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【40代50代】9割の女性が水毒を溜めている⁈今日から始めるむくみトレーニング
11月の終わり、久しぶりにお会いしたNさんから、最近、脚や顔のむくみが気になるんです💦と言うご相談を頂きました。 よくよく伺うと、巡りを良くしようと、水分をたくさん摂っているとのこと。 ちょっと待って!それがむくみの原因...04
こんにちは。40代女性の開運コーチ坂本ともこです。これから梅雨入りの気配。この時期は女性にとって最も体調を崩しやすい時期です。もともと女性は「水の氣」を多くも…
西洋医学は、全般的に病気の原因を治療しないという伝統があり、対症療法によって見当違いの処置を患者に施すことは珍しくないようです。しかし、不思議なことに、西洋医学を信奉する人は非常に多く、そのため、宗教施設も顔負けの巨大な総合病院や製薬会社のビルが全国各地に立ち並んでいます。こういった状況を打破するため、今回からしばらくの間、80年以上前に西洋医学の問題点を具体的に指摘した『漢方の味』(鮎川静:著、日本漢方医学会出版部:1939年刊)という本をご紹介したいと思います。なお、この本は国立国会図書館デジタルコレクションで閲覧可能です。著者の鮎川静氏は、産婦人科医だったのですが、子宮後屈症がお灸で治ることに驚愕し、漢方医になった人です。この本は、がんとは直接関係ありませんが、西洋医学の問題点を分かりやすく指摘していて、...子宮後屈症
『漢方の味』(鮎川静:著、日本漢方医学会出版部:1939年刊)という本をご紹介しています。今回は第5回目です。◆呼吸器病この本が出版された当時(昭和14年)の呼吸器病といえば、肺結核が代表的なものです。これは国民病ともよばれ、日本中に大流行して多くの死者を出していたため、この病気に罹ると必ず死ぬと思っていた人も多かったようです。しかし、鮎川氏の見解によれば、重要なのは、本ブログの「子宮後屈症」でご紹介した瘀血(おけつ=古くなった不要な血液)と水毒(体内の水分が過剰な状態)の量であり、これらが少ない患者の場合は、相当重症のように思われる肺結核であっても漢方薬で助かるそうです。そのため、鮎川氏は、「早期発見、早期発見と騒ぎまわり、レントゲン検査などによって怪しげな診断を下し怪しげな治療をする」西洋医学のやり方を、気...呼吸器病
『漢方の味』(鮎川静:著、日本漢方医学会出版部:1939年刊)という本をご紹介しています。今回は第6回目です。◆関節炎と湿性肋膜炎漢方では、体内の水分が過剰な状態を水毒(すいどく)とよびますが、これは腎臓の機能障害が直接の原因だそうです。次に、どういう人に水毒が多いかというと、下痢しやすい体質の人は水毒が多いそうです。また、関節炎にかかって関節内に水が溜(た)まる人も水毒が多いそうです。さらに、湿性肋膜炎も水毒によって引き起こされるそうです。ところで、西洋医学では、関節内に溜まった水を注射器などで抜く治療法がありますが、鮎川氏は、こういった手法を、「治療法という可(べ)きものでは無くして疾病(びょうき)の本態を弁(わきま)えざる医師の瞞着(ごまかし)手段である」と厳しく批判しています。というのも、関節の炎症に際...関節炎と湿性肋膜炎
『漢方の味』(鮎川静:著、日本漢方医学会出版部:1939年刊)という本をご紹介しています。今回は第7回目です。◆風邪と脳膜炎これまで何度もご紹介したように、漢方医学によると、多くの病気の原因は、瘀血(おけつ=古くなった不要な血液)と水毒(体内の水分が過剰な状態)だそうです。そして、この瘀血と水毒を揺り起こして種々(いろいろ)な病気を起こさせる動機となるのが、古来より万病のもとと言われている風邪(かぜ)だそうです。また、本ブログの「解熱剤と氷枕の罪悪」でご紹介したように、風邪の際に発熱するのは、病気を追い出すために身体の方から出す抵抗の表われであり、これを解熱剤や氷枕を使って無理に下げようとすると、今まで潜んでいた瘀血や水毒が追い込まれた外邪(がいじゃ)と結びついて、肺炎や肋膜炎、胃腸病、中耳炎、脳膜炎などを引き...風邪と脳膜炎