清水晶子著「フェミニズムってなんですか?」読了。いよいよトマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」を読み終えなければと思う。自立と依存のあわいはあやふやだが、経済的自立、衣食住の生活の自立など一見明白とも思える。経済的に自立していても妻や家族に依存していたり、他人に食料や生活を依存していたり、現代人は厳密にいうと自立とは正反対の生き方をしている。社会の存在に助けられて生きていることを依存といえば自立し...
偏哲の名で人生の小春日和という時期を迎えた男が日々考えたことを綴っています。
元県職員です。世相、政治、経済、社会などについての思いを書いています。
(独)国立女性教育会館編「学校教員のキャリアと生活に関する調査報告書」読了。NHK世論調査部編「日本人の生活時間1990」、田中美津著「いのちの女たちへ」読み進む。ボケ日和というマンガがあるというが、少しボケたほうがまともになると思える人たちがいる。まともな人でないから相手にしないほうがよいらしいが、ボケたらますますひどくなるだろうか。自分も少々ボケているのかもしれないが、自覚はない。80歳を超える...
田中美津著「いのちの女たちへ」、NHK世論調査部編「日本人の生活時間」、(独)国立女性教育会館編「学校教員のキャリアと生活に関する調査報告書」併読しようと思う。幸せを感じることは主観的なもので本当に幸福かはまた別の問題であると考える人もいるだろうが、しかし自分を不幸だと感じている人より精神は安定しているのだろう。老人の多くが生活に満足し、幸福だと感じているのはいいことに違いない。境遇に不満を持ち社会...
立岩真也著「家族性分業論前哨」読了。田中美津著「いのちの女たちへ」読み進む。争いを見ているとどちらもお里が知れるという気がする。正当でない批判や的外れな批判であればどうどうと反論すればよいと思うが、中傷文書を入れあうなど大人とも思えない。関わるなと言われたが、そのほうが利口のようだ。一般住民はどう考えているのか聞いてみたい気がする。誰が得するかと考えると真の主役がいるのかもしれないが、そこまでやる...
立岩真也著「家族性分業論前哨」田中美津著「いのちの女たちへ」読み進む。オーラルヒストリーの聞き取りを同級生がOKしてくれた。同級生というのは有難いものである。子どもの頃同じ学校に通っていたというだけの仲であり、付き合いはなかった。新潟日報の記者が同級生の人生を取材した本を書いていたが、同じ体験をした者に対する親近感は強いのだろう。12月には魚沼市に行ってきたい。虎穴に入らずんば虎子を得ず、なせばなる...
戸塚悦朗著「ILOとジェンダー」読了。田中美津著「いのちの女たちへ」読み進む。現在の自分は無職に近いが、それでも少しの仕事もやっている。ボランティアもやっているので無聊をかこつことはない。毎日何かやることはあるが、負荷の大きいものではない。仕事に比べればボランティアも趣味も精神に負荷がかららないので生き甲斐が感じられないという人もいよう。旅行などにすぐ飽きてしまうのはそのためだろう。余程大きな財産家...
戸塚悦朗著「ILOとジェンダー」田中美津著「いのちの女たちへ」読み進む。運がいいとはよい出来事が起きた時その原因がはっきり分からないようなときに使うことばである。宝くじに当たったなどのときをいうのだろうか。この場合宝くじを買わなければ当選はなかったから、宝くじを買ったということが当選の一つの原因であるわけである。買った全ての人が当選するわけではないので、運がよいというのだろうが宝くじを買うという慣習...
田中美津著「いのちの女たちへ」戸塚悦朗「ILOとジェンダー」読み進む。老いるということが、玉のような経験であるとは思えないが、老いの玉手箱というのはそうあってほしいとの願望である。これから老いに伴う様々なことを経験するだろうが、忌避してもしかたがない。貴重な経験とも思えない気がするが、受容はせざるを得ない。無駄な若作りはしたくはないし、かと言って希望を失うこともしたくはない。老いに怯えることも、たじ...
田中美津著「いのちの女たちへ」戸田悦朗著「ILOとジェンダー」読み進む。自分一人でものを考えているとあらぬ方向に妄想が発展することがある。昨日他人にある決意を相談したら、思い込みで行動してばかりいるとたしなめられた。事情が全部分かっているわけではないと思うが、他人の忠告はよく聞いておくべきだろう。余計なことをしても感謝もされないというのは冷静に考えればそうなのかもしれない。閑話休題ウーマンリブへの感...
戸塚悦朗著「ILOとジェンダー」、奈良女子大学生活文化学研究会編「ジェンダーで問い直す暮らしと文化」読み進む。今日は秋葉区の中野邸に紅葉狩りに行ってきた。帰りに園芸業者の組合で運営しているお店によってビオラの苗を買った。これでこの冬も花を楽しめる。リプロダクティブ・ヘルス/ライツは国家による人口調整で女性の健康や人権が侵害されていることの反省から考えられたのだそうだ。女性は子供を産まないのが基本と言わ...
戸田悦朗著「ILOとジェンダー」、奈良女子大学生活文化学研究会「ジェンダーで問い直す暮らしと文化」併読する。今日は午後から仕事であった。明日も午前中は仕事である。仕事は週一くらいで丁度いい気がするが、都合のいいようにはいかない。明日は午後から紅葉狩りに行く予定である。少し遅すぎるであろうか。ついでに花夢里で花の苗を見て来たい。冬は彩に欠けるので、ベランダに花を飾りたいのである。定年退職しても死ぬまで...
奈良女子大学生活文化学研究会編「ジェンダーで問い直す暮らしと文化」読み進む。今日は午前はボランティア活動、午後からは俳句作り。1時間で5句作るお粗末さ。今日までに提出なので仕方がない。冬の日や落ち葉は庭にこごもれり年末にまた配るという米三キロ木枯らしに抗う弱気一歩かな冬の日にカボチャスープでもてなされ寄贈の食料を受け取りに行ったところ、カボチャ、サツマイモ、玉ねぎなど大量に。佐渡の畑で取れたという...
奈良女子大学生活文化学研究会編「ジェンダーで問い直す暮らしと文化」読み進む。今日の日経新聞一面に高齢独身女性の貧困の話が載っていた。高齢女性は夫と死別すると貧困になるのだという。配偶者と死別した女性の相対的貧困率は38%にもなるのだそうだ。貯蓄は75歳以上の単独世帯では500万円以下が過半を占めるのだそうだ。BBは樋口恵子の造語のようだが、樋口さんは働けという。今の高齢女性は専業主婦が大半で働いた経...
バートン・ビッグス著「富・戦争・叡智」読了。奈良女子大学生活文化学研究会編「ジェンダーで問い直す暮らしと文化」読むつもり。年賀状欠礼のハガキが届いた。元の同僚だった人が亡くなったのだそうだ。享年80歳と書いてあった。私より10歳以上年上だったようである。年齢は知らなかった。結婚したとき奥さんに市役所勤務を勧めたのだそうだ。家に奥さんを囲っておくような人ではないと思い好感が持てた。夫婦二人で不自由の...
川添登編「生活学へのアプローチ」読了。バートン・ビッグス著「富・戦争・叡智」半ばまで読む。今日の新聞に暖か南国旅というツアー旅行の広告が載っていた。良く見たわけではないが、八重山諸島3泊4日間約7万円など安い気がする。台湾旅行しようかなどと言っていたが、今後家の諸施設の入れ替えなどにお金がかかるなどといいやめる雰囲気になっていた。旅行も少し億劫になってきたが、暖かいところなら行ってもいい気がする。...
川添登編「生活学へのアプローチ」、バートン・ビッグス著「富・戦争・叡智」読み進む。今日の人生相談に夫と性格が合わないという60歳代の主婦の相談が載っていた。夫は細かい性格で何もかも指示されるのだそうだ。外出もままならないというが、共同生活には妥協が必要で一方の主張だけは通してはいけない気がするが、夫の力が強いのは経済力のない専業主婦だからだろうか。卒婚を進められていたが、老年になれば共同生活を営む...
川添登編「生活学へのアプローチ」、バートン・ビッグス著「富・戦争・叡智」読み進む。他人を否定しないことは難しい。ついいつい自分中心のものを考え他人を否定することが多いのが我々である。自己は確立しなければならないため、他人を肯定してばかりいられないが、かと言って否定してばかりでは孤立してしまう。他人の言うことをまず否定からはいる人がたまにいるが、誰もその人を偉いなどと関心するひとはいない。そんなに偉...
木場猛他ちょ「仕事は辞めない!働く×介護両立の教科書」読了。バートン・ビッグス著「富・戦争・叡智」読み進む。現在高齢者一人を生産年齢人口二人で支えているのだそうだが、高学歴化が進む現在では実質はもっと少ない人数で支えているのだろう。65歳以上で高齢者も働く人が増えているが、人口の高齢化には追い付かないのだろう。現在、75歳から79歳の12%、80歳から84歳の25%、85歳以上の半数以上が介護を必...
バートン・ビッグス著「富・戦争・叡智」、木場猛他著「仕事は辞めない!働く×介護両立の教科書」読み進む。昨日のボランティアでは少しオシャベリし過ぎたろうか。今日起掛けにそんなことを考えた。あまり気軽にくだらないことを話しかけると相手を軽んじていると思われるのではないかと気になったのだ。マンションの住民集会の講師の目途が付いた。もう少し話を詰めてから理事長の承諾を取ろうと思う。養老孟司氏の馬鹿の壁だか...
バートン・ビッグス著「富・戦争・叡智」読み進む。今日はボランティアの日である。先週は忘れていて別の日に参加したが今日は忘れなかった。ボケてなお元気という人は見方によっては始末の悪いものらしい。徘徊や迷惑行為を繰り返されたら、人権の尊重などといってはいられないようである。判断能力も認知能力も衰えてきているのだろうが、自分の考えに対する確信度は高まるばかりのようである。誰かに迷惑をかけているのかもしれ...
労働政策研究・研修機構編「育児・職業キャリア」読了。バートン・ビッグス著「富・戦争・叡智」読み進む。今週の週刊現代に大非婚時代だか何だか、ようするに結婚しない人が増えたようである。誰でも結婚した昭和の時代が異常なのであって歴史的に見れば結婚しない人がある程度いるのが当たり前であった。日本人が結婚大好きな民族というわけではない。’30年には女性の50歳時点未婚者が30%くらいになると予想されているそ...
労働政策研究・研修機構編「育児・介護と職業キャリア」、バートン・ビッグス「富・戦争・叡智」読み進む。今日は男性学者の田中俊之氏の講演を聞きに行ってきた。「男性学の視点から誰もが生きやすい社会を考える」という演題である。一般向けなので難しい話は聞けなかったうえ残念ながら次の予定があったので途中退席せざるを得なかった。次に行ったのが市内のマンション管理組合の方々の会合である。最初は自主管理マンションの...
労働政策研究・研修機構編「育児・介護と職業キャリア」バートン・ビッグス著「富・戦争・叡智」読み進む。毎日読む進むばかりでたまには変わった表現がないかと思うが面倒なのでそれで済ませてしまう。脳活ブログというのは読むと脳活になるというわけではない。脳活に効力はないと思うが、読まないよりは読んだほうがよいと思うので暇潰しにでも読んでもらいたい。自分の脳活には役立っているのかもしれないので脳活ブログである...
泉美智子著「投資の超基本」、国立社会保障・人口問題研究所「日本人の結婚と出産」読了。労働政策研究・研修機構編「育児・介護と職業キャリア」読み進む。大人の条件とは何だろう。つまらない人というのではないだろう。冷静な人、余裕のある人、責任感のある人、責任感とは利他的である人のことだろうか。自分の感情や欲望を上手く制御できる人も大人だろうか。どれも自分には当てはまらない気もするが、歳を取って退化したのだ...
国立社会保障・人口問題研究所「日本人の結婚と出産」読み進む。今日はだいぶ思い切ったことをした。歳を取って判断力が鈍ったのかもしれないが、後の祭りである。悪いことをしたわけではないが、少々後悔もしている。争いごとには関わらないほうが無難であるが、老い気のいたりだろうか。どうなろうとどうでもいいと思えば見過ごされたのだろうが、そうもいかなかった。後は成り行きまかせにするしかない。思っていることは言った...
大桃伸一他著「人間生活学へのいざない」読了。国立社会保障人口問題研究所「日本人の結婚と出産」読み進む。当マンションは現在自主管理か現在の管理会社を継続するか管理会社を変えるかでもめている。自主管理は現在の管理人が提案したそうで住民に運動までやっている。管理会社に勤めたことがあるわけではなくマンション管理士の資格をもっているだけのようである。職分を越えていると思うのだが、管理会社はお咎めなしだそうで...
国立社会保障・人口問題研究所編「日本人の結婚と出産」大桃伸一他著「人間生活学へのいざない」読み進む。昨日マンション管理セミナーの受講を申し込む。丁度管理会社を変えようとか自主管理にしようかなどという話が出ていると説明したら、第二部からの参加でもいいと了承いただいたので参加することにした。たった三十数戸が住んでいるに過ぎないマンションだが、見知らぬ住民が多い。建築当初からの住民の顔は分かるが、入れ替...
国立社会保障・人口問題研究所編「日本人の結婚と出産」読み進む。講座のパワーポイント資料は昨日で一応完成ということにしようと思う。満足はいかないが資料もなく直しようのない気がする。昨日は俳句の会に出席してきた。一点句が二つのみで後は選に漏れたが、そんなものだろうと気にならない。点数より自己満足優先の句作りである。上手くなろうという気もない。自己表現できれば十分である。下手に上手いと思われる句を作った...
佐々井啓他編「衣生活学」飛ばし読む。国立社会保障・人口問題究所編「日本人の結婚と出産」読む進む。昨日は花夢里に行って、ビオラの苗と菊、チューブと水仙の球根を買ってきた。講座のパワーポイント資料には手が付かずじまいだった。今日は少し頑張りたいが、俳句の会もあるのでどうなるやら。新聞に今日で佐藤愛子氏が100歳になったとあった。著書の広告である。氏の著書は何冊か読んだが、ファンというのではない。流石に...
(一社)日本家政学会生活経営学部会編「生活経営学」読了。今日は何も予定がない。講座のパワーポイント資料の修正をしたり冬咲きの花木など買いに行こうかと思う。最近大学経営の破綻が取りざたされる。既に半数の大学で定員割れしているとの報道もある。それでも新たな大学や学部が出来ているようで、大学経営とはやりかた次第ではうま味のあるものだろうか、はたまた功成った老人のロマンを掻き立てるものだろうかなどと思う。...
佐々木静子編著「女性が変える生活と法」読了。借りて来た本のうち読む価値あり(自分にとってだが)と思う本は読み終えたので今日は予約済のものを受け取りにいこうと思う。中には粗製乱造と思われる本や書き手の力不足のような本もある。今日は何も予定が何ないので古着屋まわりでもしようと思う。昨日は横浜中華街展にいったついでにデパートの紳士服売り場を見たが高いばかりで欲しいと思うものはなかった。お弁当と月餅などを...
佐々木静子編著「女性が変える生活と法」読み進む。富を持つ者はそれを保存しあわよくば増やしたいと考える。ウクライナの戦争で大儲けした人も、パレスチナの戦争で笑いの止まらぬ人もいるだろう。遠い国の戦争など儲けの絶好の機会だとしか思わない人は少なからずいるはずである。事実ウクライナの戦争を見越し、レバレッジ型の投資信託を買って儲けたと思われる人を知っている。自分がウクライナやパレスチナの戦争を儲けのタネ...
佐々木静子編著「女性が変える生活と法」読み進む。「母と祖母の人生を知る講座~戦後にいがたの女性の生活と仕事の歴史~」の関係でエンゲル係数について調査していた。新潟市などでは戦後の昭和25年には50%を超えていたが、40年代には30%台、60年代には20%台に下落していた。食生活の変化や外食慣習の定着などを考えれば劇的な変化である。ご存知に通りエンゲル係数が高いほど貧しい社会・世帯というのが一般的で...
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清水晶子著「フェミニズムってなんですか?」読了。いよいよトマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」を読み終えなければと思う。自立と依存のあわいはあやふやだが、経済的自立、衣食住の生活の自立など一見明白とも思える。経済的に自立していても妻や家族に依存していたり、他人に食料や生活を依存していたり、現代人は厳密にいうと自立とは正反対の生き方をしている。社会の存在に助けられて生きていることを依存といえば自立し...
落合恵美子著「近代家族とフェミニズム」読了。清水晶子著「フェミニズムってなんですか?」読み進む。今日は一日の仕事のご褒美としてプレミアムビールを買ってきた。350ミリリットルでしかないので細やかなものだが、たまに飲む本物のビールは美味しい。ポイントで毎年発泡酒をもらっているが、今年は少なくてもよいのでビールにしようか。確かもらえるポイントが減ったはずだが、1ダースや2ダースくらいならもらえるのでは...
バラの花蜂が触れても嬌もなし落合恵美子著「近代家族とフェミニズム」読み進む。今日は午前中2時間のボランティアをしてきた。力仕事や雑用が主だが、それがなくては活動も立ち行かない。面白い、面白くないの問題ではない。誰かがやらなくてはいけないなら自分がやるべきだろう。週に一度のエッセンシャルワークである。昨日真夜中に委員応募の電子申請をした。二度目の経験であるが、たまにしかやらないので慣れない。送った添...
落合恵美子著「近代家族とフェミニズム」読み進む。有名人の晩年を描いた、人間晩年図鑑なる本があるそうである。恐ろしいもの見たさもあるが、最期など知らないほうがよいかもしれない。様々な最期もあるだろうが、様々なようで一様でもあるのかもしれない。人生の絶頂で死ねば惜しい人を亡くしたと言われるだろうが、功成り名遂げても一線から引けば、誰にも人知られず死んでいくのだろう。忘れたころに訃報が届いたりしてまだ生...
落合恵美子著「近代家族とフェミニズム」読み進む。我々の総資産額はこの世にある財の価格の何十倍、何百倍とある。金融資産の額だけでもGDPの何倍、何十倍とあるのだ。実体の裏づけのない、お金という記号が膨れ上がっている。もし、食糧危機などで誰も自分の食料や材を誰にもお金と引き換えで渡さなくなればお金という虚構は崩壊する。資産何十兆円という大富豪もお金の価値を我々が認めているから安泰なのである。我々の生活は...
落合恵美子著「近代家族とフェミニズム」読み進む。他人様のことは正直分からないが貧乏話が好きである。二言目にはうちは貧乏なのでというフレーズが出てくる。確かに裕福ではないが、我が家は平均的な家庭ではないかと思うが、それを強調したいとは思わないのだ。金銭的な制約のもとに生活しているが、引退した人間というものは、現役時代の半分ほどの収入になるので生活が楽でないのが普通だろう。現役世代の多くが生活が厳しい...
落合恵美子著「近代家族とフェミニズム」読み進む。午前中は女性史の史料集めをした。男女の運転免許保持者数とパスポート取得者数の県計が欲しかったのだが、免許は昭和46年、パスポートは平成29年以降しかないようだ。男女別でなければパスポートは昭和63年から新潟県の統計年鑑にあったが、できれば昭和40年代から欲しい。新聞に昭和40年代末だったかに私の海外旅行体験なる特集記事があったので、そのころからの数字...
マティアス・ドゥプケ他著「子育ての経済学」読了。ジョシュア・ガンズ「子育ての経済学」など読み進む。今日家に帰ったら、セブン&アイホールディングスとエービーシーマートから株主総会の案内が届いていた。3月決算の会社はまだだが、株主総会の季節の始まりである。5月28日は生憎予定があるが、インターネットでの総会中継があるとは書いていない。セブンは56円50銭の配当で中間配当と合わせて1株113円の配当だそ...
マティアス・ドゥプケ他著「子育ての経済学」、落合恵美子著「近代家族とフェミニズム」読み進む。何時まで元気でいられるかという思いは普段は感じないが、ふとした出来事で考えさせられる。今日マンションの玄関に転倒したという老女が、若い男性に抱えられて入ってきた。買い物カートを押していて転んだようである。立てますかと声をかけたら若者に立たせてもらい、カートを支えに歩き出したので部屋まで付いていった。自分では...
落合恵美子著「近代家族とフェミニズム」マティアス・ドゥプケ他著「子育ての経済学」など読み進む。個人の感想であるが、60歳代は人生において貴重な時間である。何時の年代も貴重であるという批判には反論しないが、相応の肉体的、精神的な健康と時間の余裕を併せ持てた自分にとっては天国にいるような時間であった。70歳代、80歳代でも自由でストレスから解放された時間はあるだろうが、やはり60歳代の元気はない。昨日...
蔓バラの愛嬌もなく茂りけり五月雨や生きることには飽くなきか五月雨やつつがなくなる古希迎えアジサイの山の千手も知らずかなバラの花含むことある婦女如しマティアス・ドゥプケ他著「子育ての経済学」など読み進む。目的もなく乱読していると思われるかもしれないが、一応理由があって本を読んでいる。「よくわかる流通論」は戦後の商業の歴史と構造を知ることで、我々の生活、ひいては女性の生活がどう変わってきたのか理解する...
バラの花愛嬌もなく庭に散り番場博之他著「よくわかる流通論」読了。マティアス・ドゥプケ他著「子育ての経済学」読み進む。松下幸之助氏の映像をユーチューブで見た。話の内容が面白く、上手いのに感心した。流石に一流の経営者である。立派なお顔もしておられる。時代の色もついていて、昭和の大経営者という趣がある。松下政経塾の審査基準が愛嬌と強運だったという。政治家には愛嬌も必要だろうし、我々にも愛嬌は求められるだ...
番場博之他編著「よくわかる流通論」必要箇所のみ読むつもり。マティアス・ドゥプケ他著「子育ての経済学」など読み進む。3月決算企業の決算が発表され株価の下値が切りあがったのだろうか、日経平均は3万8占2百円台であるが、持ち株が過去最高額となった。このままいけば目標の大台を今年中に越えられるかもしれない。企業の決算で利益水準が上振れしてせいだろうか。株価の値上がり益ばかりでなく、アルバイトで稼いだ資金も...
番場博之他編著「よくわかる流通論」マティアス・ドゥプケ他著「子育ての経済学」など読み進む。女性史の関係で免許センターとパスポートセンターに免許取得者とパスポート取得者の男女別人数を問い合わせたのだが、どちらもただちに教えてもらうというわけにはいかなかった。情報公開請求しても資料が残っていなければ無駄になるが、ただでは面倒くさいのか調べてくれない。何時も思うのだが、公務員もやる気のある人は少ない。仕...
NHK放送文化研究所編「現代日本人の意識構造」必要箇所のみ読む。マティアス・ドゥプケ+ファブリッィオ・ジリボッティ著「子育ての経済学」など読み進む。弥彦神社はじめ新潟県には神社が多い。その数4672社で日本一であるという。ちなみに最も数が少ないのは沖縄県で15社だが、沖縄は日本文化圏ではないということだろう。2位の兵庫県の3857社を引き離してぶっちぎりの日本一である。これを観光資源に使えないものだ...
トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」など読み進む。1990年ころからマーケッティング婚活論なるものが普及しはじめ、婚活にも市場原理が貫徹されてきているようである。婚活事業のマーケットについてはまたの機会に解説する。男女は結婚市場において独自のマーケット戦略を構築し臨まなくてはいけなくなったという。株式市場のようにプライム、スタンダード、グロース、その他取引所外での取引などのように格式と信用の違い...
佐藤信著「日本婚活思想史序説」読了。若い人たちが、終活や婚活に励むのは幸せになりたいからだろう。幸せな家庭は一様だが、不幸な家庭は様々であるなどというが、職業を持ち家庭を持つということが幸せの条件だと思われているのだろうか。近頃はそうも言えないだろうが、昭和の皆婚社会ではそう思われていたのかもしれない。職業も誰もが持つことができた。ライフコースの設定が自由になって、自分らしい生き方ができるようにな...
佐藤信著「日本婚活思想史序説」読み進む。昭和は輝いていたなどと言ってすっかり負の側面を忘れているが、まだ世の中も人々もスマートになっておらず、ドロドロとした混沌の時代であった。ゴミなど平気で川やろ路上に捨てていたのも昭和である。昭和のスキャンダルも数々あるが、田中金脈、疑惑の銃弾事件(ロス疑惑)など一々上げたら際限ない。オウム真理教の一連の事件は平成であるが、昭和からそう隔たっていない。大久保清死...
橘木俊詔著「中年格差」読了。マティアス・ドゥプケ+ファブリッィオ・ジリボッティ著「子育ての経済学」など読み進む。昨日は気持ちいい春晴の日であった。丁度いい湿度と気温の日など年にそう何日もない。似合うとか似合わないの前に着たいものを着ればよいと思うのだが、そうしていない老人が多いような気がする。着るものに拘りがないのだろうか。老人が自己主張してはいけないと思っているのだろうか。男は現役時代のまま奥さ...
坂詰慎吾「セックスと超高齢化社会」読了。橘木俊詔著「中年格差」など読み進む。昨日中に読み終えたいと思い、斜め読みの部分もあったが、とにかく読み終えた。坂詰慎吾氏は新潟に住んでおられるらしい。以前講座の講師として招いてはどうかと市の職員に提案されたことがあったが、SEXを取り扱っている人ということで男女共同参画の事業としては刺激的すぎるのではないかと思い、保身もあって賛成はしなかった。当時坂詰氏の障が...
高野光平他編著「現代文化への社会学」読み進む。ファクトチェックなどというが、世の中ファクトチェックの出来ないもので溢れている。今日もマンションの自主管理についてお話を伺ったが、自主管理のマンションの理事長が委託管理のマンションとの比較に基づいた話をできないの当然である。好意でお話いただいていて申し訳ないが、疑問が晴れなかった。参考になることも多かったのだが、肝心の修繕工事費などが、安くなるのか否か...
高野光平他編「現代文化の社会学」辻桃子・阿部元気著「イチからの俳句入門」読み進む。若者文化などとんと理解できぬし、知りもしない。1972年に大学を卒業したときはポケベルも携帯電話もなかった。スマートフォンが出来るなど夢想もしていなかった。1987年にNTTがポケベル画面の数字を表示できる端末を発売し、件の暗号番号が高校、大学生のより考案され使われたのだろうだ。世代でいえば1960年代後半に生まれた人...
春の夜の季語で俳句を三つ考えるとのことですね。以上は季語春の夜を使った俳句の例です。春の夜や月は東に日は西に出る春の夜や鳥の声聞く川の流れ春の夜や蛙鳴く水に影映るAIの性能が悪いのだろうか。俳句の出来は良くないが作句の参考にはなる。参考にするのもNGにような気がするがどうだろうか。今度考えをうかがってみようかと思う。偏哲...
金谷千慧子著「働くこととジェンダー」読了。大人であるからといってものの道理が分かるものではない。大人の条件とは責任感、協調性、貫徹力、優しさ、自己愛を兼ね備えた人で歳相応の人格を持つ人だという。大抵の人は歳をとともに分別も備わるものだが、中には変わった人がいる。大人子供というのだろうか、協調性がまったくない唯我独尊だったり、自己愛が強すぎるのか却って自分や他人を傷つける人もいる。そういう人はあまり...
今日は行政書士会の総会であった。丁度いいバスがなく無駄に騒いで暗くなってしまった。春の宵は物悲しい。おぼろに見えるネオンが無情に感じる。5分で語れる人生とは何なのだろう。五分の時間しか費やす価値しかないのだろうかと思う。1時間費やしたとて何も変わらないのだろう。大抵の人生は詰まらないものであることは知っている。ヒーローにもなれない。だた生きるのみである。死んでいく人を心底惜しむ人いない。そういうも...
金谷千慧子著「働くこととジェンダー」読み進む。市民講座の講師に金谷氏を招こうかなどと考えて生れ年を確認したら昭和30年代で80歳を超えておられた。お元気のようだが、失礼ながら大丈夫でろうかと思った。チャンネルを回していたら、偶然「昭和は輝いていた」という歌番組をやっていた。前にも見て毎回みようと思ったのだが、忘れていた。人生には歌があり、歌手にも人生があるということが分かる。歌は作り物だが、作り物...
金谷千慧子著「働くこととジェンダー」読み進む。一度読んだはずだが、さっぱり記憶にないのは老化のせいだろうか。労働の三要素についての記述を読みたくて借りたのだが、関係した記述はほんの少しだけであった。今日も31度もあったのだが、少しも汗をかかなかった。少しだるいと感じたくらいである。妻にいわせると老人だからだそうだが、受け入れたくない気がする。知能は老化では衰えないものだというが、他人を見ているとそ...
玄田有史著「人手不足不足なのになぜ賃金が上がらないのか」再読す。人は利害だけで動くわけではないだろう。感動や共感が世のを中や社会動かしているという部分もある。利害は勿論重要である。だが、利害でけで世の中が動いていると思ったら誤る。アダム・スミスの言うように人間は共感するから社会を作っている。共感できる範囲が狭いという問題もあるが、それでも共感は世の中を動かす原動力である。一生懸命働いている人がいる...
小池和男著「戦後労働史からみた賃金」読了。来月初めの句会に提出する句を急ぎ作った。来週でも間に合う気がするが、気の向いたときに作ったほうがよいだろう。最初の句会なので挨拶代わりに軽い句でもよいだろう。ナストマトホームセンターに並ぶ苗香り立つバラの姿や二宮家迷惑な老いの一徹春の雨花夢里へと急く運転やさつき晴れふざけたわけではないが、軽すぎるだろうか。コロナが収束して同窓会があちこちで開かれるようだ。...
小池和男著「戦後労働史からみた賃金」明日には読み終えるつもり。労働史をやる以上、労働経済学の知識も必要であると痛感する。戦後新潟女性労働史講座のパワーポイント資料を通しで読んでみた。イントロダクション、戦前・戦中の前史から高度経済成長期の終わりまでで1時間20分、安定経済成長期から現状と未来の終わりまでで35分、何とか2時間に収まった。前回のアクティブシニアのための地球温暖化防止&SDGs講座の2倍...
小池和男著「戦後労働史からみた賃金」読み進む。戦後新潟女性労働史講座のパワーポイント資料のノートを通しで読んでみた。全部で129ページになったので、予定時間の2時間はだいぶオーバーすると思ったが、表示するだけのページもあるので3時間はかからなかったような気がする。今日は正確に時間を測って読んでみようと思う。前回のアクティブシニアのための地球温暖化防止&SDGs講座は60ページほどだったので2倍のペー...
小池和男著「戦後労働史からみた賃金」読み進む。昨日も大したことは出来なかったが、二つばかりのことをした。一つは積水ハウスの見学会で、隣の家を見学したことである。隣に積水ハウスが住宅を立て始めたことをきっかけに株を買い今のところ値上がりしているので、どういう家だろうかと思い見学してみた。家を建てるつもりもないので迷惑な見学者だったろうが、案内をしてくれた。最新の新築住宅というのは機能も充実しておりい...
小池和男著「戦後労働史からみた賃金」読もうと思う。3週間ばかり吸わなかったタバコ、また吸いたくなった。何が何でも今回はやめようと思う。俳句に会に見学にいったが、いざ作句をしようと思うとなんとなく億劫である。結局今月の会には出席しなかったが、自分の性には俳句の会は合っているようには思う。古参の会員がいて牛耳っているのは気に入らない気もするが、どこのサークルでも同じようなものかもしれない。結局古いサー...
関光博著「フルセット型産業構造を超えて」目次で内容確認。だいぶ前に読んだと記憶していたのだが、著者の学歴、内容に記憶違いがある。30年も前の本なので当然だが、当時の感銘はなんだったのか。他に該当する本はないようなので記憶違いに間違いないのだろう。講座の1974年から1990年までの安定経済成長期の記述の参考にしたいと思ったのだが、工業生産についての記述に偏っていて直接の参考にはならないようだ。閑話...
朴へビン著「日本映画にみるエイジズム」読み進む。講座の準備が少し停滞気味である。一応出来上がったので出来がよくなくてもまあいいかという気持ちが起きてくる。生来の怠け癖だろうか。資料不足、説得力不足のところも多い気がするが、2時間ではできることに限りがあるという思いもある。何もしていないわけでもないが、最後の改良というものは労多くして成果の少ないものでもある。閑話休題金沢市に旅行して新潟市との外国人...
大森真紀著「現代日本の女性労働」読了。今更他人と争うことなどしたくはないが、不注意というか、浅慮のためか誤解を招いてしまったようである。マンション管理について怪文書などが出回っているが、静観するのが利口なのだろう。マンションで管理方針に見解の相違があるのは仕方がないというが、そんなにむきになる話かと思っていたが認識が甘かったようである。マンション管理は業者ではなく、住民こそ真の利害関係者だが、管理...
大森真紀著「現代日本の女性労働」再読す。パソコンに話しかけると答えが返ってくる。AIの威力は大したものである。ブログのネタに困ったらAIにヒントを得ようかなどと思う。AIが考えているわけではなく、過去のデータから選択しているのだろうが、人間の思考だって大して変わりはないのだろう。毎日を機嫌よく過ごす方法はと問いかけたら、朝食をしっかり食べる、人と話す、運動をする、楽しいことをする、睡眠をしっかり取るとい...
矢口芳生・岩城成幸著「産業構造調整と地域経済」読了。日本で専業主婦が一番多かった時代が1975年(昭和50年)で全体の60%程度だったという。昭和も遠くなりにけりである。株屋も昭和の言葉だろう。今なら証券マンというのだろうか。ジェンダーに配慮のない表現である。株屋という言葉を聞かなくなった。取引手数料が証券会社の収入の大部分を占めた昔と違うからだろうか。無料でもないので手数料が安くなったというだけ...
矢口芳生・岩城成幸著「産業構造調整と地域経済」読み進む。お題を選んだことに深い意味はない。本を次々に出版しているある大学教授がまた本を出すとの広告があり、タイトルが深い話の人、浅い話の人だったので、そのタイトルで出版するのかいと思いお題にいただいた。売れるから出版するのだろうが、次々に出版できるのは学問の成果というのでないからだろう。事実件の大学教授は専門外の内容の出版物が殆どのようである。システ...
辻桃子・阿部元気著「イチからの俳句入門」読了。水島宏明著「メディアは貧困をどう伝えたか」読み進む凡庸な人生を送ってきた人間とて凡庸に生きようと思ったわけではなかろう。普通の人生を送ろうと思ったわけではないが、普通の人生しか送れなかった人間もいる。凡庸も普通も大して意味の違いはないのだろうが、凡庸は評価を大いに含む言葉なので自分としては普通という言葉を使いたい。人は凡庸に生まれるのではなく、凡庸にな...