遠い昔の記憶なので、日本で高校受験や大学受験をした時に、一科目の所要時間がどの位だったか、なんて全く覚えていません。ただ、我が家の中学生が目下挑んでいる、...
今、十六世紀の博物学者ウリッセ・アルドロバンディについて読みながら考えています。彼は、新たな知識を得る方法として、また啓蒙的に人々にその知識を伝達するやり...
用事があったので大聖堂まで歩きました。まだまだ夏休みが半月以上続く我が家の中学生も「涼しいから」とついて来ました。のんびり二人で散歩するのは多分三カ月ぶり...
数日前まで、腹筋に力を入れて暑さと闘う日々を過ごしていたのに、この数日で気候がガラッと変わってしまいました。と言っても、嵐が来た訳でもなく、一日中雨が降る...
南トスカーナの海へ我が家の中学生を連れて行く任務を遂行するバカンスで、私が楽しみにしていることが幾つかあります。その一つがグロッセートと言う街にあるレスト...
「良い街には必ず美味しい菓子屋がある。」イタリア生活を初めてまだ10数年ですが、こう私は信じています。今日は朝からオルベテッロ近くの古代ローマ遺跡を観るこ...
南トスカーナ地方の海に行くと、地元の人が多くいていろいろなことを教わります。風が陸から吹くと暑いだけではなく、虫も一緒に飛んできて虫刺されが大変なことにな...
銀製のアンフォラ ~ポプローニャ地方の考古学博物館@ピオンビーノ~
南トスカーナの考古学博物館を巡り出して4年が経ちます。多くの博物館にはほとんど鑑賞客がおらず、そのためか設備も人員も足りていない印象が残ります。エトルリア...
銀製のアンフォラ ~ポプローニャ地方の考古学博物館@ピオンビーノ~
南トスカーナの考古学博物館を巡り出して4年が経ちます。多くの博物館にはほとんど鑑賞客がおらず、そのためか設備も人員も足りていない印象が残ります。エトルリア...
どうやら再びアフリカの熱波がイタリアへ上陸したらしい。と言っても前回は、私は日本にいたため、被害にあっていないのですが、この南方からの熱波が来ると、息が苦...
自分の、慣れた台所ではなく、海のアパートで滞在するときには、極力手のかかる料理はしないようにしています。しかも我が家の中学生が、親なしで友達とどこへでも出...
夏休み真っただ中のイタリアですが、その中でも特に今日15日は祝日です。とはいえ、観光客や海水浴客を相手にする街(フィレンツェもそう)は変わり映えしないただ...
友人から60年前の雑誌「太陽」を頂きました。特集は”茶道”。水屋の美しい写真に惹かれて見入っていたら、篠山紀信さんの作品でした。(さすが!)そして今年、上...
我が家の中学生が宿題をするたの原稿用紙が必要で、近所の文房具店を当たるも、既に皆さんバカンスのための店仕舞いをした後。しょうがないので中央市街まで出ればど...
朝夕の気温がぐっと下がり、とても過ごしやすくなったフィレンツェです。今日は友人の家へ遊びに行きました。私にとってこちらのご夫婦は、二人ともアーティスト。無...
日本から戻ったらピザを食べよう!とずっと思っていましたが、何とか週末まで我慢しました。それでも土曜日の夜までは待てず、昼食からピザを食べれる美味しいお店を...
今日はとても涼しいフィレンツェ。ああ、このまま涼しかったらよいのに、と心から思っています。日本滞在中に、楽しみに観ていた朝ドラ。牧野富太郎さんのお話です。...
知らないうちにこんなに増えてしまった…。一つ目のバックは、「これは京都の絞りの職人さんが新しい作品を、と発案したプロダクトなのよ。海外で使うと面白いかと思...
今年も楽しい日本滞在が終わり、フィレンツェへ戻りました。手荷物の中に入れた陶器も無事、割れることなく我が家へ到着。ほっとしました。でも今回は、チケットを買...
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遠い昔の記憶なので、日本で高校受験や大学受験をした時に、一科目の所要時間がどの位だったか、なんて全く覚えていません。ただ、我が家の中学生が目下挑んでいる、...
朝早くフィレンツェの街を横切ると、開店前の屋台のシャッターに描かれたイラストを楽しむことが出来ます。一度店が開くと閉店まで見れないので、早起きした時は、趣...
憧れは持ちつつも、全く無知な植物の世界。この間、葡萄農園を訪れた際、小さな葡萄が上を向いて実をつけていることに驚いてしまいました。「そうか、初めはお日様の...
フィレンツェ市民に愛されるオブラーテ図書館です。土曜日の朝、日本で開催予定の印象派講座について調べ物をするために出かけたのですが、若人達で賑わっていてびっ...
フィレンツェでの食生活は、この十年でかなり改良されている気がします。それもこれも日本食ブームのお陰。こんなお団子がフィレンツェの街中で買える今日この頃。(...
ウズベキスタンの絵画展。友人に勧められたので、ピッティ宮殿へ観に行きました。ウズベキスタンはソビエト崩壊後に成立した共和国国家ですが、それ以前に既に、ソビ...
イタリアの学校には終業式がありませんから、知らない間にスルッと休みになります。しかも今年は今週末に選挙があり、会場として公立の学校を用いるため、ズルッと前...
自転車で出かけなくてはならない時に限って朝、いきなり雨が降って気温が下がったりするフィレンツェ。軽い折り畳み傘があると、便利です。今朝はサント・スピリト教...
どうやら私はイタリアの菊が好きな様で、今回家に飾る様に買ったのも菊でした。帯締めの色にありそうな、捻りの効いたオレンジ色の菊を見た我が家のイタリア人が、花...
まマキャベリが追放後、移り住んだ山荘を訪れました。フィレンツェ市内から30分以内で到着する小さな村ですが、都会とは全く異なる澄んだ空気に包まれる美しい場所...
数週間前、市場でいつも立ち寄る八百屋に極小サイズのポルチーニが並べられていました。今まで、虫が恐い私はポルチーニの処理を避けるために買った事がなかったので...
今日、前に歩いてた青年が、ワンピースの主人公が描かれたTシャツを着ていました。フィレンツェには日本アニメのキャラクターを配したTシャツ屋さんが何件もあった...
Novecento美術館は展覧会の度毎に訪れる場所です。予定では今開催中の、《モジリアニからモランディ》と題された展覧会の事を書こうと思っていたのですが展...
今日も可愛い花を見つけてしまいました。初夏の週末は、友人宅に呼ばれたり、呼んだりする機会が増えます。明日も御呼ばれなのですが、日曜日は花屋が閉まっているの...
まだもう少し先ですが、一時帰国を控え、我が家の日本食在庫をチェックしました。すると、頂いた事をすっかり忘れていた蒟蒻の素が出てきました!日本食は有名になり...
べアート・アンジェリコの作品を見直していました。サン・マルコ修道院が所蔵するアンジェリコの作品に、新約聖書主題が描き込まれた、棚扉の装飾画があります。細筆...
イタリアのバールでは、立ち飲みと座り飲みの選択が出来ますが、シニョーリア広場に面するバール、リヴォワールでカフェを飲む時には断然、立ち飲み派です。なぜなら...
日本は観光大国になっているとのこと。その情報を紐解いて、外国の方々が関心を持つ場所や食べ物を知る事は、我が家のイタリア人の日本滞在計画を立てる際に有効です...
ストロッツィ宮殿の展覧会に合わせて飾られた絵。コラージュ手法も用いられていますが、油絵です。でもここは雨が降り込む中庭なので、「一体雨が降ったらどうするの...
イタリアには高校入試も、(一部を除いて)大学入試もありませんが、中高校を修了するにあたり、卒業試験があります。それに落ちたら卒業出来ない、という試験です。...
フィレンツェのカソリック教信仰の要、と言えるほど多くのミサを毎日開いているサンティッシマ・アヌンツィアータ教会。ミサの途中では教会へ入れませんので、この様...
イタリアの学校は先週で終わり。今日から晴れて(!?)、イタリアンキッズの長い長い夏休みが始まります。友達と出歩く事の様が増えてきた我が家の中学生ですが、時...
少し前、ぽっと暇な時間が出来たので、以前から興味があったYoutubeの投稿、というのを試してみました。芸術の街フィレンツェに住んで長らくたちます。日本か...
街中に行く際に、思わず立ち止まってしまうもの。しかも今日は、何だか目が合った気がして写真も撮ってみました。こちらはバルジェッロ美術館の扉に付けられた鍵。鍵...
基本的に、美味しいものが大好きです。しかし今まで、フィレンツェ名物のカントゥッチには特別魅力を感じたことはありませんでした。(A.Matteiの本店ではミ...
第一日曜日は、国立博物館・美術館の無料日。同様に庭園も無料でしたので、大変賑わっていたボボリ庭園へ行きました。最近はゲリラ雷雨が午後に降る天候が続いている...
今イタリアは連休中。通常、図書館は土曜日は開館なので、今朝、意気揚々と出かけたのですが、連休を楽しむため(?)お休みでした。そのため本をどっさり借りたかっ...
我が家の中学生が参加するオーケストラの学期末コンサートが五月の最終日にあり、ようやくジェットコースターの様な五月のイベントが終わりました。学生達は、初心者...
メディチ・リッカルディ宮殿でルーカ・ジョルダーノ展が開催されていることは随分前から知っていましたが、訪問が何故か遅れました。何事も勉強ですから、たとえあま...
国立美術館であるウフィツィ美術館は、ピッティ宮殿の美術館とボボリ庭園と同じ管轄内で、年間パスがあります。今までは「ウフィツィの友達」と言う名のメンバーズカ...
久しぶりにメディチ家の別荘を訪れました。五月の庭園は本当に美しく、芍薬からバラ、忘れな草やブーゲンビリア、様々な花が咲き乱れ、オレンジやレモンの鉢植えには...
イタリアの学校は、正に今、忙しさMAX。予めスケジュールに入っていた予定に加え、どんどんとイレギュラーな用事が入ります。毎年こうだから、心構えは出来ていま...
今日はウィークデイなのに、ジョットの鐘楼へ登るための列が長いなぁと思いながら、大聖堂の横を歩きましたが、鐘楼に近づくにつれて、これが大聖堂入場のための列で...
先日訪れた着物の展覧会には、着物の他に日本の雑誌・書物の切り抜き展示がありました。チェックやアニマル柄(?)の反物を広げて長さを測っている男性たちは皆、着...
少し前までは、肌寒く雨ばかりだったのに、ある日突然夏の様な天気になったフィレンツェ。でも「本当か?本当に寒の戻りはないのか?」と未だ疑心暗鬼でいます。ただ...
雨の中、今年も我が家の中学生は音楽コンクールに参加しました。全国から参加する学生たちが集う一週間は、先生方や審査員も大変だろうなあ、と他人事ながら思います...
また行ってしまいました…。友人のマーブル紙工房です。この工房は、正に魔法の部屋。美しい色の渦に溺れそうになります。でも、今日の目的は爆買いではありません。...
ルネサンス期はあらゆる芸術分野でトップを走っていたフィレンツェも、21世紀の今は過去の遺産で生きつないでいる感が否めません。でもこちらのお店は、フィレンツ...
日帰り旅行プラ―トのお話、最終回。街をぶらぶらしている時、フィレンツェでも扱っている店の多い、カントゥッチの有名店Antonio Matteiの前を通りま...
プラ―トを昨日訪れた目的は、織物博物館で開催中の「KIMONO」展を観ることでした。織物博物館は、常設もなかなか面白く、テキスタイルの歴史を説明するスペー...