『阿Q正伝』魯迅 感想
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 魯迅が中国社会の救い難い病根と感じたもの、それは儒教を媒介とする封建社会であった。狂人の異常心理を通してその力を描く『狂人日記』。阿Qはその病根を作りまたその中で殺される人間である。こうしたやりきれない暗さの自覚から中国の新しい歩みは始まった。 1876年に日本は、国力と資本を拡大させるために朝鮮王朝へ軍事圧力を与え、強制的に不平等条約(江華条約)を締結しました。朝鮮は米穀を中心とした作物の輸出や、無関税での貿易を強いられます。朝鮮王朝内では宗主国である清国の意向を支持する保守派と、そこから脱却して日本のように国力を伸ばすべきであるという改革…
2023/04/08 06:22