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雄勝湾(おがつわん)の方へ車で行った時、久しぶりに「支倉六右衛門造船地(はせくらろくうえもんぞうせんち)」の石碑を見てきました。10年振りくらいかな。この石碑があるのは石巻市雄勝町の呉壺(くれつぼ)という場所。およそ400年前、海を渡ってヨーロッパへ行くため、仙台藩によって、「サン・ファン・バウティスタ号」という船が造られた場所ではないかといわれています。
月浦(2/2) 月浦漁港の「南蛮井戸」・「月浦出帆三百五十年記念」碑・「支倉六右衛門常長解纜地碑」
「月浦漁港」には「南蛮井戸(なんばんいど)」跡、石碑・板碑など、木造船「サン・ファン・バウティスタ号」と支倉常長関連のものがいくつかあります。観光スポットというほどの場所じゃないけど、この船や支倉常長の使節団に興味のある人はぜひ訪れておきたい場所ではないでしょうか。
月浦は、今からおよそ400年前、伊達政宗公の命により家臣の支倉常長という人物が、太平洋を渡りローマへ行くため、サン・ファン・バウティスタ号という木造船で出航したという場所。現在は、宮城県道2号から横道に入ってすぐの高台の場所に支倉常長像のある公園があり、その下の漁港には石碑などがあります。
すっからかんで何もなかった、「サン・ファン・バウティスタ号」があった海
牡鹿半島(おしかはんとう)をあちこち車で見て回った帰り、半島のつけ根の方にある「サンファン館」に立ち寄りました。解体された復元の木造船『サン・ファン・バウティスタ号』があった場所を見ようと思ったんです。―――いやあ、本当になくなっていて、すっからかんでした。しかしなら、あの船がなくなると、なんにもないところですね…。