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中国のアステラス製薬社員拘束。政府も経済界も「切り捨て」のつもり?
北京市でアステラス製薬の日本人男性社員がスパイ容疑で拘束されてから今月で1年となった。中国当局は起訴の可否を判断する審査に入っており、日本側が求める早期解放がさらに難しくなる可能性が高まっている。外資企業は警戒を強め、対中投資の意欲低下につながっているが、中国当局は「国家安全」を重視する姿勢を崩していない。 拘束は昨年3月25日に表面化した。男性は駐在期間を終え、同20日に北京の空港から帰国予定...