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世界は周縁化された存在に厳しい 映画「ザリガニの鳴くところ」(2022年公開)感想
デイジー・エドガー=ジョーンズ主演の映画の感想です。 監督:オリヴィア・ニューマン 主演:デイジー・エドガー=ジョーンズ youtu.be ザリガニの鳴くところ ブルーレイ&DVDセット [Blu-ray] デイジー・エドガー=ジョーンズ Amazon <あらすじ> 1969年のノースカロライナ、田舎町の人気者チェイス(ハリス・ディキンソン)が湿地帯で死体で発見される。容疑者と思われる”湿地の娘”と蔑まされているカイア(デイジー・エドガー=ジョーンズ)が捕まり裁判にかけられる。引退した弁護士のトム・ミルトン(デヴィット・ストラザーン)が彼女の弁護を務める事になる。 <感想> アメリカ映画の作劇…
ミステリー作品「ザリガニの鳴くところ」の配信状況をチェックしました。あまり期待しないで見たら予想外に面白かったんです。オトクに視聴できる方法をご紹介しています。
11/20 T-JOY大泉で鑑賞してきました。 客の入りとしては少なかったです。 【あらすじ】 6歳のときに両親に捨てられた少女カイア(デイジー・エドガー=ジョーンズ)。ザリガニが鳴くといわれるアメリカ・ノースカロライナ州の湿地帯でたった一人で育ち、自然から生きる術を学んだのだった。ある日、その湿地帯で青年の変死体が発見され、カイアに殺人の容疑がかけられる。そして、法廷に立った彼女の口から語られたのは、想像を絶する半生だった 本作はアメリカのベストセラー小説ディーリア・オーエンズ著「ザリガニの鳴くところ(原題:WHERE THE CRAWDADS SING)」の実写化ミステリーである。 まるでラブストーリーと法廷サスペンスがマッシュアップしたような作品で私は非常に楽しめました。 主人公のカイアは、幼い時に暴力的な父親が原因で母親や兄弟が次々と家出し、とうとう父親も出て行ってしまったことから湿地帯で一人で生活することとなりました。 そんなどん底の状態から数少ない協力的な大人の支援で、成長していきます。 そんな彼女が殺人事件の容疑者になったことで、映画を見ている自分は「なんとか幸せになってもらえないか・・」と応援したい気持ちでいっぱいになりました。 そして本作、ラストシーンでのどんでん返しが話題となっているのですが、これがとあるアイテムを映しながら静かに真相を連想させるようにナレーションが語られて幕を綴じるというものでした。 所謂わかりやすい描写や、セリフで事実を直接的に説明するものではなかったことが、鑑賞後に観客が各場面を思い返しながら真実の伏線を回収するというものでしたので、私は大好きなタイプの映画でした。 そして主演のデイジー・エドガー・ジョーンズは、若い時のアン・ハサウェイにそっくりだなと思い、今後の活躍を期待したいと思いました。
11月8日(火) 昨年原作小説を読んだ時、映画化されると知り 公開されるのを気にしていた所、試写会の募集があったので応募! 当たりました。試写会に行って来ました。 www.zarigani-movie.jp 事件の真相は、初恋の中に沈んでいる-----。 1969年、ノースカロライナ州の湿地帯で、裕福な家庭で育ち将来を期待されていた青年の変死体が発見された。容疑をかけられたのは、‟ザリガニが鳴く”と言われる湿地帯でたったひとり育った、無垢な少女カイア。彼女は6歳の時に両親に見捨てられ、学校にも通わず、花、草木、魚、鳥など、湿地の自然から生きる術を学び、ひとりで生き抜いてきた。そんな彼女の世界に…