chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
kitasendo
フォロー
住所
益田市
出身
島根県
ブログ村参加

2009/10/24

arrow_drop_down
  • 全細胞に「ありがたう」

    AmazonのAIは私のブログも熟読して、私の嗜好をよく知つてゐるのでせう。Kindleを開いたら、お勧め書籍の最初に『ありがとう 100万回の奇跡』(工藤房美)といふ書籍が表示されました。「ありがとう100万回でガンが消えました」とあります。 勧めに従つて、早速読んでみました。 48歳の女性が子宮頸ガンになつた。異常を感じて病院に行くと、「どうしてこんなになるまで放つておいたんだ」と、医者から大声で叱られた。そして...

  • 正しく訊く

    本当にうまく質問することができたら、もう答えは要らないのですよ。僕は本当にそうだと思う。ベルグソンもそう言っていますね。僕ら人間の分際で、この難しい人生に向かって、答えを出すこと、解決を与えることはおそらくできない。ただ、正しく訊くことはできる。(『学生との対話』小林秀雄)  私は折にふれて、小林のこの言葉をよく思ひ出す。とても含蓄の深い言葉だと思ふ。今朝も起きがけに、ふとこの言葉を思ひ出し、...

  • 苦痛は存分に味はひなさい

    人生は苦痛に満ちてゐる。悩みも尽きない。できるなら、苦痛は回避したい。どうしたらそれができるか。仏教とキリスト教ではその処方箋は随分違ふが、それぞれのポイントを見てみます。 仏教では、悩みの原因は「渇愛」または「執着」にあるといふ。したがつて、悩みを取り除くには欲望を捨て、執着を離れゝばよいといふことになる。そして、願ひは転生の輪廻から解脱した「涅槃」です。 一方キリスト教では、悩みの根本原因は「...

  • 「私」の正体

    先日「ダイモンの正体」といふ記事を書いたあと、日常の用事をしてゐるときに、ふいに、 「ダイモンの正体は、いかにも知つたかぶりで偉さうに書いたけれど、それなら一体あなた自身の正体は何なのか。それをはつきりと言へるか」 といふ思ひが、あたかも誰かからの問ひかけのやうに、脳裏に浮かんだ。 こんなことを誰が問い質すのか。容易な質問ではない。そもそもこのブログだつて、その答へを求めて書き続けてゐるやうなもので...

  • 「ダイモン」の正体

    ギリシャの哲学者ソクラテスの思索と生涯を導いたと言はれる「ダイモン」。その正体は一体何かについては諸説紛々で、いまだにこれといつた定説はない。 ソクラテス自身は「ダイモン」について、「内なる声」「神的な兆候」などと呼び、「何かをするときに反対する声」だと証言してゐます。面白いと思ふのは、この声が「積極的に何らかの行動を促す」のではなく、「それをするなと警告する」声だと言つてゐる点です。 彼は裁判に...

  • 誰の動機を変へるべきか

    前回の記事「見えないものは『私の内側』にある」で書いたことについて、何か今一つ書ききれてゐない気がするので、もう少し深堀りしてみます。 前回の記事の筋立ては、概ね次のやうなものです。 空間認識においては、リンゴの今見えてゐる面は「私の外面」にある一方、見えてゐない裏側は「私の内面」にあると考へる。なぜなら、裏側は見えてゐないのに「あるはずだ」と私の心の中で思つてゐる(想定してゐる)のですから、「私...

  • 見えないものは「私の内面」にある

    ヌーソロジー(noosology)といふ新しい思想。noosの語源となつたギリシャ語の「nous」は、「知性」「論理」「理性」などと訳される意味を持つてゐます。 その志向する目的をGrokさんに尋ねると、 「意識の反転を通じて、物質世界と精神世界を統合し、人間と宇宙の本質を新たな視点から理解すること」 と要約してくれます。 これだけでは、意味もよく分かりませんね。ヌーソロジーが提案する概念はかなり難解で、私もいまだ十分...

  • 神に満たされる

    あなたはどうして姿を現さないのですか? 私は何度も現れている。今もこうして現れている。いや、そうじゃないんです。もっと疑いの余地のない現れ方、否定しようのない現れ方のことです。いま、そうしているではないか。どこに?あなたが見るものすべてに。私には、あなたがたが理解できるかたちも姿もない。私はどんなかたちや姿になることもできるが、そうすれば誰もが、自分の見たかたちや姿こそが神の唯一の姿だ...

  • 溢れ出る感謝

    「ありがたう」といふ言葉を口にすると、脳は「ありがたい」と思へる現象を探し始める。 ときどき耳にする言葉ですが、本当にそんなことがあるのか。これをGrok3さんに訊いてみると、 「『実証されてゐる』とは断言できないものゝ、脳科学や心理学の研究である程度裏づけられてゐます」 といふ回答が返つてきます。 脳科学では、神経回路に変化が生じるといふ。そして習慣化すれば、神経回路が太くなる。 車で街を走ると、実に...

  • 「心の仕事」を分かち合ふ

    「なぜ女性は歳を取ると夫を嫌ひになるのか」といふタイトルの動画があります。三大精神分析学者の一人、アルフレッド・アドラーによる分析と解説をうまくまとめてゐます。このタイトルは、男性なら内心ドキリとし、同時に、その理由を訊いてみたい気になるものでせう。 多分、逆のケースもあり得るとは思ふ。つまり、「なぜ男性は歳を取ると妻を嫌ひになるのか」といふことです。しかし、ケースとしては圧倒的に少ないやうな...

  • 自己犠牲なんて要らない

    「他我思想」については、これまで何度か記事にしたことがある。改めて思ふところがあつたので、少し違ふ観点から書いてみます。 今までは「他為」思想について語りましたが、これからは「他為」ではありません。「他我」思想を語らなければなりません。「他」とは何かと言えば、「我」だというのです。相対が「私」だというのです。カイン世界のために生きなければならないというのですが、そうではあ...

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、kitasendoさんをフォローしませんか?

ハンドル名
kitasendoさん
ブログタイトル
まるくまーる(元教育部長の講義日記)
フォロー
まるくまーる(元教育部長の講義日記)

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用