHIRAKAWA Hiromichi
〝 日 常 〟とは絶えず繰り返すコトではない。 たとえそのように見えたとしても この地上のあらゆるものは常に変化している。 そして人はある日突然それに気づき、思い知ることになるのだ。
早朝の闇にただ雨音だけが響く。 人々は既に眠りにつきクルマも姿を消した。 不安や恐怖や沈黙も いずれ朝陽と共に消えてしまうのだろう… 。
グラジオラス / Sword lily その名は 古代ローマの剣であるグラディウスの刃に似ていることに由来する。 リドリー・スコット監督で昔『グラディエーター』という映画があったが 随分と物騒なモノに喩えられたものだ。 正直その美しさには相応しくないように思えるが それだけ古くから愛されてきたという証拠だ。 グラジオラス / Sword lily グラジオラス / Sword lily
SUBARU WRX STI / EBBRO SUBARU WRX STI / EBBRO SUBARU WRX STI / EBBRO SUBARU WRX STI / EBBRO 〝 水平対向エンジン 〟と言えば …… スバルの宣伝文句でありシンボルでありアイデンティティーでもあった。 これから車の電動化が当たり前になるという時代に 今後スバルは何をアイデンティティーにして あの激しい競争の中を生き抜いていくのだろうか……?
SUBARU WRX STI / EBBRO それは〝 青 〟を身に纏い〝 ボクサー 〟の魂を宿す。 SUBARU WRX STI / EBBRO 水平対向 + 4WD シリンダー内で動くピストンが まるでボクサー同志がパンチを繰り出し 打ち合う姿に似ている事から 通称〝 ボクサーエンジン 〟と呼ばれた…。 SUBARU WRX STI / EBBRO お前の〝 魂 〟は何色だ ……… 。 SUBARU WRX STI / EBBRO
芙蓉 / Cotton Rose ただひたすらに …… ひたすらに …… そのうつろう命のカタチを切り取ろうと シャッターを切って、切って、斬りまくるうちに それが〝 花 〟であるとか〝 美 〟だとか〝 ART 〟などと言う言葉は いつの間にか頭の中から薄れて行き ふと「 この皺々の紅い塊で俺は一体何をしようとしてるんだろう… 」 そんな感覚がよぎった。 芙蓉 / Cotton Rose でも今こうして最近の記事の中のズラリと並んだ作品達を眺めていると 10年前のあの夜、自分はカメラという道具を通して この得体の知れない生きモノの儚い生涯もしくはその最後の生き様を じっと間近で見届けていたのか…
芙蓉 / Cotton Rose 芙蓉 / Cotton Rose これが〝 花 〟なのか …… それ程のインパクトだった。 視線の先にその鮮烈な色彩が目に入り近寄って見てみると 濃い色味と花そのものの大きさに驚いた。 〝 花 〟と言えば我々がすぐ想像するような 所謂その可愛いらしさとか繊細な美のようなモノの範疇を超えていた。 一瞬躊躇ったが目に迫るような強烈なインパクトがあるからこそ 被写体としては逆に素晴らしくないか……。 私は撮影のモティーフに決め恐るおそる手に取り持ち帰ることにした。 芙蓉 / Cotton Rose 芙蓉 / Cotton Rose
芙蓉 / Cotton Rose この花の英名を調べていると ただの「 Hibiscus 」とか「 Cotton Rose 」など他にもいくつか出てくる。 学名は「 Hibiscus Mutabilis 」となっていた。 〝 Mutabilis 〟は「変化しやすい」(英語の mutable )の意味。 大きくて色味が濃く立派で迫力のある花だが 逞しい見かけとは真逆にその寿命は驚くほど短い。 芙蓉 / Cotton Rose 撮影途中で「さぁ次はどんなアングルにしようか…」などと考えているうちに 花がいつの間に萎んで形が変わっていたのに気付いた。 「のんびり考えてる暇などない…」 その〝 変化 …
Ferrari F8 Tributo / TOMICA 〝 トリブート 〟って…… 。 〝 Tributoトリブート 〟はイタリア語表記であり 英語で言う〝 Tribute トリビュート 〟のこと。 つまり〝 賞賛・賛辞 〟を意味する。 何を〝 賞賛・賛辞 〟しようというのか…? それは1975年の〝 308 〟から始まり2018年の〝 488ピスタ 〟までの 歴代のV8ミッドシップ車を讃える。 この車のスタイリングにはこれまでのV8ミッドシップ車の特徴がいくつか取り込まれた。 Ferrari F8 Tributo / TOMICA つまりこの〝 F8 Tributo 〟は45年余り続くその〝…
【三角の山 #21】無明の夏 7 - The Art from Hokkaido by SHIRAKAWA Hiromichi
【三角の山 #20】無明の夏 6 - The Art from Hokkaido by SHIRAKAWA Hiromichi
【三角の山 #19】無明の夏 5 - The Art from Hokkaido by SHIRAKAWA Hiromichi
【三角の山 #18】無明の夏 4 - The Art from Hokkaido by SHIRAKAWA Hiromichi
【三角の山 #17】無明の夏 3 - The Art from Hokkaido by SHIRAKAWA Hiromichi
【三角の山 #16】無明の夏 2 - The Art from Hokkaido by SHIRAKAWA Hiromichi
ぎ ら ぎ ら と 網膜の奥は煌めいて ざ わ ざ わ と 心の中は動き出す。 流れる光と移ろうこの瞬間を 私は永遠に閉じ込めた。
芙蓉 / Cotton Rose 既に暦では〝 秋 〟と呼ばれるようになったが 本州ではまだうんざりした筈の〝 暑さ 〟を時折感じる時があるようだ… 。 〝 深まる秋の季節 〟などという言葉からはまだ少し遠くて どこか暦だけが空騒ぎしてるように聞こえる。 芙蓉 / Cotton Rose イメージとしてはまるで〝 夏真っ盛り 〟だと思っていたのだが 意外にも俳句の季語としては〝 秋・初秋 〟となっていた。
ぶっちぎり なんて痛快な響きの言葉だろう……。 DAZNのハイライト動画より 去る24日、三重県鈴鹿市で行われたF1第17戦 日本グランプリで レッドブルHONDAのマックス・フェルスタッペン選手が ポールトゥウィンの圧勝で見事優勝を成し遂げた。 今回のこのレースで〝 レッドブルHONDA 〟は 今年もコンストラクターズチャンピオンを獲得した。 そしてレースの終了後一気に吹き出した幾つものネット記事の中に 公の記事にしてはややラフで下品な言い回しだが レースの状況や今年のHONDAの強さを 一言で言い表した例の〝 言葉 〟を見出しの中に見つけた。 それが〝 ぶっちぎり 〟だった。 レースのDN…
Alfa Romeo 4C Spider / Majorette Ferrari California T/ Burago Ferrari California T/ Burago Enzo Ferrari / TOMICA
Ferrari California T/ BBURAGO 伊達男(だておとこ) → 人目を引くような、洒落た身なりの男を意味する。 仙台藩主〝 伊達政宗 〟にまつわるエピソードが由来らしい。 伊達男の他にも〝 伊達女 〟〝 伊達メガネ 〟なんて言葉があるのだから 〝 伊達車(ダテグルマ・ダテシャ)〟があってもおかしくない。 Alfa Romeo 4C Spider / Majorette その言葉はまさにイタリア車にこそ相応しい。 Enzo Ferrari / TOMICA
『今後〝 米・中対立 〟はどうなっていくんでしょうか………』 『いやぁ…〝 米・中対立 〟困ったものですねぇ……』 なんていう言い方をまるで他人事のように 報道やニュースキャスターがよく眉間に皺を寄せながら口にするが 私からしたら何トボケてんだと、聞いていてホント白々しくなる。 中国をまともに止められる国家を挙げるとしたら どう考えてみてもアメリカ一国しか見当たらない。 国際法を無視して中国の価値観(習近平の価値観)で 〝 武力と金 〟を使い世界地図を書き換え 世界の覇権を握りたいとする試みを阻止するために アメリカを本気にさせて引き摺り込んだのは我々日本人のはずだ。 アメリカに頑張ってもらわ…
だったら言わせてもらうが …… 。 ウイルスを世界中にバラ撒き 世界中の人々を大量に殺したのは誰だ? 世界中の人々から幸せを奪ったのは誰だ? 福島の件は元々人間が抗えないような自然現象が発端。 しかし 中国の〝 ウイルス 〟は絶対許されない人為的なミスだ。 自分でやらかして謝罪もせず 事実を隠蔽した上にアメリカがやったんだと嘘をつく。 まさにクソどもの所業。 一体オマエら世界中で何人の人殺したんだ? 日本人は黙っているが 間違いなく〝 中国 〟というモノに対して 嫌悪感は増している。
秋明菊 / Japanese anemone 別名 貴船菊とも言う。 元々は中国から伝来し 京都で有名な貴船神社のある貴船山周辺に 多く自生したところから そう言われるようになったとある。 名前に〝 菊 〟が付くが 菊の仲間ではなく アネモネの仲間である (ウィキペディア参照) 秋明菊 / Japanese anemone 札幌の自宅の周りでもよく見かけるので ありふれた花かと思いきや どことなく〝 雅 〟なイメージを持つ花である。 秋明菊 / Japanese anemone