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大雨の後は台風、それも二つ続くのでシンと馬之助と名づけたい。でもきっとイノキが守ってくれる。 雨の日は本なんか読まずにYouTubeでFlyFishingの動画を見る。舶来のものが良くて、景色が違うしフライマンがカッコいい。マンだけでなくウーマンもなんであんなにカッコいいのだろうと思ってしまう。 CatchMagazineというのがあって、オッさんたちが思い思いのフライフィッシングに勤しんでいて、そんな風景に私もいたいと思わ…
こんにちは。RIYOです。 今回はこちらの作品です。 1895年、日本は日清戦争が終結し台湾の統治権を得ました。以後の約五十年間、日本の植民地として扱われました。日本の統治を阻む台湾住民は五年のあいだ抗います。そして一万人以上の現地人が虐殺されました。 埴谷雄高(1909-1997)はこの台湾で生まれ育ちます。家庭内で穏和な親が現地の人間に向ける蔑視に不快と矛盾を感じながら過ごします。 「日本人が嫌い。でも自分も日本人。だから自分も嫌いになる。」 こう語る埴谷さんは徐々に哲学へ造詣を深めていきます。 社会の矛盾を感じて存在論を深掘りする中で、日本に移住すると矛盾を強く感じるようになります。学生…