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「イワツルウメモドキ」(岩蔓梅擬)は、ニシキギ科の落葉ツル性木本です。ツルウメモドキによく似ているが、葉や実が小さくて、葉柄のもとに1~2個の実を着け、樹姿が小型で、自然に枝が垂れ下がってきました。ツルウメモドキは雌雄異株だが、本種は両性花で1本の樹で実が生ります。5月上旬に咲いた花です。葉柄のもとに咲く花は、小さな淡黄緑色で目立ちません。5弁花で、雌しべが突き出し、下に雄しべが着いています。6月中旬、花後に付いた緑実です。夏、8月末になっても、果実は緑のままです。11月上旬、葉が枯れ始めても緑実のまま、オレンジ色の種子が顔を見せるのは冬になってから、(2)へ続く鉢植えの「イワツルウメモドキ」(1)花から緑実へ
4号鉢植えの「イワツルウメモドキ」は、果実が緑から黄色に熟して、果皮が裂開して鮮やかなオレンジ色の種子が現れます。花よりも実が美しい、小さな、つる性落葉低木です。11月下旬、黄葉するも緑果のままでしたが、12月中旬には、径3~4mmの果実は黄色に熟し、果皮が3裂し、開くと、オレンジ色の仮種皮に包まれた種子が現れました。1月上旬に裂開した果実、玄関外の庇下に置く山草棚で、1月下旬の果実。2月下旬、庭雪の上で、昨日の様子です。4号鉢植えで、上、下、横ともに15cm程枝を伸ばして、寒さの中で、殻だけでなく、まだ残り実も着いていました。鉢植えの「イワツルウメモドキ」(2)緑果から熟果へ