宇治を訪ねて(7)興聖寺 宝物殿
宝物殿には、手習観音が祀られています。平安時代中期、小野篁作と伝えられ、『源氏物語』宇治十帖の「手習」の古跡に祀られていたといわれることから、「手習観音(てならいかんのん)」とも呼ばれます。右足の親指が少し浮いているのは、「衆生の困苦をを救うため、すぐ駆けつける」と言う意思を表しているそうです。天竺殿興聖寺は応仁の乱や兵火に遭い、衰退してしまいますが、寛永10年(1633)淀城主として入国した永井尚政(...
2024/12/07 21:17
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#琴坂
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