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日本の隅っこの歴史 https://gomahn.hatenablog.com/

某所で郷土史をやっていた方が集めた膨大な資料(主に紙)をデジタル化する作業のため、紐解いた内容に少々個人的な感想を交えて書いていく、覚書的な性質の濃いブログです。

あざらしごまふ
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2024/08/12

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  • 刀伊の入寇 おさらい

    今回は、刀伊の入寇をおさらいします。 これって意外にタイムリーなお話なんですね。私、大河ドラマは見ないのですが、そういえば同じ時期のお話ですね。 さて、参ります。 「刀伊」とは、高麗の人々が彼らを指して呼んでいた「トイ」という音に漢字をあてたもので、その正体は女真族だといわれています。 女真族は後の満州族で、現在の中国黒竜江省とロシアのアムールを合わせたあたりに住んでいた、ツングース系の民族です。現在は居住地によって中国語を話しますが、元はツングース語系の女真語を本来は話していたようで、文字は、1019年当時はわかりませんが、1119年以降は女真文字を使い、その後満州語を話すようになって、明代…

  • 承平天慶の乱 おさらい

    前回まで、秋月家に関する歴史を4回にわたってやって来ました。その中で節目となった出来事とその背景を、今回からいくつかおさらいしようと思います。 まずは、秋月家のご先祖、大蔵春実が秋月にやってくるきっかけとなった、承平天慶の乱(じょうへいてんぎょうのらん)から始めます。 承平天慶の乱は、「平将門の乱」「藤原純友の乱」と分けて呼ばれることもあります。全く別の土地で、全く別のことをきっかけとして始まった反乱なので、分けて呼ぶのが妥当かも知れませんが、この二つの内乱がほぼ同時期に起こったことで武士の台頭が始まり、貴族政治が揺らぎ始めることになります。 将門と純友が示し合わせて反乱を起こしたわけではない…

  • 筑前秋月家 その4

    あっついですねえ。 さっき、家族と話してたんですが、一日中エアコンの効いた部屋の中にいると体が動かなくなる気がします。だけど、この猛暑の中エアコンのない所にいても何もできませんよね。屋外やエアコンなしの屋内でお仕事なさっている方には、社会の一員として感謝申し上げます。そしていずれの皆様もくれぐれもご自愛なさって、この夏を乗り切りましょう。 前回の最後の方と前後しますが、1568年(永禄11年)、立花鑑載(たちばなあきとし)と高橋鑑種(たかはしあきたね)たちが大友宗麟に立てついたのは、どうも策略家の毛利元就に乗せられたようです。立花鑑載が大友に謀反するのはこれが二度目なので、なんかつけいる隙はあ…

  • 筑前秋月家 その3

    どうにも区切りが悪いのですが、前回筑後川の戦いまで書いてたので、その後をちょろっと書いておきます。 筑後川の戦い以来、九州で菊池氏をはじめとする一勢力を保持していた懐良親王は、1351年に大宰府を攻略。以後、大宰府を征西府とします。観応の擾乱・武蔵野合戦・八幡の戦いで機内と関東以北は一応大人しくなり、南朝の最大勢力は九州にいる彼等たちとなっていました。 京都で北山文化が花開くまでもう少しという1372年。当時14歳の征夷大将軍足利義満は、九州探題として今川貞世、大内義弘を派遣します。(実際は管領として将軍を補佐していた細川頼之の指示らしいですけどね。)早速、九州探題は早速南朝討伐に乗り出し、就…

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