看板俳優は96歳。「老いと演劇」が映し出すコミュニケーションの本質

看板俳優は96歳。「老いと演劇」が映し出すコミュニケーションの本質

看板俳優の岡田忠雄さん、通称「おかじい」は96歳。脇を固めるのは、地域に住む認知症のお年寄りや発達障害の若者たち。そんな"常識外"の劇団が、岡山県奈義町にある。 「老いと演劇」の劇団OiBokkeShi(以下、オイボッケシ)は、東京で俳優・介護福祉士として活動していた菅原直樹さんが2012年に岡山県に移住し、立ち上げた。年数回の演劇公演のほかに、認知症ケアに演劇的手法を取り入れたワークショップなども実施。超高齢…

2023/10/02 21:13