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早川徳次の評伝『地中の星』を読んで思い出した映画。『帝都物語』(88)(1994.4.27.WOWOW)平将門の怨霊により帝都・東京の破壊を目論む魔人・加藤保憲(嶋田久作)と、その野望を阻止すべく立ち向う渋沢栄一(勝新太郎)、寺田寅彦(寺泉憲)、幸田露伴(高橋幸治)らとの戦いを描く。明治末期から昭和初期という、東京がモダン都市へと変貌していく過程の裏で行われた霊能者たちの戦いを、実在の人物を絡めて描いているのだが、話があっちに行ったりこっちに行ったりのごった煮状態の散漫さで、お世辞にも傑作とは言えないものになっていた。今の日本映画には珍しいこのSF伝奇大作を、ウルトラシリーズを撮ったことを理由に?テレビ出身の実相寺昭雄に撮らせてしまったのが、大いなる勘違いだったのではと思う。ただ、未読の荒俣宏の原作自体が...『帝都物語』『帝都大戦』
「ニッポンに蒸気機関車が走った日」明治5年、10月15日、日本に鉄道が開業した。天皇をはじめ政府要人が記念列車に乗車し、空前ともいえる規模で式典が開かれた。だが、この日を迎えるまでには、鉄道建設をめぐって西郷隆盛と大隈重信(矢柴俊博)の対立があり、工事が暗礁に乗り上げることもあった。鉄道開業の1日に焦点を当て、その裏側を描くドキュメンタリードラマ。鉄道マニアの六角精児が案内役を務めるほか、鉄道の父・井上勝を演じる。このドラマが製作されたのは2018年なので、まだ高輪築堤は出土していなかったのだな。井上勝はあまり映画やドラマで描かれたことはないのだが、このドラマにはちゃんと出てきた。「大いなる旅路」鉄道100年を記念して1972年に放送されたドラマ。鉄道開通から現代までを、ある一家の歴史と重ね合わせながら描...「ニッポンに蒸気機関車が走った日」「大いなる旅路」
映画を繋げていくレビューブログです! 前回は『Xファイル』劇場版つーことで、テレビドラマの劇場版という繋がりで参りましょう。 『必殺仕掛人』 ↑ゾンアマ行あふぃりえいと(DVD通販) アマプラもあるでヨ 概要 必殺シリーズ第一弾である『必殺仕掛人』の映画版。 ストーリー 金で殺しを請け負う“仕掛人”藤枝梅安(田宮二郎)に舞い込んだ仕事は、苦手な女殺し。 相棒・徳次郎(浜田...