小幡神社(おばたじんじゃ:京都府亀岡市曾我部町)~出雲神と八幡神の不和の歴史を秘める地を偲ぶ古社
当社へは車で訪れたのですが、ナビでは到着してるはずなのに神社の案内板も何もなく、たどり着くのに難儀しました。小幡川北側の「金剛寺」の小さな案内標識に従って小道を進めば、結構な広さの神社の駐車場に辿り着けるのですが。境内は道に面していますが、規模的には地域の氏神社っぽい小規模な神社で、知らなかったら見過ごしてしまいます。ただ、ご祭神に開化天皇をお祀りするというとても珍しい神社で、どうも重大な古代史を秘めているらしいので、参拝させていただいて感慨もひとしおでした。・二の鳥居【ご祭神】「南桑田郡誌」や「亀山市史」では社伝に従って、開化天皇、彦坐王命、小俣王命の三神がご祭神としています。「亀山市史」では、社名がご祭神の一柱、小俣王命にちなむ可能性を述べて重要視しているようですが、「特選神名帳」の方はこの神が「神名帳考証...小幡神社(おばたじんじゃ:京都府亀岡市曾我部町)~出雲神と八幡神の不和の歴史を秘める地を偲ぶ古社