國分功一郎の奇説――國分功一郎「傷と運命――『暇と退屈の倫理学』新版によせて」を読む
久しぶりにブログを更新する気になったので、今年3月に刊行された哲学者の國分功一郎の『暇と退屈の倫理学 増補新版』(太田出版)の書評を書くことにしよう。 暇と退屈の倫理学 増補新版 (homo Viator)作者:國分 功一郎発売日: 2015/03/07メディア: 単行本 気がつくと、以前に記事を書いたのは10ヶ月もまえになるから、ほんとうに久しぶりだ。こんなに長くブログを放置していたのははじめてである。どうしてこんなにあいだが空いたのかというと、ほんとうに哲学の勉強をやめてしまったからだ。哲学者の千葉雅也の『動きすぎてはいけない――ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学』(河出書房新社)関連の雑誌…
2022/03/07 23:48