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kitasendoさんのプロフィール

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益田市
出身
島根県

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ブログタイトル
まるくまーる(旧・元教育部長の講義日記)
ブログURL
http://kitasendo.blog12.fc2.com/
ブログ紹介文
固執ゼロならすべてが有り難い 正午定着の私を目指す
更新頻度(1年)

133回 / 365日(平均2.6回/週)

ブログ村参加:2009/10/24

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まるくまーる(旧・元教育部長の講義日記)
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kitasendoさんの新着記事

1件〜30件

  • 反転する「介護体験」

      おばあちゃんの介護をしてゐると、介護する側の私の気持ちと、介護される側のおばあちゃんの気持ちとの兼ね合ひを考へることがあります。そのとき、4年前の正月に見たテレビドラマを思ひ出す。「マツコロイド」といふ介護ロボットが登場したのです。 トラックで運搬中に紐が緩んだのか、ロボットが落ちてしまつて、トンネルの中にぽつねんと鎮座してゐる。そこへ、おばあさんと若者の2人連れが通りかかる。 「あんたは何...

  • こんな芸当、私にはとてもできない

      日に日に足の筋肉が弱り、可動性が衰える。距離にすれば10m程度の寝室から食堂まで行くにも、青息吐息。 やつとの思ひで食堂の椅子に腰をおろすと、まづジュースを飲む。朝ならその次にバナナを1本。これは食べやすいし美味しいので、おばあちゃんのお気に入りだ。 後は、ゼリーを食べることもあるし、小さなおにぎりをほお張ることもある。時には桜餅を食べて喜ぶこともある。 朝、これくらゐのコースを食べるのは体調...

  • 敵(かだぎ)だつても、でァじにしろ

      日本の総人口に占めるキリスト教信者の割合は1.1%。100人に1人といふかなり低いレベルです。隣国韓国で30%に近いのと比べると、その少なさは際立つてゐます。 なぜそんなに少ないのか、その理由はいろいろに分析できるでせう。さういふ中で、『ケセン語訳新約聖書』を上梓した山浦玄嗣(やまうらはるつぐ)さんは聖書の日本語訳にもその理由があると面白い説を立ててゐる。 山浦さんはその分野のプロの文筆家ではない...

  • 「当たり前」のことを説く当たり前の人

      「とうていあたりまえとは思えない」ことを、じつは「あたりまえなんだよ」と説くことができると、ノーベル賞なのである。それがそう思えないのは、ふつうの世間の人たちこそ、まさに「個性的で独創的」だからであろう。 (『無思想の発見』養老孟司) このところ図書館に通つては、小林秀雄、池田晶子、養老孟司とほとんど偏執的に読んでゐます。ど...

  • 「私」は「心」といかに対話するか

      本性の心が向く道を行くようになれば、宇宙と一つになります。それは弾丸よりも速く、より強いのです。そのようなところに至れば、自分の心と語り合うようになります。そのような境地では心と会話します。何かをしようと考えれば、既に返事が返ってきます。そのような境地にいる人は、自分の行くべき道が分からないでしょうか。既に行くべき道は明確で、宇宙のあらゆる作用の力が助けるようにな...

  • 「何者でもない者」が誰より強い

      かの人物に端的に知られるように、一切の修飾を廃して真裸でそこに居ること、すなわちその無垢よりも、世人を驚かすことはあり得ないのである。飾らない、纏わないということは、飾らない、纏わない自分についての自信でもある。自分は何者でもないという強さがそこにある。自分はこうでしかあり得ないというところまで自分を追究した者の矜持がある。 (『私とは何か さて死んだ...

  • 政府だけが場当たり的か

      特定の人にだけ30万円を給付すると言つてゐたのに、あれこれあつて国民全員に10万円となつた。 その騒動が落ち着いてきたかと思つたら、今度は旅行者に旅費を支援すると言ふ。ところが実施直前になつて東京だけは除外すると言ひ出したので、再びもめにもめてゐる。 かういふ「ドタバタ」とも「迷走」とも見える政府の政策を評して、多くの論者が「行き当たりばつたり」としか見えない、と言つてゐます。 政府が為にしよ...

  • 「東京アラート」で「GO TO」する不可解

      脳科学者の茂木健一郎さんが面白い一人掛け合いをアップしてゐます。 運転免許を取るために教習所に通つてゐる人に、新しい交通ルールが伝へられる。 交差点に設置される信号機は赤、黄色、青の3色。これまで赤は停止ですから、運転手はブレーキを踏まねばならない。 ところが新しいルールによると、これからは赤と呼ばず、「東京アラート」と名称を変更する。そして信号機がこの色になつてゐるときはブレーキとアクセル...

  • ふつうでない常識人

      改めて気がついたことがある。私のところへ新聞から仕事の依頼がくるのは、見事にこのお正月だけなのである。ここ数年来の傾向を鑑みるに、これは確かにそうで、お正月特集、年頭の展望といったような企画にのみ、有難くもお声がかかり、あと一年は、ピタリと来ない。一年間の閑古鳥である。 これはどういうことかなあ、親しい編集者にたずねたら、決まっているでし...

  • 林檎のculture

      「文化」といふ言葉は、それ単独で使ふとその意味するところが何となくふわつとして、判るやうで判らない。「日本文化」とか「企業文化」などと他の言葉と組み合はせると、もう少し判るやうな気がする。ある範囲の社会とか組織の中で、そこに属する人が獲得する多数の振る舞ひの総称を「文化」と言つていいでせうか。 語源を遡つてみると、昔から中国にはその語があつて、それは「武力によらず民を教化する」といふ政治的...

  • 黙つて一分間眺めて見るがいい

    小林秀雄の体験談です。 昔イギリスに行つた折り、ロンドンのダンヒルの店でライターを一つ買ったことがある。特に何の特徴もないが、古風で、いかにも美しい形をしてゐた。 帰つてからはそのライターを書斎の机の上に置いてゐる。来客がたくさんある。書斎で煙草を吸ふとなれば、そのライターで火をつける。 ところが小林が言ふには、火をつける序でに、よく見て、「これは美しいライターだね」と言つてくれた人は一人もゐない...

  • 君は君自身でゐ給へ

      文字の数がどんなに増えようが、僕等は文字をいちいち辿り、判断し、納得し、批評さえし乍ら、書物の語るところに従って、自力で心の一世界を再現する。この様な精神作業の速力は、印刷の速力などと何んの関係もない。読書の技術が高級になるにつれて、書物は、読者を、そういうはっきり目の覚めた世界に連れて行く。(『読者について』小林秀雄) 昔一度だけ「速...

  • 真智で生きる

      ある日、私はこころを遊ばせようと思って、東山七条の京都博物館を尋ねました。そして嵯峨天皇の御筆を見ていますと、次の句が目にうつりました。 「真智無差別智、妄智分別智、邪智世間智」 これはこうよむのです。無差別智が真智であって、分別智は妄智であり、世間智に到っては邪智である。 (『紫の火花』岡潔) この3...

  • 分からないから、人は考へる

      「哲学ブームについて意見が聞きたい」「哲学がブームになっているのですか」「げんに何百万部と売れている」「それとこれとは話は別だ。哲学がブームになるわけがない」「わかりやすい哲学の本は、人々に受け入れられる」「なぜ哲学がわかりやすい必要があるのですか」「わかりやすく書かなければ、人々にはわからない」「何がわかれば、わかったと思うのか」「どうかわかりやすく言って下さい...

  • 木の中から仁王が出てくる

      夏目漱石の『夢十話』の第六夜の夢に運慶が出てきます。 運慶は鎌倉時代の仏師だが、夢の中では明治時代、東京の護国寺の仁王像を彫つてゐる。護国寺は江戸時代初期の創建だから時代はまつたく合はないのですが、夢の中では何でもありです。 運慶が彫つてゐる周りには大勢の見物人が集まつて、様々に下馬評をしてゐる。 夢の主も感心して、 「よくああ無造作に鑿を使つて、思ふやうな眉(まみえ)や鼻ができるものだな」...

  • ワニはなぜ真ん中の娘を喰ったのか

    心理学者のユングといふ人がこんな話をする。 どこか未開の村で3人の娘が水を汲みに行つたときに、突然ワニが現れて真ん中の娘を食つてしまつた。それを見て村の人たちは「あれは川の神の祟りだ」と言つて畏れ、供養をする。 それを見て文明の進んだ(と自負する)我々は、 「迷信を信じるとは、愚かなことだ。川の神の祟りなどといふものがあるか」 と一蹴するだらう。 しかしさう簡単に一蹴できるのかと、ユングは言ふ。 「誰...

  • 人生の謎を解く

      樹木希林さんも著書『樹木希林 120の遺言』のなかで言っています。 「人生は楽しむものじゃないのよ。人生は面白がるものよ」 人生の困難は、宇宙の偉大な発明であり、「さあ、この謎かけを解いてみなさい」という、「本当の自分」からの問いかけです。 (『無意識を鍛える』梯谷幸司) 何らか...

  • 喋る小林秀雄

      文筆家にはそれぞれ独特の文体といふものがある。 その形は、プロならば意識的な工夫はもちろんあるでせう。 しかしその基本は、その人に生まれもつて備はつた心身の形によるやうな気がします。 例へば、その人の声音といふのは、その人の声帯の形による。 それと似てゐて、その人の文体もその人の文章的声帯の形による。 私が好んで読む小林秀雄の文体は難解だといふのが一般的な評価です。 ところがが面白いことに、彼...

  • み言葉になる

    以前にも何度か取り上げたことのある、本居宣長の 「姿ハ似セガタク、意ハ似セ易シ」 といふ言葉。 (「姿ハ似セガタク、意ハ似セ易シ」「『姿』はどうして似せ難いのか」) これを小林秀雄が取り上げ、その小林の言葉をさらに池田晶子が取り上げてゐるのに出会ひ、引き込まれるやうに読みました。(『新・考えるヒント』「言葉」) 池田さんの文を読むと、私の見立てなどより数段は深みがあつて、どうにも敵はないなあ、といふ感...

  • 聖トマスは事実なくして信じない

      知人の勧めで『ある異常体験者の偏見』(山本七平)を読んでみました。 山本七平つて、懐かしい。 といふか、正直なところ、学生時代に『「空気」の研究』や『日本人とユダヤ人』をちょつとかじつたくらゐです。 折角勧められたのに、隅から隅まで読み込む気力がなく、タイトルで一番惹かれた「聖トマスの不信」だけ読んでみたので、その所感をまとめておきます。 トマスはイエス・キリストの12弟子の一人です。 イエス...

  • 言つてくれれば、やつたのに

    妻が夫に手伝つてほしいことがあるのに、夫はそれを察しない。 仕方なく妻が一人で頑張つてやるけれども、やつた後で妻はもやもやするので機嫌が悪い。 どうしたのかと思つて、夫が妻に聞いてみると、 「これこれをしてほしかつたのに...」 と妻が言ふ。 そのとき夫が 「なんだ、言つてくれれば、やつたのに」 と言ふのは、アウト。 この一言は、相当ヤバい。 女性脳には「察すること=愛の証」なのです。 だから、上の返答は...

  • 夫婦70年時代の「夫婦学」

    人生100年時代、下手すると、夫婦は70年も一緒に暮らす。夫婦が共に仲良く暮らすためのテクニックや哲学を、人類はもっと研究しなければいけないような気がする。「夫婦学」があっていい。 (『夫のトリセツ』黒川伊保子) 70年はいくら何でも長いなあ。 それでも50年くらゐ(金婚式レベル)なら、かなりの夫婦が一緒の生活を経験するでせう。 半世紀にも及ぶこんなに長い...

  • 共感といふ地雷

    男にとって結婚の継続とは、女性の母性ゆえの攻撃から、いかに身を守るかの戦略に尽きる。ぼんやりしていたら、生き残れない。家庭を、のんびりくつろぐ癒しの場所だと思ったら大間違い。 (『妻のトリセツ』黒川伊保子) 前書きから、夫の心臓に悪い警告が発せられてゐます。 前の記事で書いた通り、家庭においては夫がマイノリティ。 だから基本的に、夫にとつて家庭はそのままでは居...

  • 夫婦のトリセツ

    『妻のトリセツ』と『夫のトリセツ』(いづれも黒川伊保子著)をセットで読んでみました。 とても面白く、目から鱗がだいぶ落ちる。 何回かに分けてその面白さを共有できると思ひますが、まづは全体的な感想をまとめてみます。 『妻トリ』は夫が妻を理解するために、最初に書かれました。 2冊を比べると先に出た『妻トリ』のはうが構成的によくまとまつており、これだけでも十分に男女の脳の違ひが飲み込め、妻のはうが読んでも役...

  • うやむやになつてほしい

    黒川伊保子さんは優秀なリケジョだが、感性の人でもある。 著書は多いが、その中でも 『妻のトリセツ』『夫のトリセツ』 は合わせて50万部のベストセラーになつてゐます。 (この本は非常に面白い上に参考にもなるので、次回にご紹介します) youtubeに上がつてゐる「ラジオ版学問ノススメ」にゲストとして登場し、得意分野の話題が盛り上がる。 その最後に、日本語と日本を愛する黒川さんらしい話が出てきます。 先だつて「女...

  • 自粛する人になる

      自分が正しいと思ふことを、自分が行動する。自分が正しいと思ふことを、他人に期待しない。これが大原則だと思ひます。(武田邦彦 テレビじゃ言えないホントの話) 「正しいと思ふこと」 は、100人ゐれば100通り、1000人ゐれば1000通り。 つまりは、すべての人は「正しいと思ふこと」が違つてゐる。 厳密に言へば、さうです。 もちろん、ある程度はグループ化...

  • 天が私を知る

      聖人(孔子)は、天に知られたと言ったのであって、天を知ったと言っているのではない。言葉を換えれば、彼が理想を捉えたのではなく、理想が彼を捉えたのだと。 (『新・考えるヒント』池田晶子) 人間の側からすれば、天とか神を求める。 天を知りたい、神に出会ひたいといふ願望がある。 それで私が天に何らかの接触をする体験をしたなら 「私が...

  • 動かない石は自分の内部にしかない

      なるほど、われわれの時代はよく乱れているけれども、アテナイの末期や小林(秀雄)の頃よりもとくに乱れているわけではない。乱れているのは、世が乱れていると世を責めるその人の自己だ。 内省することのない自己が乱れて寄る辺を見失うのは、今に始まったことではない。だからこそ、内省する人々の言葉は、どんな世でも、われわれの中で石のように動かないのである。これは、本...

  • 事態はすべて私の中で起つてゐる

      財布を開けば、その中にはお札も硬貨も入つてゐて、それを取り出して使へばそれ相応のものを買へる。 銀行の通帳を開けば、その中には出入金がいくらいくらと印字されてゐる。 だから 「お金はある」 と思つてゐます。 しかしお札はそもそも小さな紙切れだし、通帳の金額数字は機械による印字に過ぎない。 それがその額なりのものと交換できるといふ信用があるために、価値あるものとして流通してゐるのです。 だから ...

  • 解体といふ創造

    私は、書くのが職業だから、この職業に、自分の喜びも悲しみも託して、この職業に深入りしております。深入りしてみると、仕事の中に、自ずから一種職業の秘密とでも言うべきものが現れて来るのを感じて来る。秘密と申しても、無論これは公開したくないという意味の秘密ではない、公開が不可能なのだ。人には全く通じ様もない或るものなのだ。それどころか、自分にもはっきりしたものではないかも知れぬ。ともかく、私は、自分の職...

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