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伝統空手あるある:「中高年カオス」シリーズ 〜地方大会、大まかな概要〜
伝統空手の地方大会において、「ある意味あるある」な現象、名付けて「中高年カオス」について書いております。 かつての青春を思い出し、そして培ってきた「引き出し」を総動員して勝敗を超越した、もとい、もはや「勝敗の向こう側」の自己表現に命をかける混沌とした組手を展開する猛者が時々います。 80年代や90年代の全空連のローカルファイターたちの組み手と言ったら、もう荒くて荒くて(褒め言葉です) そして、「かつてあの頃」の空気を呼び起こして、平成後半や、または令和の世の試合マットの上で愛すべき混沌ファイトが繰り広げられるあの瞬間 非常に趣深いものがあります。
伝統空手をやる青少年たちへ:〜部活動か、町道場か〜「部活動編」
青少年が伝統空手(JKF系)を稽古する場合、町道場で稽古する場合と、中学、高校、大学といったところの「部活動」で空手を稽古する場合の2パターンがあります。 どちらが優れているという話ではなく、それぞれのメリット、デメリットについて考察しておりますので 今回は部活動の方から記事を書いてみました。
空手書籍紹介:「拳道伝説 〜拳聖 中村日出夫の足跡〜」(山平重樹・竹峰且秀 共著)
中村日出夫先生 大日本武徳会十段範士 極真空手とは対をなす実戦空手団体 拳道会 の創設者です。 その中村先生と、門弟の皆さんの物語 空手の書籍で、間違いなく珠玉の1冊です。
空手の「事故防止資料」:プライドの餌食 〜回復・改善方法①〜
過去数回にわたって、空手をはじめ武道・武術をやる際に陥る可能性のある状態「プライドの餌食」についてお話ししてまいりましたが 今回はその解決、改善方法について考察し、記事にしてみました
青少年の育成の面からも考えて、空手道を練習するときには、流派や試合ルール問わず、ある程度の当て稽古は必要不可欠だと思います。 特に、ノンコンタクトの空手の道場では、ところによっては「当て方」すら教えない道場もあり、ポイントを取るための突きと蹴りしか知らず、強い当て方や、当てられた時の精神的な免疫を育まないで黒帯になってしまう子供たちもいるのが現状です。 「気概」を養うためにも、当て稽古は必ず必要と個人的に思っています。
今現在、空手に一生懸命取り組んでいる小さな子供たちや、10代…中学生や高校生のみなさんへの手紙のつもりで書きました。 一生懸命稽古するのは当然です。 けれども、ふと疲れてしまった時や、自分の気持ちが折れそうな時は、無理をせずに休みましょう。 そうすれば、また自ずと空手をやる元気が湧いてきます。